人にビビらないためには「5つの階層」をみる
こんにちは。蒼乃勇信です。私はすごくビビりです。これは遺伝的な性質もあれば生まれ育った環境による影響も受けていると思います。なぜか苦情対応で感情をぶつけられるのは平気です。しかし、日常で職場の上司や同僚が攻撃的な態度をとってきたり顔が怖い人や声が大きい人、いわゆる「強い人」にビビります。昔はそれを「情けない」と思い、必死にビビっていない自分を装っていました。大学では空手をやったり社会人になってもフルコン空手をやってみたり、服装もライダーのジャケットで男らしい印象を装ってみたり、自分を隠そうとしていた時期がありましたね。現在もビビりであるのは変わらないのですが、職場でマネジメントをするのに支障がない程度には平気になりました。それは、あることを意識するようになったからです。なぜビビるのか?人はよく知らないものにビビる性質をもっています。例えば、北朝鮮がミサイル発射を繰り返している状況に対してそれが初めての頃は、「日本へミサイルを打ち込んでくるのではないか」「戦争になったらどうしよう」といった不安を感じる人や怖いと思う人が多かったと思います。私も幼い頃は「ひょっとして、戦争に なったりするんだろうか?」と不安に感じたのを覚えています。しかし、専門家や事情通はそういった不安や怖さは全く感じていませんでした。なぜなら、北朝鮮の意図が分かっていたからです。それは、米国に交渉のテーブルにつかせるための行動でした。そして、おそらく北朝鮮の実力も分かっています。実際の戦力が分析できていて戦争になればどういう結果になるのか、予想ができます。そして、北朝鮮もそれを分かっているから、「まず実際に攻撃はしてこない」と考えることができたのです。北朝鮮の台所事情などの環境も分かっています。この様に、相手の意図や能力環境などが理解できれば怖いと感じていた相手は怖くなります。不安や怖さは生き残るために身につけたセンサーの様なものです。危険の度合いが測れない状況では身を守るために警戒心が強くなるのは人間のもつ基本的な性質です。5つの階層をみる私は人を見る時に5つの階層を見ています。人の行動は目に見えますが、その裏にはその人の本質が隠れています。人はそれぞれに価値観や信念をもっています。同じ出来事に遭遇しても違う価値観や信念をもっていると違うイメージが湧いてきます。そのイメージは感情を生じさせ、思考につながります。その思考が表情や言葉、行動に現れてくるわけです。例えば、「男は強くなければダメだ」という価値観を持っている人がいるとします。この価値観は生まれた頃にはもっておらず、生まれ育った中で身につけてきたものです。この価値観を持っている人が目の前に泣いている男性を見た時、どう感じるでしょうか?ひょっとすると、「情けないやつだ」というイメージをもつかも知れません。すると、軽蔑に近い感情が生じてくるかも知れませんし場合によっては怒りすら感じるかも知れません。そんな感情をもった男性は「根性を叩き直して やらなければいけない」と考えるかも知れません。すると、目の前の男性に対して「男が泣くもんじゃない!」と怒鳴るという行動をとるかも知れません。一方で、「男は必ずしも強い必要はない」と信じている人はどうでしょうか?先程とは全く違うプロセスを経ると思います。そして、最終的には男性に対して「何かあったのですか?」と状況を聴いて助けてあげるという行動をとるかも知れません。この価値観・信念→イメージ→感情→思考→行動を理解するとその人の行動の裏側がとてもよく理解できます。ここが分かると、人に対する怖さは半減すると思います。人の行動や言葉、表情から思考、感情、イメージ、価値観・信念と遡って想像してみてください。もちろん、あくまで想像であり本当のことは分かりません。そして、想像しようとしても全て想像するのは難しいと思います。しかし、人の言動には色んな背景があることが腑に落ちるだけで人に対する不安や恐怖は確実に減少していきます。そして、人に対しての怒り等も減少すると思います。是非、日常で取り入れてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。