流暢に話せないのは頭が悪い?
こんにちは。蒼乃勇信です。皆さんは、人前で話すことが得意ですか?「話すことが苦手」そういう悩みを持つ方には複数のタイプがいます。一つは、緊張や不安により思考が働かなくなる方です。人はプレッシャーがかかると逃走闘争反応が生じます。つまり、逃げるか闘うかという状態になるわけです。これは獣などに遭遇した時すぐに闘うか逃げるかを判断し、身体が動く状態を作るために発達した反応と考えられます。一方で、多いタイプは「流暢に話すことができない」というタイプです。人によっては早口で淀みなく話すことができる人がいます。事前にスピーチの練習をしているわけでもないのにほとんど噛むことなく喋れる。そういったタイプと比較して、このタイプはつっかえながらゆっくりと話をします。時に、思っていることが言葉になってでてこないため非常に時間がかかります。実は私もこの傾向があります。こういった資質の人は自分のことを頭が悪いと思いがちです。私もそう思っていました。そして、雑誌の広告で「頭の回転が速くなる」という機械を買おうと、学生時代に本気で悩んでいました。しかし、実はこれは頭の良し悪しではなくあるものが原因なのです。人によって得意な感覚が違う人は五感覚を通して情報をインプットしアウトプットします。この五感覚には、視覚、聴覚、そして臭覚、味覚等の体感覚があります。この感覚のどれが得意かは人によって差異があります。このうち、体感覚が得意な人というのは情報を仕入れる時身体の感覚で覚えます。一方、視覚の人はビジュアルで覚える傾向があります。そして、アウトプットする際体感覚優位の人は身体の感覚を頼りにアウトプットします。話をする時は、自分の身体の感覚を言語化するため時間を要します。また、話をしながらも、「これはこういうことだ」と体感覚で納得しながら話をするので非常にゆっくりと話す傾向があるのです。一方で視覚が優位な人は目の前にビジュアルで記憶を思い出して、それを話している状態です。目の前のものを話しているので思い出す時間が短く、むしろ話きれないため早口となる傾向があります。そして、特徴としては話が飛びがちです。自分にとっては目の前にいくつものものが見えていてそれを話しているからです。本人は目の前にあるものを話しているので違和感はないのですが、そうでない人には話が飛んで感じるわけです。こういった違いがあって体感覚が優位な方は話がゆっくりで時にたどたどしく聞こえます。これを頭の回転が遅いと考え自信を失う人がいるのです。しかし、見てきたようにこれは優位な感覚の違いでしかありません。そして、体感覚優位な人は流暢ではない代わりに身体を通して感じて言語化された言葉に重みが生じます。だから、会議などで最後に発言すると皆んなが納得する的確なことを言えたりする、そんな特徴もあるのです。また、特徴として安心感を感じさせる優しい雰囲気を纏うことが多いです。これは、良い悪いではなくその人の特徴です。この特徴が優位な場面もあればそうでない場面もあるでしょう。この特徴を消そうとせず対処しながら極力活かしていく生き方を探求していきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。