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にのさかクリニック公式ブログ

福岡市早良区で外来・在宅診療を行っているクリニックです

にのさかクリニック公式ブログ、略して 「にのログ」

院長二ノ坂 建史です。

 

たまに、通勤途中でマクドナルドに寄って、

朝マックを朝食にすることがあります。

家で食べる朝食も良いですが、

ちょこっとお洒落なこんな朝食も、たまには良いですよね。

 

僕はいつも、ソーセージエッグマフィンとカフェラテです。

セットにすればハッシュポテトがつきますが、

カロリーを考えてスキップしています(笑)

 

最近は、車を駐車場に停めてアプリで注文したら、

車まで店員さんが持って来てくれるので、これを活用しています。

ドライブスルーよりも楽チンです。

店員さんありがとうございます!

 

 

さて、今日も朝マックだったのですが、

駐車場まで持って来てくれた店員さんが、

僕が商品を受け取った後、車を出すまでしっかりお辞儀をしてくれました。

 

マクドナルドの店員さんはいつも笑顔でハキハキと気持ち良い対応をしてくれますが、

今日は特に感激しました。

朝から良い気持ちになりました。

 

笑顔を見せるのに必要なコストは、0円。

このお辞儀にしても、時間にしたら僅か数秒。

コスト0円、費やすのは数秒で、相手に与える感動や安心感は無限大∞!

 

私たちの仕事でも、(それが相応しくない場面を除いて) 笑顔を見せ、

少しの気遣いを忘れないよう努めたいと思います。

 

今朝のマクドナルドの店員さんへの 「ありがとう」 は、

僕の 「感謝の日記」 に早速綴りました。

感謝の連鎖、笑顔の連鎖。スマイル\0!

 

 

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院長二ノ坂 建史です。

 

年度末です。

今月は、当院が研修医を受け入れている3つの病院の

「臨床研修管理委員会」 に出席し、

当院に来てくれた全18名の研修医の研修修了を承認してきました。

 

今年度も、毎月1または2名の研修医が来てくれました。

皆、当院での1ヶ月を楽しく過ごし、

多くのことを学んで、感じてくれました。

彼らの感性や謙虚な姿勢から、私たちが学ぶことも多くありました。

 

4月からは、皆それぞれの新しいステージで活躍してくれることと思います。

その場所は、まず当面は病院、特に急性期病院でしょう。

在宅医療に直接携わることはほとんどないと思います。

しかし、ここで重ね重ね言っている通り、どこで働いていても、

医師が在宅医療を正しく知っていることで救われる患者さんがいます。

 

今年度来てくれた18名の医師たちは、

既に 「在宅医療を正しく知る医師」 になっています。

きっと、それを必要としている患者さんには、

適切なタイミングで上手に提案してくれるでしょうし、

逆に在宅患者さんに一時的に病院の力が必要な時には、

速やかに受け入れて、

また在宅に戻れるように力を尽くしてくれることと思います。
 

研修医教育は、社会への種蒔きです。

私たちがが蒔いた種は、これから色々な病院・地域で芽を伸ばし、

大きな花を咲かせることでしょう。

彼らの将来が楽しみです。

 

当院の研修医教育にご協力頂いた患者さん・ご家族の皆さん、

ありがとうございました。

これからも、“ご指導” をよろしくお願いします。

 

 

 

尚、各病院での臨床研修管理委員会では、

昨年夏に在宅救急医学会で出した

研修医教育についての発表を再演させてもらいました。

 

 

↓こちらの記事もご覧ください。

 

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院長二ノ坂 建史です。

 

去る3月3日(日)、

海の中道海浜公園で行われた「第37回海の中道はるかぜマラソン」で

ハーフマラソンに出走しました!

 

 

これまでのハーフマラソン出場の記録は・・・

 

2010年12月(28歳) 萩城下町マラソン(山口県)

1時間51分

2015年3月(32歳) 海の中道はるかぜマラソン

1時間58分 ※前夜飲みすぎ

2016年3月(33歳) 海の中道はるかぜマラソン

1時間42分=自己ベスト

2016年11月(34歳) 加計呂麻島ハーフマラソン

1時間59分 ※高低差大きめの難コース

2017年3月(34歳) 沖永良部島ハーフマラソン

1時間47分 ※高低差まあまあ

2017年12月(35歳) 萩城下町マラソン

1時間49分 ※前夜大学同級生と飲みすぎ

 

(飲みすぎ多いな・・・笑)

 

ということで、33歳時の自己ベスト、1時間42分を越えられるか・・・?

(いや、厳しくね?なんでこの時こんな速かった??)

という気持ちで挑んだ、約6年ぶりの、そして40代初のハーフマラソン。

いい歳なので、前夜はノンアルコールです(笑)

 

 

当日朝は、くもりの予報に反して、パラパラと雨・・・!?

そして、寒い!

 

とはいえ、11時半のスタート時には、どうにか雨も上がり、気温は低めで、

なんだかんだで走るにはまずまずの気候。

途中には少し晴れ間も覗きました。

 

10キロ過ぎまでは、普段のファンランニングよりも速い上々のペースで、

気分も程よくハイでしたが、

12キロ過ぎくらいからじわりじわりと左ふくらはぎの痛みが・・・

 

「大丈夫、絶対大丈夫」 とつぶやきながら、

沿道で応援してくれるスタッフさんたちに感謝の気持ちで拍手を返しながら、

“根性” で走り切りました。

 

 

結果、1時間46分57秒!!

 

33歳時の自己ベストには及びませんでしたが、

41歳の自分としては、胸を張っていいでしょう!

達成感!

 

左ふくらはぎの痛みはまだ少しありますが、順調に改善しています。

もちろん仕事への影響はありません。

この点では、まだまだ鍛え方が足りないなと思いました。

モチベーションアップ!!

 

次の目標は、大学6年間+医師3年間過ごした山口県の、

萩城下町マラソン (12月予定) かな~?

沖永良部島でもまた走りたいな~!

 

常々言っているように、良い仕事をするためにも、

自身の心身の健康のためにも、日々の運動は大事です。

日頃のぼちぼちのファンランニングも良いけど、

たまにはこういう大会に出るのも良いですね。

“根性” とか、久しぶりに出した気がします(笑)

 

これからも、楽しく、気持ちよく運動します!

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院長二ノ坂 建史です。

 


お知らせしていたWEB講演が無事に終了しました。

 

完全オンライン開催で、配信元会場はシーホークホテルの一室でした。

配信業者の方と、製薬メーカーの方数名が見守る中、

1人で喋りました・・・( ´∀` )

 

こんな感じです↓

手前右側あたりに4-5人います。

 

テンションを上げるのがなかなかに難しい環境ですが(汗)、

全国に僕の話を聴いてくれる人がいる!と思って頑張りました。

 

実際の画面はこんな感じだったそうです。

スタッフの方、お知り合いの方が撮ってくれました。

 

 

オピオイド(医療用麻薬)、特に持続皮下注射のことを中心に、

患者さんの苦痛を緩和するために、

ケアする家族の負担を減らすために、

さいごまでしつこく努力しよう!ということをお伝えしました。

 

 

沖永良部島を含め、過去に一緒に働いた方や、

過去の職場の尊敬する先輩など、

お知り合いの方も多く聴いてくれて嬉しかったです。

リアルのライブ感も良いけど、こういうところはオンライン開催の大きなメリットですね。

 

計402名の方が聴講してくれたそうで、最後には質問も多数頂きました。

質問が多かったということは、興味を持って聴いて頂けたのかなと思います。

時間内では全ての質問に回答できず、すみませんでした。

聴講してくれた皆さん、質問してくれた皆さん、ありがとうございました。

 

 

アンケートでも、好評を頂きました。

嬉しいです。励みになります。

今後も精進します。

 

この講演でお話しした内容を、このブログでもちょっとずつ公開しようかな?

と考えています。

ご期待ください。

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院長二ノ坂 建史です。

 

「在宅医療における鎮痛」 をテーマにした講演の機会を頂きました。

 

2024年2月13日(火) 19時~20時

『在宅における鎮痛~最良のQOLをさいごまで諦めない~』

 

WEB開催です。

こちらからお申込み頂けます。

https://crmjapan.terumo.co.jp/l/972173/2023-12-05/chftt

 

 

 

 

これまでに当院で関わった患者さんから学んできたことを、

多くの医療者の方にできるだけ分かりやすく伝わるよう努めます。

 

アカデミックな話はあまり得意ではないので、

せめて ”心” に響くような話になれば・・・

 

ちなみに、タイトルの 「さいご」 が平仮名表記である理由は・・・

↓こちらをご覧ください。

 

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院長二ノ坂 建史です。

 

最近、「感謝の日記」 を始めました。

シンプルな日記アプリを使って、箇条書きのような感じで簡単に、

「誰か (何か) への感謝」 を1日2~3個綴るだけです。

 

ネガティブなことは一切書かず、反省でもなく、「ごめんなさい」 でもなく、

「ありがとう」 に絞ることがポイントです。

そして、短文でごく簡単に書くだけにしておけば、続けやすいです。

 

今のところまだ3週間足らずですが、

毎日必ず数個の 「ありがとう」 が綴られています。

ちょっと空いた時間や一日の終わりに、

「今日のありがとう」 を書き残すことが習慣になりつつあります。

 

僕が実際に書いた 「ありがとう」 を挙げてみます。

 

●●さん、前向きな言葉、労いの言葉をありがとう。

 

●●病院、救急搬送受けてくれてありがとうございます。

 

職員の皆さん今日も気持ちよく働いてくれてありがとう。

 

今日もご飯が美味しい。手作り焼売、豚野菜蒸し、麻婆豆腐。

【妻】、ありがとう。

 

夕方から【次男】と2人で大濠公園へ。ブランコで背中を押した。

今しかない貴重な時間をありがとう。

たくさん手をつないでくれてありがとう。

 

【長男】がもうすぐ僕の身長を抜きそう。

すくすく育ってくれてありがとう。

 

●●さんと●●さんと飲み。楽しかった。ありがとう。

 

久しぶりに行った珈琲店のマスター、憶えててくれてありがとう。

 

沖永良部島でお世話になった●●さん来福。連絡くれてありがとう。

食事に行かせてくれた【妻】、ありがとう。

 

 

感謝をすることは、脳科学的にも良い影響があると言われているらしいです。

実際に僕も毎日 「ありがとう」 を綴ることで、ネガティブな感情が浮かんだ時でも、

短時間で流せるようになっている気がします。

 

質の高い仕事を長く続けるためにも、心身のコンディショニングは重要です。

日々の運動習慣と合わせて、“感謝する習慣” も大事にしていきたいと思います。

皆さんも、感謝の日記を是非。

 

↑たまに、自転車であえて遠回りして通勤することがあります。

冬の朝のサイクリングは清々しいです。

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院長二ノ坂 建史です。

 

新年の挨拶の時期も過ぎてしまい失礼しました・・・

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

さて、当院の広報誌 『ひまわり』 の2024年1月号の第一面を僕が書きました。

カラフルな医療用ユニフォームについての小話です。

 

 

2面以降もご覧ください。

http://drnino.jp/wp/wp-content/uploads/2024/01/himawari331.pdf

 

 

医学生時代の病棟実習では、

基本的にネクタイをして、長いコート型の白衣を着用していました。

(実質これが必須でした)

今でも学生はそうなのでしょうか?

 

でも、実習 “させて頂く” 立場の学生はともかく、

医師ってネクタイしないといけない職業なんでしょうか?

ネクタイがぶらんと垂れた先でいろんなものに触れたら不衛生だし、

ワイシャツにネクタイって決して快適じゃないですよね。

診療科や、診療の場所にもよるのかもしれませんが、

もっと適切なスタイルがある気がします。

 

そして、長いコート型の白衣。

今でも、医師と言えばこのスタイルが象徴的ですけど、なぜ・・・?

季節によっては暑苦しいし、

長袖だとあらゆる処置・診察ですぐ汚れるし、

ちょっとしゃがんだら裾が床に付いて汚れるし、

かといって頻繁に洗うものでもないし、

トイレもめんどくさいし・・・(これけっこうリアルです。大も小も・・・)

全然、ほんっとに全く良いところないと思うんですよね。

 

 

そして、「ケーシー」 と言われる詰め襟・半袖の白衣。

学生時代、どちらかというと長い白衣よりはこれを好んで着ていましたが、

詰め襟もやはり快適ではありませんでした。

そしてあんまりカッコよくはない・・・笑

 

僕が研修医になった頃、

ドラマ 『コード・ブルー』 で山ピーたち扮する救急医が着ていたのが、

「スクラブ」 と呼ばれるこのタイプのユニフォームでした。

当時のドラマの影響で、現場の医師にも一気に広まった気がします。

Vネック、半袖で、ポケットもちょうど良い感じについていて、

スポーティで機能的で快適!

研修医の途中からは、もっぱらこれになりました。

 

病棟でも、救命センターでも、ICUでも、離島でも、

クリニックの外来でも在宅でも、

季節に合わせてアンダーシャツを変えて、年じゅうこのスタイルです。

(在宅医は特に、暑さ・寒さ対策が重要です)

筋トレで鍛えた体も映えます!(笑)

 

最近では、カラーバリエーションを増やしました。

気分的に、彩りは大事なんです。

 

当院の裏庭の桜の木の下で、

スタッフや患者さんと一緒に撮った思い出深い一枚です。

鮮やかなオレンジのユニフォームが、桜の花とマッチ・・・してますか?(^_^;)

(そして靴もさらにファンキーなピンク・・・笑)

 

 

Mr.Childrenの 『彩り』 という曲も、是非聴いてみてください。

 

僕のした単純作業が この世界をまわりまわって

まだ出会ったことのない人の笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

 

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院長二ノ坂 建史です。

 

当院は、12月28日で通常診療を終了しました。

年末年始は、非常勤医師とも提携しながら、臨時の往診に対応します。

患者さん・ご家族が、できるだけ良い時間をおうちで過ごせますように。

 

仕事納めの日には、いつものお店のケーキで打ち上げました。

スタッフ皆へ、一年間お疲れ様!

研修医の2人へ、1ヶ月間お疲れ様!

 

 

今年もたくさんの研修医が来てくれましたが、

今月の男性研修医2人は特に、楽しそうに過ごしていました。

素直な態度、気持ち良い応対で、当院スタッフからも、患者さん・ご家族からも好評でした。

当院での経験が、良い学びになったと思います。

 

 

2023年の当院の一大ニュースと言えば、

夜間・休日のオンコールを外部ネットワーク(非常勤医師)と提携したこと、だと思います。

 

24時間戦い (働き) 続けることは、できません。

 

これのおかげで、僕は今、「生きています」

 

「人が壊れるってこういうことなんだな・・・」

「“過労死”ってこういうことか・・・」

というリアルな危機感を初めて認識したので・・・

 

明らかに過剰だった負担が一部軽減されたことで、

僕自身の心身の状態が健康に保たれ、

通常必要な業務に集中でき、仕事の質を維持できています。

大きな決断でしたが、成功だったと思っています。

 

2024年の目標は、僕がもっとちゃんと休むこと。

具体的には、長期休みを取ることです。

そのためには、個人に依存しない体制作り。チームとしての成長。

「スーパーチーム」・・・やはり大切な目標です。

 

質の高い仕事をして、休む時はしっかり休み、プライベートでも豊かな時間を持つ。

そんな、多くの人がしたがるような仕事にしていかないといけませんよね。

 

2023年、お世話になりました。

2024年も、よろしくお願いします。

 

 

尚、今年初めにお知らせしたように、

年賀状でのご挨拶は来年以降控えさせて頂きます。

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院長二ノ坂 建史です。

 

“読書家” と言えるほどではないのですが、本を読むのは好きです。

 

コロナ禍当初の “Stay Home” の時期には

SNSで読書の話題が盛り上がったこともあり、

僕も久しぶりに読書熱が高まりましたが、

それ以来、忙しさを言い訳にして久しく読んでいませんでした。

最近は、コンスタントに読書しているという先輩ドクターズの話に刺激を受け、

読書熱再燃の兆しです。

 

ふらっと本屋に行った時なんかに、目についた本があれば、

ためらわずに買うようにしています。

とはいえ、読書にどっぷり浸る時間を捻出するのは難しく、

かといって、ちょっと時間があると思うと、だらだらすることも多いので、

読み進める歩みはだいぶ遅いのですが、

それはそれで良しとしています。

 

読みたいものは買っておいて、いつか読む!

信頼する人に勧めて頂いたものも、買っておく!

読める時が、読むべき時!

と割り切って、読みたいものは買って、積んどく。

 

↓文字通り、積ん読。

 

これは最近買ったものばかりですが、

仕事に生かせそうなビジネスものや自己啓発的なやつから、

映画も公開されている話題の小説、

ショッピングモールで時間潰しに買った短編小説など、

「あ、これ読んでみたい」 と思ったら、買って、とりあえず積んでます(笑)

過去に読んだ本でも、また読み直したいのもあるなぁ・・・

 

現代ではKindleなどの楽チンで便利な媒体もあるけど、

やっぱり紙が良いよなぁ、と回帰しているところです。

 

ひとまず、一番上に積んである 『DIE WITH ZERO』 は読了しました。

今の自分の在り方を見つめ直さなければ!

人生を再考しなければ!

という気持ちになりました。

オススメです。

他のも、“追い追い”、“そのうち” 読みます(笑)

 

心身のリフレッシュに、運動も良いけど、ひとりカラオケも良いけど、

違う世界に浸れる読書も良いですよね。

皆さんのオススメの本も、教えてください。

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院長二ノ坂 建史です。

 

先日の小学6年生への授業の話の続きです。

 

 

僕の話の後には、子どもたちからの質問コーナーになったのですが、

色々な質問を出してくれました。

 

 

「おにぎりの具は何が好きですか!?」

 

・・・うちの奥さんはおにぎりがとっても上手なので、

奥さんが作るおにぎりなら何でも好きです。塩だけでも!

 

「シャンプーは何を使っていますか!?」

 

・・・知りません(笑)

うちの息子たちが使っているのを一緒に使っています。

中身は何か知りません!

 

と、こんな質問もあったのですが・・・(笑)

 

収集がつかなくなりそうだったので、

「今日の話とか、お医者さんのお仕事に関する質問に絞ろうか!」

ということにしました。

 

そこからも興味深い質問がいくつも出たのですが、最後のひとつはこれでした。

「患者さんが亡くなった時、どんな気持ちですか?」 

 

うぅ~ん、なるほど。

僕たちが診療して、いずれ亡くなった患者さんの話、たくさんしたからね・・・

しっかり聴いてくれたもんね。

よし、小学6年生に分かるように、どう伝えよう・・・?

 

 

確かに、患者さんが亡くなるのは悲しいことです。

そして、一緒に過ごしてきたご家族が悲しんでいるので、それもつらいです。

ただ、僕たちは医療者だから、

病気が悪いことや、いずれ亡くなることを分かった上で接しているから、

例えば君たちが、お父さんやお母さん、

おじいちゃんやおばあちゃんが亡くなって悲しいということとはちょっと違うかな。

家族でもなく、友達でもなく、お仕事として関わっているからね。

亡くなることは悲しいけど、その中でも良い時間を過ごせてもらったら、

お仕事として満足する気持ちもあるよ。

 

という感じで答えました。

真意が伝わったかな・・・

冷たいと思われてないかな・・・(^_^;)

 

大人なら、“言わずもがな”という感じで理解されることだと思いますが、

真っ白な子どもに分かってもらえるように伝えるのは、

なかなか難しいと感じました。

 

客観的な立場で、第三者として、

家族ではないけど、友人ではないけど、でも重要な立ち位置に居る物として、

患者さんやご家族に近づきつつも、程よい距離感を保ちつつ、

冷静と情熱のあいだで、重要な判断ができるように努めています。

 

・・・うん、大人に伝えるのも難しいですね(笑)