にかぽの日記 -7ページ目

電話三部作

今日は電話三部作です。


IP電話を実現するためにはいろいろなプロトコルがある。プロトコルというのは、データを通信をするときにお互いのやり方をルール化したもので、「通信手順」と訳される。コンピュータとコンピュータが話をするときに、お互いの話が通じるようにあらかじめルールを決めておく必要があるのだ。


人間もお互いにコミュニケーションをするときは、言葉やモールス信号や手話などを使うが、コンピュータにもいくつかの通信のための手順があり、それらの総称をプロトコルという。例えば、メールを送るとき、コンピュータはSMTP(Send Mail Transfer Protocol)というプロトコルにしたがって、お互いにコミュニケーションをとっている。


何か新しいものを作るとき、それを実現するために各メーカや開発者がいろいろな手順(プロトコル)を考え出す。ビデオのベータとVHSみたいにね。IP電話もその例に漏れず、いろいろなプロトコルが登場した。そんななか、インターネットの標準化を進めている団体(IETF)がSIPというプロトコルを作成した。


SIPは音声だけではなく、映像も含めたマルチメディアのデータのやり取りのプロトコルだ。これを採用してIP電話機能を実現しているメーカやソフトウェア会社はまだ少ない。私の会社はその数少ない会社の一つだ。


どうせIP電話に切り替えるのであれば、世界標準のプロトコルを採用し、音声だけではなくマルテメディアの融合をも実現可能なSIP電話がいいに決まっている。でもね、これがなかなかうまく説明できないのよ。だから、売れない・・・。

されど電話

私と違って、IP電話に力を入れている人たちもいる。そんな彼らを私は侮辱するつもりは毛頭ない。IP電話ってすごいのよ。それも書いておかないといかんね。


IP電話というのは、一般の人にもわかりやすい言い方をすると、音声をコンピュータのデータとしてインターネット上で扱える技術(VoIP)を利用した電話の仕組全体を意味する。電話で話す音声をコンピュータが扱えるデータに変換し、他のコンピュータのデータと同じようにLANやインターネットを通して相手のいるところまで運搬し、そこでデータを音声に戻して相手に伝える。この一連の機能をIP電話と呼ぶ。


ただこれだけのことなのだが、これが実はものすごいことで、今までの電話の概念をぶち壊す可能性がある。電話がインターネットと融合したからだ。今のところは、IP電話のコスト上のメリットしかピンとこない人が多いかもしれないが、それはコスト削減効果をアピールした方が売れやすいからそう刷り込まれているだけであって、IP電話の真の実力はコスト以外のところにある。


それは何か。電話がソフト開発の対象となったということが最大のポイントだ。いまやコンピュータとインターネットは仕事にも生活にもなくてはならない必需品だが、電話がそのコンピュータ一家の仲間入りをし、しかも、コンピュータの中で最も血筋のよいインターネット技術の一員となったというのが大きい。


すなわち、プログラムを記述するにあたって、電話機をインターネットにぶら下がっている様々なデバイス(人間が扱える端末)の一つとして扱えることができるし、その電話機から発信されるデータをインターネットを流れる他のデータと同じように処理することができる。


そうなれば、今後いろいろなソフトが開発され、電話の可能性はどんどんと広がって行き、数年後には今では予想もできないような電話の使い方が一般的になっていると思う。だが、この本来のメリットがこのように「予想もできない」状態であるため、IP電話を売るときにコスト面でのメリットしか強調できないのが現状だ。


コールセンターなどでは、顧客から電話がかかってくると、顧客の情報がオペレータのPCに自動表示されるシステムがすでに一般化しているが、これはVoIPの技術のみで構築可能で、IP電話でなければできないというシステムではない。


現行の電話交換機の仕組みはコストが高いため、IP電話に置き換えられることは間違いない。ただし、IP電話がコストだけの理由で採用されてしまうのはもったいない。仕事や生活に便利なIP電話ならではのソフトが開発されたとき、IP電話はその本来の力を発揮するのだ。

しょせん電話

何とか電話の仕事を好きになろうと努力しているが、やればやるほど思っていた通りの仕事で、ちっとも好きになれない。


今回、ホテルの案件でプロマネを引き受けているが、ホテルリニューアルの一環でアナログ電話をIP電話に入れ替えるため、全体を取り仕切るプロマネが別にいて、私は電話関連のプロジェクトの担当にしかすぎない。


「役不足」という言葉の本来の意味は、「能力に対して、役目が軽すぎること」だ。多くの人が間違った使い方をするため、普段の会話では使えなくなってしまっている言葉だが、今の会社のプロジェクトで私が感じていることを端的に示す言葉だ。


せいぜい10億円規模のプロジェクトのプロマネを数本しか経験していない私ではあるが、ここ5年以上もプロジェクト全体の成否の全責任を負いながらプロジェクトを指揮してきた私にとって、やはり今回のような形でのプロマネは物足りない。


業務系のシステム(いわゆる「アプリ」ってやつ)に携わってきた私にとって、電話は業務上利用するコミュニケーションの1つでしかない。アプリにとって、電話はパーツでしかない。そんな環境で育ってきた私が、電話に専念する仕事に興味を持つはずがない。


だが、これは私の価値観であって、IP電話をつまらないものと否定しているわけではない。IP電話がどんなにすごい可能性を持っているかは知っている。でも、すごい可能性を持っている技術は他にもたくさんあるわけで、とにかく電話に私は興味がわかない。なんていうかな、タイプじゃないのだ。常盤貴子や米倉涼子は人気があるが、私のタイプではないので、仮に彼女たちと付き合ったとしても、ちっとも楽しくないのと同じだ。


ちょっと待てよ。冷静に考えると常盤貴子や米倉涼子と付き合ったらきっと楽しいぞ・・・。

誕生日前夜に思うこと

明日は誕生日。ということは、今日が40歳最後の日。


40歳になったのはもう1年も前のことなので、40という節目を迎えての抱負があったかどうかすっかり忘れてしまった。ただ、自分が40代になったという意識は当然のように常に持つことになったわけで、30代のとき以上に向上心を持って過ごしてきた1年だったと思う。


30歳になったときにゴルフを始め、それまで何に対しても本気を出さなかった手加減男の人格が一変した。何事にも努力を惜しまなくなった自分が突然出現したのである。過去にこのような体験を私は持っているため、40になってさらに自分を変革させることができるのだという確信めいたものを持っているし、そうなることを強く望んでいる。


ただし、漫然と自分自身を向上させようとするだけでは、自己を変革しようとするせっかくの意志も、そのベクトルが一点に向かず、力が分散してしまう。したがって、自分のあるべき姿を具体的にイメージし、そのために必要な行動を手綱を緩めずに推進していくことが必要だ。そうすることによって、夢は現実のものとなる。


何だかよくある自己暗示の解説書のような表現になってしまったが、具体的な目標を持つのと持たないとでは雲泥の差が出てしまうのは事実だ。世の中、あまりにも目標を持っていない人が多い。そういう人を見ると、もったいないなぁと思う。


私は自分の中で自分のあるべき理想の人物を描いており、その人物像に近づくための努力をしているつもりだ。細かい具体的な目標を挙げるのはちと恥ずかしいが、とにかく人間的な深みを作らなければいけないと思っている。この人、底が知れない、と思われるような人間にならなければならない。この理想の実現のためには、常に全力で突っ走っていないと、20代後半までサボっていた私には時間がとても足りないのだ。


と書いているうちに誕生日を迎えた。また1年がんばれよ、俺。

またまたスキー&ボード

また、滑ってきた。完全に生活が変わってしまった。このままでは毎週滑りに行くような勢いだ。むむむ、毎回道具をレンタルしているのがバカバカしくなってきたぞ。やっぱ、道具を揃えて、車で行きたいなぁ。


今日はかみさんの誕生日。かみさんも40になっちゃった。ウィンタースポーツを一切やらない男と結婚して、毎年のスキーを断念したという彼女にとって、今シーズンの出来事は嬉しいみたい。と言うわりにはスキーはそんなに上手には見えないなぁ。2回しか行ってなかった俺の方が上手くないか?


誕生日プレゼントってわけではないが、午前中スキー教室にかみさんを行かせた。その間カケの面倒をずっと私がスキー場で見ていなければいけないわけで、結構大変なのだ。レッスンは非常によかったようで、午後も行きたいとポロリと言っていたが、さすがに聞こえないフリをした。


カケも私が遊んでくれるのが嬉しいみたい。そうだなぁ。最近は仕事が忙しくて、あんまり構ってあげられなかったから。リフトに乗っている途中でおしっこしたいと言い出したり、眠くなったから部屋に戻りたいと言ったり、だっこしろだの、一人で滑らせろだのカケと遊ぶのは本当に大変だけれども、笑顔を見ていると何でも許せるなぁ。でもさ、おもっきりスキーとボードで遊んで、家に帰って死んだように疲れているお父さんに対し、トーマスで遊ぼうっていうのは勘弁してくれよ。


ということで、家族にもすごくウケのいいスキーとボード。私の方も少しずつ滑れるようになって、どんどん楽しくなってきている。結構普通に滑っている私を見て、かみさんが驚いていた。カケはお父さん転んでばっかりだね、と言ってたけど。


ゴルフみたいにもう少し手軽にできるといいんだけどな。

4代目アウディ君引退

3月に車検を迎える前に車を買い替える予定。弟が言っていたことなので信憑性はないが、車を継続して持つ場合は、3年ごとに乗り換えるのがもっとも経済的らしい。本当かな。


今日、アウディとボルボに行ってきた。モデルチェンジ後のアウディのデザインに魅力を感じない私は、10年以上乗り続けてきたアウディからジャガーに浮気しつつあったのだが、ちょっと状況が変わってきた。ウィンタースポーツを始めたため、4WDが必須の機能となってきたのだ。


ジャガーには4WDが見当たらない。セールスのおっさんはあると言っていたのだが、ホームページを見る限り、見つけることができなかった。それにジャガーは街を走る車だと思う。山道や雪道向きではない。知人が、あれはフォードのエンジンだとボソリと言ったこともひっかかる。


ボルボは私が小学生のころからオーナーになることを夢見ていた車だ。毎回車を乗り換える際に必ず候補に挙がるのだが、今までは諸事情があってアウディに軍配が上がっていた。だが、今回はかなり有力だ。V70かXC70を考えていたのだが、XC70は駐車場に入らないことが判明し、V70の4WDを候補に挙げている。


アウディも粘りをみせている。allroaderというRV車がアウディにはあるのだが、こいつはモデルチェンジをしていない。今年末にモデルチェンジをするらしく、すでに生産終了となっており、新車の在庫は現在日本に10台もないみたい。格好いいんだ、この車は。でもね、ちと高い。最下位クラスは売り切れてしまっており、1つ上のクラスしかないらしく、720万もしやがる。一割引いてくれるっていうので、650万か。V70の4WDとほぼ同じ値段だな。


たかが車にこんなにお金出していいのかしら。かなりびびるぜ。毎回毎回買う車のグレードが上がっていく。給料は下がっているのに・・・。大丈夫か、俺?

本当の自分

昨日は福岡のホテルのプロジェクトメンバーと飲み会。男7人で飲んだのだが、全員酒に強いこと強いこと。これだけ酒に強いメンツが集まるのは珍しい。


今回のプロジェクトはパートナー企業が中心となって遂行している。したがって、プロジェクトのメンバーはほとんどがパートナー企業の人たちだ。私とは昨年11月後半に初めて顔をあわせた。


M氏:にかぽさんは外資系出身ですか?
M氏:個人メールアドレスのIDが「nikaipo」になってますが、案外おちゃめですか?


という質問を頂いた。自分の第一印象って、興味あるよね。なるほど、私は外資系出身に見られるんだ。「案外おちゃめ」ってことは、一見あちゃめには見られないんだ。


仕事関係の人からはクールな人格ってよく言われる。この前の剣道部の同窓会では、同級生だった女の子に相変わらず昔といっしょで鋭い目つきで人を見るのねって言われて驚いた。


この前、ボードのインナーウェアを家で着たとき、タイツ姿でボレロを口ずさみながら踊ったことをみんな知らないんだよなぁ。ボードのぶっといズボンをはいて、「Yo Men!!」と叫びながら、身体を上下にスイングしながらカメラに近づいたり離れたりしていたことを知らないんだよなぁ。カケには大好評だったな。


うーむ、どっちが本当の自分だろ。

疲れセンサー

人間には「疲れセンサー」というのがあって、おい、そろそろ休んだ方がいいぞ、と教えてくれる。私の場合、恐らくこの「疲れセンサー」が人よりも発達しており、疲れを敏感に感じ取り、仕事の手を緩めたり、飲み会をキャンセルしたり、早めに就寝したりして、大病になるのを防いでいる。


どうもこのセンサーが壊れている人がいるようだ。前の部下がそうだった。仕事も遊びも手を抜かない彼女の体調を心配し、何度か身体を休めるよう話をしても、大丈夫ですよと明るく笑うだけ。ある日、職場で体調が悪くなり、そのまま入院した。


センサーを麻痺させる外的要因もある。覚せい剤は疲れを忘れさせるらしい。また、好きなものをやっているときは疲れを忘れる。私がまだゲーム大好き青年だったとき、2、3日不眠不休でゲームをしても疲れを感じなかった。


しかし、動いた分だけその疲労は蓄積するはずで、筋肉だけではなく、内臓にも負荷は発生している。センサーが動かない人は筋肉や内臓の悲鳴が聞こえない。好奇心が強く、何にでも積極的に取り組む人に多いようだ。そういう人は気づいたときには手遅れだったということにならないように気をつけて欲しい。

冬休み終了

昨年末のスキーで初めて東北新幹線に乗ったカケ。郡山で降りたのをずっと覚えており、なぜか東北新幹線のことを「郡山線」と呼ぶ。ホテルにいたときは、ソリをホテル内で引きずり回し、荷物を載せたり下ろしたりしながら、「お父さん、お父さん。これね、郡山線」と言う。


そんなカケは、新年3日に名古屋の高島屋にある行きつけの散髪屋で1厘刈り。可愛さをパワーアップして、帰省先の名古屋で大暴れしてきた。こ、こいつ、元気すぎる。


ということで、新年は2日から4日まで名古屋に帰省していたのだが、ボード覚えたての父は、滑りたくて仕方がない。弟にスキー場連れてけとせがみ、3日に岐阜の白鳥というスキー場に弟と2人で行ってきた。


渋滞に巻き込まれたり、吹雪がひどくなったりで3時間しか滑ることができなかったが、今までのレッスンとは違って、初めて本格的に滑ってきた。おかげで翌日から日常生活にちょっと支障がでるくらい筋肉痛がひどい。でも、かなり滑ることができるようになった。


4日は22年ぶりの剣道部員との再開。かと思ったら、大学2年のときに一度全員で会っているという。だとしても20年ぶりだ。みんなあまり変わっていなくて驚いたが、みんなの方は先輩、後輩も含め、私があまりにも変わっているので驚いたらしい。はは、そうだろうな。


というような慌しいスケジュールをこなして帰ってきた。年末の旅行を含め、あっという間に年末年始のお休みが終わってしまった。

スキーデビュー

子供ってすごいなぁ。3歳にしてスキーデビューを果たしたカケ。キッズスクールを受けさせる前に、遊びで滑らせてみた。すると何も教えていないのに転ばずに滑り出す。おぉっ、すげぇ。


ただ、ちょっと棒立ちに近い形だったので、「プーする格好で滑ってみな」と言ったところ、周りを驚愕させるほどの完璧なスタイルで滑り出した。滑降の選手か、お前は!うーん、我が子ながら、底が知れん。


一方、ボードでイマイチ姿勢の悪いお父さん。どんどん猫背姿勢になってしまう。それを見た横浜から非常勤で来ているテッペイ君というイケメンインストラクターからこう言われた。


テッペイ君:お父さん。言葉は悪いっすけど、立ち小便する格好で乗ってみてください
にかぽ:はい(おぉ、その説明、しっくりするぞ、テッペイ君。何だかものすごく姿勢がよくなった気がする)
テッペイ君:そ、それっすよ、お父さん!


テッペイ君も興奮気味だ。先生と生徒の心が一つになった瞬間。いつから私は君のお父さんになったんだと突っ込みたくなったのをぐっと我慢した。


それにしても、親子ともどもシモの表現がしっくりくるようで・・・。