しょせん電話
何とか電話の仕事を好きになろうと努力しているが、やればやるほど思っていた通りの仕事で、ちっとも好きになれない。
今回、ホテルの案件でプロマネを引き受けているが、ホテルリニューアルの一環でアナログ電話をIP電話に入れ替えるため、全体を取り仕切るプロマネが別にいて、私は電話関連のプロジェクトの担当にしかすぎない。
「役不足」という言葉の本来の意味は、「能力に対して、役目が軽すぎること」だ。多くの人が間違った使い方をするため、普段の会話では使えなくなってしまっている言葉だが、今の会社のプロジェクトで私が感じていることを端的に示す言葉だ。
せいぜい10億円規模のプロジェクトのプロマネを数本しか経験していない私ではあるが、ここ5年以上もプロジェクト全体の成否の全責任を負いながらプロジェクトを指揮してきた私にとって、やはり今回のような形でのプロマネは物足りない。
業務系のシステム(いわゆる「アプリ」ってやつ)に携わってきた私にとって、電話は業務上利用するコミュニケーションの1つでしかない。アプリにとって、電話はパーツでしかない。そんな環境で育ってきた私が、電話に専念する仕事に興味を持つはずがない。
だが、これは私の価値観であって、IP電話をつまらないものと否定しているわけではない。IP電話がどんなにすごい可能性を持っているかは知っている。でも、すごい可能性を持っている技術は他にもたくさんあるわけで、とにかく電話に私は興味がわかない。なんていうかな、タイプじゃないのだ。常盤貴子や米倉涼子は人気があるが、私のタイプではないので、仮に彼女たちと付き合ったとしても、ちっとも楽しくないのと同じだ。
ちょっと待てよ。冷静に考えると常盤貴子や米倉涼子と付き合ったらきっと楽しいぞ・・・。