市販の医薬品2【風邪、咳、鼻の薬について】 | 始まりはアドラー心理学

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そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

季節は春ですが、まだ風邪を引いている人は多いようです。
風邪がこじれて咳が止まらない人、
花粉症と併発している人などもいるでしょうgマスクs.pink
多くの人は薬を飲んで対応しようとしますおくすり
何とも残念でなりませんカオ+汗
世の中には、薬を飲めば病気が治ると勘違いしている人が、
まだまだ大勢いるようです。

当テーマでは『薬と毒』と題して、
様々な医薬品(薬物)のリスクについて紹介しています。

前回の記事

今回は、鼻、のど、気管など、
呼吸器系に作用する医薬品について説明します。

・総合感冒薬
いわゆる風邪薬です。
「風邪を引いたら風邪薬」と思い込んでる人が多いようですが、
総合感冒薬に風邪を治す力は全くありません。
ただ、症状を抑えるだけで、むしろ体には負担になるのですカミナリ
また、飲めば返って治癒が遅くなるという点も忘れないでください。

薬を服用するのは、どうしても仕事が休めない場合や、
やむを得ずキャンセル出来ない用事がある時だけにしましょう。
風邪は、水分を小まめに摂り、体を暖かくして寝ていれば、
それだけで簡単に治りますOK

ただ、風邪の引き初めに葛根湯を飲むのは有効です。

症状を抑える力はほぼありませんが、

体を温める効果があり、免疫力アップが見込めますアップ

漢方薬は、一般医薬品のような副作用がないので、

比較的安心して服用出来ますOK

・鎮咳薬
基本的に咳止め薬の副作用は強めです。
主となるジヒドロコデインリン酸塩という成分は、
麻薬と同じ組成という事を知ってください。
他にデキストロメトルファンという成分がありますが、
効き目が弱い分、副作用も弱めです。

まずは、咳を止めるという事のリスクを理解してください。
咳は、気管に入った異物を排出するための防衛反応です。
これを止めたら、細菌やウイルスが気管に入り放題になってしまい、
場合によっては肺炎を引き起こす危険性さえもあります苦しい

近年、風邪がこじれて咳が止まらなくなる人、
年中咳に苦しんでいる人が増えていますあせる
あまりの咳で夜も眠れない人もいるでしょうが、
その場合、咳止め薬は全く効かないので注意してください。
咳が止まらないのであれは、咳ぜんそく気管支炎
もしくは肺炎の可能性があります。
細菌感染であれば、病院で処方される抗生剤が有効ですが、
腸内細菌のバランスが悪くなるというデメリットを考慮すべきです。
腸内環境が悪くなれば免疫力が低下するので、
場合によっては逆効果になってしまいますした

市販薬で対応するならば、漢方薬を試してみてください。
空咳ならば麦門冬湯、たんを伴う咳ならば五虎湯をお奨めします。
また、龍角散が意外に有効なので試してみてください。
いずれも副作用が弱く、人体に優しいので、安心して使用出来ます。

・鼻炎薬
花粉症の人にとっては必需品といえる鼻炎薬ですが、
人体に有害なリスクがあるという事を忘れないでください。
主となる成分『クロルフェニラミン~』は、かなり有害です。
一般的にいわれる副作用は、『口と喉の乾き』、

『眠気』、『目の眩しさ』などですが、
さらに『脳機能の低下』という怖いリスクもあります。
脳機能が衰えるというのは、つまり、頭が悪くなるという事ですモヤ
使用が長年に渡ると『認知症』を引き起こし兼ねませんガーン

新世代薬のエピナスチンやフェキソフェナジンは、
以上で挙げたような副作用がないので、
今のところは低リスクといえます。
しかし、あくまでも『今のところ』です。
医薬品は自然界に存在しない異物なので、
人体にどのような影響を及ぼすか、我々には全く解りません。
医薬品産業は、このような未知の薬物を流通させ、
一般人を利用して人体への害を確かめています。
医薬品を服用する事とは、

合法的な人体実験に参加しているも同然なのですこわい

以上、総合感冒薬、鎮咳薬、鼻炎薬について説明しました。
そもそも、風邪や咳や鼻炎などの症状は、
人体が病気を治癒しようとするための防衛反応です。
これらを薬の力で妨げたら、

むしろ治癒が遅れる事を理解してください。
薬を飲めば、症状が抑えられて楽になり、
その分、様々な活動がしやすくなりますが、
それが、人体にとって大きな負担になる事を忘れてはいけませんひらめき電球

医薬品には、まだ様々な種類があります。
以下…、
・外用鎮痛薬(湿布)
・皮膚薬(軟膏・クリーム)
・ビタミン薬
・胃腸薬

などについては、別の機会で説明したいと思いますペン