旬のレシピ「菜の花」FM-NIIGATA サテスタクッキング*3月6日放送分* | 日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

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FM-NIIGATA 77.5MHz 番組名:SOUND SPLASH!!
「サテスタクッキング~今夜のおかずにもう一品~」DJ北口麻奈さん
毎週水曜日(16:13頃~)

【2013年3月6日放送分】 

協力:野菜ソムリエコミュニティ新潟

提案者:ジュニア野菜ソムリエ  原 早苗(はら さなえ)

テーマ:菜の花菜の花

レシピ名:春の装い♪菜の花入りふわふわキッシュ


【材料】(2人分)※ココット皿2個分

・菜の花    30g(2本程度)    
・タマネギ   中1/4個
・赤パプリカ  少々
・卵       2個
・生クリーム  30cc
・牛乳        30cc
・シュレッドチーズ(ピザ用の溶けるチーズ) 20g
・塩            少々
・コショウ   少々
・バター    小さじ1

【作り方】

①菜の花は塩をひとつまみ入れた熱湯にくぐらせつぼみの部分と葉は少し大きめに残し、茎は小口切りにしておく。
②卵は割りほぐし、生クリーム、牛乳、塩、コショウ、チーズを混ぜて、卵液を作る。
③タマネギは薄切りにし、バターでしんなりする程度にソテー
ココット皿にタマネギと①の茎を入れ卵液を流し入れ、中央に①のつぼみの部分と葉を乗せ、みじん切りにした赤パプリカを散りばめる。
④180℃のオーブンで約15分~20分程度、少し焦げ目が付く程度で出来上がり。

☆調理ポイント

・菜の花は熱湯にくぐらせたら、すぐに冷水にとり色どめしておくと良いのですが、
 豊富に含まれるビタミンCは、水溶性ですので、ゆですぎたり、水にさらし過ぎないようにしてください。
・パイシートを使わない簡単キッシュです。お手軽に作れるところが魅力です。
 焼き時間はオーブンの種類に選っても違いますので、ご注意下さい。


■旬の菜の花 プチ情報 

・ほんのりとした苦みがくせになる菜の花。春の野菜と思われがちですが、実際は冬から春にかけて出回る野菜です。
 まだ咲いていない、ぷっくりとしたつぼみ、太い茎、柔らかい葉を丸ごとたべることのできる、季節感満点の花野菜です。
 以前は、一定の短い期間だけのもので春の訪れを感じさせてくれる野菜の一つでしたが、
 栽培・貯蔵技術などの進化により、少し長い期間楽しめる野菜となりました。

・菜の花はアブラナ科ですが、食用の「菜の花」として店頭に並んでいるものの中には、実は様々品種があります。
 「菜の花」「菜花」「花菜」は、そうしたアブラナの花芽の総称として使われています。
 三重なばな、アスパラ菜(オータムポエム)京野菜 花菜(かんざきなたね)、紅菜苔、菜心とさまざまです。

・ゆでる時にはつぼみの部分と茎の部分で時間差をつけると同じ食感に仕上がります。

【栄養成分】

・菜の花はアブラナ科の、とても栄養価の高い緑黄色野菜です。
 βカロチンやビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含んでいます。

・カロチンやビタミンCは免疫力を高め、がん予防やかぜの予防に効果が期待できるとともに、お肌を美しくする効果もあります。
 また体内の塩分バランスを保つカリウムも豊富で、高血圧の予防や治療中の方の食事に大変向いてます。
 鉄分も豊富ですので、貧血気味の方には積極的に食べていただきたい食材です。

【選び方】

・つぼみが硬く、花がひらいていないもの、茎の切り口が瑞々しく、緑色があざやかなもの。
 切り口が乾燥しているもの、変色しているもの、つぼみが黄色くなっているものは避けましょう。

【保存の仕方】

・濡らした新聞紙などでくるみ、袋に入れて冷蔵庫野菜室に入れます。
 根の部分を下にして立てて入れておくようにした方がもちがよく、茎が曲がったりしません。

・硬めにゆで冷凍保存

***次回予告***
FM-NIIGATA 3月13日(水)放送♪
テーマ:しいたけ
レシピ:春しいたけのさわやかマリネ
提案者:アクティブ野菜ソムリエ 黒山 貴子(くろやま たかこ)


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