土の黙々日記 -329ページ目

究極兵器 「俺!」 その5


F-15の機体の下に取り付けられた 燃料タンクを改造したポッドに乗せられた俺は何も考えずにただ待っていた


やがてF-15は日本海の南部から北朝鮮領土内に侵入し 高度を下げながら 核弾頭が備蓄されていると予想される地域の近くにまで到達した


機内のマイクから、到着の旨の連絡を受け 俺は準備に入った


やがてポッドが切り離され 落下傘が開いた 


F-15が十分安全な距離まで退避してから また連絡が入った


そして 俺は念じた


「半径200km以内の人間は全員 死ね!」


しかし学校に行っていなかった俺には200kmというものが どの程度の距離なのかが理解出来ていなかったのを 研究員達は見逃していたのだ


俺の中での200kmはとんでもない距離だった


そう 俺にとっての200kmは地球から太陽までの距離と同じ位の距離の感覚だったのだ


ポッドが地上に落下したので ハッチを開けて 俺は外に出た


しかし もう地球には生きた人間はいなかった



おわり



究極兵器 「俺!」 その4

新しい建物では色々な実験がされた


数十kmも遠くに居る動物を殺させられたり


動物との間に厚い鉛の壁を置かれたり 色々な状況で動物を殺させられた


この18年間も ゴキブリやハエは簡単に殺してきたから 特に何も思わなかったし それが普通だと思っていた


研究員 「彼の体からは電磁波も出ていませんし 何も発していないようです。」

研究所長「すると 同じような仕組みの兵器は作れないという事か。」

研究員 「そういうことになります。」


その頃 北朝鮮では9発目の核弾頭が完成したというニュースが入った


このまま9発の核弾頭を北朝鮮国内で爆発されたら 地球が溶けてしまう


なんとかしなければ 地球そのものが危ないという事で 緊急に対策をとるべく 関係者が召集された


そこで出た結論は 俺が北朝鮮民族を念で殺すというものだった


計画はすぐに実行に移された


しかし 俺はどう念じたらいいんだろう?と思って 研究員に質問した


俺 「朝鮮半島にいる人は皆殺しにしていいの?」

研究員「いや そうすると大韓民国も入ってしまうからダメだ。」


俺 「じゃあ 朝鮮民族は皆殺し?」

研究員「朝鮮半島にいない朝鮮民族もいるし、ダメだな。」


俺 「北朝鮮人を皆殺しでいいの?」

研究員「北朝鮮人という民族は存在しないよ。」


特定の地域に住む特定の人間を殺すのが こんなに難しい事とは誰も思わなかった


研究員「緯度と経度の幅で地域指定しては?」

俺 「緯度?経度? なにそれ?」

俺 「僕は学校に行っていないから よくわからないよ」


結局 指定したエリアの人間を殺す為の指示を俺に出して それを理解させる方が困難だった


無理も無い 学校にも行かずに ただ毎日 食べて寝ていただけなのだから


最終手段として 俺はF-15戦闘機に乗せられて 北朝鮮のど真ん中に落下傘で降下し


その地点で「範囲200km以内の人間は即死」と念じる事になった


つづく








究極兵器 「俺!」 その3

警察が俺の家を監視し始めてから 半年が過ぎた頃に彼らは捜査令状を取って住居内の捜査に入った


突然 俺の家に見知らぬ男達がやって来て 捜査令状とかいう紙を見せて俺の家に上がりこんできたのだ


あちこちの部屋をさがし 食料品の包装や空のペットボトルしか無いのを確認してから


聞きたい事があるから 署まで来て欲しいと言われた


俺は何も悪い事はしていないつもりだったので そのまま付いていった


そこで 母親に頼まれて作り出していた金属が「金」という非常に価値のあるものという説明を受けた


そんなに価値のあるものなら この人たちも喜ぶかな?と 思って 目の前で金の延べ棒を作ってあげた


そんな様子を見せられた警察官達の反応はさまざまだった


この事実は警察の上層部に伝えられ、公安に引き継がれた


そこで俺の能力が「物を作る」だけでは無い事を知った時 彼らは愕然としたのだ


念じるだけで人が殺せるなんて 扱いようによっては猛毒にもなる扱いの難しい存在になったのだ


ここから公安の手を離れ 国の研究機関に身柄を預けられる事になった


しかし 俺にとっては それまでと何ら変わらない日常だった


腹が減ったら 食べたいものを手のひらに発生させて食べたし


のどが渇いたら 好きな銘柄のドリンクを発生させて飲んだ


この18年間 毎日やってきた事だ


少し変わった事といえば 話し相手が増えたこと位だろう



つづく



究極兵器 「俺!」 その2


念じただけで人が殺せる能力があるとわかっても その後の生活に変化は無かった


食べたいものを手のひらに発生させ 欲しいおもちゃを作り出しているだけだった


その頃になると 母親は別の家に住んでいて 1週間に1度ほど顔を見せる程度だった


そして 俺の元気を確かめると いつものように重い金属の欠けらを出してくれと言うのだ


それが何というものなのか どういうものなのかも知らずに 俺は毎回 重さ5kgほどの金色に輝く金属の板を作り出して 母親に渡した


いつもの事だから 別に気にするほどの事もなかった


俺が子供の頃はこんな金属じゃなくて 何か印刷してある紙を見せて 同じものを作ってくれと言っていた


ただ 母親の欲しがる物を作ると 母親は喜んでくれたから作っただけ



母親は出来立ての金の延べ棒を貴金属店に売り続け その総量は2tにもなっていた


その量の多さから不審に思われ 貴金属店から警察に通報されていたのだ


金を貴金属店に売ること自体は犯罪では無いので 直接的な尋問は行われず


ひそかに捜査が行われていた


個人で2tもの金を所有している事は確かに不審に思われてもしかたがない


しかも その後も毎週売りにきているのだ


警察の関心は どこから運び出しているのか だった


そして 俺の居る家が見張られる事になった


つづく



究極兵器「俺!」


俺の名前は「根岸 亘(ねぎし わたる)」


子供の頃から みんなとは少し違っていた


最初は気づかなかったけれど だんだん年齢を重ねるごとに 他の子供との違いに気づくようになった


最初に俺の異変に気づいたのは母親だった


自分があげてもいないお菓子を俺が食べていたのがきっかけだった


その後も 誰も来ていないはずなのに 俺の周りにおもちゃが置いてあったりと 不思議な事に気がついた


そして 母親は決定的な瞬間を目にしてしまった


テレビのCMでやっていたお菓子を当時3歳の俺が 自分の手のひらに発生させるところを目撃してしまったのだ


それを見た母親は大騒ぎをして 俺を家から出さなくなった


父親と言うものは元々いなかったし 家から出たいとも思わなかったので 特に不便は感じなかった


欲しいものは その物をイメージすれば 目の前に現れたし


取り立てての不便は無かった


そして 18歳になった ある夏の日の事だった


家の近所をマフラーを改造したバイクで走り回る奴がいて うるさくて仕方がなかった


あまりの怒りに俺は 「マフラーを改造したバイクに乗っている奴はみんな死ね!」と 念じたのだ


なにかが衝突する音が聞こえて うるさいバイクの音はしなくなった


しかし 翌日のテレビで 謎の二輪事故死が多数発生というニュースを見た


今までは 何も無い所から 物質を引っ張り出す能力しか無いと思っていたのに


念じれば人も殺せるのか?


しかし 18年間 人間との接触をほとんど持たなかった俺には あまり深い心の動きは無かった


そもそも 人が死んでも その人間が必要なら また作り出せばよいだけの事だった



つづく





修理完了


昨日で前歯5本の修理が終わりました


あちこちレジンでつぎはぎの補填をしているので、今度は冠になるそうです


冠の次は差し歯になって、次はインプラントという流れが歯医者の頭の中には出来ていそうでした


今回の歯医者の件で久しぶりに目覚まし時計を使いましたが、けっこうすぐに起きられるものですね


明日から5回連続で またいつもの妄想を書きます


妄想だから 詰めも甘いし 設定もいけないところばかりです


でも時々 妄想を吐き出すと すっきりするのです


妄想話がお嫌いな方は10/1~5はスルーしてください


とりあえず前歯5本の修理完了しました







賃貸更新料が無くなる?


賃貸物件にお住まいの方は だいたい2年契約ですから 2年ごとに契約更新をしていると思います


その時に1ヶ月分の家賃を払うのが通例になっていたのですが


京都地裁?だかで 更新手数料を取るのは違法となったらしいです


でも この京都地裁って 以前も家賃を払わない人の居住権問題で、家賃を払わなくても済み続けてよい って判決を出したところなんですよね


だから この流れが全国的になるとは思わないですが


更新手数料より どちらかというと敷金を無くして欲しいです


入居当初に前家賃・家賃・敷金・礼金などと数か月分を一気にとられるのがきついです


その点 UR賃貸(旧:公団)は敷金はいらなかったはず そして更新手数料もいらなかったはず


でも家賃設定が高めなんですよね


本当に寝るだけのスペース確保に金のかかる国です


ノルウェーだったかな? 1戸建てを買っても日本円で100万円くらいだそうです


社会保障が充実しているので税金は高いですが、みんな仕事の為の都市部の家と 休日用の湖のほとりや森の中の家の2軒持っているのは当たり前だそうです


まあノルウェーの人は日本人のように土地の範囲など気にしないそうですから 昔からあんまり高くなかったのでしょうね


日本人なんて狭い土地を何度も測量して、隣に1cm境界線を移したりなんだりで もめたりしますもんね


農耕民族だから土地に対しての執着が強いのかな?


不動産屋に言わせれば「日本は狭い島国で平らな土地が少ないから・・」などと言うが


都市部から近い所にも 結構 国有地やら市有地はある


そういう土地を放出してもらえれば もう少し住宅問題も緩和されると思うが 役人絡みじゃ事は進まないだろうね


とりあえず日本も 敷金・礼金・更新手数料などは無くしてもらえるとありがたい





今度は闇金か・・


噂では「おれおれ詐欺」の連中が 集めた金を使って「闇金」を始めているそうな


保証人無しで誰にでも貸すらしい


回収にかなり自信が無ければ出来ない事だ


おそらくバックには指の無い人もついているんだろうな


こんな若者を量産して 日教組は さぞや満足だろう

70年代を振り返ってみて


敬老の日で思い出すのが


70年代にアルバイトですし屋の出前持ちをしていた時のこと


すし屋の近くの老人ホームから寿司1人前の出前を頼まれた


当時は1人前の出前も多かったので不思議にも思わずに 配達に行った


老人ホームで受け取りに現れたのはご老人の男性


敬老の日に訪ねて来た自分の息子に食べさせようと出前を頼んだのだろうか


当時の並寿司1人前は600円ほどだった


その支払いは貯金箱から出してきたらしき1円玉と5円玉ばかり


それを見て 日本は暮らしやすい国では無いのかも知れないと思い


数年後に大学を卒業してアメリカに渡った


しかし そのアメリカでは もっとつらそうな生活の人も見た


貧富の差が日本より大きかったのだ


当時アメリカで面倒をみてくれた某会社の社長さんが「アメリカ人のルーツはヨーロッパにある」という言葉からヨーロッパに移動してみた


しかし英国以外では言葉の壁が厚く ヨーロッパ放浪の旅は長く続かなかった


そして日本に戻ってみると 70年代より暮らしやすくなっている事を実感できた


それからは日本を出ないで暮らしていましたが


今のお年寄りは70年代のお年寄りより かなり質の良い生活が出来ていると思う


でも お年寄りって寂しいものなのでしょうね


長く生きているから 親類や友人で先立つ者も出てくるし そうなれば人間関係も希薄になってくる


お年寄りは寂しい では無く


お年寄りになったから寂しい状況になった だと思う


年を取るごとに新しい友人ができてゆけば また違うのだろうが


年を取ると 新しい人間関係を作るのは なかなか面倒になるらしい


おれは今から1人だから、今後さらに寂しくなる心配は無い


年を取ると必要の無い人間関係はどんどん希薄になってゆく


会社を定年退職すれば 会社関係の人間も家に来なくなる


来ても5~6年が限界だろう


親類でも嫌いな奴とは逢わなくなる


こうして 自分に気持ちの良い人間関係だけに絞って行き その中からお亡くなりになる方が出て来て


人間関係が希薄になる


こんなのが一般的なパターンだと思うのですが


どうも情報が少ないせいか お年寄りにとってのより良い環境について考えていると まとまらなくなってしまう


この谷の1人暮らしのお年寄りには2パターンあって


1人で寂しいと言う人と 1人になれて清々した という人に分かれる


本当に2パターンだけに絞れるのなら 「1人は寂しい組」は集めてしまって、コロニーを作ればよい事になる


1人が好きな人達は、そのまま1人暮らしでよいような・・・


でも そんなに単純では無いから大変なんでしょうね





おかしいな?


毎週土曜日に楽しみにしているFM番組があったのですが


何故か野球中継をやっていて 放送されていない


野球ってジャイアンツが優勝して今年は終わったんじゃないの?


たしかジャイアンツ優勝の88円セールってニュースを見たんだが・・


西部と楽天の試合って言っているが 


どうなっているんだろう?


ジャイアンツの優勝っていうニュースは夢だったのだろうか?