究極兵器 「俺!」 その4 | 土の黙々日記

究極兵器 「俺!」 その4

新しい建物では色々な実験がされた


数十kmも遠くに居る動物を殺させられたり


動物との間に厚い鉛の壁を置かれたり 色々な状況で動物を殺させられた


この18年間も ゴキブリやハエは簡単に殺してきたから 特に何も思わなかったし それが普通だと思っていた


研究員 「彼の体からは電磁波も出ていませんし 何も発していないようです。」

研究所長「すると 同じような仕組みの兵器は作れないという事か。」

研究員 「そういうことになります。」


その頃 北朝鮮では9発目の核弾頭が完成したというニュースが入った


このまま9発の核弾頭を北朝鮮国内で爆発されたら 地球が溶けてしまう


なんとかしなければ 地球そのものが危ないという事で 緊急に対策をとるべく 関係者が召集された


そこで出た結論は 俺が北朝鮮民族を念で殺すというものだった


計画はすぐに実行に移された


しかし 俺はどう念じたらいいんだろう?と思って 研究員に質問した


俺 「朝鮮半島にいる人は皆殺しにしていいの?」

研究員「いや そうすると大韓民国も入ってしまうからダメだ。」


俺 「じゃあ 朝鮮民族は皆殺し?」

研究員「朝鮮半島にいない朝鮮民族もいるし、ダメだな。」


俺 「北朝鮮人を皆殺しでいいの?」

研究員「北朝鮮人という民族は存在しないよ。」


特定の地域に住む特定の人間を殺すのが こんなに難しい事とは誰も思わなかった


研究員「緯度と経度の幅で地域指定しては?」

俺 「緯度?経度? なにそれ?」

俺 「僕は学校に行っていないから よくわからないよ」


結局 指定したエリアの人間を殺す為の指示を俺に出して それを理解させる方が困難だった


無理も無い 学校にも行かずに ただ毎日 食べて寝ていただけなのだから


最終手段として 俺はF-15戦闘機に乗せられて 北朝鮮のど真ん中に落下傘で降下し


その地点で「範囲200km以内の人間は即死」と念じる事になった


つづく