7月に見た映画雑感

空前の映画ブーム(個人的に)から少しずつ特撮ブーム再熱(個人的に)に移行していて、久し振りに映画だわ!と思いましたがやっぱり特撮でした。
テレビシリーズとして放送された特撮作品のスピンオフ映画なのですが、こちらでネット放送されていなくてテレビシリーズのレンタルも見つからなかったのでまだ本編は見ていないのですが、ぶっちゃけますと和田三四郎作品追っかけとしていきなり見てみたわけです。
本編でも大活躍されてますし映像特典が充実しすぎていて、まぁ…!もう!
そしてよくとっさに「プリントゴッコ」の名前が出て来たな光四郎よ。
はよソフトを買わねばです…(これと前後編とテレビシリーズと全部)お米計画…。

テレビシリーズ本編ではサブライダーという立場だった氷川君とG3-Xがメインとなっているアギトの劇場版です。
いわゆる平成ライダーからは大人でも楽しめる重厚めなストーリーや描写も多いライダーさんですが、ラストがなかなかエグくてこれはその最たるもんだったのではないかと思っています。
でもそのエグさは嫌いじゃないわ!嫌いじゃないわ!

ハロウィン2のラストであれだけ大々的に大爆発したマイケル・マイヤーズとルーミス医師、生きてました!ワー
病院に閉じ込められてたマイケルですが、これまでに見たことがないほどの豪腕っぷりを発揮!だんだん謎の超人めいてきました。
マイケルの復活をしっかりと描きたかったようで、映画の雰囲気としては4作の中では一番オリジナルに近いものを感じたし、オリジナルが好きな人ならちょっと「おっ?」と思えるようなシーンがあるように感じます。

夏の戦隊映画らしくわかりやすく、レッドのかいちんと山崎さんという高校生のふたりがメインなのせいもあってかとってもさわやかな雰囲気、大変に甘酸っぺーです。
エンディングもマジらしくかわいくてよかった…ノンクレジットでください…。
あとマジレンジャーテレビシリーズにも言えるんですが、敵のバーサーカーの王様の色がとってもステキでした…インフェルシアのみなさんの青緑のような紺色のような青が大好きです。

吸血鬼が蔓延して深刻な人間不足に陥った社会のお話。
もうこの「深刻な人間不足」ていう表現だけでだいぶんおもしろいのですが、なかなかよいヴァンパイア映画でした!
世界観や設定はSFっぽくもあり、ヴァンパイアがいっぱいのホラーでもあり、もちろんモンスターもいてでもヒューマンドラマっぽいところもあって、結構いろんな要素が盛り込んであるのでそれぞれがちょっと薄味のようにも感じましたが、全部融合してホラーでもモンスターでもない「ヴァンパイア映画」として完成されてる気がします。
内容からなのかあちこちでB級と言われてますが、全然B級くさくないよ~でもいろいろ飛び散るのでそういうのが苦手な方は要注意です。
あといいデフォーです。

ロメロ監督「死霊のえじき(原題:DAY OF THE DEAD)」の正統続編!といううたい文句の本作ですが、実際にはロメロが関わることもなく(クレジットに名前もない)勝手にタイトル拝借しちゃった系のようです。
精神病院が舞台となっていて、続編というよりも前日談として「リビングデッドが蔓延するに至るまでのきっかけ」を描いていると思います。
いわくつきの映画だし内容もちょっとわかりにくく、あんまりテンポ良く進んでいくお話でもないのでほかのレビューでもおおむね評判が悪いですが、私はゾンビ映画としてはおもしろい目の付け所を持った映画だなと思っています。
一般的なゾンビ映画は主人公が生き延びる様子を描きますが、これは主人公サイドがゾンビ的なものになる何かに感染し、人間からいわゆるゾンビになっていく過程が描かれています。
ゆっくりとした、でも確実な怖い空間っぽさとか内蔵とか、ロメロっぽさを演出したかったのかな~という努力も垣間見えますが、いかんせん展開と演出が雑で、でもこの雑さ加減を「また雑www」と笑いながら見られる人ならまぁ見てもそれほど問題ないのではないでしょうか。

第2期であるMAKAISENKIはリアルタイムで見ていたのですが、それ以外を見たことがなかったので第1期からお勉強中の牙狼さんの劇場版です。
第1期の借りたかったところが借りられなかったのでええい先に劇場版見てまえ!と勇んで借りたのですが、テレビシリーズを見たことがない人でも楽しめるようにと、テレビシリーズで登場する人物は主役の鋼牙さんだけという親切設計でした。
テレビシリーズ第2期に登場するキャラクターも出てきていて、そういう繋がりがあったのかーと改めて思えたし、シリーズ同様アクションがとってもかっこいい。
暗くて重たい雰囲気もそのままに、劇場版でもしっかり大人が楽しめる特撮として作ってくれていたのでした。
(あとなんかここ見たことあるんだよな~と思ったらまんまJAP工房のお店でした)
早くシリーズ全部見たい!第1期を見終わったらまたMAKAISENKIも見る予定です(´∀`*)
6月に見た映画雑感

[Blu-ray]
他のDVDに収録されていた予告編を見たときはハートフルアクション…?と思っていたのですが、実際に見るとそんなことはなく、きっちりエンタテイメントなアクション映画でした!
アクションシーンもリンチェイさんらしさを活かせるようなシーンが多く、そしてリンチェイさんがいちいちかわいい…。
これは良きリンチェイ堪能映画です。
リンチェイさんのアクションを堪能しつつもいろんな役をしっかり演じ分けられるリンチェイさんに改めて感動したのでした。

一般的には「真実をベースにした感動作品」として扱われがちな本作ですが、脚本と監督をマッド・マックスシリーズのジョージ・ミラーが手がけています。
つまりそういうことです!(どういうこと)
映画の制作については全然知りませんけど、カメラワークとか音楽の選び方とか、そういうのがいちいち感動的ヒューマンドラマとは思えない手法で、短いシーンを繋いでいくことが多いので「さあ泣けますよ!」みたいなこともなく、(映画内で)起ったであろう事実をただ淡々と見せられているという印象もあります。
本来であれば息子の病気を治したい一心で活動している両親は感動を与える人物像であることが当たり前とも言えるのに、時々なかなかの悪役にされてるんですね。
でも両親であろうと慈善団体側の人間であろうと「悪役」を立てることで、ドキュメンタリータッチな映像ではなく映画というエンターテイメントとしてまとまってるのかなぁと思いましたよ。

クリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作です。
一応現代という設定らしいんですが、全編にわたってモノクロだったことと作中の雰囲気や小道具なんかを見ても、なんとなく1950年代から1960年代のような感じを受けます。
それほど長い作品ではないんですがノーランらしい時系列のシャッフルもたっぷりで、結構集中して見てないと今がどこか、アレはなんだったのかとわからなくなるかもしれません。
でもサスペンスとして最後にパズルのピースがピッタリはまるあの感覚をしっかり味わえて、私としてはかなり好みな映画でした。
ちょっと調べたら監督はフィルムノワール(1950年代頃に流行ったジャンル)として作ったらしく、だからモノクロで現代とも近代ともつかない雰囲気にしたのかしら~と思いました。

こちらはノーラン監督を一気にメジャーに押し上げた作品。
とある事故がきっかけで記憶を10分しか保てなくなった男が主人公、誰が誰で、何があったのか忘れないようにメモしているうち、消えないメモとして身体中にタトゥーを入れるまでになったビジュアルもインパクトが強いです。
主人公と同じ気分が味わえるような、ちょっとずつ過去に遡っていくように作られているかと思いきや、そこからさらに過去のフラッシュバックも挿入されたりしてて、こちらも気を抜くと主人公同様「あれ、これ何だっけ」となってしまいます。
フォロウィングと比べるとちょっと切ない感というか、モヤッと感が残る感じがして、比べるもんでもありませんが私はフォロウィングの方が好みでしたねぇ。

勝手にひとりノーラン祭りの締めくくりはこちら、ノルウェー映画のリメイクでリメイク元は見ておりません。
リメイクで脚本もノーランではないので、うわあ出たノーラン!というものはあまりありませんでしたが、映画の主人公を通して観客にそれを追体験させるような映像作りはやっぱりうまいのかな~と思いました。
作りが淡々めでBGMもそれほど多くないので、インソムニア(不眠症)といいつつ睡眠導入剤になった人も多いとか、多いとか。
5月に見た映画雑感・後編

ブルーレイ&DVDセット
ペンギンさんフルCGアニメの第2弾、前作以上にハッピーな感じを前面に押し出してる感じがします。
前作に私が感じたハッピーに隠れた黒さは少なかったので、前作を楽しめた人なら間違いなく楽しめるのではないかと思います。
今回の注目は哲学してるオキアミコンビでしょう。
マッド・マックスいつかな~まだかな~。

3D&2Dスペシャルパック[Blu-ray]
有名な原作ですが私は読んだことがなく、アニメとかも見たことがなかったのでまともに向き合う初めての三銃士でした。
スケールも大きいしアクションも演出も派手だし、でもストーリー的に盛り上がるような、盛り上がらないような、ミラコーナーもあり、でもメインはおじさんとダルタニアンで、うーん?全体的にちょっと薄味にも感じました。
でまぁストーリー的な部分はこの際置いといて、私がグッと注目したのは映画全体の発色です。
赤とか緑、青なんかのコントラストが強く、特に青系の紺色とか紫なんかの色がとってもきれいな発色で、なんとも私好みの青色だったのです。
この青色が見られただけでBDレンタルできてよかった…と心から思いました。

総集編的な作りにもなっているガオさんのVシネ。
過去の戦隊を振り返りつつ、過去の戦隊のみなさんとそれぞれ特訓をするガオレンジャーたち、ちょっとお正月の放送みたいな作りになってました。
これまでのレッドが勢揃いするところはなかなか圧巻でしたね~。

生きていたっていうか蘇ったジェイソンさんです。
うっかり蘇っちゃうシーンはなかなかだったんですが、全体的になんかちょっとふざけ切ってる印象があります。
ツッコみどころはある意味多いんですけども、やっぱりホラーは真面目にやってるからこそ笑えるしおもしろいんだな~と実感した今作でした。

ホラーなシナリオよりも特殊効果を前面に押し出したような今作です。
ほ~らすごいよ~怖いでしょ~気持ち悪いでしょ~という見た目の演出は多かったものの、今まででは一番ホラーっぽくないような気もしました。
当時のレイティングとかよくわかんないんですが、全編通して頑張ってのー乳首だったのと、「有名なフットボールのコーチ」として登場した人物がテニスラケット柄のネクタイをつけてたのがよかったです。

[Blu-ray]
10年ぶりに帰ってきたスクリーム!
前シリーズからのキャラクターが出ているし続編ではありますが、前作を知ってても知らなくても楽しめる作りになっていたと思います。
殺人ものだとやりすぎなくらいグチャビチャしがちな最近のホラーともまたちょっと違い、スラッシャーな殺人シーンはあるもののそこまでどグロくない印象。
「ネクストジェネレーション」は邦題なんですが、これは内容的にもあってたし映画の雰囲気も壊してないので自分が見たなかでは珍しく邦題が成功してる例だと思っています。
相変わらずサスペンス的な要素も強く、ファンタジーな存在である殺人鬼じゃなくちゃんと殺人犯なところもいいですね。
このまままた三部作になるのかしら。
5月に見た映画雑感・前編

すっごく久し振りに見ました!もしかするとVHSぶり…。
説明不要の傑作サスペンスのひとつだと思うんですけども、やっぱり最後の最後でゆで卵の殻がキレイにツルンと剥けるような、みかんの白い筋を全部キレイに取れたような、わーっそうだったのー!?感は何度見ても気持ちいいですね。

DTSスペシャルエディション
ロドリゲスのファミリームービー第2弾ですけども、やっぱりかわいいいるだけで嬉しいマチェッティ(´∀`*)
無人島っぽいところに行くことになるかもしれない時にはみんな腕に輪ゴムつけておこう。
「フル・ティルト・ブギ」で「シラフであんなこと考えてるなんてどうかしてる」みたいなことを奥さんに言われてしまったロドリゲスですが、変なガジェットや島に出てくる変な生き物を見たらそれが何となく理解できるでしょう。
頭おかしい!

劇場で公開されたバージョンのスーパーマンIIです。
オリジナル版の監督をしたリチャード・ドナー版のIIはオリジナルの雰囲気に近いものがあったんですが、あれこれ…なんて言うか…あのスーパーマンIIIに似てる…。
IIIでやらかした感のあるスーパーマンですが、このII冒険篇ですでにIIIへのステップを十分に踏んでます。
冒険篇でわくわくした人はさあ、愛おしいIIIを今すぐぜひすぐ!

PART5のジェイソンさんは冒頭からいきなり全然ジェイソンじゃない激しめ殺人事件発生!
出てくる若者キャラクターなんかもそれぞれ個性が強そうなんだけどそれほど活かせずに終わっちゃったような。
完結篇の後だったからか回を重ねているからか、ジェイソンの殺人・どっきりスキルにも磨きがかかってます。

前回からのキャストを引き継いでの続編、夢を操る能力を持つ少女アリスが主人公です。
エルム街は毎回結構いろんな趣向を凝らしているように感じられて楽しいですね。
で今回はおちゃめなフレディではなくオリジナルに近い、気持ちわるめなシーンも多くて、特に虫むしがダメな人は見ちゃダメ系です。
そういうのが平気な人はアリスがフレディに立ち向かおうとした時のBGMや、余韻もへったくれもないエンディングテーマでぜひ脱力してください。

ゾンビ映画でおなじみジョージ・A・ロメロ監督の自主製作映画、ホラー扱いされてるところもありますが私が見て感じたのはサスペンススリラー?みたいな雰囲気です。
いろんなモヤモヤがたまりにたまりまくった結果、顔に白いラバーマスクがついちゃって離れなくなった主人公、目の小さな穴と口の部分しか開いていないラバーマスクなので一見すると無表情なんですけども、これがまあ表情豊かなこと。
ストーリーの起伏みたいなものはそれほど強いというわけではないですけども、映画そのものの色づかいというかコントラストみたいなものはやっぱりロメロで、そこが好きな私にはなかなかの作品でした。
4月に見た映画雑感
きゃー!サボりすぎて遡るのが大変!
ダーク・スター
ジョン・カーペンターの長編デビュー作がやっと借りられたのでやっと見られました。
地球からとっても離れた場所に行く探査船でのお話で、とっても離れた場所に少人数で行くので実はとっても退屈な時間が多くて、そんな退屈さ加減に妙なリアリティを感じてしまったわたくし。
とても低予算で作られているらしいので謎の宇宙生命体が謎すぎる感じでかわゆい。
会話でやりとりできる船内のコンピューターが意外とフランクなのが楽しい。
ラストはドンデン返しという言葉とはまた違うけど、じっと映画を見てても全然想像できなかった。
ラストシーンが美しくて心で泣いた、そんなB級SFです。
ビッグ・トラブル
サイモン・ペッグシリーズとして、思ってもなかった事件に巻き込まれちゃう系ブラックコメディです。
事件に巻き込まれるんだけどそもそもの発端が「神父を脅迫してお金ゲットしようぜ」というものなので、事態が悪い方に悪い方にどんどん転がっていく感じです。
ドタバタしつつテンポ良くいろんな事態が起こってしまうのであまりだれることなく見られるんですが、コメディ的な部分がかなりな感じでどす黒いので、そんなコメディでも大丈夫な人向け。
あと結構死にます。
あまりにブラックすぎるテンポのよいコメディで、ペッグもなかなかペッグペッグした役どころだったのもあって私はとても好みです。
13日の金曜日 PART4 完結篇
前作の続きから始まるジェイソンさん、主人公は特殊メイクが趣味で得意な少年なんですが、案外その辺は活かされてなかったような。
遺体として病院に運ばれたジェイソンさんは当然よみがえってクリスタルレイクに帰ってくるわけですが、今「ジェイソン」と聞いて想像する淡々とした殺し方がまだ少なく、わりとガッついてます。
ジェイソンもまだ若かったのね…。
そしてクリスタルレイクには当然のように若者達が集っていて、今回はパイのオツがいっぺんに3組も画面に登場していました。
もうクリスタルレイク閉鎖しろwww
スパイキッズ
DTSスペシャルエディション
ロドリゲスのファミリームービーです。
ロドリゲスらしい変なガジェットがいっぱい出てきて、親子でもバイオレンスなロドリゲスムービー好きにも楽しめるという作りになっています。
マチェッティ!
SPEC-天- 劇場版
スタンダードエディション[Blu-ray]
テレビシリーズも楽しんでいたので劇場で見てきました。
一応テレビシリーズのおさらい的な部分は出てくるものの、テレビシリーズを踏まえた上で見た方がきっちり楽しめる作りになっています。
テレビシリーズ同様あちこちに小ネタがいっぱいで、神木君は相変わらず神々しいし、瀬文は完全にヒロインだし、ドラマを見ていたという人はぜひ鑑賞しておきましょう。
ヒミズ
コレクターズ エディション
全国からしばし遅れての劇場上映、原作は読んでいません。
いろんな人のいろんな絶望をとにかく絶望的に描いているという印象で、見てて結構しんどいかもしれんなぁと思いつつ、メインの2人の青臭さにウゼエエエエエエと思ったり。
2人は中学生なりに絶望したり希望を抱いたりしてもがいていくわけですが、わたくしはBBAなので見ていて大変やきもきしました。
青春だね!そんな思春期のわこうどに見てもらってあーでもないこーでもないと言ってもらいたい青春映画と思います。
ちょっと泣いたのは哲さんのとことでんでんさんのとこ。
ローグ アサシン
リンチェイさんのアクション映画かと思ったらマフィア映画でバイオレンス映画でしたー!
誰が裏切ったのかを探っていくサスペンス要素もありつつ、日本のへんちくりんなヤクザとかも出てきて洋画なら「アクション」か「マフィア」に分類されるんだろうけど、邦画ならニューヤクザだろこれと思いながら見てました。
思ってたほど生身でのアクションは少なめ、でもそんなことよりへんてこジャパニーズとデヴォン青木の謎日本人がだいぶ笑えました。
最後の小包に注目だよ!(わたくしの爆笑ポイント)
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
地元ではだいぶ時期がズレての上映だったので、ちょうど上映中札幌に行けたのででっかいスクリーンで見てきました。
いやーでっかいスクリーンで見てきて正解!
この映画を見たという方なら重度のギブケン病を患っているわたくしが劇場でどうなっていたかある程度想像がつくでしょう。
すべての戦隊ヒーローとライダーが大決戦!みたいなお話ですが、思っていた以上に戦隊の青い子が大活躍で、葛藤して、悩んで、オワアアわかるよそのつらい気持ちー!みたいになってなかなか号泣、ジョーに対しては恋してると思ってたのにあれこの気持ち何…もしかしてオカン…?という新たな発見もできたのでした。
はやく!ブルーレイのコレクターズパックはやく!(ジタンバタン
ジョン カーター
DVD&Blu-rayセット
記念作品なのに大コケしちゃったことばっかりが報じられていたジョン・カーターですが、劇場で3Dで見てきましてしっかり楽しんできました。
100年近く前に書かれたSF小説が原作になっていて、原作は読んでいないのですが100年前でこれだけのSFを作っていたんだな~と素直に感心しました。
で、映画の出来ですがこちらも大コケするほどなの?と思うくらいシンプルに楽しめたので、3Dにするほどじゃなかった奥行き演出で制作費かさんじゃったのかな~なんて勝手に憶測してみたり。
生き物好きとしてはたんまり出てくる人外さんたちと火星の犬(かわいい)(素早い)だけでも十分見る価値があるぜと思いました。
3Dは吹き替えしか上映されてなかったのでそのうちソフトで字幕で見たいです。

ジョン・カーペンターの長編デビュー作がやっと借りられたのでやっと見られました。
地球からとっても離れた場所に行く探査船でのお話で、とっても離れた場所に少人数で行くので実はとっても退屈な時間が多くて、そんな退屈さ加減に妙なリアリティを感じてしまったわたくし。
とても低予算で作られているらしいので謎の宇宙生命体が謎すぎる感じでかわゆい。
会話でやりとりできる船内のコンピューターが意外とフランクなのが楽しい。
ラストはドンデン返しという言葉とはまた違うけど、じっと映画を見てても全然想像できなかった。
ラストシーンが美しくて心で泣いた、そんなB級SFです。

サイモン・ペッグシリーズとして、思ってもなかった事件に巻き込まれちゃう系ブラックコメディです。
事件に巻き込まれるんだけどそもそもの発端が「神父を脅迫してお金ゲットしようぜ」というものなので、事態が悪い方に悪い方にどんどん転がっていく感じです。
ドタバタしつつテンポ良くいろんな事態が起こってしまうのであまりだれることなく見られるんですが、コメディ的な部分がかなりな感じでどす黒いので、そんなコメディでも大丈夫な人向け。
あと結構死にます。
あまりにブラックすぎるテンポのよいコメディで、ペッグもなかなかペッグペッグした役どころだったのもあって私はとても好みです。

前作の続きから始まるジェイソンさん、主人公は特殊メイクが趣味で得意な少年なんですが、案外その辺は活かされてなかったような。
遺体として病院に運ばれたジェイソンさんは当然よみがえってクリスタルレイクに帰ってくるわけですが、今「ジェイソン」と聞いて想像する淡々とした殺し方がまだ少なく、わりとガッついてます。
ジェイソンもまだ若かったのね…。
そしてクリスタルレイクには当然のように若者達が集っていて、今回はパイのオツがいっぺんに3組も画面に登場していました。
もうクリスタルレイク閉鎖しろwww

DTSスペシャルエディション
ロドリゲスのファミリームービーです。
ロドリゲスらしい変なガジェットがいっぱい出てきて、親子でもバイオレンスなロドリゲスムービー好きにも楽しめるという作りになっています。
マチェッティ!

スタンダードエディション[Blu-ray]
テレビシリーズも楽しんでいたので劇場で見てきました。
一応テレビシリーズのおさらい的な部分は出てくるものの、テレビシリーズを踏まえた上で見た方がきっちり楽しめる作りになっています。
テレビシリーズ同様あちこちに小ネタがいっぱいで、神木君は相変わらず神々しいし、瀬文は完全にヒロインだし、ドラマを見ていたという人はぜひ鑑賞しておきましょう。

コレクターズ エディション
全国からしばし遅れての劇場上映、原作は読んでいません。
いろんな人のいろんな絶望をとにかく絶望的に描いているという印象で、見てて結構しんどいかもしれんなぁと思いつつ、メインの2人の青臭さにウゼエエエエエエと思ったり。
2人は中学生なりに絶望したり希望を抱いたりしてもがいていくわけですが、わたくしはBBAなので見ていて大変やきもきしました。
青春だね!そんな思春期のわこうどに見てもらってあーでもないこーでもないと言ってもらいたい青春映画と思います。
ちょっと泣いたのは哲さんのとことでんでんさんのとこ。

リンチェイさんのアクション映画かと思ったらマフィア映画でバイオレンス映画でしたー!
誰が裏切ったのかを探っていくサスペンス要素もありつつ、日本のへんちくりんなヤクザとかも出てきて洋画なら「アクション」か「マフィア」に分類されるんだろうけど、邦画ならニューヤクザだろこれと思いながら見てました。
思ってたほど生身でのアクションは少なめ、でもそんなことよりへんてこジャパニーズとデヴォン青木の謎日本人がだいぶ笑えました。
最後の小包に注目だよ!(わたくしの爆笑ポイント)
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
地元ではだいぶ時期がズレての上映だったので、ちょうど上映中札幌に行けたのででっかいスクリーンで見てきました。
いやーでっかいスクリーンで見てきて正解!
この映画を見たという方なら重度のギブケン病を患っているわたくしが劇場でどうなっていたかある程度想像がつくでしょう。
すべての戦隊ヒーローとライダーが大決戦!みたいなお話ですが、思っていた以上に戦隊の青い子が大活躍で、葛藤して、悩んで、オワアアわかるよそのつらい気持ちー!みたいになってなかなか号泣、ジョーに対しては恋してると思ってたのにあれこの気持ち何…もしかしてオカン…?という新たな発見もできたのでした。
はやく!ブルーレイのコレクターズパックはやく!(ジタンバタン

DVD&Blu-rayセット
記念作品なのに大コケしちゃったことばっかりが報じられていたジョン・カーターですが、劇場で3Dで見てきましてしっかり楽しんできました。
100年近く前に書かれたSF小説が原作になっていて、原作は読んでいないのですが100年前でこれだけのSFを作っていたんだな~と素直に感心しました。
で、映画の出来ですがこちらも大コケするほどなの?と思うくらいシンプルに楽しめたので、3Dにするほどじゃなかった奥行き演出で制作費かさんじゃったのかな~なんて勝手に憶測してみたり。
生き物好きとしてはたんまり出てくる人外さんたちと火星の犬(かわいい)(素早い)だけでも十分見る価値があるぜと思いました。
3Dは吹き替えしか上映されてなかったのでそのうちソフトで字幕で見たいです。