4月に見た映画雑感 | NHKD_blog02

4月に見た映画雑感

きゃー!サボりすぎて遡るのが大変!

ダーク・スター
ジョン・カーペンターの長編デビュー作がやっと借りられたのでやっと見られました。
地球からとっても離れた場所に行く探査船でのお話で、とっても離れた場所に少人数で行くので実はとっても退屈な時間が多くて、そんな退屈さ加減に妙なリアリティを感じてしまったわたくし。
とても低予算で作られているらしいので謎の宇宙生命体が謎すぎる感じでかわゆい。
会話でやりとりできる船内のコンピューターが意外とフランクなのが楽しい。
ラストはドンデン返しという言葉とはまた違うけど、じっと映画を見てても全然想像できなかった。
ラストシーンが美しくて心で泣いた、そんなB級SFです。

ビッグ・トラブル
サイモン・ペッグシリーズとして、思ってもなかった事件に巻き込まれちゃう系ブラックコメディです。
事件に巻き込まれるんだけどそもそもの発端が「神父を脅迫してお金ゲットしようぜ」というものなので、事態が悪い方に悪い方にどんどん転がっていく感じです。
ドタバタしつつテンポ良くいろんな事態が起こってしまうのであまりだれることなく見られるんですが、コメディ的な部分がかなりな感じでどす黒いので、そんなコメディでも大丈夫な人向け。
あと結構死にます。
あまりにブラックすぎるテンポのよいコメディで、ペッグもなかなかペッグペッグした役どころだったのもあって私はとても好みです。

13日の金曜日 PART4 完結篇
前作の続きから始まるジェイソンさん、主人公は特殊メイクが趣味で得意な少年なんですが、案外その辺は活かされてなかったような。
遺体として病院に運ばれたジェイソンさんは当然よみがえってクリスタルレイクに帰ってくるわけですが、今「ジェイソン」と聞いて想像する淡々とした殺し方がまだ少なく、わりとガッついてます。
ジェイソンもまだ若かったのね…。
そしてクリスタルレイクには当然のように若者達が集っていて、今回はパイのオツがいっぺんに3組も画面に登場していました。
もうクリスタルレイク閉鎖しろwww

スパイキッズ
DTSスペシャルエディション

ロドリゲスのファミリームービーです。
ロドリゲスらしい変なガジェットがいっぱい出てきて、親子でもバイオレンスなロドリゲスムービー好きにも楽しめるという作りになっています。
マチェッティ!

SPEC-天- 劇場版
スタンダードエディション[Blu-ray]

テレビシリーズも楽しんでいたので劇場で見てきました。
一応テレビシリーズのおさらい的な部分は出てくるものの、テレビシリーズを踏まえた上で見た方がきっちり楽しめる作りになっています。
テレビシリーズ同様あちこちに小ネタがいっぱいで、神木君は相変わらず神々しいし、瀬文は完全にヒロインだし、ドラマを見ていたという人はぜひ鑑賞しておきましょう。

ヒミズ
コレクターズ エディション

全国からしばし遅れての劇場上映、原作は読んでいません。
いろんな人のいろんな絶望をとにかく絶望的に描いているという印象で、見てて結構しんどいかもしれんなぁと思いつつ、メインの2人の青臭さにウゼエエエエエエと思ったり。
2人は中学生なりに絶望したり希望を抱いたりしてもがいていくわけですが、わたくしはBBAなので見ていて大変やきもきしました。
青春だね!そんな思春期のわこうどに見てもらってあーでもないこーでもないと言ってもらいたい青春映画と思います。
ちょっと泣いたのは哲さんのとことでんでんさんのとこ。

ローグ アサシン
リンチェイさんのアクション映画かと思ったらマフィア映画でバイオレンス映画でしたー!
誰が裏切ったのかを探っていくサスペンス要素もありつつ、日本のへんちくりんなヤクザとかも出てきて洋画なら「アクション」か「マフィア」に分類されるんだろうけど、邦画ならニューヤクザだろこれと思いながら見てました。
思ってたほど生身でのアクションは少なめ、でもそんなことよりへんてこジャパニーズとデヴォン青木の謎日本人がだいぶ笑えました。
最後の小包に注目だよ!(わたくしの爆笑ポイント)

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
地元ではだいぶ時期がズレての上映だったので、ちょうど上映中札幌に行けたのででっかいスクリーンで見てきました。
いやーでっかいスクリーンで見てきて正解!
この映画を見たという方なら重度のギブケン病を患っているわたくしが劇場でどうなっていたかある程度想像がつくでしょう。
すべての戦隊ヒーローとライダーが大決戦!みたいなお話ですが、思っていた以上に戦隊の青い子が大活躍で、葛藤して、悩んで、オワアアわかるよそのつらい気持ちー!みたいになってなかなか号泣、ジョーに対しては恋してると思ってたのにあれこの気持ち何…もしかしてオカン…?という新たな発見もできたのでした。
はやく!ブルーレイのコレクターズパックはやく!(ジタンバタン

ジョン カーター
DVD&Blu-rayセット

記念作品なのに大コケしちゃったことばっかりが報じられていたジョン・カーターですが、劇場で3Dで見てきましてしっかり楽しんできました。
100年近く前に書かれたSF小説が原作になっていて、原作は読んでいないのですが100年前でこれだけのSFを作っていたんだな~と素直に感心しました。
で、映画の出来ですがこちらも大コケするほどなの?と思うくらいシンプルに楽しめたので、3Dにするほどじゃなかった奥行き演出で制作費かさんじゃったのかな~なんて勝手に憶測してみたり。
生き物好きとしてはたんまり出てくる人外さんたちと火星の犬(かわいい)(素早い)だけでも十分見る価値があるぜと思いました。
3Dは吹き替えしか上映されてなかったのでそのうちソフトで字幕で見たいです。