5月に見た映画雑感・前編

すっごく久し振りに見ました!もしかするとVHSぶり…。
説明不要の傑作サスペンスのひとつだと思うんですけども、やっぱり最後の最後でゆで卵の殻がキレイにツルンと剥けるような、みかんの白い筋を全部キレイに取れたような、わーっそうだったのー!?感は何度見ても気持ちいいですね。

DTSスペシャルエディション
ロドリゲスのファミリームービー第2弾ですけども、やっぱりかわいいいるだけで嬉しいマチェッティ(´∀`*)
無人島っぽいところに行くことになるかもしれない時にはみんな腕に輪ゴムつけておこう。
「フル・ティルト・ブギ」で「シラフであんなこと考えてるなんてどうかしてる」みたいなことを奥さんに言われてしまったロドリゲスですが、変なガジェットや島に出てくる変な生き物を見たらそれが何となく理解できるでしょう。
頭おかしい!

劇場で公開されたバージョンのスーパーマンIIです。
オリジナル版の監督をしたリチャード・ドナー版のIIはオリジナルの雰囲気に近いものがあったんですが、あれこれ…なんて言うか…あのスーパーマンIIIに似てる…。
IIIでやらかした感のあるスーパーマンですが、このII冒険篇ですでにIIIへのステップを十分に踏んでます。
冒険篇でわくわくした人はさあ、愛おしいIIIを今すぐぜひすぐ!

PART5のジェイソンさんは冒頭からいきなり全然ジェイソンじゃない激しめ殺人事件発生!
出てくる若者キャラクターなんかもそれぞれ個性が強そうなんだけどそれほど活かせずに終わっちゃったような。
完結篇の後だったからか回を重ねているからか、ジェイソンの殺人・どっきりスキルにも磨きがかかってます。

前回からのキャストを引き継いでの続編、夢を操る能力を持つ少女アリスが主人公です。
エルム街は毎回結構いろんな趣向を凝らしているように感じられて楽しいですね。
で今回はおちゃめなフレディではなくオリジナルに近い、気持ちわるめなシーンも多くて、特に虫むしがダメな人は見ちゃダメ系です。
そういうのが平気な人はアリスがフレディに立ち向かおうとした時のBGMや、余韻もへったくれもないエンディングテーマでぜひ脱力してください。

ゾンビ映画でおなじみジョージ・A・ロメロ監督の自主製作映画、ホラー扱いされてるところもありますが私が見て感じたのはサスペンススリラー?みたいな雰囲気です。
いろんなモヤモヤがたまりにたまりまくった結果、顔に白いラバーマスクがついちゃって離れなくなった主人公、目の小さな穴と口の部分しか開いていないラバーマスクなので一見すると無表情なんですけども、これがまあ表情豊かなこと。
ストーリーの起伏みたいなものはそれほど強いというわけではないですけども、映画そのものの色づかいというかコントラストみたいなものはやっぱりロメロで、そこが好きな私にはなかなかの作品でした。