月=かぐや:金星=あかつき
月探査機「かぐや」からの画像を詳細に分析した結果
月面に直径60メートル級の竪穴があることと、その縦穴の底に
横長の空洞が広がっている可能性が高いと見ている。
らしい・・・・!!
その空洞の予想図と言うのがこれです。ワン・ツー・スリー
「嵐の大洋」と呼ばれる平らな地形に縦穴を発見したJAXAの
春山純一助教授のチームは、「空洞内は月表面のような激しい
温度変化は無く、宇宙放射線や隕石の飛来も防ぐことが出来
月探査基地として最適、と話していると言います。
研究成果は近く米地球物理学会誌に掲載されるそうです。
この月探査機の「かぐや」打ち上げ時に募集したメッセージですが、
一般からの意見が41万人からあったとのことです。
皆さん関心が高いのですね!!
方や、JAXAが来春打ち上げる予定の金星探査機の名前が
「あかつき」に決まったと言う記事を見つけました。
暁の空に輝く「明けの明星」をイメージし、機構内の検討チーム
が決めたとあり、同時にあかつきに搭載するメッセージの募集も
始めたそうです。
「あかつき」は、火星探査機「のぞみ」に続く日本の惑星探査機。
約半年かけて金星に到着し、2年間にわたり、金星の上空を周回
しながら観測を行うと言います。
すごいですね、日本の宇宙開発も進んできましたね~。
ペンシル型のロケット「カッパーだったかな?」の時代から、
H型ロケットになって何度も失敗していたので、日本の技術って
そんなもんなの~・・・・とがっかりしていたのですが・・・・・。
最近は素晴らしいですね!!
がんばれーJAXA
シックハウス症候群専門外来設置
一時期大問題になりましたシックハウス症候群。
最近はあまり取り上げられなくなったとは言うものの、この症状
で苦しんでいる人は多いと考えられます。
原因は建材や塗料、家具などに含まれる揮発性有機化合物
(ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン等やダニ・カビも)
によるとされています。
新築住宅や特にリフォームの時が要注意で、頭痛や吐き気、目や
喉の痛みを引き起こし、ひどい場合はその住宅に住むことが出来ず
ホテル住まいをしなければならなくなる場合もある事例も聞いています。
京都の左京区で専門外来を開設されるのは、京都大学名誉教授で
環境衛生学の内山厳雄さん(63)で、毎月第4木曜日が診察日だ
そうです。(教授は今春退職)
住宅産業に携わる者としては関心が高く、この問題が大きく取り上げ
られ出した20年前ごろから勉強しはじめ、ドイツの医師でランガーさん
(だった)の人の講演を聞きに行ったり、対策の委員会の末席に
登録したこともありました。
住宅がどんどん高気密化して来たのに合わせて、住宅そのもの
がハウスメーカー等によって商品化されてしまい、顧客の要望
に合わせて狂わない住まいつくりが進められた結果だと私個人
としては考えています。
商品である以上、床材が自然の摂理で“反って”はならないために
接着剤で固めた材料で造るようになった為だと思います。
又不思議なことに2003でしたか、法律で建材のホルムアルデヒド濃度
の規制が始まったとたんに全ての建材(と言っても良いと思う)が
四つ星マークが付いて売り出された・・・・・。
不思議ですね、出来るなら初めからそんな建材を造っておけば・・・
と考えてしまいます。
シックハウス症候群が疑われる場合は、原因物質の除去などの
改善策を示すが、すぐに分からない場合は医師や弁護士などで
つくる「住環境疾病予防研究会」と連携して室内調査など
の対策を考えるとあります。
いつも思うのですが、何故その会に建築の専門家が
入って居ないのか?・・・介護住宅でもそうですが
ケアマネージャーや理学療法士・作業療法士は入る
のですが、建築の専門家が入って初めて適格な
対策が取れるのにと思ってしまうのは私だけ?
一方身の回りの多様な化学物質に反応する「化学物質過敏症」
も患者数が増加して行くことが懸念されています。
内山医師は「こうした病気は気が付きにくい物が原因の場合も
あり、特に科学物質過敏症では外出が困難な人もおり、何とか
社会生活を送れるようにしてあげたい」と話している。
この病気の専門外来は全国に10ヶ所しか無く、近畿地区では
兵庫の関西労災病院などが知られる程度。
何とかもっと増えることを期待したいですね。
低コスト・高断熱「地域の活性に」
水質の浄化に“ヨシ”が大きな役割を果たすことは以前から
知っていましたが、そのヨシを使って緑化パネルを考案したと言う
記事を見つけました。
開発したのは、大阪や京都、滋賀に住む公務員や学生らがメンバー
のNPO法人「モスグリーンEco」だそうです。
この法人では2005年から滋賀県多賀町の休耕田で栽培した
スナゴケを使い、緑化パネルを製作してきた。
当初は基盤に輸入品のコルクを使っていたが、
琵琶湖のヨシの需要が輸入品に押されて低迷しているということで
「地元の伝統産業振興につながれば」と活用することにした。
その取組に賛同した滋賀県立大学の研究室の協力を得て
4層に重ねたヨシに不織布を張り、そこにスナゴケを取り付ける
方法を開発。
中間の2層に本来の空洞部を残すことで、断熱効果がUP。
コンクリート製の屋根に取り付けた実験では、従来品比
≒3度温度上昇を抑える効果があったと有ります。
又、国内産のヨシを使うことでコストは3分の1になり、プラス
軽量化されて建物への負担も軽減されたと言います。
今、日本の社会はNPO法人がたくさん出来てきています
が、中には営利目的の企業の煙幕の為のものが有りますが
真剣に取り組んでいるNPOも多いことが分かります。
勿論NPOも活動するには資金も必要ですし、趣旨が素晴らしく
ても継続できなければ何にもなりませんから、その活動
方針がしっかりしていて、暴利を得なければ今回のような
商品開発は、地域の為にもなり、地球の為にもなりで
良いのではと思います。
私も元NPO法人を立ち上げてその理事長を一時期就いた
経験から思います。
新政権の基本方針の「コンクリートから人へ」
良いことだと思います。
建築に携わるものとして、公共工事が減るのは困りますが
ダムを造るより、周辺の森林を整備すれば大地の保水力
が増して自然のダムの働きをするようになるし、
自国の食糧の受給率UPの為にも農業の活性化を図ること
も良いことだと思います。
(ただ補助金をばらまくのでは無く)
そこに新たな雇用が生れて、自然保護もできて・・・・・・。
まさに国家戦略です。