フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記 -29ページ目

スカイプがauに載ります!

今日はレアジョブが登記してから3年目らしいです。 すっかり忘れてた。

さて、そんな日にうれしいニュース。

スカイプが、auの携帯電話に載るとのことです!

これって結構大英断で、音声通話が無料のスカイプに食われてもしょうがないっていう意思表示でもあります。

iPhoneをつかって、外出中にレアジョブを受講している方もいらっしゃいますが (時間はつくるものですね!)、
http://shu-ha-ri.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-afaa.html
これがauでも可能になります!


あとは、

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新しい「Skype | au」アプリケーションはいつでもバックグラウンドで起動しています(オールウェイズオン)からご家族よ友人のオンライン状態をいつでも確認できます。そしてもちろん接続している状態ならSkype通話できます。
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http://blogs.skype.com/ja/2010/10/18/au.html




あとは、
iPhoneにもスカイプアプリはありますが、サインオンしていると電池をくってしまいます。
(1時間とかで電池が切れる)
技術上はスカイプは使えますが、実際には常時サインオンは無理。
例えばレアジョブのレッスンの時間がきたときにのみスカイプを立ち上げ、
iPhoneでレッスン受講、みたいなことはできますが、
パソコンのように常時待ちうけておくことは実際は難しいです。

といった欠点を、auでは克服してくれていることを期待! です!



KPI

昔、アイズファクトリーという会社の大場さんという社長のお話を伺ったこと があった。
いくつもの会社を同時に経営している方だが、どうやってそれをこなしているのかをお聞きしたところ、
次のようにお答えいただいた。

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日々の運営は、運営状況を把握するために必要な指標を確認すれば大体わかる状態になっている。但し、指標をつくるまでは時間を掛け、その後は各社の社長の自立的運用に任せている。
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なるほどーと感動した覚えがある。

これは、いわゆるKPI 、というもので、それの重要性が、今さらわかってきた。

スタッフからの報告を、言葉で不定期に受けるだけだと、
報告モレがあったときに、打ち手がだいぶ遅れてしまう。

なので、何らかの数値を、一定の頻度で報告してもらうよう、握っておく。
(例えば、トレーナーの数を、2週間ごとに報告してもらう、とか)
そしてそれをスケジューラーに入れておいてもらう。

そうすると、報告モレなく、何が起こっているか、よくわかる。

そして、僕がメリットを受けるだけじゃなく、
報告するスタッフ自身も、どの方向に向かって仕事を進めていけばいいか、クリアになる。
数字が状況を表すから、状況に応じて柔軟に打ち手を打つのが、
スタッフたちがだいぶうまくなったように思う。

大学時代のゼミの教授、伊藤邦雄先生のことばで印象に残っているのは、
「測定できないものはコントロールできない」
という言葉。

KPIでの管理を始めると、
「測定すると、すごくコントロールしやすくなるんだなぁ」
と痛感する。

講師の質・量の管理を中心に、もっと活かしていきたいと思っている

セブパシ、やりすぎだろ、という話

先日紹介した女性CAのダンスに続き、男性CAのダンスもあるそうです!




いやーーー 面白かった。

こういう会社、たまらなく好きです!

あああ 乗りたい!

生で見たい!

強みを伸ばすべきか、弱みを克服するべきか

強みを伸ばすべきか、弱みを克服するべきか。

答えは簡単で、
組織の中で下の階層にいればいるほど、強みを伸ばすべき。
上の階層に行けば行くほど、弱みを克服すべき。


サイバーエージェントの藤田社長 いわく、

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ベンチャーだったり新人だったりで
明確な強みが未だ無い場合なら、
「強みになりそうなこと」
を見つけて伸ばしていくという発想が
大切だと思います。
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http://ameblo.jp/shibuya/entry-10659758759.html


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しかし、社長が苦手なことはそのまま会社の
弱点になりやすく、社長の得意分野は会社の
強みになりやすい。
本当に会社にとって重要なことは苦手であろうが
経験が無かろうが、トップが自ら動かなくてはだめだ

プロダクトのクオリティを細かく見直し、作り直していく
という仕事は私の得意分野ではない。

それでも自ら委員長に就任してやるというのは
今後の当社にとって決定的に重要と考えているから。

メンバーも決まり、年明けキックオフです。
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http://ameblo.jp/shibuya/entry-10000369032.html



「社長が苦手なことは・・・」 のブログの記事は2004年。

藤田さんが
「プロダクトのクオリティを細かく見直し、作り直していく という仕事」 を
「委員長に就任してやる」 と言っているのは、
これ、アメーバ・ピグのことだと思う。

同社のブレークスルーのきっかけとなった事業だ。

カッコいいなぁ と思う。

セブパシフィックに乗りたくなってきた

前に色々書きましたが、このビデオをみると、セブパシフィックに乗りたくなります!




しかしフィリピン人、こういうところ本当にうまいなぁ

歴史を早める

最近、向こうでスタッフに言ったこと。

・中国や韓国の躍進ぶりを見ていて思うのが、「あ、東アジアは結局は発展する地域だったんだ」 ということ。
・僕は、歴史の大きな流れは決まっていると思う。 例えば、東アジアは欧米並みに発展できる地域だ、とか。
・だから、歴史を変えることなんてできないと思う。 明治維新の英雄たちはすごいけれど、歴史は変えていない。
・結局日本は、発展する地域に位置していたんだ。
・でも、彼らがすごいのは、歴史を変えたことではなく、歴史を早めたこと。
・東アジアの中で、日本だけが、発展が100年早かった。
・100年早めたのは、坂本龍馬とか、そういう幕末・明治維新の英雄たちだったと思う。
・個人の力では、歴史は変えられない。けれど、早めることはできる。
・そしたら僕は早めたいと思う。
・スウェーデンは、20年前まで英語がしゃべれなかったが、今はみんなしゃべれる。
・日本もいずれそうなると思う。
・問題は、それがいつか、ということ。
・10年先なのか、20年先なのか、50年先なのか、100年先なのか。
・僕は、それを早めたいと思う。
・歴史を早めるチャンス。 それにありつけるのは、めったにない。

自分にとってのWinを主張することは、相手にとっても大事

あるスタッフとのやりとりで、こう言われた。

「Kato-sanは、 Win-win のうち、スタッフにとってのWinは懸命に考え言ってくれる」
「でも、会社にとって私がどう Winかは、説明してくれない。」
「でも、スタッフにとっては、自分がいかに必要とされているか、会社の役に立っているか、説明してほしい瞬間ってあるんですよ」

ナルホドーと思った。

フィードバックが自分はまだまだ下手で、
ネガティブフィードバックだけでなく、
ポジティブフィードバックも向上させていきたい。

ミドルマネジメント業務のマニュアル化

僕の心の師匠、坂本桂一さんの本を読んで、次の一文が印象に残った。

> 暗黙知の部分は全体のせいぜい1%、残りの99%の仕事はマニュアル化できるのです。

ここを読んで、
ミドルマネジメント用のマニュアルをつくろう! 
と思った。


これまで何回も書いてきたが、フィリピン側では次のようになっている。

講師1500人を増やし、質をさらに良くしていくには、数十名のフルタイムスタッフ&パートタイムスタッフが重要。
.  ↑
これらスタッフを機能させるためには、ミドルマネジメント5名が重要。
.  ↑
僕が直接動かしうるのは、このミドルマネジメント5名のみ。


で、このミドルマネジメント5名の間では、作業品質にばらつきがある。
例えばこのような感じだ。

・スタッフAは、部下のケアは上手だが、タスク優先順位付けが不得手
・スタッフBは、その逆


で、こうなるのも、僕の責任。

どうすればいいかなぁ、と考えていて、マニュアル化だと気付いた。


・ミドルマネジメントとして、何をどうしてほしいのか、具体的に示す。
・示した上で、各人がどこまでできていて、どこを伸ばすべきなのか、明確にする

こういうことをしっかりやっていきたい

ゲーム

うちのエンジニアの1人が、英単語ゲームを開発してくれている。

「レッスンまでの待ち時間にできるものを。」 という生徒様の声に対応して、3分くらいでぱっとでき、
かつインプットのよい機会にもなる。

α版 (β版よりもさらに一個前) のを触らしてもらったが、けっこうハマった。

4回目でパーフェクト! を出して、思わずニヤリ ニコニコ

まずβ版を近日中に公開できると思いますので、しばしお待ちくださいませ。

東大でのBEAT Seminar の模様がアップされました!

先日の東大でのセミナーの模様 がアップされました。

山内先生の最後の一言が、僕は今でもじんときます。

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学校教育でも英会話学校でも、つまりどういった方法を使えば同じ単位時間で、より学習がよくなったという話だったと思いますが、今日の話はその視点とは別の視点があると思っており、それはつまり学習の時間を伸ばすために技術を利用するという視点だったと思います。学習量と学習方法に関しては色々な研究があり、英語に特化したものではありませんが、今年の6月くらいにアメリカの教育省が発表したEラーニング全般に関する調査報告書があり、その中でEラーニングが対面学習よりも学習効果が高いという結論が引き出されました。なぜかと言うと、学習時間がEラーニングのほうが伸びるからです。英語に限らず、一般的にEラーニングの学習効果が出るのは、学習方法としてEラーニングが優れているというより、Eラーニングのほうが学習時間が担保できるから、という理由であることが言われています。
英語の話で言うと、フィンランドに行ったときに面白い話を聞きましたが、フィンランドは20年ほど前はほとんどの人が英語を喋れない状況でしたが、この 20年間の中で仕事の流通が大きくなり、すごく喋れる人が増えました。ほとんどの人が英語が喋れるようになっていました。その最大の理由が何かと言うと、使う機会が増えたからです。これはたぶん日本人にも言えると思いますが、日本人にも当たり前のように英語を使わなければいけない仕事がでてくれば、利用時間が伸びますので、先ほどの2000時間が埋められます。ところが、どうして日本がここを乗り越えられないかといいますと、日本の中であれば日本語だけで済んでしまうという非常に根本的な課題があるからです。しかし、海外に出るといきなり赴任といったようにハードルが上がっているところがあり、今回のサービスは、諸外国であれば普通の日常経験によって代替されうる部分であると思いますが、日本はそこがすごく難しいので、ちょうどその「日常生活で英語を使う」というラインと「全然使わない」というラインのちょうど真ん中の部分を持ち上げられるという可能性があるのではないかと思います。 今までは、「どれだけ精密な方法でちょっとでも上げられるか」という話でありましたが、これからはそれと同時に、「どれだけ学習時間を伸ばせるか」という観点が大事になってくるのかと思います。これはおそらく英語学習だけではありませんが。方法と同時に時間というものがソーシャルメディアでの学習にとって非常に重要な要因としてあがってくるのではないかと思います。
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・日本人には英語学習時間が2000時間足りない
・質よりも量ではないか?

この点を東大の先生方から言及いただけたのは、あの日の最大の収穫だったと思います!

(詳しくはこちら

非常に楽しい会でした。 ありがとうございます!


しかし、

戦略コンサル辞めて起業している日記-todai1
戦略コンサル辞めて起業している日記-todai2


カッコよく撮っていただけました ニコニコ

うれしい。

ニヤリ。