疲れきって眠るウノを見ていられなくなったジボがついた嘘。チュンチョン行きの電車の中でウノを見つけたドンジンは、ウノの前に座った。「6年間見続けてきたイ・ドンジンの顔が見られなくなった禁断症状だから心配いらない。」 ウノはドンジンに次の駅で降りるように言って、席を立った。
ドンジンはウノを置いて降りることができない。
「残りの人生、このままでもそれなりに生きられる。不眠は薬を飲めばいい。時々出るため息は、病気じゃないから慣れるだろう。たまには、こんな人生も悪くないと思うこともあるだろう。でも、本当にいいのだろうか。」
ウノが自分にとって大事な人だと、ようやく認めたドンジン。でもウノは素直に喜べない。
いつものように牧師相談に電話する。「この人しかいないと思える相手とどうしたらいいのか。」
「人をだましても、自分をだましてもダメ。自分の思うままに、心のままに動きなさい。努力なしでは幸せになれない。最善の努力が必要。」
「お前が幸せになれば、この世界も幸せになる。神には私も一緒に赦しを乞おう。ウノ、幸せになれ。」
ウノと翌朝戻ったドンジン。でも、部屋にユギョンの姿はなかった。ジュンピョから事情を聞かされたユギョンは、ドンジンを手放す。もし戻って来ても、ドンジンはずっと無理し続けるから。
オーストラリアに行ったユギョン、ジュンピョとジホ、ユリ、ヒョンジュン、ユンスとヨンイン、ミヨンとウンソル、そしてドンジンとウノ。それぞれに時間が過ぎていく。
「日常は静かな水のように退屈だけど、小さな波紋でも起きたら、
私たちは日常を懐かしみ、その変化に苦しむ。
幸運と不幸はいつも時間の中に埋もれていて、
私たちの意志とは関係なく襲ってくる。
私たちの人生はもろく、ある日ふと、おもちゃのように壊れることもある。
いつかは変わり、いつかは終わるけれど、
そして振り返った時、虚しく思えるけれど、
この時間を正直に生きるしかない。
悲しんだり喜んだり、切ない思いで、何よりも幸せを願いながら。
苦痛に満ちた時間も過ぎ、罪悪感なしでは振り返れない時間も過ぎ、
大切な幸せの時間も過ぎ、記憶にないいくつもの時間を経て、
私たちはここまできた。」
穏やかな幸せがみんなの日常に降り注ぎますように。という思いが伝わってくるようなエンディングでした。ヒョンジュンが幸せ指数の伝道師みたいになっていたり、ヨンインが優しい顔になっていたり、ウンソルがドンジンとの思い出をちゃんと笑顔に変えていたり、時が優しく過ぎていました。
これは名作でしたね。この穏やかさと深さがすごく好きでした。