この記事は今回で最終回です。

 

 まずこのゾイド、デスレイザーの紹介から始めます。


 

 

 デスレイザーは本編のバトルストーリーが終了した後の未来、ZAC2230年に旧ネオゼネバス派の軍事企業Zi-ARMSによって開発されました。Zi-ARMSは凱龍輝の開発の際にヘリック共和国に協力したZOITECから分離したと言われています。ZOITECが所持していた伝説の3体の虎型ゾイドのコア制御技術を得るべく、ZOITEC社長を誘拐する際に出撃しました。その際相棒となるパラブレードと合体してデカルトドラゴンになりワイツタイガーと交戦しますが、その後はストーリーに出てきません。

 

 ところでこのゾイド、何型に見えるでしょうか?

 分かりにくい背中ユニットを外してます。

 

 ヒントはこの爪ですかね。

 

 このデスレイザー、テリジノサウルス型ゾイドなんです。

 

 現在の定説となっているテリジノサウルスと比べると、中々違う姿ですね。首が短いし姿を見る限り、ティラノサウルスというか前傾姿勢の肉食恐竜みたいな姿です。

 ここまで姿が違うのにはある程度理由があります。テリジノサウルスは1948年にモンゴルで発見されました。しかし大きな爪、それが付いた前肢、肋骨と不完全な後肢の化石しか見つかっておらず、さらにその後も有力な手掛かりは見つかりませんでした。当初は肉食恐竜と考えられていて、巨大な爪は獲物である草食恐竜を捕らえるのに使われていた、もしくは超巨大肉食恐竜のものであるとされていたそうです。

 定説が変わり始めたのが1988年。近縁種とされるアラシャサウルスの化石が見つかってからでした。それから長い時を経て、現在考えられているテリジノサウルスの姿に近づいたとされています。

 現在、ティラノサウルス等と同じ獣脚類というグループに分類されているそうですが、草食恐竜だったと考えられています。しかし肝心の頭骨の化石が見つかっておらず、魚食性の可能性も指摘されています。

 

 デスレイザーは販売されたのが2004年。1988年から16年経過しており、恐らくですがこの頃にはテリジノサウルスの姿も現在に近づいていた時期だと想像できます。キットを見るにそうではないのが何故なのか。姿が変わった時代の詳しい資料を探したのですが、見つからなかったです。

 

 

 

 「自分の記憶」という不確定極まりないことだけで話しをするならば、2003年くらいには、テリジノサウルスの姿は現在に近くなってたような記憶があります。そこにこのデスレイザーが出た時に、余計に違和感を感じた気がします。

 開発期間もあるし、現在に近い姿に定説が固まってくる前に開発が始まっていたのなら、姿を変更するのは無理だったとは思います。

 姿が確定した時期の資料、欲しいです。

 

 

 

 

 現状、テリジノサウルスの化石は未だ断片的にしか見つかっていません。いまの復元図も近縁種のものを参考にしている状態です。今後、化石が見つかるたびに今の姿も変わるかもしれません。

 それこそ近縁種を参考にしていたけども、短足になったり、尾がイモリのようになっていたという事実が発見された、この記事シリーズのきっかけとなったスピノサウルスのように。

 

 僕の中ではこのテーマの記事はこれが最後です。調べること、書くことも全部自己満足でやれてすごく楽しかったです。

 

 

 それでは。

雷竜記事、今回はディプロドクス編です。

 

 ディプロドクスは、ブラキオサウルスとほぼ同期のジュラ紀中期から後期にかけて生息していた雷竜、竜脚類の一種です。全長はおおよそ20~33mと、ブラキオサウルスより長大です。身体は他の雷竜よりも全体的に華奢で、体重は10t~20t程度と推定されています。ブラキオサウルスと違い前肢の長さも後肢と大差ないこともあり、全高は低めです。詳しいデータとしては英国・ロンドンの自然史博物館の骨格標本、愛称「ディッピー」が4.25m程度とされているので、高いところの植物を食べるのは苦手だった可能性が高いです。

 ゾイドでディプロドクス科に属されるゾイドを、特徴と資料から羅列します。

 

・ビガザウロ

・セイスモサウル

 

 

 ビガザウロは一部媒体でディプロドクスとされています。セイスモサウルスもディプロドクスの仲間とされています。

 

 

 

 ビガザウロはメカ生体ゾイドでの最初の大型ゾイドです。個人的な感覚としては骨ゾイドの親玉という感覚です。モーターユニットはゾイドマンモス、ゴジュラス、ゴルドスに流用されています。余談ですが雷竜の特徴である長い首は、マンモスでは長い鼻になっています。

 ディプロドクスは、首を高く上げることはできないとされています。ある程度は首が上がっていたのは、現在の想像図や標本から推測はできます。

これよりもう少し持ち上がったくらいでしょうか。

 

 

 

 セイスモサウルスは、モチーフの特徴である「全長が竜脚類でもトップクラスに長い」ことを全面的に活かしたゾイドで、僕はネオゼネバス派だったこともあり好きなゾイドです。

 ZAC2106年、ネオゼネバス帝国軍がヘリック共和国軍の新兵器ゴジュラスギガにクック港及びクック砦を占領されたことから、「格闘戦をさせずにゴジュラスギガを撃破する」ことを目的として解発されました。

 長大なボディそのものを砲台にして放つ超収束荷電粒子砲、通称「ゼネバス砲」は期待通り初陣で格闘戦に持ち込むどころかレーダーの範囲外からゴジュラスギガを葬ることに成功しました。

 

 セイスモサウルスはモチーフとゾイド名が同じ、珍しいゾイドです。他には後々名前が消えたりしましたが、ウルトラザウルスがギリギリ同じといえるでしょうか、この二体のみです。

 セイスモサウルスは、大まかに言うと「地震トカゲ」という意味です。全長33~40mという体躯から体重も相当重いと思われていたからでしょう。しかしブラキオサウルス同様、最近の研究ではそこまで重くなかったとされています。セイスモサウルスの体重は推定40t程度と、全長25mのブラキオサウルスよりも軽い可能性が高いようです。

 そして現在、何とセイスモサウルスはディプロドクスの大型種で、独立した種ではないということになりました。これまでセイスモサウルスとされていた種は、現在ディプロドクスの一種に編入されています。現在、セイスモサウルスという属名はウルトラサウロス同様無効名となってしまいました。

 無効名となったのが2004年ごろ、ゾイドのセイスモサウルスが販売されたのが2003年と無効名になるギリギリのタイミングでの商品化だったようす。

共和国の戦艦、、母船ゾイド2体。

 

 

 巨大雷竜型ゾイドの代表格2体。高さのブラキオサウルス科、長さのディプロドクス科と特徴がはっきりしています。

 

 というわけで雷竜ディプロドクス編でした。ネームバリューが低いためかブラキオサウルス型に比べれば数は少ないですが、ビガザウロとセイスモサウルスと、ストーリーや商品としても重要なポジションを担っていた恐竜で、ゾイドワイルドでも出ないかなと思ってしまいます。

 

 それでは。

 3回目は巨大な恐竜の代名詞、竜脚類です。

 

 竜脚類と呼ぶより、もしかしたら雷竜と呼んだ方が馴染みある方も多いかもしれないですね。この記事では呼びやすいので雷竜で執筆していきます。

 雷竜は三畳紀から白亜紀にかけて繁栄した草食恐竜の一派で、大きな特徴として長い首、そして陸上動物最大級の体躯をもつ種が存在します。

 そして、恐竜の研究が進むにつれ、過去と現在で大きく変化した恐竜です。

 

 ゾイドで雷竜をモチーフにしたのは、

・ハイドッカー

・ビガザウロ

・セイスモサウルス

・ザットン

・ブラキオス

・ウルトラザウルス

・ブラキオレックス(ブラキオサウルス形態)

・ブラキオラケーテ

・グラキオサウルス

 になります。

 

 そしてその中でも大まかに

・ブラキオサウルス科

・ディプロドクス科

 の2種類に分けられます。

 

 今回はブラキオサウルスに焦点を当てたいと思います。

 

 上記のうちブラキオサウルス科のゾイドが

・ザットン

・ブラキオス

・ウルトラザウルス

・ブラキオレックス(ブラキオサウルス形態)

・ブラキオラケーテ

・グラキオサウルス

という具合に分けられると思います。

 

 

 ブラキオサウルスには、定義する大きな特徴があります。

 ブラキオサウルスは前肢が後肢よりも長く、胴体が背中から尾に向かって傾斜しています。そうした身体の形状から全高が稼げ、ブラキオサウルスはより高い位置の草を食べることが出来たとされます。ブラキオサウルスの「ブラキオ」とは古代ギリシア語で「腕」という意味で、「サウルス」を合わせて大体「腕の恐竜」という意味です。

 

 このうち、ブラキオスとウルトラザウルスは正に当時の研究の影響を大きく受けています。尾を引きずるスタイルもそうですが、何よりこの2種は「水上での活動が出来る、あるいは前提となっている」ことが当たります。ブラキオス、ウルトラザウルスはそれぞれ巡洋艦、戦艦に近い役割で、共に水上での活動にも重きが置かれています。

 

 これは1980年代、ブラキオサウルスは水中で生活していた、と考えられていた事に由来します。陸上では当時の研究で80tあるとされていた重い体重を支えられないため、そして頭頂部にあるコブに鼻腔が存在していた事もこれを裏付けるとされていました。

 しかし現在は水中で生活していたという説はほぼ間違いであったとしています。ブラキオサウルスは横隔膜を持っていなかったため、水中で生活していたら水圧で肺が押し潰され、呼吸が出来なかったとされています。頭頂部に存在した鼻腔も現在は食事をしながら呼吸を途切れさせないようにするためだったとされています。

 体重に関しても大型恐竜は「気嚢」と呼ばれる、肺の前後に存在する呼吸を手助けする器官があったとする説が有力になっています。これは鳥類もそなえ、体重を軽くする働きもあります。ブラキオサウルスの化石にも胴体の骨に大きく、自然に窪んだ形状が見られたことで、気嚢はブラキオサウルスにも存在した説が有力です。また各部の骨も随所に軽くなるであろう抉れたような形状が見られるそうです。

 そのため体重は、種の平均体重が23t程で、最大で50t程とする説が有力で当時と比べてかなり軽く、水中ではなく陸上で生活していたとする説が定説となっています。

 

 グラキオサウルスは完全な陸上の雷竜としてデザインされています。尾も引きずらない格好となっていて、学説に合わせたと思います。


 

 しかしザットンとグラキオサウルス含め、首もほぼ直立に近いくらい持ち上がっていますが、これも現在では有力な説からは外れてきています。

 首を垂直に持ち上げると体高が16m程になりますが、ここまで高くなると心臓から十分な血液を頭部まで送れなかったとされています。ちなみに首を常に高くした状態で十分な血液を送るには、全体重の5%程の大きさの心臓が必要だったようです。

 最近の研究では、最大で肩の傾斜の延長線上程度までしか首が上がらなかったとする説が有力で、さらに縦ではなく横に首を動かして植物を食べていたようです。

 

 首が寝ている状態。大体グラキオとウルトラの高さくらいしか上がらなかったかもしれません。

 

 こぼれ話ですが、現在「ウルトラサウルス」という恐竜の名称は正式には存在していません。正確には「ウルトラサウロス」という名称で、アメリカで発見された最大級の恐竜とされていました。現在その化石は別種の物が混ざっていたり、既存のブラキオサウルスの仲間の物だった事が判明したため、無効となっています。

 

 

 今回はブラキオサウルスでした。生息域と首と尾。そして消えた種。30年を経てティラノ並み、もしくはそれ以上に大きく学説の変わった恐竜かもしれません。

 次回は雷竜の別グループ、ディプロドクスに焦点を当てます。

 

 

 それでは

少し間が空きました。

2回目は、恐竜界で一番知名度の高い人気者、ティラノサウルスです。

 

 

 

 ティラノサウルスはご存じ、白亜紀後期~末期に生息していた世界最大級の肉食生物です。

 

 全長が約11~13mとされますが、頭骨長が約1.5mとされており、全長の1割以上を占めています。大きな体格ですが体重については諸説あります。概ね6~9t程度とされていますが、3tとする説や14tまであったとする説もあります。また前肢が体格に対して異常に小さいことも大きな特徴でしょう。

 

 恐竜界最強のイメージから、恐竜を題材にした作品では非常に高い登場率を誇ります。

 

ゾイドにもかなりの頻度でティラノをモチーフにした機体が存在しており、

 

ゴジュラス系列

 

ゴッドカイザー

 

キングゴジュラス

 

デスザウラー

 

ジェノザウラー系列

 

バーサークフューラー系列(凱龍輝含む)

 

ブラキオレックス(ティラノ形態)

 

バイオティラノ

 

デスレックス系列

 

9種類存在します。

 

ネオブロックスのG2レックス含めれば10です。

 

 それぞれの派生は大元にまとめてます。一部媒体ではティラノサウルス型とされているものも含み、キングゴジュラスはフレーム等新造が多かったので別にしました。

 

 多くが物語で主役級やそれのライバルであったり、ラスボス的な役を担う機体が多いです。

 

 

 

 

 メカ生体ゾイド期は、1983~1990年です。

 

 この時期は2足歩行恐竜の多くは「ゴジラ型」「怪獣型」と呼ばれる直立2足歩行、尾を引きずっている姿が主流で、一部を除き正しい学説とされていたようです。ティラノ型以外にも直立2足歩行で創られた恐竜型ゾイドがメカ生体期に多数存在しました。

 

 この時期に出たティラノサウルス型ゾイドは概ね「ゴジラ型」です。

 

・ゴジュラス系列

 

・キングゴジュラス

 

・デスザウラー

 

 この3機種が当てはまります。

 

 

 ゴッドカイザーはこの時期としては特殊なので後ほど。

 

 ゴジュラス、キングゴジュラスは背びれがあるので、モチーフは恐竜というよりは某映画の怪獣だったのは周知の事実です。実際のティラノには背びれがあった痕跡は今でも発見されて無いです。

 デスザウラーは背びれが存在しない分、ゴジュラスよりもモチーフに近かったと思いますが、今見返してみれば頭部が小さいかと思います。首と同じくらいの幅で、頭長も小さめ。その点で見ればゴジュラスの方がティラノっぽくも見えます。

 

 この3機種ですが、すべてに当てはまる当時を表している別の身体的特徴が、前肢の大きさです。

 現在では見られないですが、メカ生体期にティラノ型と表記されたことのあるゾイドは全て前肢が大きいです。恐らくゴジラのイメージや、直立2足歩行で腕になる部分が小さいと、弱そうに見えることもあったかと思います。

 しかし事実としては、少なくともゴジュラスやデスザウラー登場までには、ティラノサウルスの前肢の完全な標本は存在していなかったんです。一番最初にティラノサウルスの前肢の完全な化石が発見されたのは、1988年にアメリカで発掘された「ワンケル・レックス」が最初とのことでした。発見されるんまでは近縁種のタルボサウルス等の前肢の標本を参考にしていたそうです。そのため「ティラノサウルス」としての標本がないため、当時は前肢が大きくても間違いとも言い切れなかった状態でした。後にゴジュラス、デスザウラーは『恐竜型』に改められ、機獣新世紀期にゴジュラスは資料によって通常のティラノとは系統の違う変種として位置づけられています。

 僕の記憶でゴジラ型のティラノサウルスがモチーフとして描かれた最後の作品は、日本では1992年公開された「恐竜戦隊ジュウレンジャー」が最後だったと思っています。

 

 

 機獣新世紀ゾイド期に入り、一番最初に完全新規で登場したのが「ジェノザウラー」です。2000年3月に登場したジェノは、1980年代から研究が進んだ結果、前傾二足歩行、小さな前肢と、ほぼほぼ現在のティラノと同じスタイルになっています。バーサークフューラーと、フューラーと同じフレームを用いている凱龍輝も概ね同じですね。

 ここで紹介した3機種ですが、アニメや公式に展開されていたバトルストーリーでも主役のライバル機だったり、切り札として登場したため扱いがよかったこと。そしてとてもカッコいいので現在でもかなりファンが多いです。

 ただ、この3機種に共通して思うのが頭部がかなり小さい、というか横のボリュームがないと思います。ジェノザウラーは元になったのがデスザウラーで、デス自体も胴体と比較して頭部が大きくなかったのを引き継いだのでしょうか。フューラー等も同じで、現在僕はティラノとしては違和感を感じています。

 

 

 ゾイドジェネシスで登場したバイオゾイド。その総大将的な存在として存在するのが「バイオティラノ」。このゾイドが、ゾイドで一番ティラノサウルスらしいスタイルだと、個人的には思ってます。大きな頭部、ごつい首、小さな前肢、大きな後肢、大きな胴体で構成されています。

 バイオ粒子砲という兵器を装備していますが、バイオ粒子とは何なのか、荷電粒子砲とはどう違うのか。詳しい説明が無いようですが何にしろ、ラスボス級が装備する兵器としての印象は抜群です。

 ただティラノサウルスの姿ははっきりと分かりますが、当時自分は子供だったためか、ゾイドとは認識できませんでした。それまでのゾイドと一線を画すデザインが、僕には受け入れられなかったんです。そのせいでバイオゾイドは現在も1体も所持しておらず、今集めようとしてもプレミア価格がついてたりするのでなかなか手が出ないです。

 

 

 ゾイドワイルド期にも、ジェネシス同様ラスボス格として描かれたティラノ型、デスレックス、同じフレームを用いたオメガレックスが登場。

 バイオティラノとほぼ同様のスタイルを持ち、ゾイドワイルドで実装されたギミックの一つである「デスブラスト」「マシンブラスト」が採用されています。

 デスレックスの外装のイメージは人工的な兵器というよりは禍々しい生物という印象。丸みを帯びた装甲と生き物っぽい目がそれを際立たせます。装甲とインテーク、武装の存在って兵器を際立たせるのに大事ですね。

 オメガレックスはゾイドファン垂涎の荷電粒子砲搭載型、バイザー、背部の武装、ディティールも含め、兵器っぽさがこれでもかと出ています。

 背部にファンが付いていますが、デスザウラーのように回転はしません。流石に構造的に厳しかったようです。

 オメガレックスの荷電粒子砲は口腔部と収束シールドを利用するもので、ボディ全てを砲台にするという荷電粒子砲の発射をより際立たせています。

 

 

 

大まかな特徴をまとめると

メカ生体ゾイド期(1983~1990年)

 

・直立姿勢

 

・尾を引きずる

 

・前肢が大きい

 

機獣新世紀ゾイド~ゾイドフューザーズ期(1999~2004年)

 

・前傾姿勢

 

・前肢が小さい

 

・頭部がやや小さい

 

・尾は水平に近い

 

・ゾイドジェネシス(2005~2006)、・ゾイドワイルドシリーズ(2018~)

 

・前傾姿勢

 

・頭部が大きい

 

・前脚が小さい

 

 

 ここで個人的に疑問があったのがゴッドカイザーです。ほぼ同時期のキングゴジュラスが直立2足歩行スタイルであるのに対し、第一期の中で唯一、ティラノ型としては前傾2足歩行スタイルに近い形状になっています。事情を知らなかったので調べてみました。

 これに関してはどうやら動力ユニットの関係だったようです。ハウンドソルジャー以降、同一サイズのゾイドは規格を統一した動力ユニットを使用していたそうで、ゴッドカイザーにも同じ物を使用したようです。この動力ユニットは基本的に4足歩行ゾイドに対応させた物だったため、これをゴッドカイザーに使用した結果、前傾2足歩行に近いスタイルになったということだそうです。しかし完全な前傾2足歩行スタイルにはなっておらず、なんとなくボディが斜めになっています。どうにか直立スタイルに近づけさせたかったのが垣間見えます。

 しかしこのゴッドカイザー、頭部の小ささと謎の角、前腕の形状がティラノサウルスっぽくなく、言われないとモチーフが分からないゾイドと思えます。よくメカ生体ゾイド期の末期は迷走していたと言われていますが、このゴッドカイザーは当時の恐竜のトレンドであった直立2足歩行でないことなど、「モチーフがわからない」という生き物をモチーフにした商品としては致命的な欠点を持っていたように思えます。これも迷走の証の一つでしょうか。

 

 

 現在の定説に近くなったのはゴッドカイザーが微妙だと僕が判断するとジェノザウラーからのようですね。

 

 何年頃から姿勢の定説が変わったのか、もう少し詳しく調べました。先述で直立2足歩行のティラノサウルスがモチーフとして描かれたのは、1992~1993年放送の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」が僕は最後だと思うと僕は書きました。その後前傾2足歩行のティラノサウルスが登場、定着したのはいつ頃だったのか。

 僕の調べることの出来た限り前傾2足歩行の始まりは、やはり1993年公開の映画「ジュラシック・パーク」のようです。映画の製作期間も考えると、ジュウレンジャーの時期と大きくかぶっています。この辺り、恐竜の研究最先端のアメリカと日本の差があったのか、情報の普及速度だったのか、なにかしら遅かったように思えます。また1996年にタカラとハスブロ社共同で制作されたCGアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」のビーストメガトロンはティラノにトランスフォームします。これも前傾2足歩行であったため、この頃には新しい学説の定着が進んでいたようです。

 

 ゴジュラス、デスザウラー等が大きな印象を残したメカ生体ゾイド期が終了してから、機獣新世紀ゾイド期にジェノザウラーが発売されるまで約10年ほど。この空白期間が恐竜の姿勢の定説が「直立2足歩行」から「前傾2足歩行」に変わった、大きな転換期であったようです。

 

 記事等誤りというか、指摘、意見があればお願いします。

 それでは。

 スピノサパーとダークスパイナーは、設定では同じスピノサウルス型のゾイドがベースとされていますが、そのサイズ、姿勢、設計思想、運用方全てが全く異なります。

 双方共通のベースとなったスピノサウルス型野生体ゾイドは、西方大陸の南エウロペ原産とされています。ティラノサウルス型野生体と共に惑星Ziの恐竜型ゾイドの頂点に君臨するとされています。

 南エウロペはあのガリル遺跡があったため、ガイロス、ヘリック共に訪れています。ガイロスはその際に、ヘリックは西方大陸の統治を完了させるまでにスピノサウルス型ゾイドを回収したのだと思われます。

 ダークスパイナーはバーサークフューラー同様野生体ベースで、コア出力の高さからただの電子戦ゾイドではもったいないとして、ジェノザウラークラスの高い戦闘力を両立させて開発。スピノサパーは共和国が暗黒大陸に侵攻する際に戦闘工兵ゾイドが必要であったため、戦闘力の上限を低くして開発されました。

 

 この辺に両国の事情が出ていますが、 まずスピノサパーについて考えました。

 僕は、スピノサパーはスピノサウルス型の幼体だったと思います。

 スピノサパーは「ダークスパイナーと違い特別な個体を必要としない」とされていますが、僕は「特別な個体」はスピノサウルス型の成体と仮定しました。

 幼体のゾイドコアであれば、繁殖させて成長させるまでの時間もある程度短く済みます。

 ある程度まとまった数も必要だったでしょうが、野生でも幼体は成体よりも数が多いはずです。勿論幼体であればコアの出力も低いですが戦闘力の上限を低くして開発するのであれば問題ないでしょう。

 疑問なのは姿勢です。直立二足歩行に近いスタイル。当時から定説となっていた前傾二足歩行を崩してまでなぜこうしたのか。

 個人的な考えでは、開発期間の短縮のためかと思いました。

 

 年代的には

・ZAC2100年3月 ガイロス帝国南エウロペ派兵

・ZAC2100年10月 西方大陸戦争終結

となっています。

 

 スピノサパーが初めて確認されたのは、バトルストーリーでは西方大陸戦争終結後のZAC2101年1月。ガイロス帝国のザバット空襲時です。

 南エウロペに派兵してから野生体を回収し、暗黒大陸派兵に向けて開発していく事を考えると、開発期間がかなり短いと思います。

 そのため、旧来の同クラスの直立2足歩行ゾイド、ゴドス等のフレームを流用したのではないかと思いました。そうすればフレーム等の開発時間をある程度削出来ます。

 しかし直立のフレームはスピノサウルスのコアと親和性が低く、結果できるだけ斜めにした結果があの姿勢ではないかと思うのです。ゾイドコアはボディを自分の身体として認識しないと動かないので、背びれの他に、もしかしたらコアにゴドス系統の情報を少し組み込んだ可能性もあるかもしれません。

 前傾2足歩行ゾイドがそれほど普及していなかった時期で、もし前傾2足歩行であれば、直立ゾイドに慣れていたパイロットは操縦も慣れていなかったと思います。さらに開発してからテストと訓練・習熟期間がかなり短かったと思うので、操縦性も割とゴドスに近い直立2足歩行は扱いやすかったのではとも思います。

 

 

 ダークスパイナーは鉄竜騎兵団に向けて開発されました。最大の武器である「ジャミングブレード」は敵のゾイドをダークスパイナー側からコントロールする武装ですが、この思想は鉄竜騎兵団の事情に深く関係していると思います。

 当時鉄竜騎兵団は総数も多くなかったはずなので、敵のゾイドを奪えれば敵戦力が-1、此方が戦力+1で、単純に1機ずつ撃破するよりも効率は良いです。しかも敵ゾイドがコントロールされてもパイロットは健在であれば、味方は撃破するのに抵抗を示すはずです。

 自軍の被害を減らし敵を数多く撃破するのが戦闘の基本ですが、それには敵同士を戦わせるのが有効ではあります。それを政治的ではなく操って強引に行ったのはなかなかえげつないですが、「絶対数の少ない軍隊の弱点を補う」というのがダークスパイナーの開発で目指したのであれば、十分達成されたはずです。

 そして、ディメトロドンのような純粋な電子戦ゾイドとして開発するのが名残惜しいというのも理解できます。敵ゾイドを支配したうえで自らも戦闘をこなせればこれほど効率がいいことはないでしょう。

 そして無理に武装を後付けするよりも自然に施したいところに、背びれを電子装備にすることでコアが自らの身体と認識しやすくなる利点。そして戦闘能力云々は後発だけども全て揃っていたのがスピノサウルス型。

 

 ヘリック共和国は「戦闘工兵ゾイドが欲しい。ある程度たくさん必要だが時間がない。スピノサウルス幼体のコアを用いて数を確保、ゴドス等のフレームを一部流用して習熟時間と開発時間を短縮する」

 ネオゼネバス帝国は「当初は電子戦ゾイドとして開発していたが、数のハンデを解消する手段としても、自身が戦闘ゾイドとしても有効な、効率のいいゾイドになりえる」

 それぞれ国の事情があり、それを解決するのに西方大陸のスピノサウルスが使われました。しかし全く違う用途だったというのは、ゾイド、ひいてはゾイドコアの特性である「コアが自分のボディだと認識しないと起動しない、ある種きまぐれなジェネレーター」という事実がある。そしてそれを有効に解決しなければならないというゾイドならではの事情があったということだと思いました。

 

 最後に。何かうまく書けない上によくわからない文章になった気がします。そして、かなり自分の妄想が入っています。

 個人的に書いていてとても面白いですが、何か意見等あればお願いします。

 

 それでは。

 恐竜を含む古代の生物は研究が進むにつれ、新しい事実が発見、証明されています。その度に復元図や生活していた環境がそれまでと変わっていき、当初とはまるで違うことになっていることもあります。

 ゾイドは1983年からシリーズとしてスタートしましたが、当時登場した恐竜型ゾイドの姿、運用する地形、特徴は今の恐竜の研究では誤りだとされるものが複数存在します。それは当時では正しい学説だったため、恐竜の研究の変化がゾイドにも色濃く表れているのがとても面白く思いました。

 今回から調べていくつか記事を書いていこうと思います。

 

 

 第1回目は、こういった記事を書こうと思ったきっかけ、スピノサウルスです。

 

 現在は結構名の知れた恐竜ですが、スピノサウルスが有名になったのは割と最近です。

 スピノサウルスはティラノサウルス以上に巨大な肉食恐竜で、ワニのような形をした細長い頭部、背中に張り出した巨大な突起を持ちます。生息域や生活については議論が続いており、魚を食べていたとされる説は有力視されています。しかし最近では深い川で長い時間を過ごしていたとされる説もあれば、従来の通り水中にそれほど長い間はいなかったとする説も根強かったそうです。

 そんな中、先日スピノサウルスの尾の化石が発見され、イモリのように巨大な尾ひれになっていたという可能性が浮上したそうです。尾の特徴から、泳ぐのが得意で水中で生活していた可能性が非常に高くなったそうです。

 

 全長がおおよそ15~17m。ティラノサウルスが11~13mとされているのを思えばかなり大きいです。しかし、スピノサウルスの方が首なども含め細身だったようです。

 そのため体重に関しても、ティラノサウルスより軽い4~6tとする説。対照的に水中生活に適応するため骨密度が高かったため、ティラノサウルスより重く21t程まであったとする説もあります。

 背びれの形も当初は半円形だったのが、逆W字型に定説が変わっています。

 

 知名度が大きく上がったきっかけが、2001年公開の「ジュラシックパーク3」でした。ティラノサウルス以上の戦闘力を持った肉食恐竜として登場し、ティラノサウルスとの格闘が描写されています。しかしこの描写は映画公開当時から賛否が分かれ、公式のパンフレットにも「劇中のような生態は疑問視されている」と注意書きがされていたようです。

 

 スピノサウルスをモチーフに商品化されたゾイドは、

 

・スピノサパー

・ダークスパイナー

・ジェノスピノ

 

の3種です。

 ゾイドジェネレイションズの「バイオスピノ」は商品化されていないので、例外とさせて頂きます。

 3体を並べてみます。

 随分形状が違うというか、三者三様という印象です。

 

 スピノサパーは共和国の戦闘工兵ゾイドとして開発されました。直立2足歩行に近いスタイル、もっというなら斜めを向いているのでゴッドカイザー、もしくはアロザウラーに近いですかね。(入手時から片方チェーンソー欠品してました

 僕は、当初スピノサウルス型と認識できず、名前とバトルストーリーの機体紹介で理解しました。

 理由を考えたのですが、1つ目が頭部の形状だったように思えます。

 スピノサウルスはワニに似た形の頭部を持っていて、魚食性の肉食恐竜という変わり者だとされています。

 スピノサパーの頭部はワニっぽさ、というか細長さはあまり感じられません。

 2つ目に、既に当時は前傾2足歩行がトレンドであった恐竜の姿勢で、旧来のような直立に近い2足歩行スタイルも違和感があったのだと思います。

 3つ目が、ノーマルでは背中の突起があまり目立たないような気もするので、現在こうして眺めて見ても、あまりスピノサウルスには見えないです。

 

 ダークスパイナーはガイロス帝国、正確にはその内の旧ゼネバス派によって開発されました。そのためガイロス帝国には配備されていません。戦闘で初めて姿を見せたのは鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の中央大陸進軍時、ZAC2101年12月です。当初はディメトロドンと同じような運用を目的とした電子戦用ゾイドとして開発されていました。しかし高いコア出力からバーサークフューラーの開発データも取り入れ、電子線ゾイドでかつ戦闘ゾイドとしても運用できるよう仕様変更されました。

 

 このゾイドはワニのような形の細長い頭部、ティラノサウルス型のバーサークフューラー並みの大きさのボディ、背中に大きく張り出した突起は帆として再現されています。後肢は長く、水中での活動は基本的には出来ません。恐らくこの頃の研究では普段は陸上、川沿いで生活し、食事の際に川に入っていたのでしょうか。

 

 この背中の帆であるジャミングブレードは登場当時、あまりにも強すぎて衝撃でした。対抗手段を持たない共和国は為す術なく、3年間ダークスパイナーの無敵時代を作り上げたというのは、メカ生体ゾイド期のデスザウラーに匹敵するほどの影響力だったと思います。時期の影響か性能がチート過ぎて面白くなくなると判断されたのか、PSゲームの「ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国」にはジャミングブレードを使用することはできなかったのを思い出します。

 

 キットとしてはジャミングブレード展開時に形状が変化し、電動でアクションし続けるのは後の「ゾイドワイルド」のワイルドブラストのようです。

 カラーリングは今見ても中々のインパクトのある蛍光っぽいグリーン。当初は好きではない色でしたが、今ではダークスパイナーを運用するにあたってはいい存在感を発揮していたように思えます。ダークスパイナーのジャミングウェーブは有効範囲に入ったが最後なので、自らの存在をアピールするのにあのやたら目立つカラーリングは有効だったはず。逆に遠距離からも存在がわかりやすく狙撃されやすいのはあるでしょう。しかし当時共和国にそれができたのは、主にケーニッヒウルフのオプション兵装であるデュアルスナイパーライフル程度だったので、特に問題なかったとも思います。

 

 ゾイドワイルドZEROで登場したのがジェノスピノ。帝国軍所属のスピノサウルス種のゾイドで、同じモチーフの前2種とは随分違う雰囲気のゾイドとなっています。

 硫酸の海で多大な労力を持って引き上げられ、それでも溶解していない強靭なボディ。そしてジェノスピノの武装である火炎放射器の温度は 5000℃。この温度は太陽の表面温度並み、さらに初代アニメのデススティンガーヒルツ仕様のコアに近い温度(こっちは6000℃)です。硫酸に耐えられる強度はこれくらいは必要ということかもしれません。

 姿勢は深い前傾2足歩行となっていて、これは短足に伴う説の一つである「スピノサウルスは4足歩行、ナックルウォークしていた」という説に近いかと思います、更に前肢も地面につくすれすれまで低くデザインされており、4足歩行にも見えます。この姿勢は兵器解放(マシンブラスト)時のバランスの関係もあるかもしれません。

 マシンブラスト時は背中の帆が展開されチェーンソーになります。このためか、帆は半円形になっていて、逆Wの形状にはなっていません。

 また、前の2機種とは違い水中でも活動できるようになっており、販売された2019年時の学説を反映させているように思います。

 

 ティラノサウルス種のオメガレックスと大きさもほぼ同じ。しかし、ダークスパイナー当時とは変わっている個所があります。

 

 まず後肢が短いです。デスレックス・オメガレックスといったティラノサウルス種と比べると

 左がオメガレックス、右がジェノピノ

 この通り。

 

 同じ時期に販売されたティラノサウルス型のバーサークフューラーとダークスパイナーの後肢の長さが、

 ダークスパイナーの方が長いですね。2000~2003年くらいの研究では、ティラノより長いかは別として後肢は長いのがトレンドだったようです。

 

 また、ダークスパイナーの姿勢と比べると一目瞭然。

 最近の研究でスピノサウルスは、乱暴な言い方をすると胴長短足だったとされています。後肢が短く貧弱で、陸上で活動できてもかなりノロマだったとされています。

 

 スピノサウルス型ゾイドについて記事を書いていると、先代のスピノ型二種は何かしらジェノスピノと似たような点があると思いました。

 スピノサパーとジェノスピノは背中の帆がチェーンソーとして再現されていること、そして実際のサイズはジェノスピノのが13.5m、スピノサパーは11.5mと大差ない大きさです。

 余談ですが、この2種はゾイドの方が小さい(化石標本の大きさは推定15~17m)、ある意味珍しいと言えます


 

 ダークスパイナーとジェノスピノに共通点は?となりますが、ジャミングウェーブ展開時とマシンブラストを比べると

 

 結構似てると思います。しかもジャミングウェーブ使用時は4足歩行に近くなり、さらに前傾姿勢になるためこの点でも似通ってる気がします。これを知ったときは、既出があったとしても滅茶滅茶興奮しました。

 開発していた2000年ごろから4足歩行の可能性を示唆していたのかと思うくらいです。

 

 スピノサウルスについて、もうちょっと話をします。

 最初にスピノサウルスの化石が見つかったのは、1912~15年頃のドイツの古生物学者、エルンスト・シュトローマー達によって、エジプトで発見されたそうです。その最初の化石はドイツ・ミュンヘンの博物館で保管されていました。

 しかしその化石は第2次世界大戦の空爆で博物館ごと焼失。その後長きに渡って新しい化石がほとんど見つからなかったそうです。

 2013年、新しいスピノサウルスの化石が多く見つかり、大幅に研究が進みました。この後から、スピノサウルス水棲説、それに伴い後肢が短いなどの説が進んでいきます。

 新しい化石が見つかるまでの間、スピノサウルスの姿は近縁種とされるスコミムスなどを参考に考えられていたそうです。

 有名な恐竜のはずなのに、ここにきて一気に新しい発見が次々出てくるのは、最初に見つかった化石が焼失してから約70年間、スピノサウルスの研究は標本が無いため中々進まず、「謎の恐竜」だったからのようです。

 

 ここまで書きましたが、中々自分でも楽しく書けました。まだいくつか書いていきますので、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 それでは。

唐突ですが、スピノサウルスの新しい学説が発表され、水中で活動していた可能性が極めて高くなったようです。

僕のゾイドでのスピノサウルスのイメージはダークスパイナー、そしてスピノサパーで、共に陸上専用機です。

ジェノスピノは水中でも活動できるような設定だったので、既にタカラトミーはスピノサウルス水中でも活動してた説を取り入れていたようです。

頭骨がワニのような形、歯の形状も魚食性であった可能性が高い痕跡が見られていたのも結構前からなので、妥当と言えば妥当かもしれません。

ゾイドの恐竜って、当時の学説を如実に反映させてるから、ある意味資料的な価値もありそう。

ちょっと興味出てきたので、これをテーマにして後々ブログ書いていこうと思います。

 

やっと楽しいこと見つけられそう。

 

それでは。

こんにちは。

無職になり、同時期体調もだいぶ悪化してました。

最近やっと少し元気になったのですが、未だに動悸が激しいのがしんどいです。

しばらく仕事できないのでブログ書きます。

現実逃避をしたいので。

 

 

それでは。

こんばんは。

まったく顔も出していませんが、少しだけ活動しています。

ステルスバイパーを3体塗装しまして、今回写真を載せます。

左3体がゾイドグラフィックスのスネークスを塗装したもので、一番右が市販品です。

市販品に近づけようとしましたが、写真と現物だと色合いが違うのと、自分の色のチョイスが変であまり似ませんでした。

今回この3体を塗装したのは、ジオラマというか、風景を意識した物を作るためです。

あとレッドホーン2体、イグアン、モルガ辺りを塗装していきます。

完成したらレッドホーンも載せます。

 

それでは。

どうもこんばんは。覚えていないのは承知の上です。夢幻です。

 

今まで何をしていたかというと、別の趣味に浮気してました。

 

ですが、浮気していた趣味をすべて清算して一段落させたので、少しずつ浮上しようと思っております。

 

今回、記事を久々に書こうと思ったのは、地元のリサイクルショップのような場所で、こんなのを50円で入手しました。

 

眼を疑いました。これが50円?

 

袋から出す。

 

 

ゴルゴランチャー!?

 

組み済みでも50円はねぇだろ・・・。

 

しかも、これ買った店。

 

A2グループ(駿河屋系列)なんですよ・・・。

 

でもまぁ、これゾイドに見えないよなぁ・・・。

 

ゾイドじゃなくて、ただの玩具ですよね、これ・・・。

 

まぁ、状態は悪いです。パーツもガバガバだし、バリも酷いし。

 

時間に余裕が出来たら、もう少し綺麗にしたりチェックしたいですな。

 

今現在制作してるのは、次の機会に掲載します。

 

 

それでは。