今回の地震で被害を受けられた皆様、謹んでお見舞い申し上げます
私の地域はほぼほぼ復旧しましたが、まだまだな地域もたくさんあるはず。
今後の地震に備えて、またこれから復旧する地域へのエールを込めて、
私が感じたことを記録として残して行きたいと思います。
以前、なにかのテレビ番組で、
「停電になった時は下手に冷蔵庫の中身をクーラーボックスに移したりせず、
そのまま入れておいて、極力ドア開閉を減らすのがよい」
と聞いた気がします。
実際、停電開始から7時間後に帰宅した時点において、
冷蔵庫(冷凍含む)の中身はなんらダメージは受けていなかったので、
「おぉ!このままイケるかも」と確信し、その方法を実施した私。
ということで、参考になるかわかりませんが、冷蔵庫の経過状況を記録したいと思います。
我が家の冷蔵庫は3ドア。
上から、冷蔵室・野菜室・冷凍庫 のタイプです。
停電発生からのドア開閉頻度は、
調理する時のみ(その時に中身の冷蔵&冷凍環境を同時にチェック)
いつもの調子で頻繁に開閉して中身を物色←言ってもきかない
という環境でした。
6日 03:00 停電開始
6日 10:30 ほぼ中身に影響なし (停電から7時間半)
6日 12:00 14:00 母とアイスクリームを食べきる (停電から9時間)
この時点で冷蔵庫の飲み物類はまだ冷えていたので、傷みやすい牛乳を積極的に消化しました。
野菜室は変化なし。(元々野菜は常温でも大丈夫ですしね)
冷凍庫は、引き出し部分に入っていたものが溶けはじめました。
本体部分は隙間ができないように整頓して入れておくとダメージが少ないです。
それでも表面にあるものは少しだけ解凍気味の状態に。
6日 17:00 (停電から14時間)
冷凍庫の引き出し部分に入っていた焼き芋・サンマ・ベーコン等は完全に解凍状態だったので実食。
本体部分の冷凍豆腐もかなり溶け気味だったので調理に使用しました。
タッパに小分けして冷凍しておいた「おから」は意外と凍ったままでしたが、
いずれは溶けはじめるので、あえて解凍し、少しづつ消化計画。
7日 7:00(停電から28時間)
冷蔵庫の中身は全体的にぬるくなって来ていました。
トレーに入ったまま冷凍しておいたしゃぶしゃぶ用のお肉は半解凍状態に。
冷食のたこやきや炒飯などもかなり解凍され、普通の冷蔵状態。
7日 11:30 電気復活 (停電から32時間半)
この時点において、
鶏ササミ・鶏ムネ肉・焼き鮭・ゆでうどん等はいまだガッチリ凍ったまま。
しゃぶしゃぶ用のお肉・ウインナー・冷食等は冷蔵レベル。
結果、停電から32時間経過した段階の状態をざっと書くと、
冷蔵室→ほぼ常温
野菜室→ほぼ常温(ダメージなし)
冷凍室→一部解凍されてしまったものもあるが、冷気は十分に保っていた
ということが実証されました。
幸いにも電気の復旧が早かったので、傷んで破棄した食料はありません。
冷凍のものが解凍されてしまった食品は、
そのまま再度冷凍したり、昼食や夕食に使ったり。
いずれにしても、当分は新しい食料はなるべく買わず、
まずは今ある微妙な食材を早めに使ってしまわなければダメですね
教訓として、
・お肉などはトレーのまま冷凍せず、ラップやジップロックに入れて冷凍する
・冷凍庫の中身は常に整理整頓して無駄な空間はあけない
・停電になったら引き出し部分に置いてあった冷凍品を本体へ移す
・常時蓄冷剤を数個冷凍しておき、停電になったら蓄冷剤で食品の表面を覆う
ということを今後は実行したいと思います
こんな書き方ではなかなか伝わらないと思いますが、
少しでも主婦のみなさんのお力になったら光栄です
【平成30年北海道胆振東部地震 備忘録】