今回の地震で被害を受けられた皆様、謹んでお見舞い申し上げます
私の地域はほぼほぼ復旧しましたが、まだまだな地域もたくさんあるはず。
今後の地震に備えて、またこれから復旧する地域へのエールを込めて、
私が感じたことを記録として残して行きたいと思います。
地震が起きた時私は、札幌市にある某健康ランドの仮眠室にいました。
(母がショートステイに行ったので息抜き中)
女性専用の仮眠室で10人くらいいたのかな?
地震で揺れたと同時に、一斉にみんなの警報アラームが響き渡る
そして停電と同時に非常灯が点灯。
仮眠室が地下だったのであまり揺れはひどくなく、体感的には震度3くらい。
いきなり強い衝撃という感じではなく、
「だんだん強く~♪」という感じのクレッシェンド横揺れ。
横になっていたせいで揺れが感じにくくなっていたせいもあるかも。
自宅にいたならドアを開けたり家具を抑えたりですぐに飛び起きるんだろうけど、
なにせ100%寝る為の仮眠室ゆえ、みんなせいぜい上体を起こすか寝てるか。
揺れがおさまり、まわりがザワザワしだして、出たり入ったりする人もいる中、
「停電でトイレの水が流れない」とか「最大震度が6らしいよ」という声が聞こえたので、
私も地震情報を検索しようとしてみたけど全然アクセスできず
そのうちみんなも寝始めたので、
「ま、起きる頃には停電も直ってるでしょ」などという軽い考えで私も寝てしまった。
本来ならその地域も震度4~5はあったはずなのに、
幸か不幸か ”頑丈な建物の地下&落下物のない仮眠室” という環境が私達の判断を鈍らせた。
非常灯がついたことで停電への恐怖が消えたことも大きいと思う。
やがて朝になり1人2人と起き始めたので、私も「さーて、朝風呂でも入るかー」と起きてみると、
スマホのショートメールに、
「地震、大丈夫でしたか???」 と、茨城の従兄からと叔母からの2通のメールが
え?え?もしかしてスゴいことになってるの?
とにかく地上に出よう!とするも、
あ?あれ?真っ暗?
眠っている間に非常灯は消えてしまったらしい。
元々仮眠室は薄暗いものだけど、それとはまったく違う。
「薄暗い」 と 「真っ暗」 ではこうも違うのか。
手で壁をつたいながら出口を見つけ、やっと階段をのぼって1階フロアへ。
お???く・・・暗い。玄関入口からの光のおかげでかろうじて見える程度。
「そうか、こういう建物には窓がないんだ」 と初めて気付く。
そして私の目に飛び込んできた光景は、
みんながスマホを持って、電話をかけたり、なにかを検索している姿。
なっなにが起きたの
私も慌ててスマホで地震情報を検索。
相変わらずアクセスはできないけど、なんとかサーチ一覧までは開けて、
今回の地震の震源が胆振であり、自宅地方もかなりの震度である事を初めて知ったのでした。
【平成30年北海道胆振東部地震 備忘録】