Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -607ページ目

『夢の太陽』―作りすぎた歌声よりも、可愛らしい歌声を期待したい課題曲

平成21年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲B
夢の太陽
作詞:覚和歌子、作曲:千住明


音譜たわんだ枝が はずむときのちからで
真っ青な空の まん中にむかってとぶ
はじめてだから ぶきようだけど
こわがるこころと 手をつないでとぶ


昨日に引き続き本年度の小学校の部の課題曲音譜
この課題曲もいい感じに仕上がっていますアップ
課題曲Aの「ここからいちばん とおいところ」

のジャンプは水平方向のジャンプ。
課題曲Bの「夢の太陽」のジャンプは

垂直方向のジャンプ。
課題曲Aよりもはじけた感じなので、

その好みから課題曲を選択するといいでしょうねひらめき電球
それでも選択には大いに悩むでしょうがショック!


素人的に注目したい点は、

●1語1語がはっきり発声できているか、

かといって過度ではないか目
●作りすぎた歌声ではなく、

可愛らしい歌声を期待したいですねニコニコ
●「地上のわたし」と「地球を見下ろすわたし」

を歌声で表現してくれる学校はないかな、

と勝手に思ってますべーっだ!

『ここからいちばん とおいところ』―贅沢な選択制で選ぶのが悩ましい小学校の部

平成21年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲A
ここからいちばん とおいところ
作詞:覚和歌子、作曲:千住明




音譜ここからいちばん とおいところへ
とおいところへ とんでみよう
大地は ぼくを足うらで
必ずつよく支えてくれる


今更ですが、今年の課題曲を

1曲1曲取り上げてみたいと思いますニコニコ
まずは小学校の部の課題曲Aである

「ここからいちばん とおいところ」


まず思ったのが、今年の小学校の部の

課題曲は贅沢だな、ってことです合格
久々の選択制復活ビックリマーク
どちらも王道系なうえに、

2曲とも課題曲としてはここ数年で

一番よい仕上がりではないでしょうかはてなマーク
久々に小学校の部で「おおっ」と思いました。
覚さんと千住さんの小学生への

真摯な思いが伝わってきて、

課題曲を聴いて嬉しくなりましたラブラブ!

本当に悩ましい選択制ですね~

どちらかを課題曲、どちらかを

自由曲にしたいくらいですね(笑)


で、「ここからいちばん とおいところ」です。

「ジャンプ」というテーマの課題曲なので、

幼い感じになるのかと思いきや、

子供らしいのに品のある課題曲に仕上がってますアップ
「ジャンプ」を「ここからいちばんとおいところにとんでみよう」

と小学生にわかりやすい表現で

あらわしているのが覚さんらしくて、ほっこりする詞ですラブラブ
雰囲気的に「空がこんなに青いとは」に近い世界観を感じます。


難易度的にはどうなんでしょうはてなマーク

個人的にはそんなに難しくなく、

どの小学校でも気軽に取り組めるし、

口ずさみたくなるような課題曲だと思います。
でも、しっかりコンクール的なスキル評価もできそうです。

素人的に注目して聴こうと思っている点は、

● 「わからないって こわくてすてき」の部分を

小学生らしく、さわやかに表現できるか。

魅せどころだと思うので、各校によって工夫して欲しいな、

って感じがします。
● 最後の「とおいところへ~~」のハーモニーを

きっちり決められるか。初演のはイマイチだったので。
● 全体的にふんわりした世界観を出しつつも、

「必ずつよく」・「たった」・「いっぱい」とか

そのかたまり部分を象徴する

フレーズをきちんと表現できるか。

に注目したいです。



『青空のすみっこ』―青空のすみっこは中学生の心のすみっこ?

昭和49年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
青空のすみっこ
作詞:谷川俊太郎、作曲:寺島尚彦



音譜青空のすみっこで
ひとひらの雲が湧いた
とどきそうで とどかない
青空のすみっこに
ひとひらの雲が消えた


最優秀校(現・金賞校)の演奏でも

2分40秒程度と、中学校の部と思えないほど短

くてシンプルな曲です目

昨日までの青空にピッタリな曲で、ふと口ずさみたくなります音譜


前年までの難曲路線から転換した年だとも

言われている昭和49年度の課題曲です。

この年は、「気球に乗ってどこまでも」、

「青空のすみっこ」、「ともしびを高くかかげて」

と比較的平易で、親しみやすい課題曲の

ラインナップとなっています。


特に高等学校の部は前年まで

難曲が多かっただけに、

課題曲Juke Boxで聴き進めていると、

いきなり「ともしびを高くかかげて」

が流れるとビックリします。

あ、でも、「赤い機関車」とか、

「博物館の機関車」とか好きですけど。

今となっては難曲じゃないのかもしれませんね。


本題のこの課題曲、歌詞の対比が

なんとも切なくて心に残ります音譜


雲→とどきそうでとどかない→湧いた⇔消えた

鳥→つかめそうでつかめない→飛んだ⇔消えた


そもそも青空のすみっこって

何なんでしょうか。

例えば、ビルと青空の境目なんでしょうか。

だったら、とどきそうでとどかない、

つかめそうでつかめない、

というのも感じることが出来そうですけど。

校舎の屋上でひとひらの雲や一羽の鳥を

見つめている中学生の姿が浮かんできそうな歌ですニコニコ

その中学生の心の中のすみっこの

不安定な気持ちを表現してるようにも見えます。