合唱曲にもなっている茨木のり子さんの詩を味わう。
島根大附中が選択していたのが、
茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」。
とても印象的で鮮烈な楽曲だったので、
後日あらためて取り上げたいと思ってます。
そんな茨木さんの詩で今日読んでいたのが、
「わたしが一番きれいだったとき」。
有名すぎるので知ってる方も多いと思います。
教科書にもよく掲載されていますね。
(実は私は大人になって初めて知りました。)
合唱と離れてしまいますが、
とてもハッとさせられる詩です。
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わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった
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この部分の前後には、
私の「これまで」と「これから」が
描かれているのですが、
「一番きれいだったとき」は
リズミカルでイメージしやすいのだけど、
今では想像もつかない状況でもあります。
どうやら合唱曲にもなってるようで、
歌になったこの詩も
味わってみたいと思うのでした。
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作曲法やレコーディング方法や演歌も?音楽の教科書で合唱を勉強する♪
ちょっと合唱について勉強しようと、
久々に図書館で高校の音楽の教科書を。
にしても、改めて今の教科書はすごい。
「わが里程標(マイルストーン)
」(S54高)
などのNコン課題曲も掲載されている一方、
合唱曲の作曲方法とか、
レコーディングの仕組みとか、
ドゥーワップの歌い方とか、
「いい日旅立ち」のリメイク・セルフカバーとか…
まさに「音を楽しむ」という感じです。
ここまで自由だとは。
その中で興味を持ったのが、
日本語の歌詞の歌い方。
「ひかり(hikari)」と歌っているのに
「いかり(ikari)」と聞こえてしまう例を挙げ、
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・子音を意識して明瞭に発音すること
・子音が強調されすぎたり、硬い発音になるのもよくない
・自然な話し方をイメージする
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というアドバイスがなされています。
言葉の意味をよく理解し、
歌詞が表そうとしている内容をくみ取り、
歌詞を何度も声に出して読むように、とも。
また、日本語の特徴である「助詞」を
強調しすぎず控えめに、とのアドバイスも。
発音練習方法も記載されています。
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(1)一語一語はっきり発音する
(2)滑らかに発音する
(3)濁音と鼻濁音
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(1)では、五十音をはっきり発音し、
(2)では、五十音の繰り返しを一息で発音したり、
早口言葉を練習したりします。
(3)の「濁音」「鼻濁音」は、
「ガ行」の濁音と鼻濁音を区別して
歌うことによって美しい日本語に聞こえる
ということが解説されています。
(語頭や強調するとき、および数字以外は
鼻濁音となります。)
合唱をずっとやってる方には
常識かもしれませんが、
専門的にやったことのない私には
結構勉強になります。
感覚的にはわかっていても、
こうやって解説されるとまた違うんですよね。
大人の勉強はまだまだ続きます(笑)
【参考文献】
MOUSA1・2(音楽I・II、教育芸術社)
Joy of Music(音楽III、教育芸術社)
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昭和20年代~40年代のNコン中学校の部の自由曲ってどんな曲を歌っていた?
過去のNコンのレコード音源が出品されていたので、
久々にそのジャケットから過去のNコンを探ります。
中学校の部だけですが、
過去の自由曲を知れることが少ないので、
データを残す意味でも掲載しておきます。
【全国ラジオ唱歌コンクール】
■昭和28年度
第1位:千代田区立今川中学校
課題曲:「あしの葉の笛」(作詞:薮田義雄、作曲:清水脩)
随意曲:「若人の行進」(作詞:???、作曲:ヨゼフ・ワーグナー)
※作詞は不明。「若人の行進」は、ヨゼフ・ワグナーの「双頭の鷲の旗の下に」の日本語詞曲とのこと。
■昭和34年度
第1位:福井市立成和中学校
課題曲:「ともだちの歌」(作詞:勝承夫、作曲:高田三郎)
随意曲:「モルダウの流れ」(作詞:???、作曲:ベドルジフ・スメタナ)
※訳詞者多数のため不明。
【補足】
昭和34年度までは「自由曲」は「随意曲」と呼ばれ、
教科書掲載曲に限られていました。
昭和34年度の中学校の部の制限人数は28名でした。
表彰形式は、昭和40年度までは、第1位、第2位、第3位でした。
【NHK全国学校音楽コンクール】
■昭和43年度
最優秀校:高松市立紫雲中学校
課題曲:「若い心のように」
自由曲:「グローリア」(作詞:津川主一、作曲:モーツァルト、編曲:津川主一)
優秀校:岩見沢市立緑中学校
自由曲:「貝のファンタジー」(作詞:貫田百枝 作曲:京嶋信)
■昭和44年度
最優秀校:神戸市立鷹匠中学校
課題曲:「ことばの歌
」(作詞:藤田圭雄、作曲:林光)
自由曲:「貝のファンタジー」(作詞:貫田百枝 作曲:京嶋信)
優秀校:宇部市立上宇部中学校
自由曲:「???」(作詞:山本瓔子、作曲:京嶋信)
※曲名不明。
■昭和45年度
最優秀校:仙台市立五橋中学校
課題曲:「海べで
」(作詞:安永稔和、作曲:平吉毅州 )
自由曲:「古城」(作詞:貫田百枝、作曲:京嶋信)
優秀校:愛媛大学教育学部附属中学校
自由曲:「古城」(作詞:貫田百枝、作曲:京嶋信)
■昭和46年度
最優秀校:北海道教育大学附属札幌中学校
課題曲:「山の祭り」(作詞:川添一郎、作曲:江川マスミ)
自由曲:「若ものたちは」( 作詞:清水凡平、作曲:川崎祥悦)
優秀校:愛媛大学教育学部附属中学校
自由曲:「冬の呼吸」(作詞:貫田百枝、作曲:京嶋信)
■昭和47年度
最優秀校:神戸市立鷹匠中学校
課題曲:「かたつむりのうた
」(作詞:阪田寛夫、作曲:大中恩)
自由曲:「山のいぶき」(作詞:松前幸子、作曲:川崎祥悦)
優秀校:信州大学教育学部附属松本中学校
自由曲:「頬白」(作詞:三好達治、作曲:市川都志春)
■昭和48年度
最優秀校:仙台市立五橋中学校
課題曲:「遊園地の汽車
」(作詞:、作曲:三枝成章※現・三枝成彰)
自由曲:「春の岬にきて」(作詞:矢田部誠子、作曲:矢田部宏)
優秀校:愛媛大学教育学部附属中学校
自由曲:「若い芽」(作詞:矢田部誠子、作曲:矢田部宏)
【補足】
自由曲の流行がわかりますね。
貫田百枝・京嶋信コンビの楽曲が
流行っていたようです。
私は知らない曲ばかりですが、
調べてみると、一定年代以上の方々には
懐かしい曲ばかりだそうです。
「グローリア」は、市川都志春さん編曲版を
歌っていた学校もありましたね。
昭和41年度から、表彰形式が最優秀校1校、
優秀校2校となりました。
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