【Nコン2024】今週末からNコン開幕/Nコン中学歴代最多金賞合唱部が再集結❓️
今週末からNコンが開幕
Nコンの地区コンが近づいています。
今週日曜日の7月21日から、毎年恒例の長野県大会から。
にしても早いですねぇ。
ほぼ通常開催に戻る今年、楽しみでなりません。
私は東混版の「僕らはいきものだから」を中心に聴きまくってテンション上げてます。
かなりの数の歌ってみた動画を見たのですが、やっぱりこれが一番だと思います。
「合唱らしくあること・ポップスらしくあること」のベストなバランスだと感じます。
「僕らはいきものだから」
(東京混声合唱団の練習風景から)
他の歌ってみた動画と何が違うのかというと、やはり日本語の聞こえ方。
声楽的にも楽譜的にも正確であろうとする(しすぎる)ことで日本語にしわ寄せが行って、歌詞が記号で聞こえてしまうのは、中学生のコンクールでもよく見られます。
ところでこの課題曲、曲の難易度・歌詞の内容的にも、結構クラス合唱コンクールでも歌い継がれるんじゃないかという気がしてます。
緑黄色社会の皆さん、良い曲を提供してくださったと思います。
Nコン中学歴代最多金賞合唱部が再集結❓️
今回の更新、この話題に触れたくて更新したようなものでもあります(笑)
私の中ではかなりのビッグニュース。
1970年代~80年代に、青森県八戸市の長者中学校合唱部と根城中学校合唱部に所属していた生徒が数十年ぶりに集まったそうです。
八戸市民合唱祭に出場
どちらの中学校も私のブログで大変お世話になっている(勝手にですが💦)竹内秀男先生が指導された合唱部。
長者中学校はNコン東北2位に、根城中学校では何度も全国1位に輝いています(根城中合唱部はNコン中学歴代最多金賞8回、歴代最多連覇4回)。
根城中学校合唱部の歴史については過去の記事へ。
目的は、八戸市民合唱祭に出場とのこと。
でも八戸市遠いなぁ。こんな機会なかなかないのに😭
デーリー東北さんの記事で少し様子が見れます。
竹内先生、恐らく80歳を超えていると思うのですが、お元気そうで良かったです。
一昨年、堺市での全日本合唱コンクールで、遠くからお目にかかったときの感動は忘れられません。
八戸市民合唱祭は、Nコンの開幕日と同じ7月21日。
お近くの方は絶対に見逃しちゃダメです❗️
長者中学校時代の合唱
「レモン色の霧よ」
(昭和52年課題曲、東北2位)
根城中学校時代の合唱
「小さな協奏曲」「あいや節幻想曲」
(昭和63年、全国金賞)
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【Nコン2024】東混版「僕らはいきものだから」に感動/フリー参加を活用して全員ステージへ
「Nコン課題曲を歌ってみた」が今年も続々
昨今のNコンの名物になった「課題曲を歌ってみた」動画が今年もYouTubeに溢れています。
特に毎年、著名人による新作が課題曲となるので、話題性も抜群。
Nコンならではのものだと言えると思います。
東混版「僕らはいきものだから」が公開
その中でも昨日公開された東京混声合唱団の「僕らはいきものだから」が素晴らしく、涙が出そうになるくらいでした。
一気に今年の課題曲が好きになりました。
▲東混版「僕らはいきものだから」(7:05~)演奏会に向けた初練習の様子だそうです。
これが初練習の様子だというのですから、本番はどうなるんだ❓️と良い意味で恐ろしくなります。
その本番がNコン・全日本合唱コンクールの課題曲を歌う5月12日に開催される「コン・コン・コンサート2024」。
学生なら1,500円。お近くの方は行かれるべきかと。私も行きたい😢(ライブ配信は1,500円で視聴できます)
本家のNHK版の「僕らはいきものだから」もYouTubeで公開が始まりました。
昨年同様期間限定だと思うので、練習にぜひ活用してみてください。
埋め込みができないので、リンクだけ貼っておきます。
今日は11時からラジオでもNコンの課題曲初演番組が放送されています。
放送終了後にはらじるらじるで1週間の聞き逃し配信もあると思うので、参加校の方は必聴です。
フリー参加を活用しよう
そしてNコンが参加を促すパンフレットも制作しています。
ここでも紹介されていますが、フリー参加の活用です。
「1曲でも参加OK」と書いてありますが、「リョクシャカが好きだから、中学の課題曲だけ歌いたい❗️」というのもアリです。
それが中学生だけでなく小学生でも高校生でも可能です。
また、今年から規定人数が従来通りに戻りましたが、それでもオンステできないメンバーがいるという学校も、フリー参加を活用すれば全員オンステできるかもしれません(人数制限のある地区もあります)。
せっかく数ヶ月も練習するわけですから、コンクールメンバーに選ばれなかった子はフリー参加でステージに❗️
ステージで歌うという経験が翌年以降の自信につながると思います。
※ただし、審査対象となるコンクールに出場している学校は参加できない地区もあります。また、本コンクールとメンバーを変えるかどうかについて不明瞭な地区もあるので、必ず事前に参加地区にお問い合わせください。
【例】
・本コンクールに出場している学校はフリー部門に参加できない(大阪・長野等)。
・1名でも本コンクールに参加していない生徒を含む場合、フリー部門にも参加できる(兵庫・愛知・静岡・富山等)。
明記してない地区がほとんどだったので、各地区にお問い合わせください。
これも以前から言っていますが、参加地区によっては豪華な施設で歌える地区もあります。
例えば大阪は予選からNHK大阪ホールです。こんな贅沢な場所で歌えるのもNコンならでは。
便利なフリー参加ですが、地区によって規定が異なっています。
その他のルールは地区によって結構違っています。必ず参加地区のホームページをチェック。
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【Nコン2024】課題曲初演が放送されました❗️コロナ前の人数で歌える規定変更も
Nコン2024課題曲初演番組が放送されました
Nコン90回の記念大会が終わり、100周年に向けた10年がスタートしました。
課題曲を担当するのは、Nコンだからこそ実現した今話題の人たちばかり。
小学校の部「かわっただけだよ ヘンじゃない」作詞:宮藤官九郎
小学校の部は作詞に宮藤官九郎さん。最近もドラマ「不適切にもほどがある」で話題になりました。
詞の発表時点では「びっくりしゃっくり」(昭和55年)の歌詞と方向性が似てるので、もっと弾けた感じのメロディーがつくのかと思ったら、意外にもおとなしめでした。
これは初演が余計な色づけをしてないからそう感じるのかもしれないので、出場校には工夫の余地が大きく残されているように思いました。
▲「びっくりしゃっくり」(八名川小学校)
今年の課題曲でも、“声作り”でこの雰囲気を出してもいいのかも。
高等学校の部「明日のノート」作詞:俵万智
高等学校の部は昨年の朝ドラでも話題になった俵万智さん。
私がNコンを初めてしっかり意識して見たのが俵万智さんの「朝のバス」(平成2年)でした。
松下さんがXでも予告していましたが、想像していなかったメロディーがつきましたね。
最近の課題曲の流れからはやや異色ですが、高校時代の心の不安定さと揺れ動きの中で、希望を見つけ出そうとする姿がメロディーで表現されているように思えました。
詞は本当にさすが俵さんですね。短歌が2つ組み込まれているというのも今までにない試みじゃないでしょうか。
先日お亡くなりになったKANさんの「愛は勝つ」も登場する俵さんの高校時代の実話が詰まった課題曲です。
▲「朝のバス」(旭中学校)
指揮者の御子貝保子先生が、先日お亡くなりになられたそうです。御冥福をお祈りします。
中学校の部「僕らはいきものだから」作詞・作曲:長屋晴子(緑黄色社会)
中学校の部は緑黄色社会。ポップスに疎くなった私でもよく耳にする話題のバンド。
ポップな感じにするか迷ったという長屋さんがたどり着いたのがこの曲。
中学時代は思春期なので、心も体も大きく変わっていく時期。「いきものだから」という思いを一番実感し、共感するのが中学生じゃないでしょうか。
ラストの「美しいのです」「愛おしいのです」が全身的共感の頂点になるように歌を運んでいけたら聞き手はグッと来るかも。
参加規定がほぼコロナ前に戻る
そして今年は参加規定が一部変更になっています。
まず何よりも嬉しいのがコロナ前の人数に参加規定が戻ったこと。
小中学校が35人、高校が40人です。
それに伴い、入れ替え人数もコロナ禍前の15人に戻っています。
昨今、コロナ禍で合唱部の人数が激減していて少人数の合唱部には厳しい変更かもしれませんが、オンステできる人数が増えることは喜ばしいことだと思います。
コロナ禍の象徴となった「マスク」に関する文言や注意書きも一切消えています。
あと、全国コンクールのみではありますが、遠方からの出場校に対する交通費の負担額の見直しがあるようです。負担軽減となるのか負担増になるのかわかりません。
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