石田三成
真田太平記チェックしたところ、吉川広家 役は関篤さんという方で、ナツレ記憶より端正なお顔立ちでした・・・
が、やっぱり肖像画に似てるから配役されたのではないかと確信しました~
さて、真田太平記本編は関ヶ原まで終わり、石田治部(いしだじぶ)は六條河原の露と消えました。
この石田治部、真田太平記では昔ながらの石田三成(いしだみつなり)像をある程度踏襲しており、
西軍に与することを決めた安房守 に「言うておくが治部少輔(じぶしょうゆう)に味方するのではないぞ」と
言い訳されてしまうほど周りから嫌われてる様子が描かれていました。
真田太平記での石田治部役は清水紘治(しみずこうじ)さんですが、
この方ってやたら印象に残るんですよね~
現在放送中のドラマ『不毛地帯』でも竹中莞爾(たけなかかんじ)ってかなり怪しい人物を演じてますが、
「こいつ化け物だな」と観てるものに思わせる凄味がある存在感が素敵です
下のイラストで使ったセリフは真田太平記で清水紘治さん演じる石田治部がはくセリフですが
そちらはもっと、治部の矜持とそれゆえ起こした結果の重大さに対する心の動揺が見て取れる良いシーンでした。
ちなみにイラストは、石田三成の肖像画と清水紘治さんのイメージを掛け合わせたカンジで・・・。
Windows7で初イラストしかし何故↑のように小さく表示されてしまうのかしら(2/26夜改善)
三成役といえば『天地人』の小栗旬さんも配役として面白かったですが、
昔レンタルで観た『関ヶ原』で加藤剛さん演じる実直一本槍な三成像も印象に残ってます
※石田三成(いしだみつなり)
永禄3年(1560)近江国坂田郡石田村の石田藤左衞門(佐吾右衞門)の子として生まれる。
近江国友城主時代の秀吉 の目にとまり、天正11年(1583)には24歳で水口城城主に封じられている。
天正13年(1583)7月、治部少輔(じぶのしょうゆう)に任ぜられ、ついで奉行に抜擢される。
秀吉没後、加藤清正ら反三成連合との軋轢により、居城佐和山城へ隠居していたが
慶長5年(1600)7月、家康が会津征伐へ東下すると盟友:大谷吉繼 とはかり
家康討伐を呼びかける檄文を各大名へ発して挙兵する。
(一説に上杉家宰相直江兼續 との共謀による決起だったともいうが、確証はなくその可能性は薄いと現在はされている)
同年9月15日、美国関ヶ原において家康と合戦に及ぶも敗走。のちに捕らえられ処刑された。
この石田三成は、かなり毀誉褒貶(きよほうへん)が激しくなかなか評価が定まらない人物ですが~~
ナツレ的には、たかだか19万石の隠居状態の分際で、
当時すでに250万石とも言われる徳川家康 を向こうに回し
天下を二分する情勢まで持っていった、化け物じみた政治力の持ち主だったと思います。
もっとも、残念ながら19万石という禄では、毛利・宇喜多といった大大名を
戦場で有無を言わさず従わす実力は無く、それが故に敗北したといえます。
戦争を合議で決める軍隊などナンセンスですので・・・。
ちなみに平成22年(2010)は石田三成生誕450年 だそうです
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