俺は井の中の王様で

俺は井の中の一番で

俺は井の中の人気者で

俺は井の中の最強で

俺は井の中の最高で

俺は井の中で生まれ

俺は井の中で育ったのか?

外の井の中はもっと広いのか?

そんなもんはべつにどうでもいい話だ

どのもち俺は俺にかわりはない

・・・・・・なんて事を井の中で唱えている蛙に

俺はスゲェー惚れている

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鬼漢創作者 伊藤隼人

文芸社

「俺は俺が造った作品で最も素晴らしい創作物だ」

 

より抜粋

本01

本01

 

 

 

 

詩 NO.28

 

 

人に どれだけ迷惑かけてもいい

 

人に どれだけ嫌われてもいい

 

何もしたくないならやらなくてもいい

 

起き上がれないなら起きなくてもいい

 

わがままをいっぱい言ってもいい

 

人をいっぱい傷つけてもいい

 

泣かせてもいい

 

ただ・・・

 

ただ面白いことだけは言え!

 

面白いことだけは常に言え!

 

それだけで人はハッピーになれる・・・

 

 

 

 

「彼の詩は全て自分自身にあてたモノらしい

 

 自分が朗読し自分に聞かせる為だけに

 

 創った作品であると書いてあった」

 

 

 今月は本書の中にある詩を中心に

 

 紹介していきたいと思っております

 

 また、ブログ更新を休みがちでシッカリと

 

 作品を紹介出来なかったことから

 

 予定を変更して今月いっぱいこの作品を書評していきます。

 

 

 


50歳サラリーマンさんから・・・

先日感想が届いたので載せてみます。







「裏も表も真っ黒な飾り気のない非常にシンプルな表紙。
 
 その表紙とは裏腹に内容は凄まじいものだった・・・

 彼独特の造り言葉(造語)と著者の冠にもついている

 正に<<鬼>>のような言い回しが一層インパクトを

 強めている。小説でもエッセイでもない講演書と

 銘打たれたこの本の構成はページが進めば進むほど

 それは講演と云うよりも何かロックライブでも

 観ているかのような、胸に突き刺さる疾走感を感じさせる。

 私が一番感じたこと、それはここに書かれている言葉の

 一つ一つが希望に満ちたカッコイイ日本語なのだ。

 彼ほどまでに自我を愛し、誇り、そしてその根拠を広く

 万人に言葉で伝えられる表現者がかつて存在しただろうか?

 いや、いない。私は今年で50になるしがないサラリーマンだが

 この本を30年前に読んでいれば

 何か変わっていたかもしれない。

 是非これから未来を背負ってたつ若者達に読んでもらいたい

 できれば声に出して読んでほしい。

 そうすれば人間はもっと生きることに素晴らしいと

 感じられると思う。そしてもう一つ、最後に記載されている

 プロフィール・・・こんな力強く卓越した言葉を放つ

 著者の顔がこんなにも爽やかボーイだったとは・・・・・・」





こんな感想が私の元へ届いたのだ

なにやら、このブログを読んで購入したらしく

私の本屋の売り上げには全く関係がないのだが

なにやら良い事をしたと云う満足感と

なにより人と本を結んだ結果の高評価だっただけに

嬉しくて今日は眠れなさそうだ・・・・・・ 






なんだか、

よくよく読んでみると

書評と云うよりも

私の日記になっている感がある

このブログの意図は

私が一年で12冊の書籍をジックリと

評価していき、

それを自分で見直すと云うコンセプトの元はじめたのだが

これでは一年後が怖くなってきてしまう

このままだと会社での愚痴も言いかねない状況である

「このままでは、いかん!」と気合いを入れ

当初のジックリ書評に戻したいと思う

このインターネットを通して書評をやる代わりには

発信者としての責任があるのだ、と最近気づいたのだ

仮に私が書籍をダラダラと評価してしまっては

せっかくの私が伝えたい良書が

ただの駄書になってしまうではないか

と、最近思いはじめたのだ

だから次からは

シッカリやります!と、自分に誓いながらも

次回に後回しな所が

わたくしの駄目なことろでございます。




一冊の本を様々な見解から

評価をする・・・

やってみると、なかなか大変である事に最近きづく

だが、だからこそ、本当に自分が感動したものでなければ

やれないとも思ったのだ

一冊の本をこんなにもジックリと観たのも

久しぶりである

もう、7回も読んでしまった

そこで、気づいたのだが

この本は、考えさせられることが多いので

自分の体調によって感じ方やとらえ方が違うのである

先日、何気に毎日新聞を読んでいたら

この「俺は俺が造った作品で最も素晴らしい創作物だ」が

載っていた

一瞬、「わたしの、おかげかも・・・」とも思ったが

そんな事はありえない・・・

だが全くの無名の著者の本が新聞で紹介されていたのには

正直ビックリした

まぁ~、本書を読んだ人なら

この「平成の宮本武蔵」のよさがわかるだろうに・・・





書店は取引をしている近くの取次店から本を仕入れる

だいたい取次店のお勧めが7割

我々、書店のオーナーや店長が書店に陳列したい書籍が3割といった

感じで、大きい書店では毎日、

我々のような、中規模な書店では毎週

本を仕入れるのだ

なぜ仕入れの7割取次店からのお勧めかと云うと

現在、書籍は一ヶ月間で6000冊くらい新刊が出ているようだ

その中で、書店側だけで仕入れる本を決めていくのは至難のために

取次店が事前に売れ行きが良さそうな書籍や

出版社の一押しのような本をピックアップしてくれると云う訳だ

だがコンビニに陳列されている書籍は仕入れ方が違うようだ

コンビニはお客さんの一回での購入単価を計算し

意図的に1000円以下の本を陳列する

だから、文庫や詩集のような厚みの無い物が多く

書店で売れ行きが良いものでも

値段が高いものは陳列しない傾向にあるようだ

大学の生協などは、仕入れのルートも違うのだと聞いたことがある

現在、書店以外でも書籍を購入することが出来るようになった

オンラインでも簡単に買えてしまう

我々、書店の人間達もなにか

良いアイデアを出し

頑張らなくてはと思う今日この頃で御座います。

















最近と云うか昔からだが

本の表紙と云うのは

セールスの上で最も重要である

書店に入って本を選ぶ時に

一番最初に目に入るのが

本の表紙である

本の表紙にインパクトがあるか

ないかでは売れ行きも変わってくる

芸能人本なら表紙に写真を入れることが多い

書籍で売れる本の定義もだいたい決まっている

売れる本は「白ベース」な物が多い

「白ベースの3色」が最も売れる本の色使いのようだ

それを考えるとこの書籍は全くダメな本である

黒ベースの2色であるし

写真やイラストのデザインもない

タイトルだけで表現された書籍である

最近の書店に並ぶ本には珍しく地味である

だが一見このシンプルな表紙デザインが

なんだか、とてもインパクトのある大胆な表紙デザインに

見えるのは私だけであろうか?

この本を手がけたデザイナーは意図して

このデザインにしたように思えてくる

それは本書の内容によるものだと私は感じるのである

最近、売れている本はたしかに素晴らしい

だが、なにか大切なものがぬけているように感じる

そう思うと、この本はもしかしたら

とんでもない本なのかもしれないと

私は読み思ったあとに感じたのである

表紙デザインに始まり

目次の言葉

内容と構成

あとがき

全てが異端に創られている

私のような、古い人間には若い頃のパワーが蘇えり

若い人には「自分を好きに成る」ヒントが沢山埋め込まれている

何かしたくなるような気になってしまう

ジャンルは<<ロック啓発>>と云うらしい

このデザインからは考えられない

とても楽しい本なのだ

私はそう思ってしまった・・・

著者

鬼漢創作者 伊藤隼人

発行元

株式会社 文芸社



~まえがき~


眩しすぎるライトマップで

舞台先端に立っているその人を照らす

客席から観ている僕からは

光り輝いているその人の姿がよく判らない

眩しすぎて目を閉じた

白い世界が広がった

その白い世界はとても暖かく とても心地よい

この世界にずっと浸っていたい

だが やがてライトアップは消え

僕の白い世界もなくなった

目を開けた瞬間に

今まで感じたことがないくらい胸が熱くなった

舞台上の彼は輝き続けていたんだ

僕は目を開けたまま 再び白い世界を魅た

輝きを放出し続けてる彼に 僕は吸い込まれたかった

吸収されたかった

彼の細胞として

彼の光の粒子になりたかった

そして僕は・・・・・・

光子になった・・・・・・


だから今なら君の目に光を魅せる事もできるんだ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こんな、言葉が最初のページにあった

この本は全体を通し

文章の公演のような感じになっている

そして、まえがきの言葉でわかるように

次のページからは

どんなものを魅せてくれるのだろうと云う期待が膨らむ

そして、意表の突くような展開になっていく

本書は<<本>>と云う表現の中のエンターテイメントである

映画のような強烈なインパクト

今までにない<<本>>と云う表現方法の可能性を

一気に高めた一冊になっている

うちの書店では、「ダウ”ィンチコート」よりも

おすすめの場所に陳列しています

次回は第一章「死生」の書評をお楽しみに・・・・・・



 


 著者

 鬼漢創作者 伊藤隼人

 発行元

 株式会社 文芸社



 目次

 1.死生

 2.詩集朗読Ⅰ

 3.生きるとは何か?

 4.臆病

 5.詩集朗読Ⅱ

 6.「死ぬ」の確認

 7.偉業発声

 8.古今無双

 9.人間原理提唱 詩集「NO.0」

10.人間時計空間原理提唱

11.俺は俺が造った作品で最も素晴らしい創作物だ

12.終了の挨拶

13.自然

14.無職伝説

15.方程式

16.そうぞう

==========================

と云う構成になっている

難しそうなタイトルも含まれているが

内容はボキャブラリーに話しが進む

「なるほど!」と思わせてくれることが多い

「カッコイイ考えだな」と思わせてくれるところが多い

前にも書いたが大きなテーマになっているのが

<<自分と時の創作>>である

この本はとても興味深いところを突いてくる

読まなければ一生涯一般の方は考えもしなかったような

ことを本書には沢山載っている

かといって硬くない

と云うかさっきも言ったが本書は

「カッコイイ日本語」が満載である

こんなに「カッコイイ日本語」が散りばめられてる書籍は

私も観たことがない

例えば表紙の帯文からいきなり

「俺は無職の歴史王に成る男だ!!」

と載っている

とてもインパクトのある言葉だが

「歴史王」?って感じである

そうなのだ、この本は作者の独特な造語が多いのだ

これもまた本書を読むに至っての楽しみである

そして全体を通しLIVE SHOWのような興奮がある

展開がとてもいいのだ

「人間時計空間原理提唱」などは

もしかしたら大発明なのでは?と思ってしまう要素が

沢山あった。例えるならば

文系のアルベルト・アインシュタインのような発想だ

読み手によっては音楽のような要素も感じられると

思う、そんな一冊だ

次回は「まえがき」についての書評です




著者 

鬼漢創作者 伊藤隼人

発行元

株式会社文芸社








第一回目なので率直な感想を書きますと

小説のような

哲学書のような

医学書のような

ワンピース(漫画)のような

自伝のような

ファンタジーのような

なんとも言えないような構成と内容ですね

2~3時間ほどで読みま終えました

項目ごとに、文の使い方が違うので

若干、多重人格の気があるとみた

この本は、うちの書店に取次店から卸してきた日に

表紙とタイトルに惹かれて読みました

「凄い」と云う感想もありました

こんな人物が今の日本に存在しているんだと

本人はどう思っているか判らないが

現代版宮本武蔵のような人物が綴ったカッコイイ話し

久しぶりに涙が出た

感動というより歓喜に近かった

彼は日本の若者を変えるだけのパワーと生き様を持っている

そして、ビックリしたのが今回が処女作みたいだ

(書店のデータにもこの一冊しか載っていなかったので)

細かい内容は次回にして今回は純粋に思ったことを

荒書きしていきますね

大まかな内容は、

<<自分と時の創作>>

<<楽しさ笑いの創作>>

<<人生を脚本を書いて演出して来た>>

のように、全て<<造る>>で構成されています

それでいて隙がなく納得の連続で

かつアナログな日本男児をみせてくれる

なにやら、インタレスティング?な人物だ

まれな興味深い人ですな

本当に宮本武蔵のような感性で執筆されていると思いました

読み終わった最後に彼の作品が口絵で載ってるいんだけど

凄まじいね!本当は第一回は純文学か大勝軒のオヤジさんが半生書いた「これが俺の味」を書評しようと思ってたんだけどな

皆に読んでほしいと云うよりも

書評にしがいがある一冊ですね

ちなみに、これはアフィリエイトではないので

本を購入の時はお近くの書店かオンラインショップで・・・

それでは次回は「あらすじ」の書評を・・・