書店は取引をしている近くの取次店から本を仕入れる
だいたい取次店のお勧めが7割
我々、書店のオーナーや店長が書店に陳列したい書籍が3割といった
感じで、大きい書店では毎日、
我々のような、中規模な書店では毎週
本を仕入れるのだ
なぜ仕入れの7割取次店からのお勧めかと云うと
現在、書籍は一ヶ月間で6000冊くらい新刊が出ているようだ
その中で、書店側だけで仕入れる本を決めていくのは至難のために
取次店が事前に売れ行きが良さそうな書籍や
出版社の一押しのような本をピックアップしてくれると云う訳だ
だがコンビニに陳列されている書籍は仕入れ方が違うようだ
コンビニはお客さんの一回での購入単価を計算し
意図的に1000円以下の本を陳列する
だから、文庫や詩集のような厚みの無い物が多く
書店で売れ行きが良いものでも
値段が高いものは陳列しない傾向にあるようだ
大学の生協などは、仕入れのルートも違うのだと聞いたことがある
現在、書店以外でも書籍を購入することが出来るようになった
オンラインでも簡単に買えてしまう
我々、書店の人間達もなにか
良いアイデアを出し
頑張らなくてはと思う今日この頃で御座います。