著者

 鬼漢創作者 伊藤隼人

 発行元

 株式会社 文芸社



 目次

 1.死生

 2.詩集朗読Ⅰ

 3.生きるとは何か?

 4.臆病

 5.詩集朗読Ⅱ

 6.「死ぬ」の確認

 7.偉業発声

 8.古今無双

 9.人間原理提唱 詩集「NO.0」

10.人間時計空間原理提唱

11.俺は俺が造った作品で最も素晴らしい創作物だ

12.終了の挨拶

13.自然

14.無職伝説

15.方程式

16.そうぞう

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と云う構成になっている

難しそうなタイトルも含まれているが

内容はボキャブラリーに話しが進む

「なるほど!」と思わせてくれることが多い

「カッコイイ考えだな」と思わせてくれるところが多い

前にも書いたが大きなテーマになっているのが

<<自分と時の創作>>である

この本はとても興味深いところを突いてくる

読まなければ一生涯一般の方は考えもしなかったような

ことを本書には沢山載っている

かといって硬くない

と云うかさっきも言ったが本書は

「カッコイイ日本語」が満載である

こんなに「カッコイイ日本語」が散りばめられてる書籍は

私も観たことがない

例えば表紙の帯文からいきなり

「俺は無職の歴史王に成る男だ!!」

と載っている

とてもインパクトのある言葉だが

「歴史王」?って感じである

そうなのだ、この本は作者の独特な造語が多いのだ

これもまた本書を読むに至っての楽しみである

そして全体を通しLIVE SHOWのような興奮がある

展開がとてもいいのだ

「人間時計空間原理提唱」などは

もしかしたら大発明なのでは?と思ってしまう要素が

沢山あった。例えるならば

文系のアルベルト・アインシュタインのような発想だ

読み手によっては音楽のような要素も感じられると

思う、そんな一冊だ

次回は「まえがき」についての書評です