超自己満足的自己表現 -427ページ目

四神降臨 復活編 第5章 復活のための誘惑 (3) 誘惑1

 「麻沙耶、朝よ。早く起きなさい。」


といつものようにお母さんが起こしにくる。僕は飛び起きて着替える。この家の人は僕が学校で「おとこおんな」といわれていじめられていることは知らない。もちろん家では立派な長男を演じている。特にお父さんはしつけには厳しい人で、昔からなよなよしていた僕を厳しくしつけた。だから僕は近衛の家の中では長男らしく振舞っている。もちろんそれは僕にとってとても苦痛なことで、本当の自分を出そうとしたらきっとお父さんに勘当を受けてしまうかもしれない。


四神降臨5-3  昨日の転校生、かっこよかったなあなんてふと思ったりなんかしたけれど、僕は九条君一筋なんだと、自分に言い聞かせている。おかしな話だよね。男の僕が九条君に想いを寄せているなんてね・・・。ホント九条君はいつもいじめられている僕にも優しくて、かっこいい。そして昨日の転校生、黒田君は、初めて僕のことをかわいいって・・・。もちろん顔はかっこよかった・・・。恋する乙女ってこういう感じなのかな?といっても僕は乙女じゃないけどね・・・。


「麻沙耶、黒田君って言う男の子が迎えに来たわよ。早く支度しなさい。」


え?黒田君が???家教えていないのに?恥ずかしいよ・・・。一緒に登校だなんて・・・。もちろん僕は急いで身支度をして家を出る。ホントはじめは冗談だと思ったよ。でも現実にあの転校生、黒田紫苑君が僕の目の前にいるんだもの。僕の胸はバクンバクンとなって、頭の中は真っ白。


「おはようございます。黒田君。」
「おはよう。麻沙耶。僕のこと紫苑でいいよ。」


え?いきなり名前呼び捨て?それも僕も黒田君のこと紫苑って呼んでいいの???あ、だめだめ、僕は九条君一筋なんだ・・・。でもなんで僕の家知ってるんだろ。ま、いっか。近衛ってここしかないし・・・。きっとそれでわかったんだろうな。



この日から毎日のように紫苑君は家に迎えに来てくれて、休み時間はこの僕の相手をしてくれる。自然と僕も笑いが絶えなくなって、クラスのみんなとも馴染めるようになったんだよね。初めてだよ。この学園に入って12年目・・・。こういうことはなかった。もちろん僕は自然と紫苑君に惹かれていくんだよね・・・。


あかん・・・・

四神降臨5-3 最近航空会社制服系ばかり描いていた私・・・。

これではいかんと四神降臨の挿絵を描くことにした。


でも内容が内容だけに・・・・。

○○君が××君をドキドキという内容だけに・・・・。

何でこういう方向に行ってしまったんだろうね。

言っておきますが、超BLチックなことはございません・・・。

淡い恋心というべきでしょうか・・・・。


まーくんは誰が好きなのかな?(〃∇〃)

言って御覧なさい、紫苑君ですか?竜哉君ですか?


このおとこおんなのマー君のせいでえらい事になるんですよね・・・・。

最後の封印を解いた馬鹿タレ・・・・。


でもマー君のおかげで紫苑のあるべき姿が覚醒するわけで・・・・。

5章6章はマー君×紫苑が見もの?

決してやらしいことはありませんよ^^;

だって本当は紫苑は・・・・○○なんですもの・・・。内緒。


ぁ!怪しい内容^^;

ではごめんくださいませ^^;

四神降臨 復活編 第5章 復活のための誘惑 (2) 玄武に近づく者

 「さあ、今日は季節はずれだが、転校生がいる。黒田紫苑(しおん)君だ。」

と、近衛麻沙耶の在籍するクラスに一人の少年が転校してくる。その少年は金色に近い茶色い髪をし、一際目立つ少年である。もちろん休み時間となると、周りの女の子たちが集まり、いろいろとこの少年に探りを入れるのである。


「ねえ紫苑君って、もしかしてハーフ?」
「どこから転校してきたの?」


少年はある一点を見つめつつも、女の子たちの相手をする。ある一点とはもちろん玄武に関するもの、近衛麻沙耶のことである。このクラスで除外されているかのような存在の麻沙耶。仕方なく休み時間は本を読んだり、勉強をしたりと一人寂しく過ごしているのである。少年は立ち上がり、麻沙耶の前のいすに座り、話しかける。


四神降臨5-2 「君、いつも一人でいるけど、一人で楽しい?あ、僕の名前は黒田紫苑。君は?」
「僕は、近衛麻沙耶。別に好きで一人でいるわけじゃないよ・・・。」
「へえ・・・。」


といって少年は麻沙耶の顔を覗き込む。麻沙耶は真っ赤な顔をして目をそらす。


「かわいい顔してんじゃん。こういう顔好きだよ。」


そしてにこっと微笑んで立ち上がると、もといた席へ戻る。そして一変して不気味な表情をする。もちろんこの表情は誰も気づかなかった。


「紫苑君、やめときなよ。あんなおとこおんな。」
「おとこおんな?」
「あいつは男のくせに男が好きなの。変な子でしょ?」
「ふ~~~ん。(もしかして母上が言っていた誘惑って・・・?そういうことか・・・。おもしろい・・・。)」


少年は時折獣のような瞳で麻沙耶の方を見つめているのである。

殴り描きε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ


四神降臨5-2
殴り描きしてしまっています。

主線の荒いこと・・・。

久しぶりに四神降臨の挿絵を手がけました。本当にたいそうなものではありません。

新キャラが想定外に出てきたもので^^;本当は朱雀に関するものは亜樹の予定だった^^;しかしそれでは面白くないので紫苑が^^;紫苑が出てきました(ネタバレね^^;)今の章のラストで紫苑(紫龍)が何者なのかがわかりますが^^;


あと2枚。

適当に描いたのバレバレですね^^;

ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ←逃げ回っています^^;


恋する乙女じゃなく男の子ってイメージで^^;

おとこおんなと言われいじめられている麻沙耶君ですが^^;前世が姫なんだから・・・しょうがない?

紫苑は誰かに似ている?(朱雀・源朱央?ま、どうしてかは6章で判明。)


手抜き丸出しの絵です^^;

だって構図が浮かばないんだもん。

では・・・失礼を・・・。


海外迷惑メール翻訳(関西弁版)

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こんなの関西弁誰が使うねん・・・・。


ひとりごとでした・・・

四神降臨 復活編 第5章 復活のための誘惑 (1) 黒龍の皇子

 ここはある集団の住家。夜毎奇妙な儀式が行われている。この集団は黒龍を信仰し、黒龍復活を願っている。その中に少年が一人いるのである。


「母上、この僕に何をさせようというのですか。」


とその少年が教祖といわれる女に話しかける。


「紫龍(しりゅう)。」


女は人払いをすると、少年に話しかける。


「紫龍。あなたは黒龍王の唯一の皇子として、動いてもらわなければなりません。あなたの父、黒龍王を復活させるために・・・。」
「復活???父上はどこにいるというのです?」


女は世界地図を広げ、あるところを指差す。そこは日本海溝。


「紫龍。このあたりで頻発する出来事をお前は知っているわね。そして頻発する地震。」
「はい・・・。」
「あれは、黒龍王が復活のための行動・・・。力を蓄えているというべきでしょうね・・・。信者のおかげで、黄龍にかけられた結界をずいぶん解くことができたようです。しかしあと一歩・・・・。あと一歩のところで最後の結界を破れないのでしょう・・・。」
「どのようにしたら最後の結界が・・・。」


女は若い男の耳元でこそっというのである。


「生と霊の神。玄武を味方につけなさい。そうすれば最後の結界が破れるかもしれないねえ・・・。」
「玄武?」
「聞いたことはないかい?四神のことを・・・。その中の一神。玄武。先ほど、探らせていたものから報告があってね、玄武に関するものが現れたと・・・。いいかい紫龍。そのものを誘惑し、こちらの味方につけるのです。一神欠ければ、にっくき黄龍も君臨することはない。わかりましたか?紫龍。」


女は有無を言わさずその少年を玄武に関するものの近くに潜り込ませる。それがうまく行くのか行かないのかはここにいる少年、黒龍の皇子・紫龍にかかっているのである。



四神降臨 復活編 第4章 玄武 (5) 黒勾玉

 私は近衛君を外へ連れ出す。もちろんこういうことをしてはいけないのだろうけれど、どうしても内密に確認をしないといけないことがある。それは黒の勾玉。先ほどから黒い勾玉が異常に震えているのだ。近衛君が、玄武に関する者であれば、この黒勾玉を彼に託さなければならないのだ。竜哉様の時と同様に黒勾玉を近衛君の前に出せば、何か起こるはずである。


「源先生、昼間はすみませんでした。ご迷惑だったでしょう・・・僕はおとこおんなだから・・・。」
「おとこおんな?君はれっきとした男だろ?」
「もちろんついているものはついていますけど・・・。あ、さっきされていたことは他の先生に言わないでください。もちろん僕の家には知られたくはないんです。僕はああいうことされて当たり前なんです。本当のことだから・・・。僕は女の子にまったく興味ないから・・・。」


といって近衛君は苦笑する。

やはり近衛君の性格は前世の影響というべきか。近衛君の前世はやはり玄武に関する姫君であった麻耶姫なのか?

近衛君はぽろぽろと大粒の涙を流しながら、下を向いているのだ。私は胸元から黒勾玉を取り出し、彼の前にかざしてみる。やはり案の定黒勾玉は眩く光を放ち、彼のほうにひきつけられている。ああ、帰りたがっている。玄武に関するものを見つけた・・・。もちろんこの黒勾玉を彼に託さなければ・・・。しかしこのような彼に託しても大丈夫なのだろうか・・・。


「近衛君、この石は君を守ってくれるよ。そして君を強くしてくれる。だから、君にこれを・・・。」
「え・・・?」


私は彼の首に黒勾玉をかける。するとどうだろう・・・。黒勾玉は竜哉様の時と同様に彼の体内へ吸収されていったのだ。そして彼は玄武のオーラに包まれる。彼は何が起こったのかわからない様子で、胸元を見つめている。なんとなく彼の表情は清々しくなったように思える。これで黒勾玉は私から離れた・・・。



あとは、朱雀・・・。私のほかに朱雀に関するものとは誰なのか?もしかして亜樹?いやそんなはずはない・・・・。

何したいのか

さっきささっと描いた物。

挿絵なんですが・・・。ま、いいでしょう。



ホント最近自分で何したいのかわからないんですよね。

幼稚園の役員で忙しいのと、5月一杯までの学校の役員の仕事・・・。

その他諸々・・・。


趣味の時間があるようでない・・・。

無い様である。


パソコンに向かうんですが、小説書くわけでもなく挿絵を描くわけでもなく、ただボーっとネットサーフィンしているって感じで・・・。

小説の下書きを読み返しながらフッと思いついて30分で描き上げたのが今日の1枚。手抜きしているんだか、そうでもないのか・・・。


自分でも意味不明な毎日を過ごしています。


四神降臨も行き詰まり、このままでは思いつくまで執筆休止かな。もともと苦手な分野の小説だから思いつくなんて滅多にない。結末なんて思いつくわけない。ただボーっと今起承転結の「承」のあたりを書いている。主人公がだんだんずれているのが自分でもわかる。いろんなキャラのエピソードを入れすぎなのかなあ・・・。


ま、書き物の事はいいとして、明日から怒涛の役員仕事が待っている。どうなることやら^^;

四神降臨 復活編 第4章 玄武 (4) 接触

 日光をバスでいろいろ観光したあと、東京へ戻る。近衛君と担当クラスが違うために、なかなか接触できないのが現実である。接触ができないまま、夜が訪れた。もちろん私は非常勤ではあるが、引率教諭の一人として、宿舎内の見回りというものがある。ほかの先生たちはお決まりのようにある先生の部屋に集まって酒盛りをしている。もちろん私も誘われたのだが、私は酒を飲まない。と言うか酔って正体がバレてはいけないために、飲めないのである。付き合い悪いなあといわれながらも「見回りしてきます」といってその場を抜け出したのだ。


 各部屋を回り、就寝準備をするように促す。枕投げをしている部屋、部屋を真っ暗にして怪談話をしている部屋、お菓子を広げて騒いでいる部屋さまざまだ。守護龍龍磨は現代っ子に馴染んでいることには驚いたよ。私でさえいまだに馴染めない面が多々あるのに・・・。


「辰巳君ちょっと・・・。」


と私は龍磨を呼び出す。


「何ですか?朱央先生。」
「九条君の姿が見えないけど・・・。(お前は守護するものだろう・・・。何かあったらどうするつもりだ・・・。)」
「あ、いっけねえ・・・。(申し訳ありません朱雀様・・・今すぐに・・・。)」


困ったやつだ。馴染みすぎもいいところだ。何のために竜哉様の側についているのだか。私と龍磨は竜哉様を探す。ロビーに下りると、竜哉様と近衛君が話していたのだ。


「九条君の志望校ってどこ?このままエスカレーターってことはないよね?」
「そうだな・・・。本命は京大だけど・・・・。何?」
「ううん・・・。京大かあ、さすがだね。僕も同じところへ行きたいなあ・・・。」
「じゃ、近衛、一緒にがんばろうな!」
「う、うん!」


近衛君は真っ赤な顔をして竜哉様と話している。もしかして近衛君は・・・そんなことはないだろう・・・。

この場に近衛君がいる。この機会を逃すといつ接触できるかわからない・・・。私は龍磨を使って竜哉様と近衛君を離れさせる。もちろんその作戦はうまく行ったのだけれども、そのあとすぐに、うちの学校であまり良くないといわれている女の子たちが近衛君を取り囲むのである。いかにもいじめているというべきか?肩を押したり足元を蹴ったりしながら言うのだ。


「おとこおんなく~~~ん。九条君と何話てたわけ?真っ赤な顔しちゃってさ・・・。ばっかじゃない?」
「今日だって倒れてたじゃん。源先生に抱き上げられていい気分だった???おとこおんなく~~~ん。」


近衛君は半なき状態で、反抗さえしない。私は教師としてではなく、人、いや同じ生き物として、彼女たちの行為を許せなかった。


「君たち!何しているんだ!!!」


彼女たちはやばい!といってその場を逃げていった。私は近衛君に駆け寄り、座り込んでいる近衛君に手を差し伸べた。近衛君は恥ずかしそうな顔をして私の手を撥ね除け、自分で立ち上がった。


「いつもこうなのか?」


近衛君は何も言わなかったが、どう見てもさっきの彼女たちの行為は尋常ではなかった・・・。

四神降臨 復活編 第4章 玄武 (3) 鳴き龍

 何とか近衛君は落ち着き、養護の先生とともに観光バスへ戻っていった。本当に呆れるくらい弱々しい男の子の近衛君。噂では1日に1回は倒れるという。陰で男女(おとこおんな)とも言われ、実は初恋が男の子であるとかないとか・・・。近衛家といえば五摂家。まさしく近衛君はそこの跡取り息子。近衛家は、玄武の姫君といわれた麻耶姫のご実家であり、龍哉様と麻耶様の皇子が近衛家に養子に入られた経緯がある。ということは近衛君も龍哉様、麻耶様の末裔となるのではないか・・・。私は担当のクラスに合流し、鳴き龍を見学に行く。


 本殿の横にある薬師堂。そこには鳴き龍という有名な天井絵がある。龍の顔の下で音を鳴らすと龍の鳴き声のような音が聞こえるというもの。もちろん何度か来たことがある。

説明を行うお坊さんが、拍子木で音を鳴らすと、拍子木の音が反響するのである。はじめは感心してみていた私たちであったが、さあ移動しようという頃になって、異変に気づく。誰も拍子木を鳴らしていないにも関わらず、天井の龍の絵が鳴き続けているのである。もちろんお坊さん、ガイドボランティアはこんなことは初めてだという。


「なんですかこれは!!!」


と、お坊さんが叫ぶ。天井絵を見ると天井に書かれた龍の目から血のような涙が流れているように見えるのである。水墨画で書かれた天井絵・・・。その絵が流す朱色の涙・・・。いつの間にか薬師堂内は私と竜哉様、龍磨、聖斗君、そしてお坊さんだけとなった。


「このようなことは初めてですか?」
「はい・・・。なぜ水墨画に赤い色が・・・。しかし極秘の言い伝えがありまして、この龍の絵、実は絵師が実物の龍を見て描いたものといわれております。本当かどうかは定かではありませんが、この絵に何か異変が起きた場合、龍の国といわれる日本に何かが起こると・・・。」


すると龍磨が静かに言う。


「この龍は龍哉様の兄上、青龍国東宮、龍杜様のお姿。そういえば、この国が江戸時代に乱れた時に龍希様の代わりに現れ、鎮めたと・・・。」
「ああ、そういうことがありましたね・・・。あの時は龍哉様と龍杜様が手を取り合って大坂冬と夏の陣をお鎮めになられた・・・。当時龍哉様は西国、京都を、龍杜様は東国、江戸の青龍として守っておられた。半龍半人であられた龍哉さまは大坂の陣の折、かなり無理をなされたのだがね。龍希様が龍杜様をお呼びになられて、何とか沈静化できたのだ。その時のできた龍哉様の傷が、大切な龍の爪1本欠損・・・。さっき絵で見たであろう・・・。一本爪のない龍の絵を・・・。」


私と龍磨以外は半信半疑の様子。もちろん現代に生きる者には理解できるわけがない。やはり着実に何かが迫っていることは確かである。その何かはだいたい見当がついてきたのであるが・・・・。まずは近衛君と接触して、彼が玄武に関わるものであるかを確かめなければ・・・。


(作者から追伸)写真は薬師堂ではありません。はい・・・。