超自己満足的自己表現 -429ページ目

四神降臨 復活編 第3章 白虎 (3) 出現

 私は史学準備室でみんなと話しているとき、ふと異様な雰囲気に襲われる。


「龍磨、身構えよ。」
「え?」
「感じないのか?邪気が・・・。」


龍磨は気を集中し、もちろん私もあたりをうかがう。やはりこの邪気は魔物類。下級であるものの、相当な数であるのは確か。次第にぴんと空気が張り詰め、耳鳴りに襲われる。私たちは外に出て身構える。やはり案の定襲い掛かる魔物たち。即私は竜哉様に結界を張り、下級魔物から竜哉様を守る。私と龍磨は変化をし、魔物たちを倒していくのだが、数が多すぎてただ時間だけが過ぎていくのである。


「ああ、面倒くせえ!!!」


と龍磨は叫ぶ。その時私たちの目の前に白い大きな影が現れる。


『相変わらず青いな、龍磨は・・・。』
「白老!!!」
『まあ見ておけ、式神から大神となった我を!!!』


白狼の白老は呪文を唱え、全身から眩い光を放つ。するとすべての魔物が一瞬のうちに消え去る。眩い光が消えた後、一人の神職の衣を着た男が立っている。これは白老が式神から大神になった姿と言うのか?


『お久しぶりです、朱雀様。そして龍磨。』
「白老なのか?」
『はい。以前はそう呼ばれていましたが、今は大神白狼と呼ばれております。私は四神白虎に仕え、白虎に関わるものを守護するものとして白虎王よりつかわされました。』
「白虎に関わるものはどこにいるかわかるか?」


すると白老は私に微笑むと、校庭のある方向を指差したのだ。そこにはここの学園3年の安倍聖斗の姿。他の生徒が静止しているのにも関わらず、彼は立ち尽くしていた。そして私が身につけている赤と黒の勾玉が共鳴するのだ。

四神降臨 復活編 第3章 白虎 (2) 告白

 私は竜哉様に今までの経緯を詳しく話す。もちろん龍哉様たちと戦った魔王のことも。龍哉様は不思議そうな顔をして私の顔を見ていた。


「その話、なんかの小説?」
「いえ、現実に起こったこと。もちろんこのことは私しか知りません。国の機密事項。このことが世に出れば、歴史は覆される。それは避けないと・・・。」
「なんだか信じがたい内容だけど、このまえの青い石の件といい・・・。ホント不思議なことばかり身の回りで起きる。先日も辰巳君がいなかったら、変な生き物にやられてたよ。」


私はその言葉に驚く。


「龍磨、そういうことがあったのか?報告しろと言っただろう。」
「すみません・・・。俺でも対処できる下級魔物でしたから・・・。」
「困ったなあ・・・。最近本当に魔物が頻発している。まだ人が襲われたと言う報告はないが・・・。まあ時間の問題であろうな。手当たり次第四神に関わるものを探し回っていると言う節も見受けられる。」


いまだ信じられない様子の竜哉様を見て、どうすれば四神に関わるものを探せるのか悩んでしまう。


どうすれば、気になる「あべせいと」が白虎に関わる者かどうか確かめることができるのであろうか・・・。


挿絵ですが何か?

操縦室 題名のとおりです。

久しぶりに手の込んだ(?)ものを描いた?

わけないか・・・。


こう言うのをもう一枚描くつもりでいますので・・・・。

やはり制服描くの好きです。

スーツも好き。


でも描きたいと画力があるのは違います。

本当ならバックも手書きしないといけないんでしょうけれど・・・。


もういいです。

かけません。

何がもういいのかわからんやんけ。


昔操縦室に入ったことあります。

席に座らせてもらった。

もちろん止まっている時ですけどね。本来ならいけないんでしょうが・・・。

CAに知り合いがいたもので、ご好意で・・・。ホント昔の事です。


そのあと一枚も仕上がりました。

ほぼ構図一緒です。写真と人物のサイズが変です。





四神降臨 第3章 白虎 (1) 行方

 あの日から竜哉様は毎日のように史学準備室に入り浸るようになったのだ。別に私達が無理に呼んだのではない。まるで引き付けられる様に竜哉様は私や龍磨、そして亜樹と共に昼休みをここで過ごす。何をするわけでもなく、ただボーっとしているように見えるわけだが、実は私と龍磨は心の声というものを使って会話をしているのだ。もちろん話している内容は機密情報。


「龍磨、西斗の末裔はどこにいるのか知っているか?」
「さあ・・・一条戻り橋に安倍家縁の清明神社というものがあります。西斗様の墓所は知っておられますか?」
「ああ確か・・・。嵯峨野ときいたが・・・。定かではない・・・。西斗が亡くなったのはちょうど大阪夏の陣のころであった・・・。戦が多くて混乱していたのだよ・・・。」


すると聞こえてないと思われた竜哉様が意外な言葉を発する。


「あべせいと?漢字はどうか知らないけど、同じ読み方の生徒がこの学校にいるよ。3年で同じクラスさ。もちろん例の陰陽道で有名な安倍家の末裔だ・・・。お父さんは東京で、文科省にお勤めだよ。」


文科省???

文科省といえば私が所属している組織を管轄している。その組織は、世に知られていない組織・・・。もしかしてその少年のお父さんはそこに勤めているんだろうか・・・。でもどうして私と龍磨の声が聞こえるのか?


「え?普通に話していたんじゃないの?そう聞こえたけど?」
「私と龍磨は人には聞こえない声で話していたのです。機密事項だから・・・。よし・・・。白虎の勾玉の行方を・・・。そして竜哉様同様に四神に関するものを集めないと・・・。あと三神・・・。」


龍磨は不思議そうな顔で言う。


「朱雀様は朱雀に関するものではないのですか?」
「今回はそうではないようだね。青い勾玉のように私には反応しない。別にいるのだと思うよ。もう470歳の私には不適当というのかな?」
「え!470歳!!!」


と驚いた声で竜哉様は言ったのだ。もちろん私は竜哉様の口を押さえ、話が漏れないようにした。そろそろ詳しい話をしないといけないだろうか・・・。

こういう目で見つめられると・・・・


Mしゅな
といっても我が家には犬は居りません。


私の妄想です。


ずっとずっと前から欲しいミニチュアシュナイザー。それもソルト&ペッパー。

今日訪れた大坂造幣局の桜の通り抜け近くで散歩中のシュナちゃん。

とてもかわいらしかったです。


欲しいです。


でもうちには悪がきが4人もいますので・・・・。

飼うならその子たちが大人になってからかなあ・・・・。


こういう目で見つめられてしまうと・・・・。ぎゅって抱きしめたくなります。


今はシュタイフ製の実物大のシュナで我慢しておこう・・・・。

探して探してやっと日本から遠い異国の地で見つけたパリジャン(パリジェンヌかも?)のシュナちゃん。

価格は個人のブリーダーさんの販売価格くらいしたんです^^;

ぬいぐるみに・・・。


私はこういうのも書くんですよ~~~~~~。


四神降臨 復活編 第2章 青龍 (7) 返還

 私は九条竜哉の気を感じ、扉を開けると案の定立ち聞きをしている。本当に丁度良かった・・・。彼に渡さなければならない物があったからだ。


それは青い勾玉。これは彼のものだ。

彼の前世、亡き青龍第五皇子龍哉様のもの。

青龍王龍希様に言われた通り返さなければ・・・。それだけじゃない、この勾玉は、帰りたがっているのだ。


四神降臨2-7  私は史学準備室に彼を招きいれる。きょとんとした表情。しかし彼の顔、そして声はまさしく亡き龍哉様そのものだった。もちろん守護する者、龍磨も驚いていたよ。私は胸元から青の勾玉を取り出し、彼に向けてみる。もし彼が龍哉様の転生した姿であれば、なにかしら変化するであろう。やはり案の定・・・勾玉は眩い青の光を放つのだ。


「朱雀様・・・。やはりこの少年は・・・。」
「ああ、龍哉様の生まれ変わりだ・・・。龍磨。ということはどういうことかわかるか?今朝の魔獣といい・・・今頻発する天変地異、日本海溝あたりの行方不明事件・・・因果関係があるな・・・。」
「もしかして、朱雀様・・・。例の者の復活でしょうか?」


もちろん私は首を縦に振る。不思議そうな顔をして私たちの話しを聞く竜哉様。運よくこの竜哉様が覚醒し、聖天子となれば、この国に起こっている事態はなくなるのであろう・・・。


「あの・・・。僕が何か?りゅうやとかなんとか・・・。僕の名はたつやなんですけど・・・。」


きっと竜哉様は今の段階では理解できないであろう。

とりあえず、龍哉様の勾玉をこの竜哉様にお返ししないといけないのだ。

それが今の段階での私の使命。龍哉様に勾玉を託された私の使命なのだ。


「九条君。ここでの話は公言してはいけないよ。また時がくれば詳しく話します。それとこれを・・・。きっと君を守ってくれます。」


私は青の勾玉を竜哉様の首にかける。

すると勾玉は以前と違い、体の中へ消えて行ったのだ。それと同時に竜哉様の体が光り、青いオーラに包まれる。まさしくこれは青龍のオーラ。この勾玉は竜哉様を青龍に関するものとして認め、一体となったのであろう。



では私は?私の場合、勾玉は胸元にかかったままだ・・・。

ということは別に新しい朱雀に関する者が出現するのか???


お久の制服


CA
久しぶりにCAの制服書いたらキ~~~~~~っていいそうになった。

もちろん挿絵なんですが、ずっとこの手の制服書いていなかった。

(四神降臨の生徒さんの制服除く)



ああそろそろSaiの試用期限が来る・・・。


更新方法読んで更新しないと・・・・。

【お知らせ】午前中に四神降臨を読まれた方へ

どうしてか知りませんが、きちんと編集して更新したはずが、文章が入れ替わりしていたんです。

この四神降臨だけではありません。別ブログの「ぱいろっとになろう!」もそうでした。


最後の部分が中間部分に来るという変な現象・・・。


今のところ更新やり直しで、何とか復旧できましたが、見てくださった方々、Goodを押してくださった方々、ホントすみませんでした^^;


アメブロがおかしい?

四神降臨 復活編 第2章 青龍 (6)転校生

 この日の昼休み、僕はおじいさんに呼び出される。

「竜哉、今日から一緒に勉強することになった辰巳龍磨君だ。」
「はあ?」
「この子はねぇ、政府高官のご子息で、うちに下宿することになったんだよ。そしてお前と同じクラスに入れる。仲良くするんだよ。政府高官のご子息だから粗相のないように。」


何で急に?辰巳龍磨と言う少年は微笑みながら言うんだ。


「俺の名は、辰巳龍磨です。父は内閣府の職員をしています。よろしく。」


内閣府?ふ~~~ん。お偉いさんのご子息ってことか・・・。朝そんなこと母さんから聞かなかったぞ。まあ部屋はいくらでも余っているからいいんだろうけど。


四神降臨 2-6  その辰巳って言う少年はなぜか初日から史学準備室に入り浸っている。変じゃないか?転校生なのにさ。気になってはしたない事だけど、立ち聞き。微かだけど聞こえる話し声。


「龍磨。久しぶりだな。」
「はい朱雀様。」
「よく復活できたものだ。あの時はもうこの世から消えたと思っていたが・・・。」
「私もそう思っておりました。しかし気がつくと、龍国におりました。龍希様に助けられたようです。体はあの時のまま止まっておりますが・・・。」
「白老は?」
「さあ・・・それはよくわかりません。式神のことですからね、ひょっこりということもありえるかと・・・。」
「し!」


あ、気づかれたのかな・・・。ガラッと史学準備室の扉が開き、源先生と目が合う。


「九条竜哉(りゅうや)君だね?」
「たつやです。」
「丁度いい・・・。入りなさい・・・。」

描き分けできません^^;

やはり描き分けできていません^^;

以前のキャライラストを見て現代風に描き直したつもりなんですけど^^;

はあ・・・。描き分けできましぇん(ノ◇≦。)


四神降臨 守護龍・龍磨

前バージョン

青龍皇子と守護龍 あ、左のほうね・・・・。

髪の毛の描き方間違ってたよ・・・・。















今回現代バージョン


四神降臨 2-6


龍哉にしても朱央にしてもみんな顔変わってるんだもんね・・・・。まあ、龍哉は転生した姿だからどうでもいいと言えばいいかも?

そのまま生きている朱央と龍磨はきちんと描き分けておかないと・・・。実は龍磨は長髪(後ろでくくる)にしようと思ってたんですが描いていたら変になって^^;却下・・・。


では・・・。