6/16(月)
だんだんと耳の聞こえがよくなってきた。
とてもうれしい。
いま飲んでいる薬が合っているのだろうか。

午前中は病院のはしご。
長引く風邪のための内科と、
それから耳鼻科。
耳鼻科は混んでいて1時間待ち、とのことなので
予約が取れる午後の時間帯とし、
スイムへ。

ランチはフロントロビーでいただく。

今日もたくさん泳いだ。
今日からアームをはずして飛び込みをしてみる。

お昼寝はいつものカフェで、1時間弱。

目覚めてから駅前のバス停で休憩。
ここで休みたい、と龍晴がいい、
30分ほど風にあたる。
確かに心地がよい。

耳鼻科へ。
回復基調にある経緯を話すと、先生もうれしそうにしてくださった。
お医者さんのこういう態度って救われる。

いくつかのお店に寄ってから帰宅する。


6/17(火)
今日は久しぶりにサンシャイン水族館へ。
中野仲間のKちゃんタイちゃん親子と出かける。

龍晴と中野駅から総武線に乗り、
東中野で途中下車し、Kちゃんタイちゃんと待ち合わせ。
それから新宿で乗り換え、山手線で池袋へ。
歩いてサンシャインへ行く。

東京生まれ東京育ちのKちゃんは、
(確か文京区がご実家だった気がする)
小学校の遠足?以来だという、サンシャイン水族館。
東京で生まれ育つとそういうものなのかも。

龍晴はKちゃんとタイちゃんを案内するから、と
私の手を振りほどき、ふたりと手をつないでいる。

龍晴のいいところは
ほかのお母さんやたとえば先日のO教授のように、
信頼している、というひとの手をすぐにつなげることだ。
手をつなぐ、つまりこころを開く、というか。

みんなでいろいろな水槽を見てまわり、
アシカショーを見学したりしてからお昼ごはん。
そとで食べよう、ということにしていたのだが
龍晴はいつもの水族館のカフェで食べたいと主張し、
Kちゃんが合わせてくれたのでそこでいただく。

龍晴は少ししてお昼寝。
40分ほどで目覚め、
また水族館でたくさん遊ぶ。

くらげや金目鯛(龍晴いわく、鯉さん)、いわし、かえる、
かになどを今日は熱心に眺め、
ダイオウグゾクムシのぬいぐるみの販売所のくぎ付けになり、
どうしても欲しいと粘る。
いちどは気をそらしたものの
やはりどうしてもどうしても欲しい、と
最近では珍しく食い下がるので、
それならば、とちいさなぬいぐるみ(かつ私が好きなマグネットタイプ)をひとつプレゼントすると、
とてもよろこんでずうっと握って歩いている。

アシカショーの場所が噴水のようになっていて、
そこで水浸しになり
Tちゃんとおおさわぎをして遊んでいて
かわいらしい。

15時半近くになったところで
朝と逆のルートをとおり、
帰宅する。

よく遊んだいちにち。


6/18(水)
今日はいくぶん涼しいように思う。
梅雨に入ったと思ったら
ずうっとうんざりするような雨が続いていて
中休みのいまは毎日が晴天だ。
今日は久しぶりに雨が降るのだろうか。

午前中は新井薬師に行く、といっていたのだが
さんぽに出た途中で宗旨替え。
お米の公園に行きたい、という。
お米の公園、とは、上高田公園のこと。
龍晴はこの公園のすべりだいをお米屋さん、となぜか呼んでいる。
誰もいない公園でひとしきり遊んでから
ポーコアポーコさんへ。
いつもより早く着いたのだが
お店を開けて待っていてくださった。
お心遣いに感謝し、たくさん遊ばせてもらう。
私もゆっくり話ができた。
うれしい。

おいしくランチをいただき、
帰宅。
龍晴は途中でお昼寝。

目覚めてからそとをぶらぶらとしていると
もういちどポーコアポーコさんへ行きたいというので
また歩いていく。

1時間半ほどのんびりと遊ぶ。

ポーコアポーコさんは、
おとなの足で20分ほどの距離なのだが
今日は2往復。
休みも問わず、厭わず歩くのだから
ほんとうによく歩く子になったと思う。


6/19(木)
今日はサッカーの日。
なのでそれを目指していちにち組み立てる。

午前中は龍晴のリクエストで
ボーリングへ。
今日も1ゲーム。
龍晴はコンスタントに投げつづけ、
ときどきストライクを投げたりスペアをとったりして
私よりスコアが良い。
りゅう、じょうずでしょう?といっていておかしい。

カフェでランチ。
そのままお昼寝。

目覚めてから平和の森へ。
新しく2名、メンバーが増えて、
さらに体験レッスンの子がひとりいて、
今日はたくさんの子どもたちでのレッスンだ。
龍晴は楽しそうにしていてうれしい。
子どもたちに囲まれていると
龍晴はとてもうれしそうだ。

耳の調子は一進一退。
今日はあまり聞こえがよくない。


6/20(金)
今日は龍晴のリクエストで四谷の消防博物館へ行く。
午前中は新宿御苑に行き、
午後は消防博物館へ行きたい、という話だったのだが
出かける直前にやはり最初から消防博物館へ行きたい、ということになった。

総武線で四谷まで行き、
そこから歩く。
丸ノ内線の四谷三丁目だと降りてすぐが博物館なのだが、
ちかてつだとけしきがみえないでしょう?だからそうぶせんがいいの!
と龍晴は主張する。

暑い。
よい天気だ。
週末から梅雨が戻るという。

5階のテラスのヘリコプター乗り場で、
龍晴はまずはヘリコプターの運転。
今日はとても空いていて、
運転し放題である。

3階の、いろいろな乗り物を運転できるコーナーは、
響く音が嫌らしく、いたくないというので
結局、ヘリコプターと地階、そして1階を行ったり来たりして過ごす。

お昼ごはんは10階で持ってきたおべんとう。
お昼寝もここでする。

午後もヘリコプターの運転をしたりして、
そろそろ帰ろうか、とそとに出ると、
ちょうど博物館のそとにあったしかけどけいが動き始めた時間で、
龍晴はもういちどそれを見たい、という。
近くのカフェで時間をつぶし、
さらにまた博物館に戻り、ヘリコプターに乗ってから
1時間後にまた見にいく。
今日はいちにち、消防博物館漬けである。

疲れたのか、
夜になって耳の聞こえが悪い。

朝、みんなで日本戦を観戦。
あああ。
なんだかなあ。
ずうっと見続けてきたチームだけに
喪失感が大きい。


6/21(土)
なんだかペットロスのような状態である。
やれやれ。

気を取り直して
今日は朝からポーコアポーコさんへ。
私も何度かあったことがある、
ユウくんという子を午前中のあいだ預かることになったので
一緒に遊びませんか、とお誘いを受けていたのである。

まずはお店に行き、
みんなで平和の森へ。
持ってきたしゃぼんだまで遊んだり
追いかけっこをしたりする。

お店でまたひとしきり遊び、
ランチをいただき、
ユウくんのお母さんがお迎えにいらして、
龍晴とまた暫く遊んでから
帰宅。

龍晴は帰宅中にお昼寝。

起きてからまた平和の森へしゃぼんだまをしに行きたいというので
出かける。

龍晴はしゃぼんだまが好きだ。
きれい!といいながら
ふくらませたり
おいかけたりする。

子どもといつかしたいこと、したかったこと、
というのはいくつかあるのだが
しゃぼんだまはそのうちのひとつだ。

明るい空にきらきらと吸い込まれていくしゃぼんだま。

龍晴と一緒にしゃぼんだまをすると
だからいつも胸がぎゅうっとなる。
ありがとう、龍晴。
そんな気持ちになる。

今日は午前も午後もたっぷりとしゃぼんだまをして
追いかけっこもたくさんして
夕方、帰宅する。

昨日に続き、ほとんどの時間をそとにいたので
なかなか疲れ気味。

夕方、やはり耳の聞こえがよくない。

夫はフットサルへ。


6/22(日)
午前中は強い雨が何度か降る。

いろいろと用事を済ませ、
そのあいだに夫と龍晴とふたりで
近くのスーパーマーケットに行ったりし、
それから新宿の京王プラザホテルへ。
今日はここのカフェで龍晴はお昼寝
おとなはカフェタイムをすることにする。

このホテルはカフェがいくつかあるので
すべてが満席ということはまずない。
龍晴は30分少し眠る。
ランチは上階の鉄板焼きへ。
龍晴は飛騨牛をおいしいおいしいと食べていた。
ふだんは私が食べているものを
あまり食べたがらないのに。
デザートもおいしいとたくさん食べる。
うれしくなってついついたくさんあげてしまった。

しかし!
おそらく飛騨牛の脂っぽさと、
デザートに食べたアイスクリーム、
あるいはマンゴーがあわなかったらしく、
結局、ホテルを出るときに戻してしまった。
かわいそうに。
ホテルの方に始末をお願いし、
龍晴は全身着替え。
やっぱり加減をしてあげないといけないんだな。

荻窪に行く予定だったが、
また体調が悪くなるといけないので
(たぶんそういうことはないとは思ったのだけれども)
中野に戻る。

久しぶりに南口のマジック銭湯へ。
しかししかし!
あまりにもお湯が熱くて入れず。
東京の銭湯(ふつうの銭湯のほう)は
どこも湯温が熱くて入れない。
子どもはまず無理だろう。
どうしてあんなに熱いのかしら。

龍晴が熱い熱い、入れない、といっていると
居合わせた方々が口々に、
熱いわよね、入れないわよね、
うすめていいのよ!といってくださり、
私のかわりに水を入れたりしてくれた。

帰宅後、龍晴は晩ごはん。
夫と私は昼ごはんが効いて
まったくなにも食べられず。

さて来週(今週?)は京都だ。

耳はまだ疲れると聞こえない。
6/9(月)
午前中はスイム。
その前に銀行やみどりの窓口やパン屋さんに寄り
早めに着いたのでマルイの横の公園で
おたまじゃくしの成長を眺めたり
マルイで買い物をしたり(父の日のプレゼント、ぎりぎりセーフ)する。
マルイの前のベンチでお昼ごはん。

スイムは1週間空いているので
久しぶり感がある。
龍晴はいつものように大喜びだ。

お昼寝は近くのカフェで。

友だちと待ち合わせて新中野の産婦人科へ
中野仲間の出産祝いに行く。
うれしいうれしい、仲間の出産だ。
よかったね、ほんとうにうれしいよ。

先週うまれたばかりのちいさな赤ちゃんを抱っこさせてもらう。
ほんとうにちいさくて
(とはいえ3200グラムの、いまどきでいえばおおきな赤ちゃんなのだが)
こんなにちいさなころがあったんだなあと
傍にいる龍晴を見つめながら思う。

龍晴はやきもちも焼かずに
赤ちゃんを抱っこしたい!といったり、
赤ちゃんにずうっといいこいいこをしたりする。

小さい子、好きなんだよなあ。
龍晴って。
やさしい子に育ってくれてとてもうれしい。

1時間ほどお邪魔し、
バスで帰宅する。

そういえば昨日は久しぶりに・・・
最後に行ったのは妊娠中だったから、
実に3年ぶりに、
高田馬場の愛川にお邪魔した。

ああその鰻のおいしさといったら!
もう満足、満足、である。

夫は江戸焼きを、私はかた焼きをいただいて
半身づつわけて食べたのだが、
江戸焼きもおいしかったが
夫もかた焼きを絶賛してくれてうれしく思う。

愛川の前は、荒川線に乗り、
リーガロイヤルのカフェで休憩をした。
夫に路面電車を説明したい、と龍晴は張り切っていて、
龍晴のことばに私がこたえたりすると、
ちがう!とうさんにせつめいしているの!!と
しばしば叱られた。

先週、ボルドーに出張していた夫は
まだ時差ぼけを引きずっている。
早くもとに戻るとよいのだが。


6/10(火)
午前中は3歳児検診へ。

大きくなったなったと思っているし、
またまわりの3歳児たちと比べても
へたしたらあたまひとつぶんくらいは大きい龍晴なのだが
やはり身長は成長曲線の上限を突破せんばかりの勢いであった。

ずいぶん大きいですねえ、と
保健師さんたちにもいわれる。
そうなんですよ。

なにか困っていることは?ときかれ、
食事のことと、
(あまり自分で食べようとしないこと、切り分けないと食べないこと)
トイレトレーニングのこと
(ちっともトイレトレーニングをする気がないこと、尿意も便意もわかっているのに)
を伝えるが、
いずれも、大丈夫ですよ!といわれる。
大丈夫ですよ、幼稚園に入るようになったら自分から食べますよ、
大丈夫ですよ、おむつがはずれない子どもはいませんし、龍晴くんの場合はいろいろわかっていて、でも自分の意志としてトイレでしない、と決めているみたいなので、
自分からしたいというまでは待ってあげましょう、と。

そうなんですよね、
それ、私もそのとおりに思っていることなんですよねえ。
まあそんなわけで、どちらも悩まないでおこうっと。

今日は幼稚園のプレもあるので
タクシーで向かおうと福祉センターを出ると、
近くに住むソウちゃん親子とばったり会う。
ソウちゃん親子も幼稚園のプレに行くので、
それならばと一緒に行く。
ソウちゃんはベビーカーだが(生まれて間もない弟をお母さんが抱っこしているため)
龍晴は歩き。
幼稚園までは30分は歩くので、大丈夫かなあと思ったのだが
どんどんと歩いていた。

幼稚園では今日はくるまの乗り物を乗り回して
おおいに楽しむ。

帰宅後、ごはんを食べてお昼寝。
1時間。

午後は耳の病院へ。
左耳の聞こえが悪く(私の)、
ずうっと詰まっている感があるので
出かけたのだが
案の定、聴力が落ちていた。
聞こえが悪くなった時期が2か月ほど前ということもあり、
もしかしたらもう治らないかもしれない、といわれる。

ああやっぱりなあという思いと
なんとかしたいという思いとが交錯する。

マルイで暫く買い物や遊んだりをしてから
帰宅する。


6/11(水)
午前中は新井薬師へ。
お寺でお詣りをし、公園で遊ぶ。
タイちゃんとKちゃんと待ち合わせて、
ポーコアポーコさんで
みんなでランチ。

帰宅途中、龍晴はいつもどおり
抱っこでお昼寝。
風邪がまだ治らないので
診察をしてもらいに病院に行くが、
診察時間を間違えていて休憩時間中だった。

どこに行きたい?と龍晴に尋ねると、
西武線に乗りたい、というので
バスで新井薬師の駅まで行き、
西武線に乗る。
高田馬場で降りようかと思っていたのだが
気分を換えて西武新宿まで乗る。

りゅうがいきたいとろこにいっていいよ?というと、
龍晴は歌舞伎町の方へ行きたい、という。
え、そちらですか?
ううむ。

でもまあ、まだ昼間だし、
まずそうなところに行きたがったら止めればいいかと
歌舞伎町へ。

裏通りなので昼間だけれどもちょっとどきどきする感じ。
親子連れ、しかも
いまから公園に行きます、的な服装の親子連れ、というのは
ものすっごーく場違いで、
場違い過ぎて笑えてくるくらいだ。

区役所の裏あたりのもっともディープなエリアは
さすがにもっとどきどきとしたが
そのあたりはささっと急ぎ足で行ったので
なんとなかった。
ああ緊張したなあ。

学生のころ、
新宿三丁目の焼き鳥屋でアルバイトをしていて
(オフィスビルに入っているいたって健全なお店で、主要顧客はそのビルのビジネスマンだった)
当時は西武線に住んでいたから、
最終の西武線に乗るために毎日のように歌舞伎町のあたりを歩いていた。
大学からアルバイトに行くときは、
西武新宿から昼間の歌舞伎町を探検しながら歩いていたりもした。
(いま思えば無謀)

いまこうして子どもを連れて
ぜんぜん違う目で見て歩くと
やはり歌舞伎町は歌舞伎町である。
ううむ。
急げや急げ。

区役所のあたりから雨がひどくなってきたので
地下に入り、帰りはJRに乗る。

ちょうど行きつけの内科が開いた時間になったので
寄ってから帰宅する。

龍晴は歌舞伎町(龍晴いわく、せいぶしんじゅく)探検が
とても楽しかったらしい。

耳の聞こえが悪くて
やはりつらい。

風邪もなかなか治らない。


6/12(木)
雨。
今年の梅雨はよく雨が降るように思う。
梅雨だから雨が降って当たり前なのだが
あまりにも雨が続くと
そろそろいいかな、という気持ちになる。

夫も同じ気持ちのようで
もう梅雨はええわ、といっている。

午前中は久しぶりにボーリングへ。
龍晴と一緒に、1ゲームだけする。
前は私が投げる順番も投げたがったものだけれども、
今回は母さんの番ね~というと、
椅子に座って待っていて、
しかも投げ終わると拍手までしてくれるサービス付きである。
なんだかとても楽しい。

1時間ほど遊んでから
カフェでランチをし、
そのままお昼寝。

午後はサッカーなので
その直前までそこで過ごす予定にしていた。

のだが。
やはり雨で中止。
2週連続の中止である。

残念に思いつつも
ポーコアポーコさんへ行き、
久しぶりにゆっくりと話をしたり
のんびりとしたりして過ごす。

ほかのお客さまもいらしたので
予定より早めにスーパーマーケットに寄って帰宅。

マンションに着くと、どこかから
りゅうちゃん!ナオ!!という声が聞こえる。

龍晴とともに、
あれ?と首をかしげる。

はて誰だろう。
今日は誰かが来る予定にはなっていないし、
この界隈で私のことを「ナオ」と呼ぶひとはいない。
中野仲間からは、ナオちゃん、と呼ばれているし、
近所の方々は龍晴の名前は知っているが
私の名前は知らない。

階段をのぼりはじめると、
龍晴が、長野ばあばの声がする!といいはじめる。

ええ?
まさか???
と思いながらいえの前に到着すると
果たして長野の両親ではないか。

なんでも弟の奥さんのお父さんが入院をしているのだが
そのお見舞いにやってきて、
さて高速で帰ろうかとした道をとおっていたら、
ナオのいえのすぐそばを通ったから
寄ってみた、とのこと。

ええええ。

急いで龍晴の晩ごはんをつくり、
近くのお鮨屋さんでみんなで晩ごはん。
龍晴も納豆巻きをぺろりと食べ、
両親はこんなにおいしいお鮨は長野にはないね、と喜んでくれる。
(実際、そこのお鮨屋さんは中野ではいっとうおいしいと私も思っているお店である。
あくまで中野では、ですが)

泊まっていけば?という声を振り切り、
両親は帰宅する。

龍晴は淋しくなったらしく
両親の車をしょんぼりしながら見送っていて
きゅんとなった。

励ましたくて
いえまえで遊びながら帰る。


6/13(金)
今日は朝からお出かけ。
新潟出張に出る夫といえを出て、
駅でわかれ、
龍晴と私は友だちと待ち合わせ、
王子にある飛鳥山公園へ。

友だちのお子さん、Kくんが「子鉄」で、
友だちに路面電車に乗ったよ、という話をしたところ、
ぜひ乗ってみたい、ということになり、
また王子は、荒川線やら新幹線やらがたくさん間近で見られる垂涎のスポットとかで、
それならばと飛鳥山公園へ行くことになったのである。

東西線で高田馬場まで行き、
山手線で大塚まで行き、
そこから都電に乗り換える。

ろめんでんしゃ!と子どもたちはおおはしゃぎである。

王子で降りて、
有名な跨線橋を探す。
なんでもそこの真下を京浜東北線などが走り、
すぐ横の高架を東北新幹線や上越新幹線や長野新幹線が走るビュースポットなのだそうだ。
確かに大きなカメラを手にした往年の鉄男たちがわんさか撮影をしていたりする。

たくさん電車を見てから、
飛鳥山公園へ。
SLや都電が展示されていて、運転席も開放されている。
遊具もたくさんあって、
龍晴もKくんもおおいに喜んで遊びまわっている。

お昼ごはんを食べ終わったころに
雲行きが怪しくなってきたので
北とぴあというところへ移動。
ここも鉄のあいだで有名なビュースポットだそうで、
なるほどそのような方々がたくさんいる。

暫く展望台で遊んでから、
龍晴はレストランでお昼寝。
レストランは新宿方面を向いていて、
中野のサンプラザなども見えた。

30分ほどで目覚め、
1階のからくり時計コーナーで時計を眺めてから
都電のんびりの旅をしようと
早稲田まで行く。

龍晴は朝から大隈講堂の時計を見たいといっていたので
もちろんおおよろこびである。

大隈講堂の前で暫く時計を眺め
(しかしなぜか今日は時計が鳴らなかった!謎!!)
カフェゴトーでお茶をする。
もちろんベイクドチーズケーキを食べながら。

そろそろ帰ろうか、と東西線に乗るところで
ばったりとO教授に会う。
会えたらうれしいと思いながら早稲田界隈を歩きつつ
ゴトーにも行きつつしたのだが
(ゴトーは先生行きつけである)
まさかほんとうに会えるとも思っていなくて
とてもうれしい。

龍晴も同じ気持ちらしく、
すかさず先生と手をつないでいた。

寝る前に「どら焼きごっこ」をたくさんする。
龍晴と私が餡子になって、
皮に見立てた枕と枕のあいだにはさまって遊ぶだけのことなのだが
龍晴はおおわらいしながら喜んでいた。

たのしいいちにち。


6/14(土)
薬が効いてきたのだろうか。
耳が聞こえる時間がいちにちのなかで出てきた。
とてもうれしい。

風邪も治ってきたので、
風邪が治ることで耳が治ってきたのか
耳の薬が効いたことで治ってきたのか、は、
定かではないが
よい兆候だと思う。

午前中はスイム。
朝から布団を干し、取り入れ、敷くところまでしてから
出かける。
ここのところの天気は油断ならない。

バスで駅まで行き、そこからジムまで歩く。

おべんとうはフロントロビーにて。

今日はM先生の日で、
いつものように龍晴にやたらと絡んでくれてありがたい。
龍晴もとてもうれしそうだ。
あたまからじゃばじゃばと水をかけられたりして
(ほかの子には遠慮するのだが、先生のクラスに通って長いせいと、
おそらくは龍晴と先生のあいだに信頼関係があるのが
もっとも大きい理由だろう。土曜日のクラスは幼稚園に上がっている子が殆どなので
龍晴よりも年長の子ばかりだが、もっとも小さい部類の龍晴が
わしゃわしゃやられて、お互いに笑っているのだから)

龍晴が困ったり戸惑ったりすることをわざとやったりするのも
親にはできないことで、
親戚のオニイチャン、という感じである。

お昼寝は近くのカフェで。

目覚めてから、今日は龍晴のリクエストで
近くのホームセンターへ行く。
時計をたっぷりと眺め、
龍晴の好きな歯ブラシを買い、
ベランダに置く花も買い(龍晴セレクト)、
駅に戻って近くのお店とスーパーマーケットに寄ってから
帰宅する。

昨日から出張の夫、
昼にオフィスに立ち寄ってから夕方にいえに戻る。

龍晴はばんごはんを一緒に食べられてうれしそうだ。

夜、夫はフットサルへ。


6/15(日)
ふう。
週末。

毎日のように予定が入っていて
ここのところ落ち着かない。
今日も幼稚園の説明会だ。

幼稚園の説明会!
もうそんな時期なのである。

幼稚園に行ったら。

いまのように勝手気ままに
ふたりであちこちに出かけられる、ということは
とても少なくなるだろう。

それはとても当たり前のことなのだが
やはり私にとっては淋しいことだ。

子どもから離れられない、ということとは
違うと思う。たぶん。

そうではなくて、
もっともっと龍晴とふたりで、
いろいろなことをしたいし
こんなこともあんなことも世の中にはあるんだよと
伝えたい。

でもこれからは。
それを伝えるのが
親だけでなく、先生だったり友だちだったりにかわっていく、
ということなのだ。
それは歓迎すべきことで、
だから春まであとすこし。

なんだかカウントダウンしているような気分。

午前中は龍晴とふたりでぶらぶらとさんぽ。

ほんとうはサッカーを見たいのだが、
自宅で90分サッカーを両親が観戦することを
許してくれる龍晴ではないので
後半だけ見ることにして、
前半はそとに出る。

早稲田通りに面して座れる場所に座り、
タクシークイズをしたり
買い物をしたりする。

レプリカユニフォームを着たひとたちが走っていたり
街のそこここから歓声や悲鳴が聞こえるので落ち着かない。
駅前ではパブリックビューイングをしているらしい。
ううう。

そろそろいいだろう、という時間に戻り、
龍晴にお昼ごはんをあげながら後半から観戦。
ううむ。

お昼寝の途中から、
私は幼稚園の説明会へ。

ここは行かないだろうな、と思っていた幼稚園なのだが
行ってみるとやはりいいなと思える。
プレゼンテーションの妙にやられている感じ。
冷静に見極めなくては。

龍晴は夫と2時間、ボーリングをしたり、
私を探したりしながら
遊んでいたらしい。
最初は泣いたけれども大丈夫、と連絡が来て
ほうっとする。

駅で待ち合わせる。
私を見つけた龍晴は、
満面の笑みで走りより抱き付き、
息をつく暇もないほど
あのねあのね、と話し続ける。

あのねりゅうね、ねんねんからめがさめて、
ちょっとないちゃったんだけど、
しまちゅうにいってね、とけいをみてね、
それからかあさんがいないかなあとおもって
えきまでさがしてね、
いなかったからぼーりんぐにいったんだよ?

そうなんだ、ボーリングはしたの?

しなかったの!げーむをしていたの!

そんなふうな感じに。

ぎゅうぎゅうと抱き付いて
いっしょにいようね、という龍晴はかわいらしい。

そのわりに荻窪に着くと、
きょうはおとこゆにはいる~と、私に手を振って夫とお風呂に行った。
成長したものだなあ。

そう。
もうそんな時期なのだ。

これからどんどんそとに出ていく。

親や家族やなにやかやに縛られることなく
どんどんとおおきくなってほしい。
羽ばたいていってほしい。
いろいろなことを・・・たのしいこともうれしいこともくやしいこともかなしいこともたくさんたくさん経験して
つよくてあたたかいひとになってほしい。

そうしていつだって。
気が付けばしあわせだと思えるような
そんな人生であってほしい。

すこしづつ自分のちからで切りひらいてほしい。
いまはかあさん、と泣いても。

そのためのちからをつけられるような。
転んでも転んでも立ち直れるような。
そんなひとであるような。
いまはその根っこのぶぶんをつくる時期だろう。
龍晴の根っこを深く長く強くすること。
それを私の目標にしよう。


5/26(月)
午前中はスイム。
その前のスーパーマーケットに寄り、
買い物を済ませる。

今日もとても張り切って
たくさん泳ぐ。
バタ足がずいぶんと上手になった。

近くのカフェでお昼寝。
1時間弱。

目覚めてからいくつかのお店に寄り、
砂場に行きたい、というので
いえの近くのちいさな公園に立ち寄り
砂場でいっしょに遊ぶ。

風が出て寒くなってきたので
1時間弱で帰宅する。

いえでいっしょにたくさん遊び、
龍晴はうれしそうである。


5/27(火)
午前中はT幼稚園という、龍晴が通うことになる予定の幼稚園のプレクラスへ。
東京はどこもそうなのだろうか、
幼稚園にはプレクラスというものがあり、
それに通っていないとその幼稚園に入れない、ということがままあるという。
T幼稚園はプレクラスも1か月に1度で、
しかもそこに通っていなくても入園はできる、というゆるい感じで
そこも気に入っているのだが、
龍晴は幼稚園に行きたいといっているので
(ただし「母さんも一緒に通える」と龍晴は思い込んでいる)
今年いちねん、プレにも行ってみることにしている。

今日はそのプレクラスの初日。

粘土をしたり、先生とうたったりと
楽しく過ごしている。
楽しそうなことがあるとその先頭に立つタイプなので、
龍晴が集団のなかで楽しく過ごすのは予想通りのことだ。
幼稚園も、私と離れる最初のころだけ泣くだろうが
行ったら行ったで楽しく過ごしていくだろう。おそらく。

近くのカフェでランチをしてから帰宅。
抱っこをして帰っているうちに
龍晴は眠る。

30分ほどで目覚めるが
どういうわけか今度は私が眠くてたまらない。
いっしょに遊ぼう、といわれて遊んでいたのだが
母さんなんだか眠そうだね、と龍晴にいわれるくらいに
眠くて眠くてたまらない。
そうなのよ~眠くてたまらないのよ、と
寝かせてもらうのだが
そうなるとなぜか眠れないのが性分である。

いっそ動いていたほうが楽なので
近くのカフェに行き、スーパーマーケットに行く。

帰宅後、やはりからだがあまり動かないので
ごろごろとする。
龍晴は一緒に遊んでほしくてたまらないようである。

おふろに入るくらいから
私はやっと復活。
一緒に遊べなかったぶん、おふろでたくさん遊ぶ。


5/28(水)
午前中は新井薬師へ。
今日は縁日である。

龍晴は、
おてらっておちつくよね~とか
ぶつぞうってすてきよね~などと
おおきな声でいいながら
お堂のなかを見てまわっている。

はたから見たら笑ってしまう光景であろう。

公園へ移動し、
児童館で借りたくるまやバイクに乗りながら遊ぶ。
砂場でもたくさん遊び、
満足したところで
ポーコアポーコさんへ移動。

ランチをいただき、
暫く遊ぶ。

そとをAちゃんとダイちゃんが歩いているのをご主人が発見してくれて、
すこし話をすることができた。
Aちゃんは来週、出産だ。
ここまで紆余曲折あったし
ダイちゃんを妊娠中の、
つまり龍晴も妊娠中のころからの友だちなので
いよいよ近づいた出産をとてもうれしくも思うし
とにかく感慨深い。

がんばってね、応援してる、と
ふたりが曲がる角のさいごまで手をふる。

龍晴は帰宅中に眠る。
暑いせいか今日も30分ほどで目が覚める。
季節の変わり目はお昼寝が短い。
これはまた、毎度のことだ。

昨日、あまり遊んであげられなかったこともあり
今日はいえでたくさん遊ぶ。
龍晴の好きなぬいぐるみでごっこ遊びなど。

途中、スーパーマーケットにだけ行き、
200ミリの牛乳を一気飲みして
おなかが痛い、という龍晴と
タクシークイズをしながらすこし休む。
(次にくるタクシーは何色をしているか、というのを当てるもので、
ときどきふたりでやっている)

たくさん遊んだら遊んだで
もっと遊びたくなるようで
そろそろ家事をしないとなあというときに
もっと遊んでほしいと泣くが
とくとくと説明するとわかってくれて
一緒に家事をする。

お風呂でもたくさん遊び、
お風呂からあがってもたくさん遊ぶ。

今日はいつも以上によく笑ったせいか
きょうはたのしかったね~といいながら
眠りについた。

よかったね、龍晴。
明日もたのしいいちにちになりますように。


5/29(木)
朝、龍晴が、起きるタイミングで何度か咳込む。
恐らく気管支が強いのだろうか、
ふだんからあまり咳をしないし、
風邪をひいても咳が出ることはあまりない。
風邪でないといいのだが。

午前中は様子を見ようと、
本当は昨日からのリクエストで城山公園へ行く予定だったのだが
私の病院(とても空いていて、ほかの患者さんがいないので龍晴を連れて行きやすい)と、スーパーマーケットのはしごだけにする。

帰宅後、おひるごはんを食べて、
12時過ぎにはお昼寝。
1時間ほど眠る。

午前の街歩き中も、それからも元気だったし
咳も全然でないので、
サッカーに行くことにする。

平和の森公園へ。

今日もケンちゃんやソウちゃんと
おおいに楽しみながらサッカーをしている。
てんでばらばらい楽しみがちな3歳児3人に対して、
先生がいろいろと工夫してくださるのでありがたい。

帰宅途中に公園に行きたいといったのだが、
晩ごはんの時間も近いのと
体調も気になるので、
明日にしようねということにし、
帰宅する。

水鉄砲を買ったので、
おふろで水鉄砲と、
おふろあがりにたくさん遊ぶ。

龍晴がうれしそうにしていて
私もとてもうれしい。

長野帰省の荷造り、殆ど完了。
夫の出張の荷物もおおよそのまとめを終える。


5/30(金)
起き抜けの咳はとまってきたが
鼻水が少しではじめた。
やはり軽い風邪だろうと思う。

城山公園へ行きたがっているものの
体力をすごく使う公園なので相談の末やめにして、
近所の打越公園へ。
いつもなら鼻水くらい、と思うのだが
帰省が近いので大事をとっている。

打越公園は砂場しかない公園なのだが
砂場で遊びたい龍晴は満足した様子。
一緒にいろいろなものを・・・ごはんとか道路とかいえとか・・・作って遊ぶ。

1時間ほど遊んでから、
カフェに寄ってお昼ごはんを食べ、
帰宅。

お昼寝は1時間。

目覚めてからもいえでたくさん遊ぶ。

スーパーマーケットに寄り、
カフェでお茶。
道路を眺めながらタクシークイズとディズニーランドごっこをし
龍晴は大笑いをして喜んでいる。
よかった。

ここのところ龍晴とずいぶんとたくさん遊んでいるように思う。
龍晴が満足そうなのが
とてもうれしい。

龍晴がうれしいと思うことは
そのまま私がうれしいと思うことだ。

こういう関係はいつまで続くのだろう?
多かれ少なかれ
親と子というのはそういうものなのだろう。
きっと。ずっと。

明日はばたばたしそうなのと、
帰省のため、
東京に戻るまで日記はお休みします。

5/19(月)
今日はスイム。
昨日の疲れが出るかと懸念されたが
龍晴は元気だ。

いくつかの所用を済ませてからジムへ向かったので
結局、ジムまで殆どの道のりを歩いていく。
大人の足で20分なので、
子どもの足ではなかなかの距離だろう。
途中、龍晴が最近気に入っている、おんぶ~とせがまれたので
おんぶを少しだけする。

目が見えない女性がとても困っている様子だったので、
少し道案内をする。
ほんとうは彼女が行く場所まで案内できればよかったのだが
ジムの予定もあるので途中まででいいですか?ということにした。

龍晴は、道案内が終わってふたりになると
あのおんなのひとはどうしてみちにまよっていたの?と尋ねる。
それはね、と、おおかたのことを話す。
あのおんなのひとは目が見えなくて、
世の中には生まれたときから目が見えなかったり、
あるいは事故や病気で目が見えなくなる人がいるんだよ?
目が見えないと、道を歩くときとても大変でしょう?
(龍晴はしばしば、目をつぶって歩いているので、うん、たいへん、といっている)
だから迷うこともあるんだよ、
ああいうふうに、道を案内することがこれからもあるかも知れないけれども、
そのときは一緒に案内しようね?というと
うんうん、と神妙に聞き入っていた。

ランチはジムへ行く途中の、
電車が見える場所で。

今日もたくさん泳ぐ。
今日は「泳ぐ」ことが楽しかったらしく、
一緒にたくさんの距離を泳いだ。

カフェでお昼寝。
今日は1時間。

寝起きなので、帰り道は殆ど抱っこをしつつ、
スーパーマーケットに寄り、
本のコーナーで龍晴の気に入りの本を見たりする。

そこからは歩いて帰宅。

明日はディズニーランドに行くことにしているのだが
体調が少し心配だ。
昨日の旅行の疲れは出ていないだろうか。

小さい子どものことなので
なにがあるかわからないから、
当日の出るぎりぎりのタイミングまで、
ディズニーランドへ行くことは言わないでおこうと思っている。
何しろ龍晴は、ディズニーランドにものすごく憧れているのだ。

なので夫と話をするときも、
夢の国、などと隠語?を使って話しているし
ここのところはミッキーマウスとかスティッチといった、
ディズニーランドを想起させるようなことばは
一切使わないでいた。

それなのに!

いえに一冊だけある、
いただきもののディズニーランドのガイドブックが、
料理をしているあいだに
ででーんとリビングの机のうえに置いてあってびっくりした。

ど、どうしたの?これ?と尋ねると、
ひさしぶりにディズニーランドのごほんをよみたいとおもって!という。
そ、そうね。
それで読んでいると、ディズニーランドいきたいよねえ、などといっている。
そ、そうね、あした、行くんだけどね。
とはまだ言わないでいるのだが
どうしてわかったんだろう。
これぞ以心伝心である。


5/20(火)
じゃじゃーん、発表があります!
今日はディズニーランドへ行きます。
といったときの、龍晴のうれしそうな顔といったら。

というわけで。
ディズニーランドへ。
龍晴は初ディズニーランドだし、
私も何年ぶりかも、前回はだれといったのかもほんとうに憶えていないくらいの昔・・・なにしろシーがなかったころ以来、である。

夫に、ナオもせっかくやから楽しんできいや、といわれて
送り出される。
(といってももちろん夫を見送った時間のほうが早かったけれども)

朝の家事もそこそこに
まずは東西線に乗り、浦安へ。
荷物が多いので東京駅の中央線から京葉線の移動は避ける。
タクシーでホテルにチェックンしてから
早速、ディズニーランドへ。

おそらく龍晴は、
ワールドバザールで買い物をまずはしたがり、
それからイッツアスモールワールドに5回は乗りたがるだろうから、
それだけでいちにちが終わると思うわ、と夫にいっていたのだが。

まったく予想通り、
ワールドバザールでどうしても買い物をしたいという。
ディズニーランドでは、ひとつだけ好きなものを買ってあげようと決めていたので、
これがいいといったうさぎ(名前はなんていうのだろう?)のペアをプレゼントする。
ひとつは自分で、ひとつは私に持たせる。

お昼ごはんを食べてから
イッツアスモールワールドへ。

その龍晴のなんともいえない晴れやかな顔といったら。
ずうっと憧れていたものが目の前にあり、
それが思っていたとおり、
あるいはそれよりもずうっと素敵できらきらとしていて、
ああどうしよう、目が離せない!
そんな感じである。
まさにここは龍晴にとって
夢の国、なのだろう。

外観だけでずうっと見続けたうえ、
なかに入ろうか?と促すと
結局、2回連続でアトラクションに乗り、
降りては時計を眺め、の繰り返し。
お昼寝をはさんで
結局、いちにちで10回は乗ったのではないだろうか。
あれ?さっきのおにいちゃん!とキャストにいわれるくらいである。

ほかのアトラクションもあるんだよ?と促してみるものの、
実際に、ウエスタンリバー鉄道だけ乗ったものの、
りゅうはあのくるくるに乗りたいっていったでしょう!と怒られたりして、
結局、龍晴が好きに過ごせるのがいちばんと
もうずうっとイッツアスモールワールドにいる。

晩ごはんを、ミッキーマウスなどがショーをする会場が見えるレストランで食べ、
それはそれでとてもうれしかったようで
ショーにくぎ付けになっていた。
昼間のパレードも2回見ることができた。

よほど楽しかったのだろう。
ディズニーランド、ディズニーランド、と
節をつけて龍晴はずうっとうたをうたっている。

夜、19時くらいにホテルへ。
へとへとの私である。
龍晴もすぐに眠る。
(だが私は神経が高ぶってしまい、深夜まで眠れず)


5/21(水)
しかしこんな日でも朝5時台にすっきり目覚める龍晴である。
ね、ねむいですよ、母は。

開園とともにまたランドへ。

心配していた雨もさほどではなく
なにより時折晴れ間すら見えるくらいである。
もともとは昨日から本降りの雨の予報だったのだが
直前に覆したわが息子、やはり名前のとおりハレオトコである。

今日もイッツアスモールワールドへ。
一応、メリーゴーラウンド(キャッスルカルーセル?だっけ?)にはいちど乗るものの。

今日も3回ほど乗り、
途中、プーさんのハニーハントを挟んでみたものの
やはりイッツアスモールワールドが好きでたまらなく飽きもせずに
今日も入り浸る。

ランチを隣のレストランで食べ、
お昼寝。

目覚めたらかなり酷い雨である。
いちど、イッツアスモールワールドに乗り、
そろそろ帰宅することに。

ワールドバザールではグリーティングタイムで、
いろいろなどうぶつがたくさんいた。
龍晴は昨日買ったうさぎの本物を見つけて大喜びで走りより、
しっかりぎゅうっとしてもらっていた。
よかったね。

乗りたがっていたモノレールにもしっかり乗ってから帰宅。

ディズニーランド、たのしかったねえ、と
龍晴はなんども言っていた。
よかったね。

しかしああほんとうに疲れた。
龍晴も疲れているだろうな。
明日は予定があるのだが、
明後日はゆっくりしようと思う。


5/22(木)
今日は龍晴の美容室へ。
あたまに汗疹ができてしまっているので
短めにしてもらう。
昨日の疲れもあるだろうから
来週にしたいところなのだが
来週は来週で予定がいっぱいだし
日をおうごとに暑くなってくる季節なので
今日、予約を入れてしまうことにした。

朝から新宿の高島屋へ。
龍晴は今日は黄色のくるまに早速乗り込み(こちらの美容室はくるまの乗り物に乗った状態でカットしてもらえる)、
美容師さんに
あのー、トーマスのDVDをみせてください
と自らリクエストまでし(こちらの美容室ではDVDを見ながらカットしてもらえる)
さらには
あと、くるまかでんしゃをかしてください
と催促し(こちらの美容室では車や電車のおもちゃなどを貸してもらえる)
すべてがそろったところで、
じゃあ母さんはちょっと買い物してくるね、と声をかけると
私を見もせず、うん、とこたえてDVDに集中していた。

15分くらい龍晴のくつを見てから戻ると
美容師さんたちも笑ってしまうほどの集中っぷりで
まだDVDを見ている。
龍晴は機関車トーマスを見たことがないのである。
それからカットが終わるまで、微動だにせず見続けていた。

暫くおもちゃ売り場のブリオで遊んでから
(その途中に靴の試着をし、購入をした)
カフェでお昼ごはんを食べる。

別の階のカフェに移動して、
龍晴はお昼寝。
私はお茶をしながらいろいろと調べものなどをする。

起きたところで中野に戻り、
平和の森へ行き、サッカー。

途中から雨が降って10分ほど中断したものの
問題なくサッカーができた。
今日も楽しそうにしていてうれしい。

夜、また雷雨。
今日はよく降る日だ。


5/23(金)
今日はポーコアポーコさんへ行こうかと思っていたのだが、
龍晴は行きたくないという。
珍しい。

どうやらポーコアポーコさんへ行きたくない、というわけではなく
いえにいたい、ということのようである。
ここのところ外出続きでいたせいで
いえでたくさん遊びたい、ということや、
いえで私とちゃんと向き合って遊びたいということ、
そうしてもしかしたら疲れているのだろう。
疲れていることが、いえで遊びたい、というふうに表現されているのだと思う。
疲れているといってもいえでは走り回っているのだが、
外出疲れ、とでもいうのだろうか、
私にもよくあることなのだが、
外出が続くといえのなかにいたくなる、そんな感じなのだろう。
私も体調が優れないので、
今日はあまり出かけずに過ごすことにする。

午前中はいえでたくさん遊ぶ。
龍晴がつみきで遊ぼう!というので
いっしょにイッツアスモールワールドをつくり、
龍晴はぬいぐるみを滑車に載せてイッツアスモールワールドをうたいながら
いえちゅうをぐるぐると練り歩いていてかわいらしい。

郵便局へ転送をした荷物を取りに行き、
ランチはいえで。

お昼寝を1時間弱。
長く眠るかなと思ったのだが
意外と早く起きた。

午後はいえでたくさん遊ぼう、と思っていたのだが
ちょっとしたことからブロードウエイの話題になり、
結局、ブロードウエイのおもちゃ屋さんへ行く。
取り立てて予定もないので、今日はとことん龍晴が飽きるまで遊ばせようと
(お店の方には迷惑ですが)
結局、1時間ほどそこで遊ぶ。
満足したようで、自分からもう行こう、というふうになったので
別の階へ移動したりしてブロードウエイを探検し、
いくつかのお店に寄ってから帰宅する。


5/24(土)
今日はスイムの振り替え。
その前にマルイに寄り、公園で遊んでから
(近くに住むYちゃん一家が来ていて、龍晴も一緒に遊ぶ)
来週の帰省に備えて日持ちする手土産などを買う。

スイムへ。
ランチはそとのベンチで食べる。
土曜日のクラスは参加者がとても多い。
混雑している、といってもいいくらいだ。
龍晴はたくさん泳いだりジャンプをしたりして楽しむ。

お昼寝は近くのカフェで。

目覚めてからいくつかのお店や別のカフェに寄り、
帰宅する。

イッツアスモールワールドの曲で回転木馬がまわるオルゴールが届いていた。
龍晴へのプレゼント。
早速楽しむ。


5/25(日)
今度のにちようびから夫は出張だし
龍晴と私は帰省である。

だから今日は中野で出張の準備なども兼ねて
のんびりと過ごそうかなと思っていたのだが
夫はせっかくやから豪勢にランチを食べに行きたい、という。

夫はにちようびのランチを豪勢に食べ、
(豪勢に、というのは、もちろん金銭的にという意味だけではなく、
でも金銭的に、という意味も含まれる)
にちようびのカフェタイム・・・龍晴はお昼寝タイム・・・を
ホテルのカフェですることをここのところ好んでいる。
それはもしかしたら、
私へのサービスのつもりなのではないかと思う。
おいしいものを食べることがだいすきで
カフェでお茶をすることもだいすきな私への。

なので夫の気持ちを汲んで、
そうね、せっかくだからおいしいものを食べようか!と出かける。

ほんとうは朝は四季の森のカフェで食べたかったのだが
龍晴が、朝はいえで静かに食べたい、と主張した。

午前中は新宿のお店で夫の服を買い、
(店内に滝?があるため、龍晴はこのお店が好きで、
龍晴が行きたがったせいもある)
サザンテラスで龍晴は持ってきたおべんとうを食べる。

パークハイアットのラウンジでお茶。

私はパークハイアットがホテルのなかではいっとう好きで、
夫とこのホテルのラウンジでお茶をしたいなあとずうっと思っていたので
夫がこのラウンジ最高やなあと同意してくれたのを
とてもうれしく思う。
ソファの座り心地がよくて
なによりもおおきな窓と、トップライトから注ぐ太陽のひかりがいい。

1時間ほど龍晴はお昼寝。
ここの和食でランチをいただこうと思っていたのだが
満席だったため、趣向を変えて、
3丁目のあたりへお好み焼きを食べに行く。
初めて行くお店だっただが、ものすごくおいしくてびっくりとする。
14時過ぎ、しかも地階の目立たないお店、にもかかわらず満席で
さらにはどんどんとお客さんが入ってくる。
人気があるのがわかるおいしさだった。
夫はお好み焼きや焼きそばが大好きなので
渡航前に満足のいく店に行けてうれしく思う。

荻窪へ。
なごみの湯でのんびりとお風呂に入り、
龍晴は晩ごはんを食べ、
大人ふたりはお昼ごはんをへんな時間に食べたため
おなかが空かずに晩ごはんはやめにする。

たのしいにちようびになってよかった。

来週は帰省や渡航の準備。
幼稚園もあるしなかなか忙しい。

5/12(月)
龍晴のたんじょうび。
3歳になった。
おめでとう。

今日はスイム。

ブロードウエイに寄り、
冷凍の宅配便を営業所に出してから
地下で買い物。
龍晴のスープ皿とコップ、
それからこちらは龍晴がどうしても欲しいといった
トーマスのフォークとスプーンを買う。
ここのところずうっとなにも買わないでいたので
(サンタクロースさんにもらうものをえらぶ、と
欲しいものがあるお店を見たり
欲しいものを見つけたりするたびに龍晴はいっていて、
買って、とはいわなくなった)
おたんじょうびだから、とくべつだよ?といってプレゼントする。

スイムは1週間空いているので、
龍晴にとっては久しぶりだ。
観覧席でおべんとうを食べてから行く。
今日もとても張り切り、
高い台からジャンプしたり
(さすがにこの台からジャンプできる子はおおきいクラスでもなかなかいませんよ~と
先生に笑われる。そうだよね)
ばた足をしたり
背泳ぎのように泳いだり
(腕は動かさないけれども)
たくさん楽しむ。

カフェでお昼寝。
今日はたっぷり1時間。
もっと寝そうだったのだがそれとなく起こす。

寝起きでつらそうなので
いえまでずうっと抱っことおんぶで帰る。
帰宅後、いえでたっぷりと遊ぶ。

今日はたんじょうびだけれども
お祝いは昨日してしまった。
とくべつななにかはない。

ただたくさんたくさん、おめでとう、をつたえる。
なんどでもなんどでも、つたえる。

龍晴も、もうおにいちゃんになったんだよね?という。
そうだよ、りゅう。
おにいちゃんになったんだよ?とこたえると
誇らしそうにわらう。

龍晴、たんじょうびおめでとう。


5/13(火)
今日はブロードウエイに行きたい、
ブロードウエイのおもちゃ屋さんで遊びたいと
龍晴は昨日のうちから言っていたので
朝から出かける。

中野ブロードウエイには
1軒だけ、子ども向けの、昔ながらのおもちゃ屋さんがあり
滅多に行かないため、龍晴はそこを夢の国に近いように思っている節がある。

いそいそと出かけたのだが。
しかし!
なんと11時開店。
その時点でまだ10時、
しかもいえを出たのは9時半前である。
開店時間まで待ってもいいのだが
多少、逡巡した結果、
ブロードウエイのなかを探検するにとどめ、
午後、おもちゃ屋さんへ行こう、ということにする。

地階の牛乳屋さんの牛乳を買い(もちろん瓶)、
ふたりで飲む。

新井薬師の商店街をさんぽし、
持って行ったおべんとうは結局、帰宅してから食べる。

お昼寝は長め、1時間半。

午後は工作。
今日はうさぎを4匹つくり、
それでたくさん遊ぶ。

スーパーマーケットと青いカフェに寄る。

夜、なかなか寝ない。
めずらしい。

今日はいちにち、苛々気味。
反省。

そういえば先週。
龍晴が眠る前、ふたりでふとんに横になっているときに。

どうしてかあさんはチューしないの?ときかれる。

え?
と一瞬思ったのだが。

なるほど、と思う。
夫は龍晴に、チューして?とか、チューとかいいながら
キスをする。

(これはものすごく意外なことだったのだが、
でも夫の父が孫にしばしばそうしていたから、
もしかしたら夫のいえではそれが当たり前だったのかも知れない)

でも私は、キスをする習慣のないいえに育ったので
あまりキスをしない。
というか、するのだけれども、
チューといってすることはなんとなく照れくさくてできないのだ。
だから私としてはしているつもりなのだけれども、
チュー、といってからしないので
気づいていない、ということらしく、
またそのことを淋しいと思っているようなのである。
チュー、というのが愛情の表現である、ということを知っていっているのである。

りゅうは母さんにチューしてほしかったの?とたずねると、
うん、してほしかったの、とこたえる。

そうなんだ!
母さんはりゅうにたくさんチューしているよ、
でもチューっていわなかったらいけなかったんだね、
これからはいうようにするね、といって
チューといいながらキスをしたら
とても喜んでいた。

そういうものなんだなあ。子どもって。


5/14(水)
今日は生理的な苛々がまったくない。
なんだかなあ。

午前中は新井薬師へ。
くるまに乗ったり、
すべりだいをしたり、
ブランコに乗ったりして
たくさん遊ぶ。

ポーコアポーコさんへさて行こうか、というところで
ばったりご主人と会う。
公園にいることを知っていたので、
外出がてら、
迎えにきてくださったとのこと。
ありがとうございます。

ご主人と一緒にお店まで歩く。

ケーキをありがとうございました。
と、龍晴はお礼をいっていた。
お礼をいってね?といったのは
にちようびのことなのだが、
きちんと憶えていて、
しかもちゃんと伝えられてとても偉いなあと思う。

たくさん遊んでから帰宅。
途中でお昼寝。

スーパーマーケットに出かける途中で
龍晴は目覚める。

午後はいえでたくさん遊ぶ。
今日も工作。
折り鶴をつくる。

夜、
きょうはずうっといっしょにねようね?
と念を押される。
昨日、なかなか寝なくて、
腹立ちまぎれに途中で洗濯をしていたのを
とてもかなしいこととして憶えているのだろう。
それはそうだよね。
ごめんね、昨日は母さんがとっても悪かったよね?
今日はずうっと一緒に寝るから安心してね、と
なんどもいう。
それでもなんども、かなしい気持ちを思い出すらしく
ぎゅうっとしがみついてきた。
ごめんね、龍晴。


5/15(木)
今日は中野区のファミリーサポート制度の登録会である。
託児を依頼したいひとと託児を受託できるひと双方が相互に登録し、
扶助しあう制度で、
どうやら全国にこういう制度があるらしい。
妊娠中に登録しておけばよかったのだが、
その制度を知ったのが出産直前で登録会に行けずにいた。

問題は、登録会に子どもを連れていけないことである。
しかし先着5名までの事前申し込みで託児を受けてくれる。
龍晴はこの年齢まで、託児をしたことがいちどもない。
それは私の、幼稚園にあがるまでは託児をしたくないという方針でもあり、
また託児をせずに済む環境・・・私が仕事をしていなくて、また私が基本的に健康で、基本的に子どもとふたりきりで長時間を過ごしてもストレスにならず、さらにはどうしても龍晴と一緒にいられない事情があるときには(たとえば病院とか)夫になんとか仕事を調整してもらえる・・・にある、ということが大きいだろう。ありがたいことに。
しかし今回は、託児をしてみることにした。

というのも。
この制度のことが友だちのあいだで最近、話題になったときに
でも託児がねえ、と私がいったところ、
同じ年齢の子どもを持つ友だちが、託児、意外といけちゃったよ?うちの子はむしろ帰りたくないといってたくらいだよ?ナオちゃんも行ってみたら?と背中を押してくれたのだ。

そ、そうなんだ。
どうやらその場所の託児室には、子どもが好きなおもちゃがたくさんあり、
ベテランのスタッフが託児を、それも子ども5人にスタッフ3人、という手厚さでしてくれるという。

それならば、ということでの初託児。

龍晴には今週に入ったところから、
今週のもくようび、母さんは勉強会があり(なんのべんきょうかい?と龍晴は毎回たずねる)、
その部屋には、りゅうは入れないよ?
だけど同じ階にある部屋に保育士さん(龍晴は保育士さんが好きである。公園でいつも声をかけてもらっているので)がいて、おもちゃがたくさんあるらしいよ?
だから遊びながら待っていてくれる?と
説明をしていて、
保育士さん、とおもちゃがたくさん、ということにとても惹かれた龍晴は、
この日を指折り数えて待っていたくらいである。

それでも心配をしていたのだが、
託児室の扉を開けるや、
大好きなプラレールを発見し、
先に遊んでいるね!と目を輝かせている。
2時間の登録会を終え、急いで託児室に行くと、
まだここであそんでる!とむしろ帰りたくないアピール。
このへやはもう終わりで、鍵がかかっちゃうんだよ?と重ねると、
わかった、と片づけをはじめたが
保育士さん曰く、とても楽しそうにみんなで笑いながら遊んでましたよ~、いちどもなにもなかったですよ、と笑顔で教えていただく。

あとから龍晴にきくと、
保育士さんにハンバーグをつくってあげたり(ままごとをしていたらしい)、
パトロールカーなどのくるまや電車で遊んでいたそうだ。
(りゅうの「うーうー」っていうこえ、かあさんに聞こえなかった?)

私が思っている以上に
子どもって成長しているんだな。

近くのサブウエイでランチ。
龍晴はそのままお昼寝。

午後はサッカーの日。
今日は仲良しになったケンちゃんとはんぶんくらいふざけながら参加している。
龍晴はおもしろそうなことがあると
そちらに夢中になってしまうのだ。

ケンちゃんのお母さんはとても穏やかなひとで、
そんなケンちゃんをほほえましくみていて、
ちょっとちょっと、もうっ、ちゃんとやりなさいよ!くらいに思ったり、
実際にいったりしてしまう私と大違いである。
やれやれ、親も精進だ。

サッカーの先生が、
ドイツ代表を応援しているということがわかり、
エジル好きの私としては共通の話題ができてとてもうれいし。


5/16(金)
明日は旅行である。
今日は準備デイ。

午前中はマルイで買い物。
開店までの時間はマルイに併設の公園で遊んだり、
マルイの近くを探検したりする。

開店直後から買い物。
夫の海外出張に関する用品も併せて買いたかったのだが
売っていなかったので
そちらはAmazonで買うことにする。

駅のカフェでお昼ごはん。
龍晴はカフェやお店屋さんに入るときに
こんにちは~!といつもあいさつをするのだが
その初めて入るカフェでも大きな声で
こんにちは~!とやっていて、
居合わせた若い女性のお客さんたちに
褒められていた。
よかったね、龍晴。

帰宅後、お昼寝。
午後はお米の公園、と龍晴が呼んでいる
近くの公園へ行く。
以前からその公園へ行くと、
滑り台をしたからのぼった場所でお米を買ったり、
今日は電子レンジがある、という設定になっている。
1時間ほど遊んでから帰宅する。


5/17(土)
新潟旅行。

ほんとうは3月に予定をしていたのだが
インフルエンザになっていた時期だったのと
そのすぐ後に祖母が亡くなったりして
今日まで延期になっていた。

今回の旅行は、結婚記念日のお祝い旅行、でもある。
毎年の結婚記念日は、モノより思い出、で、
旅行をしよう、ということに今年からなって、
その第一弾。

月岡温泉のKという宿は、
夫が仕事で泊まってとてもよくて、
ぜひ行こう、と誘ってくれたものである。

maxときで新潟へ。
長野の出身のため、新潟は馴染みのある県なのだが、
新幹線で行ったことはない。
そのため越後湯沢より先の景色ははじめて見る景色だ。

龍晴は新幹線のなかでお昼ごはんを食べ、
寝るのが好きで得意でもある夫とともに
早々に眠りにつく。

私は眠るのが苦手で、
特に乗り物のなかではほとんど眠れない。
だからいつも本を読んだり
車窓からの眺めを見るともなく、あるいは熱心に眺めながら旅をする。

新潟までの道のりは
越後湯沢から先は長い長いトンネルが多い。
ながの新幹線もトンネルが多いが、
長さはその比ではない。

なるほどなるほど、と思いながら
真っ暗な車窓を眺め。
浦佐、という駅を過ぎたくらいから。
私はその光景に目を奪われた。

窓から見えるのは
整然と整備された大きな田んぼ、田んぼ、田んぼ。
ちょうど田植が終わったか、
田植を待って水を引いてある田んぼばかりが
ずうっとつらなっている。
どんどんとスピードをあげている新幹線なのに
田んぼはずうっと終わらない。

ああそうか。
私はいま新潟にいるのだ。

新潟といえば言わずと知れた日本の米どころ。
だからこの光景だって当たり前なのだ。

でも。
と私は深く眠る子どもと夫を見つめながら思う。

私は。
私はたちはいつも東京に住んでいて。

東京という街にいると
そのものごとが既に完成されていて
始まりや過程は見えないことが殆どだ。

だからつい、忘れてしまう。
ごはんは米からできていること。
米をつくるには田んぼが必要なこと。
たとえばそんなことなどを。

そうして私は。
そういうことを忘れないように生きようと
ずうっと思っている。
思っているのに。
それでもやっぱりどこかで忘れいているのだ。

そのことにもまたはっと気づく。

その気持ちを誰かに伝えたくて
思わずO教授にメールをする。
きっと私にとってO教授は
「ですよね」といいたい、いってほしい、
「先生」なのだなあと
そんなことからも思いながら。

さて新潟に着き。
在来線に乗り換え、豊栄という、
これまた初めての駅に降り立つ。

新潟の空気はひんやりとして澄んでいる。
宿までの道のりは長野の実家への道のりのようで
夫も同じことを思ったらしく、
この道、長野のいえとめっちゃ似てへん?といっている。
龍晴ははじめての景色にくぎ付けで
田植、や稲、についていろいろと質問をしてくる。

宿に着いて、
部屋でのんびりとしてから
プールがあるというのでプールへ行ってみる。
龍晴が泳ぎたいと主張するので
みんなで水着をレンタルし、30分ほど泳ぐ。
龍晴にとってはとてもたのしい時間になったようで
何度も頭から水につかっては大笑いをしている。
そんな龍晴を見るのはとても楽しく、またうれしい。

おおきなお風呂にたくさん入る。
今日はかあさんと入る、と龍晴は私についてきた。

晩ごはんをいただき、
(とてもおいしく、美しい料理だった!)
寝るのが好きな夫は20時に、龍晴はいつもより遅く、
それでも20時15分くらいには眠る。

私はひとり、
部屋のおおきな窓から水田を眺める。
月があったら田毎の月がさぞかし美しいだろう。
今日は曇りだ。
それでも水をたたえた田は十分に美しい。
静かな夜だ。


5/18(日)
すっかりと忘れていたのだが
結婚記念日のお祝いの旅行だったのだった。
私より夫はもっと忘れていたし、
なので乾杯もなにもしていない。
が、なんとか朝、思い出したので
夫にありがとう、と言ってみる。

お風呂に入り、
(またしても龍晴は私と一緒だった)
豪勢な朝ごはんをいただき、
龍晴はまたプールに入りたいと主張したのだけれども、
せっかくだから広大な庭園をさんぽしようと
みんなでさんぽをする。

季節の花々がきれいだ。

ラウンジで龍晴はお昼ごはんを食べてから
また豊栄へ。
一泊の旅行はあっという間だ。
私は一泊の旅行はあっという間過ぎてあまり好きではないのだが
それでも行けないよりもずうっとましだ。
行かないよりも。

浦佐までの水田を眺めながら
そんなことをまた思う。

あらためての新しい気持ちを持てたことに
感謝したい。

たのしい旅行をありがとう。
みんなで楽しめてありがとう。