4/30(火)
雨の予報だったので、
今日の午後は福祉センターに行こうか?と龍晴に朝、言ったら、
いちにち中、思い出しては福祉センターの話をする龍晴。

朝ごはんを食べて、朝のさんぽにいって、
帰ってきて、お昼寝をして、目が覚めて、
お昼ごはんを食べたら行くんだよ?

とそのたびにこたえると、
ねんねんだね!とお昼寝をしているジェスチャーをする龍晴。

そう、ねんねん。
ねんねんのあとに、目が覚めて、お昼ごはんを食べたらね、と私。

得心したように笑う龍晴。
子どもってこういうところがかわいらしいなあと思う。

朝のさんぽは私の用事を済ませるの会。
銀行に行き、インテリアショップとスーパーマーケットに行く。

お昼寝後、いよいよ福祉センターへ。
龍晴はうれしくてたまらない模様。
暫く遊んでから外へ。
しかし寒くなってきたのに
暖かいと勘違いをして今日はいつも持っているプラス1枚の服・・・ジャケットだったりベストだったり・・・を忘れてきてしまった。
風が冷たいので、帰り道はずうっと抱っこをする。
福祉センターから、新井薬師の商店街をまわって帰宅したので
結局、1時間以上歩いたことに。
背中がぱんぱんに張って痛い。

龍晴、夕方にたくさんくしゃみ。
風邪でないと良いのだけれど。


5/1(水)
龍晴がすこし風邪を引いてしまった。
昨晩、やたらとくしゃみをするなあと気にはなっていたのだが。
やはり。
今朝から鼻水がたくさん出る。

こういう日はおとなしくしているに限る。
天気もあまりよくないし、
絶好のおとなしい日和である。

というわけで、朝のさんぽは
ホームセンターへ。
30分ほど時計を見たり、自転車の試乗をしたりして過ごし、
おやつのヨーグルトを食べて帰宅する。

龍晴はいつも朝のさんぽの途中で
ヨーグルトを食べる。

りゅう、ヨーグルト食べる?ときくと、
はい~!と返事をし、まわりを見渡して、
座れそうな場所に必ず座る。
ちょこん、としたその姿がなんともかわいらしい。

ホームセンターにはベンチがあるので
ここにくるときはいつもこのベンチでおやつを食べる。

帰宅後、お昼寝。
あまり動いていないし眠れるかな?と思いきや
すぐに眠る。
やはり体調がそこまで優れないせいだろう。

午後は衣替えと、いえ中のカーテンを洗う。
龍晴は衣替えを手伝ったり、
そばで遊んだりする。

夕方近くに電車に乗りたいという龍晴と
新宿まで行き、また折り返してくる。

そとは雨が降り出していて
龍晴はレインコートを着て、さらに傘をさして歩き、
もちろんひとりではまだ不安定なので
そのうえから私が傘をさして歩く。

上手に傘を持てなくて
頭にきて傘をいちど放り出したものの、
こうやって持ってみたら?おとなのひとはここを持つけど、
りゅうはまだちいさいから、こことここを持つといいよ?
と何度か実演をしたら
やってみたい!とまた歩きだす。
そのたびにイメージどおりにいかなくて
すぐに抱っこ、となるのだが
私の傘の持ち方を見てまたさしたいと思うようで
何度も何度も降りて歩いてまた抱っこ、の繰り返し。
根気よくそれを繰り返し、
しまいにはきちんと傘を持って歩けるようになった。
良かったね、龍晴。

今日いちにち、食欲は控えめ。
早くよくなりますように。


5/2(木)
龍晴の風邪はもう殆ど治った模様。
だらだらとした鼻水はまったく出なくなり、
時折くしゃみが出るくらいになった。
よかった。

とはいえさんぽは控えめにする。
朝のさんぽは龍晴が抱っこで出かけたいというので
抱っこで近くのスーパーマーケットへ。
帰り道は歩いていたが、
それでもいつもより疲れる様子で抱っこ~!とやってくることが多い。

お昼寝は2時間半。
いつになく長く眠った。
やはり体調がいつもと違うせいだろう。

午後は新宿の高島屋へ。
また龍晴のくつが小さくなったので
くつと、それからくつしたなどを買う。

サザンテラスをすこしさんぽしてから帰宅。
新宿駅の構内で、すこし座っただけなのに
龍晴の服がものすごく汚れてびっくりした。
公園で遊ぶより遥かに汚れるとは・・・。


5/3(金)
龍晴の風邪、すっかりよくなった。
長引かずによかった。

しかしまだそこまで本調子でないせいか
さんぽのときはたいてい抱っこ~である。

朝のさんぽは新井薬師前駅の踏切を見に行く。
踏切まではだいたい歩き、
帰り道はバスに乗る。

夫と高田馬場で待ち合わせ、
新宿で夫のジャケットを購入。
とても似合う、素敵なものが見つかり嬉しく思う。
夫も気に入ってくれた。

龍晴は買物のあいだもとてもお利口にしている。

夫はまた仕事に戻り、
龍晴とふたりで総武線に乗って帰宅する。

東中野の風車が見られて
龍晴はご機嫌である。


5/4(土)
激烈に頭が痛い(私の)。
右を向いても左を向いても
もちろん向かなくても痛い。
こういう日は横になって静かにしていたいのだが
朝6時前から容赦なく襲いかかってくるかわいい怪獣を前に
寝ているわけにもいかない。

幸い今日は午後にマッサージに行くことにしている。
ここ数日、右足首がとても痛く、
怪我ではなくおそらく日々の疲労の蓄積と思われることから
心配した夫が、マッサージに行ってきたら?と言ってくれたため。
それまでなんとかやり過ごすことにする。

朝のさんぽは龍晴が「馬場」へ行きたい、というので
高田馬場へ。
構内をぶらぶらするのかなと思いきや
すぐにまた電車に乗りたいというので
改札を出て殆どそのままトンボ返り。

お昼寝はたっぷりめの1時間半。
ここのところまた以前のお昼寝ペースに戻っている。
一時期30分も眠らない日が続いていたのだが
あれはなんだったのだろう。

13時半過ぎに夫が帰宅してくれたので
一緒にいえを出て、
私はマッサージへ。
龍晴は私がいなくなることを察し、
既に半泣きである。

どうしようかなあと思ったものの
ブロードウエイの熱帯魚ショップでさかなやえびを見たり
おもちゃ屋さんで遊んだりするうちに
大丈夫になった模様。

マッサージ後に待ち合わせた本屋さんで
またとびきりの笑顔を見せて抱きついてくる。
かわいいなあ。

すっかり嬉しくなったらしく
そこからいえまではスキップのようなジャンプを繰り返しながら帰宅する。

さて明日は旅行だね、龍晴。


5/5(日)
箱根へ。

今日は旅行だよ、というと、
はこね、とそのたびに繰り返す龍晴。
帰省以外で遠出をするのは、龍晴ははじめてだ。

新宿から1時間半とはいえ、
いまの私にとってはかなりの遠出である。
うれしい。

ロマンスカーに乗ったら、ねんねんするんだよ?と
何度か言っていたせいもあり
龍晴はロマンスカーに乗るや否や自ら昼寝モードに入り
程なく眠る。

夫と私はお昼ごはんにお弁当を食べながら
いろいろといくつかの話をする。
ずうっと気になっていたふたりめ問題についても。

まわりからは・・・夫の親からも自分の親からも
それこそ行きつけのお鮨屋さんの板前さんなどからも
ふたりめはそろそろ?とか、早く、といわれ続けているが
まあそのうち、と私はずうっとこたえている。

そもそもふたりめが欲しかったとしても
授かるかどうかはわからない。

それにどうして世の中のひとたちは
きょうだいがいないと「かわいそう」に思うのだろうか。

私自身は4人兄弟で育っているから
きょうだいが多いことの、あるいはいることの良さも知っているが
まわりにいるきょうだいがいないひとりっこのひとたちは
こぞって自分の子どももひとりっこに「敢えて」している。
どうして?ときくと、
自分はひとりっこで満足しているから、とみんなこたえる。
そういうひとたちを知っているせいもあり、
「かわいそうだから」きょうだいをつくって「あげよう」というつもりは毛頭ない。

もうひとり子どもを授かりたいから。育てたいから。
きょうだいがいたら楽しいと思うから。
だから、もうひとり、というのならわかるのだけれども。

ところで私は、もともとは子どもを3人や4人は欲しいと思っていた。
しかし自分が結婚した年齢、はじめての子どもを授かった年齢、を考えると、
2人が限度、もしかしたらひとり、と思っている。
夫は当初から、2人、と思っている。

龍晴が産まれてからも何回かそういう話はしていたのだが、
いま現在、実際のところどうなのだろう、
その気持ちに変化はうまれたのだろうか(もしかしたらひとりでもういいと思っているのではないか)と、私は思っていたのだが。

夫はもうひとり、子どもが欲しいのだそうだ。
それは龍晴にきょうだいをつくって「あげたい」というよりも、
もうひとり子どもがいる状態を見てみたい、
弟なり妹がいるときの龍晴を見てみたい、
という気持ちからだという。
(育ててみたい、ではなく見てみたい、というのがあくまで夫のスタンスであるわけなのだが、それはまた別の話)
そういう気持ちを私は悪くないと思う。悪くない。

ただ時期は私と龍晴に任せるという。
私はまだ龍晴に授乳をしていて、断乳ではなく自然卒乳を考えているし、
卒乳の時期は龍晴と相談して決めたいと思っているので、
私たちふたりのその気持ちを尊重したい、と夫はいう。
ただ私の年齢のことがあるので、
ずうっと先、というわけにはいかないやろうけど、と。
それは私も同意ではあるので、だいたいの時期の目安の話をして、
お互いに合意できた。
実りある旅だなあ。

さて昼過ぎに箱根湯本に到着。
駅で龍晴は持ってきたお弁当を食べる。

早川の河原でさんぽ。

すこやかに晴れた空。
静かにそよぐ風。
さわさわと流れる川のおと。

すべてが心地よく楽しく
龍晴は笑いながら走ったり歩いたりとび跳ねたりし
夫と私は龍晴のそばを歩いたり走ったりする。

しあわせだなあと思う。
あたたかい気持ちで。

ソフトクリームを食べたり(龍晴はコーンだけ)
人力車に乗ったり(私と龍晴は人生初である)してから
宿へ。

タクシーが好きな龍晴は
宿までのタクシーがうれしくて仕方がない様子。

宿につくなり昼寝モードに入った夫。
龍晴と私はお風呂へ。
(龍晴は3人で入りたいと主張して当初は半泣きであった)
おおきなお風呂に入るのははじめてで、どうなのかな?と思ったが
スイムで慣れているせいもあり、特に嫌がりもせず
むしろすべてのお風呂に入りまくっていた。

龍晴は宿の晩ごはんまでにおなかが空いて我慢できなくなったので
持ってきていたお弁当を食べる。
そうしてぜんぶ食べたにもかかわらず、
宿のごはんもちょこちょことつまんでいて
いつもは食べない食材も食べたりしていて
うれしくなる。

19時半過ぎに龍晴は就寝。
夫も仮眠と称して20時半には眠り、
結局、朝までずうっと寝ていた。

いつものことながら旅先での私のひとりの夜は長い。


5/6(月)
ここのところ龍晴の起床はコンスタントに早い。
サマータイム導入である。

旅先だからといって龍晴の手がゆるまることはなく
あっという間に起床。
ううう。
眠すぎますよ、母さんは。

しかしなんとかしゃんと起きて
朝風呂へ。

ここでも龍晴は3人で入りたいと主張したが
(私は夫と龍晴とふたりで入って欲しかったのだが)
夫はまだ眠り足りないようで
結局、また私とふたり風呂である。

しかし浴場へ行ったら行ったで
ご機嫌にすべてのお風呂を何度も梯子し
大喜びの龍晴である。

朝ごはんもたくさん食べ、
龍晴は今日も元気である。

そとをさんぽ。
川沿いの道を歩き、こいのぼりがたくさんいる橋でおやつを食べる。
たのしい時間。

宿に戻り、12時まで延長したぶん
龍晴と夫はお昼寝。

ランチはウィンピーでバーベキューを楽しむ。
龍晴はウィンピーとおもちゃ博物館の庭でたくさん遊ぶ。
蜂や蟻を見つけた、といっては
私を迎えにきたりしながら。

龍晴はウィンピーから湯本の駅までのものすごい下り坂を
ものすごい勢いで走り降りていき
肝を冷やす。
(さすがに強引に手をつなぎましたが)

珈琲牛乳味のソフトクリームを食べ(またしても龍晴はコーンのみ)、
夫はスタッフさんにお土産を買い、
そうこうするうちにもうロマンスカーの時間。

旅のさいごはいつだって
あっという間に過ぎていく。

帰りの電車のなかで龍晴は
なんとかかんとかがんばって
本を読んだり椅子に乗ったりおりたり
カーテンを開けたり閉めたりしながら過ごし
ほうっとする。

いえにもうすぐ着く、というタイミングで
ちょうど雨が降り出し
なんとか濡れずに済む。

とても楽しい旅になった。
夫もとても楽しかった、また行こうと何度もいっていて
うれしく思う。

龍晴、よかったね。
龍晴の人生初旅行は
たのしい旅になりましたか。


4/22(月)
今日からまた一週間。
週末はあっという間に過ぎる。
平日ももちろんあっという間だ。
あっという間。

今日はスイム。
朝のさんぽは短めに、
駅方面へ。
龍晴は今日は殆ど歩きたがらないで抱っこをせがむ。
こういう日は疲れているとか眠いとき。

いつものスイムの日以上に早めに帰宅し
早めにお昼寝の準備をすると
案の定、いつもよりも早く眠りについた。

ここ数日、元気ではあるが
睡眠への入り方からは疲れているようにも見える。

スイムはやはり張り切って
くるくるとまわったり自分で泳いだりしている。
ぷかぷかすいすいと泳ぐのは
とても気持ちが良さそうだ。

龍晴がひとりでずうっと浮いていられるようになったと
顔に水がかかったり、あるいはぱちゃんと水に落ちたりしても平気になったので
私もときどき泳いだりできて気持ちがいい。

スイム後は、いつもの電車が見える空き地でお昼ごはん。
終わるころに、中野仲間が通りかかり
暫く話をする。

マルイに寄って、龍晴の靴を買ってから帰宅する。
今回は黄色のスポーツシューズ。

夕方のさんぽはブロードウエイ方面へ。
ブロードウエイのほうに行ってね?と声をかけると、
ブロードウエイ、となんども言っていた。
(ぶるううぅぅえ、と聞こえましたが)


4/23(火)
朝のさんぽのとき、いつも龍晴に、今日はどこへいく?なにをしにいく?と聞くのだが、
今日は高田馬場へ行きたいという。

電車に乗るなら、くるまには乗れないけど、
いい?と、
きっとくるまに乗りたくて宗旨替えをするだろうと思ってたずねると、
くるまには見向きもせずに階段を降りていく。

そんなわけで駅方面へ。
駅に着いてから、東中野に風車と高田馬場とどちらに行きたいかをきくと、
高田馬場ではなく風車がいい、と龍晴。

総武線に乗って、東中野へ。
風車を眺め、途中でおやつ休憩をはさみ、
商店街をぶらぶらとしてから早稲田通りに出て、
バスに乗って帰宅する。

今日も抱っこが多い龍晴である。

お昼寝後、ポーコアポーコさんへ行こうと思っていたのだが
臨時休業というメールがきたので、
急遽、いえでランチ。
ポーコアポーコさんでつくってもらって冷凍しておいたサンドウィッチをいただく。

龍晴はいちど口に入れたごはんを
うええと出すことが多い。

味が口に合わなかった。
固さが合わなかった。
量が多すぎた。
ほかに食べたいものを思いついた。
食べたくない(おなかいっぱいで、というよりも、ほかの理由で)のに口に入れて無理に飲み込もうとした。
喋ったり遊びたくなった。

というのがその主な理由で、
口に合わないとか、量が多い、などは私の責任だが、
最近はこれが理由のことは殆どなくなり、
代わってあと3つが理由で
おええとやることが増えている。

私はこのおええ、をされると、とてもかなしい気持ちになる。
寛大にこらえるべきなのかもしれないが
あまりに頻回だと、
ちゃんと食べなさい、と言いたくもなり
実際に言ってしまうこともある。

昨日のよるごはんで、
そんなに食べたくないならもう食べなくていいよと
食事を途中でさげたら、
泣きながら食べたいといい、彼なりのごめんなさいという気持ちが伝わってきたのだが、
昨日の今日でまたひどい。

もちろん2歳そこそこの子どもに
昨日の今日で反省してない、なんて付きつけたって酷なのはわかるのだが
なんだかちょっと、精神的に疲れてしまっている私。

今日のランチはそれでひと悶着。

その苛々が残っていて、
ランチ後にもまたひと悶着。

それなら今日は、母さんがひとりでさんぽに行くからいいよ、と言い置いて
別の部屋で用事をはじめたら、
置いて行かれたと思った龍晴は号泣。

あああ。
私も私でなにをやっているんだか。

仲直りをしてから平和の森公園へ。
年少さんのトモくんが参加しているサッカーチームの練習を見に行く。

龍晴は電話ボックスで遊んだり
木が密集した小高い丘のようなところをのぼりおりしたり
プレイジムで遊んだり
石垣のうえを平均台のようにして歩いたり
おおいに遊ぶ。

龍晴と私が「さよならの鐘」と呼んでいる、
区の放送を流す鐘を見つけた龍晴は
かね!かね!とおおきな声でなんども言っていた。

いくつかのお店に立ち寄ってから帰宅する。

晩ごはん、龍晴は一度もおええとしなかった。
えらかったね、と褒めると
ぎゅうとしがみついてくる。


4/24(水)
昨晩、帰ってきた夫が突然、
ゴールデンウィークにどこか出かけようか、と言いだした。

いいねえ。いこういこう。

とうれしくなっていったものの
きっと日帰りだろうし
行けるところは限られちゃうよなあ、
それでもどこかに行こうと思ってくれるのはうれしいなあ、
と思ったのだが。

旅行にいこう、というふうに
夫は思っていたことが行き先候補を話しているときに判明した。

旅行!

うわあ。
うわあ。
うれしい。

私は旅が大好きだ。
旅。

でも妊娠してからこちら、
どこにも旅に出ていない。

京都にある夫の実家、長野にある私の実家。
そこにはそれぞれなんども行っているのだけれども
それは旅とは呼ばない。

旅。
うれしい。

たとえ近場の一泊旅行だろうと
このわくわくとする高揚感たるや!

近場の旅といえば温泉だよね。
海の幸だよね。
海だよね。

と私は思うのだが。

夫は
山と川にこだわりが強い。
だいたい夫に相談するといつだって
海よりは山という。

まあここは譲歩して
山、そして川があるところだっていいじゃない。

というわけで早速あれやこれやと考えている。
おそらく箱根あたりに落ち着いちゃうんだろうけど
それでもいいや。
(箱根が嫌いなわけでもなんでもないです、念のため。
近場でなんども行っているから)

うれしくてわくわくとして
なかなか寝付けない。

朝。
目覚めた龍晴に、
りゅう、父さんがお休みに旅行に連れて行ってくれるって。
と早速話をする。
行く!という龍晴。
よかったね、龍晴。
りゅうの初旅行。

ここのところの龍晴の日課は
起きてきた夫と一緒にさかなとえびにごはんをあげることだ。

えびー!えびー!と連呼しながら
夫とごはんをあげる龍晴は
本当にかわいらしい。
実際は「え」がうまくいえなくて、
びー!びー!になっているところも。

朝のさんぽは雨が降ってきたため
ホームセンターへ。
さかなの砂と、大きくなりすぎたガジュマルの植え替え用の鉢を購入。
しかしガジュマル、どこまで大きくなるのだろうか・・・

お昼寝後は諸々家事。
水曜日は宅配で野菜が届く日なので、
龍晴の野菜をまとめてつくりおきをするのである。

龍晴は毎回1時間半近く、
ずうっとひとりで遊んでいる。

終わってから、福祉センターへ。
行く?ときくと、
とてもうれしそうに行く!という龍晴。
とけいがあるところだよね?と笑う。
そう、小人がぜんまいをまわす、仕掛け時計があるところ。

福祉センターの庭には龍晴が好きな鐘があり、
そのことをずうっと忘れていたのだが
庭にもうすぐ着くというころに
龍晴が妙にしがみついてくるのでなんだろうと思ったら
鐘があるよ、と教えてくれているのだった。
子どもの記憶力ってすごい。

1時間ほど遊んでから帰宅する。

いちにち、雨は降ったりやんだり。

最近、読んだ本。
西加奈子「通天閣」
百田尚樹「輝く夜」
宮本輝「三千枚の金貨」
益田ミリ「銀座缶詰」
益田ミリ「OLはえらい」
益田ミリ「わたし恋をしている。」
益田ミリ「お母さんという女」
益田ミリ「今日も怒ってしまいました」
小川糸「つるかめ助産院」
小川糸「さようなら、私」
重松清「とんび」
角田光代「福袋」
角田光代「さがしもの」
角田光代「薄闇シルエット」
上野千鶴子「おひとりさまの老後」
森絵都「ラン」
森絵都「君と一緒に生きよう」
森絵都、荒井良二「あいうえおちゃん」


4/25(木)
チャンピオンズリーグは番狂わせがつづく。
本当はゲームが見たいのだけれども
ヨーロッパ時間だと、日本での放映は午前2時や3時から。
龍晴の授乳で起きたりはする時間なのだけれども
2時間近く、起きるのはつらい。

夫はがんばって起きて見ているので
結果をいつも聞く。

バルサもレアルも負け。
それぞれのリーグ戦を見ているぶんには
スペイン勢はすごいなあ、というふうに見えてしまうのだけれども
(でも私はドイツびいきである)
いざ対戦してみると、
ドイツ強し。

ドイツのサッカーが変わってきたことは、前回のワールドカップを見ていてわかった。
以前の鋼のイメージから、柔軟さとスピード感が加わったように思う。

代表が強くなっているということは
やはりクラブチームも強くなっているということだ。

どうもこのままではドイツ勢どうしの決勝戦になりそうだ。

朝のさんぽは、
踏切がみたいという龍晴と新井薬師の踏切を見に行く。
途中の電話ボックスで龍晴が遊んでいると
アップルマートの奥さんが通りかかった。
アップルマートさんはいえの比較的近くの酒屋さん兼コンビニエンスストア。
先月、お店を閉めた。

以前、龍晴のバナナを買いに行ったら、
うちでは置いていないのよ、でもこれあげるわ、と奥さんが自宅用のものをくださったことがあり、
それ以来、通りかかるたびに龍晴によくしてくれる。
龍晴もご主人と奥さんを見ると手を振ったり笑ったりしている。

お店、閉められたんですね?、
と奥さんにいうと、
そうなのよ、私たちももうとしだし、子どもは跡を継がないし、とおっしゃる。
先代から80年間、守ってきたお店だけれども、
もうだめなのよ、と。

新井薬師の商店街は、
ここ数年でたくさんのお店がなくなった。
いずれも年配のご夫婦だけで切り盛りしていたようなお店だ。

私の実家のお店も、今年、店じまいをする。
いま両親は、顧客をほかの会社に引き継ぐ、その顔合わせやらあいさつまわりやらで
忙殺しているらしい。
両親が閉める店は、先代から60年。
私が高校のときにいちど失くした店でもあり、それから父が再興した。
そのときの5億円の負債を、父はひとりで返したのだ。

いろいろなことがあった。
ちょうど少しして親元を離れる時期と重なっていたとはいえ
そのいろいろなことの一部は私も担い、見てきたものだ。

だから。
ちいさな店がなくなるのは
淋しいと思う。
父と母のことを想ってそう思う。

昼寝後は、サントリーホールへ。
今日は0歳から行けるオペラコンサートである。
オペラ、といっても幕物ではなく、
もう飛ぶまいぞこの蝶々、などの著名な曲を
歌手がうたう、という催し。

コンサートだよ?音楽会だよ?
と龍晴にいうととても楽しみにしていたのに
やはりいざはじまると、泣いてしまう。
閉じられた空間が苦手なんだろうなあと思う。
それでもなんとかなだめているうちに、
大丈夫かも!とスイッチが切り替わったらしく、
最後には笑って拍手をするまでになっていた。

楽しかったね?また来る?ときくと、
また来る!という龍晴。

それならよかった。

暫くアークヒルズの庭園で遊び、
カフェでお茶をしてから帰宅する。

中野から離れた場所で、
龍晴とお茶している私、なんて。
きらきらとしすぎてめまいがしそうだ。
とてもたのしかったしうれしかった。

龍晴は南北線の、ドアが二重になる(ホームのドアと電車のドア)が
とても珍しいらしく、
じいっと見ていた。


4/26(金)
ここのところ龍晴は
以前にも増してどうぶつが好きだ。

かわいい。
と思っている気持ちがひしひしと伝わってくる。

そとを歩いてねこやいぬを見つけるたびに
かわいいかわいいといい、
いぬはいいこいいこをしていい?とたずね、
(していいよ、とご主人にいわれると、とてもうれしそうにいいこいいこをする)
いちにちに何度もえびやさかなを眺め(そのたびにびー!びー!と繰り返す)、
いぬやらねこやらぞうやらきりんやらが出てくる本を引っ張り出しては
なんども読んでといい、自分でも読み、
アイアイやいぬのおまわりさんやぞうさんやぶんぶんぶんのうたをなんども繰り返して聞く。
昨日などはちいさなぬいぐるみをふとんに並べて、
一緒に寝るのだといっていた。

どうぶつを好きになってくれたのはうれしいことだ。

朝のさんぽは私の用事につきあってもらうことと(銀行とスーパーマーケット)、
龍晴の行きたいところへいくこと(猫の目の時計を見ること)。

お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
にちようびから6日までお休みされるので、
そのあいだのサンドウィッチとスープをあらかじめつくっておいてもらっている。
それを引き取りがてら、いつものランチ。

平和の森公園でたくさん遊び、
(電話ボックスで遊んだり、雑木林の丘で探検をしたり、
坂道をくるまで走り降りたり、池に石を投げたり、平均台のようなもののうえを歩いたり、
プレイジムで遊んだりをする)
踏切を見て、買物をしてからバスで帰宅する。

たくさん遊んだいちにち。

4/27(土)
世の中的に連休初日である。

夫は仕事日のため、今日はスイムの振替を入れている。
そのため朝のさんぽは短めに。
龍晴任せにコースをとり、
あちこち走りまわる。

すっかりとあたたかい、気持ちがよい天気。

そらが青いね、というと
あお!とこたえて空を見上げる龍晴。
ふっくらとしたまあるい頬っぺた。

1時間ちょっとお昼寝をして、
スイムへ。

今日はおおきなお兄ちゃんお姉ちゃんが多くて、
なかなか刺激的でおもしろい。
龍晴はもうすぐ5歳というシンくんにかわいがってもらう。

いつもの空き地でお昼ごはんにしてから
電車のチケットを引き取りに行き、
マルイで龍晴の夏用のサンダルを買い、
渋谷のギャラリーへ。
両親の退職祝いの品を探しに行く。
JMギャラリーという、松濤にある素敵なお店で、
友だちのたんじょうびや自分たちようにちょっといい器が欲しい時などは
ここで買い求めているのだが、
龍晴を出産してからはいちどもお邪魔していないため、お店の名前を失念している。
そのため今日がお休みなのかを確認できない状態で
とにもかくにも行ってみる。

幸運にもお店はやっていて、
変わらず素敵なご主人がいろいろと相談にのってくださった。

渋めのおおきな花器でも買おうかなと思っていたのだが
なんとなくイメージしていた天目のようなものは
花器にはあまりないそうで、
ではどうしようかととても迷う。
九谷の茶器セットがあり、当初のイメージとまったく違うのだが
こういうものももしかしたら良いかも知れないなあと思ったり。

ご主人が工房に天目の花器がないかを問合せてくださることになり、
お礼を言ってお店を辞す。

夫と高田馬場で待ち合わせ。
龍晴は馬場!馬場!と笑いながらいう。

おむつのポイントがたまってもらった
レゴの緑のバケツが届く。
龍晴は親子の象を両手に持ってとてもうれしそうだ。

スイムで疲れたのだろう。
今日はいつも以上にあっという間に眠る。


4/28(日)
あたたかい、気持ちのいい空が続く。
花粉の症状もだいぶ和らいできたように思う。
夫もだいぶよくなってきた。よかった。
受難の季節もそろそろ終わり。

朝のさんぽは、夫と龍晴とで先に出かけてもらう。
本屋さんで待ち合わせ。

龍晴は私がやってきたのがわかると
おおきなくりのきのしたでのうたがあるよ!と
にこにこと笑いながら教えにきてくれた。

早めに帰宅。

今日は美容室へ行く日。
出産後の2年間で、私は美容室へ4回しか行っていない。
しかもいえから歩いて行ける距離のところ。
本当は産前から通っていたところへ行きたいのだが
その往復を考えると躊躇してしまう。

それでも最近、夫とふたりでいられる時間が長くなってきたので
今回は思い切って、以前行っていた美容室を予約した。
(といっても高円寺なので隣町なんですけどね)
カットとカラーリングでおそらく2時間半ほどかかるので
いろいろと夫に託し、ちょうど大道芸まつりをやっていることもあり高円寺で待ち合わせをする。

髪を切ってから近くまで来ていた夫と龍晴と合流。
母さんがきたで、と龍晴にいっている夫の姿が見える。

龍晴は私に気がつくとぱあっと顔を明るくして
全力で走ってくる。
その姿のかわいらしいこと。
いつも思う。何度でも思う。

ぎゅうっと龍晴を抱きしめる。

りゅう、なにをしていたの?
楽しかった?

そうたずねると、これを買ったよ、と
夫に買ってもらったらしい風車を見せてくれる。
ふうふう一緒にしよう?というと
一生懸命ふうふうと風を送る。
そのすこしだけふっくらとした横顔。

動物の専門学校の1階にあるおおきないぬのぬいぐるみに
抱きついたり(私にもいぬに抱きついて、とリクエストした)、
コンビニエンスストアで牛乳を買ったりしたあとに
帰宅する。

龍晴は私と会えたことがとてもうれしかったらしく
おたけびをあげながら
スキップのようなジャンプをしつつ
駅まで走る走る走る。

かわいい龍晴。

にわかに旅づいている私。
友だちたちに、旅にいこう!子連れでよければ!とメールをすると
いいねえ、行こう行こうという返信がくる。
うれしい。

明日は連休前半最終日。


4/29(月)
本来は(?)、今日分の日記は来週のぶんに入れるのだけれども
今日までが連休前半、なので区切りをここで付けることにする。

今日は連休前半のイベント、と称して
昭和記念公園へ遊びに行く日。
前半と後半にそれぞれちょっとだけ遠くへ行こう、という、イベント。
立川にある昭和記念公園はそんなに遠くないのだけれども
それでもいつもの週末の行動範囲に比べたらだいぶ遠出、である。

朝のさんぽは夫と龍晴とひとあし先に出てもらう。
四季の森公園で待ち合わせ。

遠くのほうで龍晴のおたけびがするなあと思っていたら
やはり龍晴がきゃあきゃあいいながら遊んでいた。
遠くから暫く龍晴を眺める。
ちいさなからだで高いところによじのぼったり
おおきなものを押したりする、そのなんともいえないかわいらしさ。
近づいていき、りゅう!というと
全力で走り、抱きついてくる。
本当にかわいらしくて、なんども同じことをしたくなってしまう。

さんぽは早めに切り上げて、
お昼寝。

起きてからお弁当を持って、
昭和記念公園へ。
ちょうど特別快速に乗れたので、なんと20分で立川に着いてしまった。
しかし昭和記念公園の途方もない広さよ。
ああびっくりした。

この公園は、ずうっと以前、
まだ中野に引っ越してくる前に
1時間半くらいかけて夫とプールに来たことがある。
それ以来だ。

まずは公園の手前の広場・・・といってもそこだけで
平和の森公園の芝生広場の2つ分くらいありそうな・・・
でお弁当を食べる。

それから公園のなかを走る、汽車型のバスに乗り、
こどものための広場のようなところへ移動。

目的地は龍晴の好きなトランポリンである。
が、その前のさまざまなものに龍晴はおおよろこびで
あちこち遊びまわり、
なんとかトランポリンに誘導。

龍晴の喜ぶこと喜ぶこと。
いつも浮かれて走り回り
浮かれキャラ、と私にいわれている龍晴であるが
今日のはしゃぎっぷりはそれはそれはすごかった。

最初は幼児向けのトランポリンで遊んでいたが、
飽き足らなくなると小学生向きの山のようなトランポリンに走っていき、
そこでずうっと飛んだり走ったり転がったりしている。
げらげらと笑いながら遊ぶ龍晴。
そこにいるだれよりもちいさいのに
駆けずりまわって遊んでいる。
1時間弱、トランポリンで遊び倒し、
すこし早いかなと思ったのだが
きりがよいのでそこでまた巡回バスに乗り、
出口付近まで行く。
のだが、付近、であって出口、ではなく、
そこから出口まではさらに30分以上歩いたのであった。
昭和記念公園、恐るべし広さ。

高いところによじのぼって歩いたり
橋の欄干のようなところを平均台のようにして歩いたり
池や噴水を眺めたり
龍晴はずうっとうれしそうに走りまわり
見ている私も、とてもしあわせな気持ちになる。
夫もそう思っているのが伝わってくる。
夫と私と龍晴と。

あたたかく気持ちがよい晴れの日。
しあわせな連休の日。

4/15(月)
先週末くらいから龍晴の抱っこが多かったこともあり
肩と腕がとても痛い。

わが家でいっとう早く起きるのは
たいてい龍晴だ。

ぱちりと目を覚まし、
そうして龍晴が目を覚ますときと私が目を開けるタイミングは
ほとんど毎日同じなのだが、
龍晴とおはようをいいあい、
暫くふとんのなかで遊んだり本を読んだりして過ごす。

できれば30分くらいそうして過ごしたいのだが
龍晴は早くリビングに行きたい。
せめぎ合いの毎日である。

えいやっとリビングに移動し
(何しろ早起きのため毎朝私は眠いのである)
顔を洗ったりなんだりをしてから
龍晴の状況次第で、龍晴に本を何冊か読むときもあれば
キッチンに立つときもある。

今日は龍晴はひとりで遊びはじめたので
私もすんなりと朝ごはんの支度をしたり、
洗濯を始めたりしていた。

すると龍晴が突然泣き始めた。
この泣き方は、淋しくてとかなにかが嫌で、ということではなく
たぶん転んだり指をなにかに挟んだりして
痛くて泣いているんだな、という感じ。

慌てて行こうとすると、
寝ていた夫が起きてきて龍晴をなだめている声がする。
痛くて泣いている龍晴は私ではなくては泣きやまないが
夫がなにもいわないということは龍晴のいまの泣きは、怪我をしてしまったわけではないということだ。
良かった。

と思いながらほどなく私のいる洗面室に走ってきた龍晴を抱き上げて
リビングに戻ると
なんと夫は寝室に戻り二度寝を開始していた。

もう7時半なんですけど。
この時間に二度寝。するかなあ。まったく。

とまあ前置きが長くなったが、
今日はスイムの日なので
朝のさんぽは短めに。

夫を見送りがてら駅まで行き、
エレベーターに乗ったり
ベンチでおやつを食べたりする。

スイム。
龍晴はおおいに張り切り、
今日は声を出していろいろと遊んでいた。

電車が見えるところでお弁当をあげてから
帰宅。

夕方、バスと電車に乗りたい、という龍晴と
バスで新井薬師の駅まで行き、
西武線と山の手線と総武線を乗り継ぎ
また中野に戻ってくる。
長旅だ。

ああそれにしても肩と腕が痛い。


4/16(火)
またしてもものもらいができている。
今回は珍しく右目。
私は左目が特に病気になりやすく
ものもらいもいつもは左目にできるのだが。

花粉症もまだ続いている。
そろそろスギは終わりヒノキに移行している頃合い。
私はスギもヒノキも症状が出る。
長い闘いはまだ終わらないのだ。やれやれ。

午前中のさんぽは城山公園へ。
なかなかに難易度が高いアスレチックがあるのだが
今日も龍晴はさまざまなものにチャレンジし
どんどんと克服していく。
いままでできたものもスピードがあがったり
安定してきている。

砂場とアスレチックを行ったり来たりして遊んでいると
龍晴が乗ってきたコンビカーに男の子が乗りはじめた。

ここのところ、そういうときに
走って行って奪い返すことが続いていたのだが
今日はなんと!
「どうぞ」と手のひらをどうぞのかたちにして貸してあげるではないか。

おお、進歩!

りゅう、えらいねえ、
ちゃんとどうぞできたね!というと、
龍晴はぎゅうっと私にしがみついてきた。

本当は貸したくない。
でもちいさな子が使うし、自分はがまんしよう、
というこころの動きが手に取るようにわかる。

えらいね、りゅう。
じゃありゅうはここに座って、ヨーグルトを食べていようね、と
持参していたおやつを食べながら
ベンチに座っていると、
その子のお母さんがタイミングを見計らい、
コンビカーを返してくれた。

龍晴はほうっとした様子。

よかったね、りゅう。
友だちも喜んでいたね、
えらかったね、
とおおいに褒める私。

・・・と、ここまでは良かったのだが。

コンビカーを借りていた子は、
まだ乗り足りなかったらしく、
こちらにやってきてコンビカーにまたがった。

龍晴は暫くがまんしていたが
こらえきれなくてちいさく泣きはじめる。

がまんしてがまんして貸して、
やっと(そんなに長い時間ではないのだけれども、龍晴にしてみたらとても長い時間に感じられたのだろうと思う)返ってきた自分の愛車。
それなのにまた、友だちに・・・

もうもうもう俺、がまんできないよぉぉぉぉぉぉ

といったところだろう。

がまんしても取られたりするんじゃなくて
それは必ず返ってくるし、
貸したお友だちも喜んでくれるし、
ハッピーだよね。
それに龍晴も友だちからものを借りることがあるんだから
同じだよね、
というふうなシナリオをつくっていた私としても
むむむな展開である。

結局、その子のお母さんが力尽くで(!)
コンビカーを龍晴に返してくれたのだが
龍晴のこころに今日のできごとはどのように刻まれただろうか。

同じように次に誰かがくるまを借りたときに
どうぞができるかどうか。
見ものである。

帰宅後、お昼寝は40分。
やはり昼寝の時間がぐんと短くなっている。

ポーコアポーコさんでランチ。
今日は私たちだけだったので
ゆっくり遊ぶ。

それからアプティに吸い込まれ
久しぶりのこともありたっぷり1時間ほど遊ばせてもらってから、
踏切を見たいという龍晴のリクエストにこたえ
踏切を見に行き、バスに乗って帰宅する。


4/17(水)
風が強いいちにち。
でもあたたかい。
うれしい。

朝のさんぽは用事を済ませにコンビニエンスストア経由で。
コンビニに用事があるんですけど~と龍晴に伝えると、
了解!とコンビニにくるまを走らせ、
そのあとにおむすびやさんに行きたいんですけど~とまた伝えると、
また了解!とくるまを走らせる。

龍晴は私と並走するのが好きだ。
先を行く龍晴をときどき追い越したりすると
とてもうれしいらしくはしゃいで大きな声で笑う。
かわいい龍晴。

新井薬師の商店街を久々に通り、
お寺と公園で遊ぶ。
公園ではひとしきり三輪車と砂場で遊んだ後に
保育園の年長クラスの子らに触発されて
滑り台をがんがんに滑っていた。
龍晴はうつぶせで滑るスピード感にはまっている。

バスに乗って帰宅する。

午後はのんびりと過ごす。

夕方近くにさんぽ。
駅方面へ。
スーパーマーケットに寄って、
おおきな時計を眺めてから帰宅する。


4/18(木)
先週、龍晴は1歳11カ月になった。
2歳ももう目前。
何歳?と街でひとに聞かれると
これまでは1歳○ヵ月です、とこたえていたのが
もうすぐ2歳です、とこたえるようになった。

もうすぐ2歳。

龍晴はどんどんと成長をしている。
からだもそうだしこころも。
見ていてそれはよくわかるし
見えていないことも、わからないこともたくさんあるだろう。

龍晴とときどき、
仕事の話をする。

どういう会話のつづきかは忘れてしまったのだけれども、
みんなそれぞれ仕事があるんだよ、という流れのなかで、
たとえば消防士さんの仕事は、とか、車掌さんの仕事は、とか、
時計の仕事は、とか、水筒の仕事は、などと龍晴が聞いていき、
私がそれにこたえていく。

時計の仕事は、いま何時かを教えること。
水筒の仕事は、なかにお茶を入れて龍晴が飲めるようにすること。

そのうちに必ず、
父さんの仕事は、と龍晴は聞く。
父さんの仕事は、そとで働いて龍晴を大きくするために頑張ること、
と、私はこたえる。
では自分は?と龍晴は自分のことを指す。
龍晴の仕事は、たくさんごはんを食べて、たくさん遊んで、たくさん眠って、おおきくなること、と私はこたえる。
では母さんは?と龍晴は今度は私のことを指す。
母さんの仕事は、龍晴が健康で、毎日楽しく過ごせて、大きくなれるように、ごはんをつくったり一緒に遊んだりすること、と私はこたえる。

そうなんだ!
と龍晴はそのたびにこたえる。

そうなんだ。
龍晴が健康であるように。
楽しく過ごせるように。しあわせであるように。
大きくなるように。
私はいつだって思っている。

そんな2年間だった。
そうしてこの先も。

今朝は城山公園へ。
朝の9時過ぎにはひと組しかいなかった公園も
10時半頃には数組でにぎわう。
アスレチックや砂場で遊び、
途中からやってきたタイちゃんとコンビカーを交換して乗りまわしたりしている。

お昼寝後は上野動物園へ。

りゅう、どうぶつえんへ行く?
と聞くと、ハイ!!!とおおきな声で返事をした龍晴。

龍晴はここのところ毎日、アイアイが入っているCDをかけてかけてといい、
アイアイ~♪とうたをうたっている。

そのためどうぶつえんにはアイアイがいるんだよね?と
大喜びである。
パンダもぞうもくまもいるよ?とこたえると、
ぞうさん♪だね、森のくまさん♪だね?と笑う龍晴。

順路をたどってパンダをまず見て、
この世の終わりかと思われるような信じられない大声で鳴いている象を眺め、
(さすがの龍晴も驚いてしがみついてきた)
これまではあまり関心がなかった猿山を
アイアイ~♪といいながら長いこと見つめ、
水浴びをする鳥を見て笑い、
カバの鳴き真似をし、
羊や山羊をなで、
くま舎によじのぼる。

そうして何より喜んだのは
やはりモノレールだった・・・
それどうぶつじゃないし。

たくさん遊んで笑ったいちにち。


4/19(金)
昨日のあたたかさから一転。
肌寒い曇天。
しかもにちようびは冬のような天気になるというではありませんか。
もう冬物、しまっちゃったんだけどなあ。

土日ともに雨が降るらしいので、
今日のうちにそとでたくさん遊んでおこうと
龍晴と出かける。

午前中はいつものとおり龍晴任せで出かけたら
駅の南口まで行き、電話ボックス2つを梯子し、
(龍晴は電話ボックスで遊ぶのが好きである)
紅葉山公園に到着。
SLが清掃中で見られなかったのと
昨日さんざん城山公園のアスレチックでおおきな滑り台を楽しんだため
こちらのちいさな滑り台が子ども騙しにみえたのかどうか
ちっとも滑り台で遊ばないため
別の場所に移動。
駅のそばの団地の庭をぶらぶらさせてもらい、
龍晴の好きなパン屋さんとスーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

お昼寝後は暫く家で積み木などをしてふたりで遊んでいたのだが
出かける?ときくと、
出かけたい!という龍晴。
それならゆうえんちに行こうか?とさらに重ねると、
ハイ~~~!!!とおおきな声で答える。

信濃町のニコニコパークへ。
寒空のせいもあり、今日は閑散としている。
全部で10組もいない。

それでも龍晴はおおきな滑り台を嬉々として滑り、
小高い山に登り、
おおきなお兄ちゃんやお姉ちゃんについてまわり、
ブランコや土管のなかに入ったりして遊ぶ。

みんながしゃぼん玉をしていたので
龍晴がやりたがり
持ち歩いていたしゃぼん玉を龍晴とする。

しゃぼん玉を追いかける龍晴がかわいらしい。

1時間ほど遊んでから、
寒くなってきたため中野に戻り、
熱帯魚ショップで買うさかなの下見。

いよいよまたさかなを飼うことにしたのだ。

どうぶつの好きな龍晴は
いぬやねこを飼いたいと言っているのだが
わが家はペット禁止の賃貸マンション。
それなら前に飼っていたさかなを飼おうかな、と思い、
さかなほしい?と龍晴に聞くと、
ほしい!とうれしそうにしている。

龍晴はさかなも大好きだ。

今日は飼う予定のさかなが入荷されているかを確認し、
カルキ抜きと餌だけ求める。

週末に、父さんと買いに来ようね、
と龍晴に話す。

あたらしい生き物を飼うときは
いつだってどきどきわくわくと楽しみだ。


4/20(土)
龍晴がいろいろなことばを話すようになった。
一般的な言語習得よりは遅いほうだ。
でもそのことを誰になんと指摘されようと
私はま~~~~ったく、なにも気にしていなかったのだが
(なぜなら私のことばを理解できていないのではなく、おとなと同じことばが出ないだけでいろいろなことを話してくれている、というのがわかっていたから)
そうしていまもぜ~~~~~~~んぜん、気にしていないのだが、
たどたどしいことばが出てくる龍晴も
またとてもかわいらしい。

最近、憶えたのは
あか、あお、きいろ、という色のことば。
アイアイ(猿のうたの)、ぶんぶんぶん(蜂のうたの)、きりん、ぞう。
チカチカ(わが家から見える新宿の高層ビル群の赤いライトの点滅)、
そうして「馬場」。

龍晴と私はしばしば高田馬場に行く。
夫の会社があるから、見送りがてら、ということもあるし、
新井薬師の駅へ踏切を見に行った帰りに電車に乗りたい、というときなども
高田馬場まで行ってそこから東西線に乗って帰ってきたりする。

昨日もそんなふうで、
高田馬場まで行くから、たかだのばば、ってアナウンスがあったら教えてね?といっておいたら
馬場、馬場、とおおきな声で繰り返していた。

いえたことがうれしかったらしく
馬場、馬場、と連発するので混みあう車内でちょっとどきどきしていたのだが
隣にいた方はにこにこと
高田馬場っていえるなんてすごいわね、といってくださり、
今日はじめて馬場、って言えたんですよ、とこたえると、
そうなの、それは記念日に隣り合わせちゃったのね、光栄だわ、と素敵なことをおっしゃってくださった。
こういう寛容なかたがいてくれるとうれしい。

かたやほんの2~3分ほど、レジで待っているあいだに
龍晴がおおきなこえで喋っているのを
「うるさい!」と怒鳴った学生さんもいた。
おおきなこえで喋るこちらに非がないとはいわないが、
10分も20分も大声でしゃべっているわけではあるまいし
と思いはするがいろいろなひとがいるのも事実だ。

朝のさんぽは夫を見送りがてら
高田馬場まで行き、
駅で暫く遊んでから帰宅する。

午後はポーコアポーコさんへ。
葉山のダイちゃんが来ていた。
ユキちゃんという常連さんもいて、
一緒に遊んでもらう。
とても面倒見のよい、かわいらしい新一年生さん。

新井薬師の駅まで歩き、
踏切を見てから高田馬場まで行き、
夫と待ち合わせて帰宅する。

今日のフットサルは雨で中止。
夫がいる夜が珍しい龍晴は
晩ごはんのあいだもずうっとはしゃいでいた。


4/21(日)
寒い。
もう4月なのになぜに1月や2月のような寒さ。
長野では雪が降ったと、母からメールがくる。

東京では雪まではいかないけれども
冷たい雨。

朝のさんぽはホームセンターへ。
雨の日の定番。

龍晴のたんじょうびが近いので
プレゼントしようと思っているストライダーか補助輪つきの自転車の試乗を兼ねて行く。
ストライダーはブレーキがついているタイプなので公道でも乗れるもの。
もともとは自転車がいいかなと思っていたのだけれども
身長90センチ以上タイプ、というものに乗ってみたものの
足が地面に届かない。
やはり自転車はもう少し先のほうが良いかもしれない。
ストライダーは龍晴的には、自分のこうしたいという動きのイメージと違って
怒っていたけれども、乗れそうなのでやはりストライダーにしようかしらと思う。

時計を見たり風船をもらったり
しばらく遊んでから帰宅する。

まだ雨が強い。

今日は私が歯医者へ歯のクリーニングに行くため
午後は夫に龍晴と出かけてもらう。

1時間ちょっとして終わってから電話をすると
てっきり本屋さんにでもいるのかと思ったふたりは
江古田の森、というところにバスで行っていて、いまその帰りのバスに乗るところだという。

いつも同じところばかりで遊びがちなふたり、
今日はナイスチョイス。

あとあと聞けば、今日は電車に乗りたいと龍晴が言ったので
まずは駅まで行き、
東中野で降りて龍晴の好きな風車を見てから
また中野に戻り、
今度はバスに乗りたいと言ったので
江古田行きのバスに乗ったのだとか。

それは龍晴としてはかなり満喫の旅だったろう。
よかった。

ともあれ夫と龍晴との待ち合わせは
ブロードウエイの地下の熱帯魚ショップにし、
みんなでさかなを選ぶ。

龍晴は金魚がいいと昨日から言っているのだが
実は金魚が苦手な私。
ここは面倒を見る特権で私がアカヒレを5匹選び、
(龍晴は10匹ほしい!と主張していた)
ついでに夫がおもしろそう、といったエビも購入。
(アカヒレとエビは共存できる)

アカヒレは夫がまだ恋人になったばかりのころ、
一緒に飼いはじめたなつかしいさかなだ。
ネオンテトラのようなかたちをしているが
もっと地味ででも愛らしく、しかも常温で飼える。

通常の寿命は1年半ほど、長くても3年といわれるが、
飼っていたアカヒレは結局5年ほど生きてくれた。

今回も長生きするといいな。

龍晴が選んだ水草もあわせて買い、
帰宅する。

龍晴と一緒に、金魚鉢のなかにさかなとエビを放ち、
水草を入れる。

えび、えび!と大きなこえでいう龍晴。
(今日、新しく憶えたのは、このえび、という言葉である。
それから「星」「近い」「バイバイ」も)

りゅう、明日からはりゅうがごはん係だよ?というと、
うれしそうに笑う。

すいすいと泳ぐアカヒレを眺めては
また走って違うことをしにいく。
そうして戻ってきては
またアカヒレを眺め
エビを探してえびえび!という。

以前飼っていた最後のアカヒレが死んでしまったのは
龍晴を妊娠しているときだった。
それから久しぶりのいきもの。

いきものがいるっていいなあ。
と、鉢を見ながらいうと
夫もほんまやなあ、という。
なんやなつかしいなあ、さかな。と笑いながら。

そう。
あれはまだ夫が青物横丁に、私が大森に住んでいたころ。
夫が住んでいたマンションの一室に
金魚鉢を置いて、アカヒレを飼った。
まだ夫は20代で、私も30歳になったばかりで
それはいまからもう10年近くも前のことだ。

なつかしい。
といきものにあまり関心がない夫が
そのことを憶えていてくれたことが
私にはとてもうれしい。

このちいさなかわいらしいさかなと
同じさかなを飼っていたこと。
あのちいさな部屋で飼っていた日々のこと。


4/8(月)
一気に春もほんばんになったように思う。
ジャケットがなくても寒くない。
うれしい。

午前中はスイムなので
朝のさんぽは短め。
駅方面へ行き、エスカレーターを登ったり降りたりし
商店街を走ったりしてから帰宅する。

お昼寝は1時間ちょうど。
今日は自分からは起きなかったので
そうっと抱っこして連れて行こうかな?と
くつしたをはかせはじめたら目が覚めた。

いるかさんだよね?と
私と目が合うという龍晴。

そう、いるかさん。行ける?
と聞くと、
いける、とこたえる。

まだねぼけまなこ。

でも今日のスイムはいつも以上に張り切って楽しそうだった。
もう私が抱っこしているのは嫌がり、
自分でずうっと浮いたりくるくるとまわったり泳いだりしている。
(もちろんアームをつけていますが)
滑り台を滑り、今日の遊具であるうんていのようなものにぶらさがり、
元気に遊んでいる。

スイム後におなかが空いたというので
いえまで帰らずに、近くの電車が見える空き地でごはんをあげていると
友だち2組が通りかかった。
遠くの公園まで遊びに行ってきたという。
暫く話をする。

それからホームセンターに寄り、
時計を眺めてから帰宅。
龍晴は歯ブラシを買う。

龍晴は歯ブラシが大好きだ。
しょっちゅう歯磨きをしたい!といっては
くちにくわえているので
そのまま歩いたりジャンプしたりしないでね?と念を押すこともしょっちゅうだ。

いちど帰宅してから
龍晴の春~夏ものの服を買いに行く。
かわいらしいTシャツを何枚かと、帽子を2つ選ぶ。

子どもが産まれてから
自分の服はほとんどまったく買っていない。
ときどき欲しいなあとは思うのだけれども
どうしても子どもが優先になるし
デパートなどに龍晴のものを見に行くときに
女性の服の階なども通るわけなのだが
なんだか気後れしてしまうのだ。

そんな話を友だちにしたら、
わかる~~~!!!ということになった。
きらきらとまぶしくて
もうああいう世界には戻れない気がする・・・
というところまで一緒。

すこしだけ、あるいはめいっぱいおしゃれして
仕事をしたり友だちとおいしいものを食べにいったり
恋人や夫と出かけたりすること。
ときどきぶらりとデパートやセレクトショップで服を買うこと。
衝動買いをすること。
バーゲンセールに行くこと。
(もっとも私は結構バーゲンセールが苦手で、
行くとしても最終日に近い空いている日にちょっとだけ見に行くくらいだった)

以前はふつうだったことなのに
いまは美容室に行くことすらままならない。

それが良いとか悪いとかいうことではないのだけれども
違うなあ、とシンプルに思う。

でもときどき、
とてもおしゃれできれいで髪の毛なんかも染めていたりする
お母さんを見ると、
いいなあと思う。
いいなあ。私もあんなふうにしたいな。

でもまだ授乳しているから
髪は染められないしな、なんていうふうに
即座に思い返したりもするのだけれども。

スイムの日はいつもより早く眠りにつく龍晴。
今日もすこやかに眠っている。


4/9(火)
そらまめの会。
二人目が産まれたばかりだったり
新たに保育園に行く子が増えたりして
そらまめの会にいつも行けるひとが
やはりだんだんと減ってきている。
淋しいけれどもそういうものだ。

午前中のさんぽは
そらまめの会の会場までくるまに乗る。
(途中、駅あたりでうろうろと遊んでから)
会場でプラレールなどで遊んだり、
本を読んだり、
私は友だちと話をしたりして過ごす。

帰宅してからお昼寝。
起きてからポーコアポーコさんへ。
ダイちゃんはもう葉山に帰ってしまっていて
今日は帰る直前まで貸し切り状態。
私がお茶を飲んでいるあいだは
ご主人が龍晴と遊んでくれたりして
のんびりと過ごす。

新井薬師の公園で三輪車に乗ったり
滑り台やブランコや砂場で遊ぶ。
それから踏切を見たいというので
踏切を見に行き、
さらに哲学堂公園へ行きたいというリクエストにこたえ、
哲学堂まで公園の梯子。
龍晴はほとんどの道程を歩くかコンビカーで行く。
おとなの足でふつうに歩いて30分ほど。
なかなかの運動量である。

帰りはバス。
スーパーマーケットで仲良しのお兄さんに遊んでもらい
満足そうにしている。

たくさん遊んだいちにち。

夜、眠る前に読みたい本を読むことにしているのだが
今日、龍晴が選んだのは「でんぐり」という本。
どうぶつたちがでんぐり返しをする、という内容なのだが、
龍晴に、これがでんぐり返しだよ?と実演してみせると
ものすごくツボだったらしくおおウケしていた。
それにしてもでんぐり返しなんて30年ぶりくらいではないだろうか・・・。


4/10(水)
昨晩、この日記を書き終えたくらいから
突然体調が悪くなった。

吐くまでは至らないが、そこそこ強い吐き気。
腹痛はない。
ほかの症状はまったくない。
もしかしたら晩ごはんがよくなかったのだろうか。

とにかく早く治したくて
だめで元々、と、梅肉エキスを飲んだ。
すると15分ほどで吐き気がなくなる。
梅肉エキス、恐るべし。

前回の胃腸炎も梅肉エキスですぐに治ったし。

そんなわけで今朝には快調であった。
良かった。

なにしろ子どもがいるとおちおち具合も悪くなっていられないのだ。
朝、目をあけるや否や
子どもはにこにこ顔で私のうえにどーんと乗り、
ぎゅうぎゅうと抱きついてきたり、
本を読んでほしいとか、リビングに一緒に行ってほしいとかをくりかえす。

龍晴のお気に入りの本に、
ねこの子どもが2匹出てくる写真があって、
そのキャプチャーに
猫1「遊ぼうよ~」
猫2「眠いよ眠いよ」
というのがあるのだが、
龍晴に、これりゅうと母さんみたいだね、
りゅうは毎朝母さんが寝ていると遊ぼうよ~ってうえに乗っかってくるものね?というと
龍晴も照れたようにそうだね、と笑っていたくらいである。
やれやれ。

朝のさんぽは城山公園へ。
今日は4組の友だちと待ち合わせる。

本当はコンビカーに乗って行きたい龍晴だが、
取り合いになりそうなので今日は歩いて行こうね、と出かける。
その時点で我慢1。
友だちが持っていた新幹線のおもちゃを気に入り、
借りたはいいのだがなかなか離さない。
帰るときにはソウちゃんにかえそうね、というと
いや、と首を振る。
何度もそのやりとりを繰り返し、
いざ本当に帰るというときに、
ソウちゃんのお母さんに自分から「はい」といって返したので
りゅう、えらいね!すごいね!!とほめると、
頑張って返したんだからそれ以上言わないで!!!!早くボクたちは帰るようにしてっ!!!!!というようにふるまって、なるほどと思う。
目に涙をたくさんためながらの我慢2。
今日の龍晴は偉かったな。
帰り道に何度か、偉かったね、とほめると、
思い出してしまうみたいで却ってかなしそうにする。
子どもだって複雑だ。

そういえば龍晴は聞き分けのいいほうで
帰ろうとかどこどこに行こうとか
なにをしようとかやめようとかいうことを
わりと素直に聞く。
でも友だちの子のなかに「帰れない子」がいて、
たとえば一緒に私のいえや、カフェで遊んだりしていて、
さてそろそろ帰ろうか、という段になると
急にあちこちに目がいきはじめ、いきいきと遊び、
なかなか帰ろうとしなくなる。
今日も一緒にいたのだが、9時半にいえを出て、帰宅できたのは14時半といっていた。
一緒にいた龍晴が昼寝をして昼ごはんを食べ終わり、午後のさんぽに出る時間である。
本当にいろいろなタイプの子どもがいる。

さて龍晴。
午後はいえですこしのんびりとしてから
午前中がまんしたコンビカーで出かける。
どこでもりゅうの行きたいところの行こう?というと、
きゃあきゃあいいながらくるまを走らせ、
ひといきに紅葉山公園まで行く。
(おとなの足で15分ほどの場所。道中に急な上り坂もある)
おおきなSLを見て、滑り台と砂場でたくさん遊ぶ。
砂のやまに枯れ枝や葉や桜の花びらをたくさん刺したりしている。
なかなかアーティスティックなものだ。

ひとしきり遊んでから
ほとんど通ったことのない道をまた走り、
踏切が見たいというのでバスに乗って新井薬師の駅へ。
踏切を眺めてからまたバスで引き返す。

スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

4/11(木)
花冷え。
ということばはまだこの季節に使って良かっただろうか。

寒いいちにち。
朝晩は特に冷える。

夫は出かけるときに毎日、一年中、
私に今日は寒いと思うか、上着は必要かどうかを確認する。
あるいは暑いと思うか、傘は必要かどうか。

そんなこと、自分で考えたらいいじゃない。
決めたらいいじゃない。
調べたらいいじゃない。

と思ったこともあるのだが
夫のその癖、というか習慣は
夫のかわいげのひとつであるような気もする。
だから毎日、私は夫にこたえる。

今日は寒いみたいよ。
さすがにもうダウンジャケットはいらないんじゃないかな。
にわか雨が降るらしいよ。

今日の夫は薄手のダウンジャケット(4月になってまだダウン、というのもどうかと思うのだが夫は気に入っていて手放さない)を羽織って出かけていった。

確かに寒い日ではある。

朝のさんぽはクリーニング屋さん経由で。
寒いとはいえ、真冬の厚手のダウンジャケットやセーターはもう着ないだろうし着たくない。
それらをまとめて持っていく。

気さくなご家族がやっておられるお店で、
腕もいいので気に入っている。

龍晴にも手伝ってもらって終了。

さんぽの続きで保育園のそばの公園へ。
砂場でひとしきり遊び、
猫の目の時計の店とスーパーマーケットに寄り、
おおきな時計を見てから帰宅する。

お昼寝は今日もちょうど1時間。
朝6時前に目覚めたわりには短い昼寝だ。

午後は電車に乗りたいという龍晴のリクエストで
出かける。
どこに行こうか迷った末、
四谷三丁目の消防博物館へ。
何の下調べもせず、いきなり行ってみたのだが
消防車がたくさん展示してあり、
また実物のヘリコプターに乗ることができるコーナーがあったりと
龍晴は満足した様子。
今日はとても空いていて、ヘリコプターの操縦席で長いこと遊べたのも良かった。

楽しかった様子で、
帰宅してからもヘリコプターのイラストを見ては
これに乗ったね!と言っていた。

わが家にはかなりたくさん絵本があるのだが
ありすぎて読んでいない絵本もある。
そこであまり読んでいない絵本を集めてから
床に並べてみると、
はじめて読む本を読んで、と持ってきた。
その本がとてもおもしろくて、龍晴は10回くらい読んで?を繰り返していた。
よしよし、いい感じ。



4/12(金)
今日はどこにさんぽに行く?
と毎日、出かける前に龍晴に聞いているのだが
「ヘリコプターに乗りたい!」と今日はいう。
よほど昨日の体験がおもしろかったのだろう。

しかし今日は中野で用事を済ませたかったため、
また今度にしようね、と龍晴にこたえる。

午前中のさんぽは病院に行きがてら。
ポリオ不活化ワクチンの3回目を接種。

明日、注射を打ちに行きたいんだけど。
ちょっと痛いけど、龍晴のからだにとって必要なことだから。
と、昨日、言ったときには
絶対に行きたくない!と半泣きになっていた龍晴。

でも今朝、今日は病院に行ってもしもししてもらおうね?というと
ラジャー!とくるまを走らせる。

病院に着いたら泣くかな?と思いきや
壁にかけてあるミッフィーの動く時計が気になって気になって
そばに見に行きたい!とアピール。

診察室に呼ばれても泣くことも嫌がることもなく
今度は診察室の動く時計を指しては
振り子だね?と確認する。

注射が刺さった瞬間はさすがに泣いたけれども
終わるとすかさず泣きやみ、
時計を指してはまた
振り子だね?と再確認している。

先生には今日はなるべく激しい運動はしないで、といわれたものの
病院を出るや雄たけびをあげながらくるまを走らせる。
それでも長い距離はやめて、
マルイの公園で池を眺めたりし、
そこからあとは抱っこで帰宅。

お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
Kちゃんとタイちゃん親子が来たので
一緒に遊ぶ。
龍晴はたくさん我慢をしていたのだが
最後の最後に我慢しきれなくなり
ものに当たっていたため
投げたりするのはやめようね、投げても解決しないよ、というようなことを易しい表現で言ってみる。

そのあとに行った本屋さんでも
何度やっても思い通りにいかないところがあって、
そうしたらその本を投げたため、
投げるのはよくないよね、というと
今度は座っていた椅子を投げようとしたので
さらに投げるのはやめよう、というと号泣する。

そういうお年頃なんだな。

帰宅後、いえでたくさん遊ぶ。
最近の龍晴はいえのなかでおんぶをして歩くのが好きだ。
紐は使わずに、腕だけをまわしておんぷをして、
おみこしみたいにしながら歩いたり、
ふとんのうえなどでするりとおろしたりすると
大喜びをするのがかわいらしい。

明日やってくる長野の母と弟の奥さんにそれぞれメールをする。


4/13(土)
ここのところ早起き続きの龍晴、
今日は5時半に目覚める。

5時半・・・さすがに眠い(私が)。

でも早起きするとそれだけいろいろなことが恙無く進む。
早起きは三文の得なり。

今日はどこへさんぽに行きたい?ときくと
電車に乗りたい、というので
夫を見送りがてら高田馬場まで行き、
駅の構内でパンを買ったりスープストックに寄ったりしながら
また引き返して中野に戻る。

今日もお昼寝は1時間未満。
早起きしたし、もう少し眠るのかと思ったのだが、
やはりすこしおとなのからだに近づいたのだろうか。

お昼過ぎに長野の母と弟の奥さんが中野に到着。
龍晴はくるまに乗って駅まで迎えいに行く。

いつもならそこから遊びに行きたがる龍晴だが、
おうちまでご案内してね、というと、
ラジャー!とくるまにまたがり、
Mさん(弟の奥さん)はおなかに赤ちゃんがいて早く歩けないから、
ゆっくり運転してね、というと
それはそれはゆっくりと進んでくれる。

いえで暫くお喋り。
予定日は7月の中旬。
里帰りをするので、来月には沖縄に行くという。
暫く沖縄にいるそうなので
次に会えるのは、赤ちゃんと対面できるのは、
まだまだ先になりそうだが
次に会えるのを早くも楽しみにしている。

末弟も11月に子どもが産まれるし、
おめでた続きである。
いっきに3人に孫が増える母は
とても嬉しそうにしていて
あちこちで自慢して歩いている、といって笑っていた。
おそらく父も。

夕方に駅まで見送る。

龍晴はいえでソファから30回くらい連続で飛び降りるのを繰り返し
さすがに疲れたらしく
あっという間に眠りについた。


4/14(日)
昨日の接待疲れが出たらしく
いちにち疲れが抜けないにちようび。

それでもなんとか頑張って
にちようびにしておきたい家事やらをし、
ひとあし先にさんぽに出た龍晴を迎えに行く。

今日は朝から踏切を見たがっていて
やはり新井薬師の踏切に夫と龍晴はいた。

ベンチに座っておやつを食べながら
踏切を眺める。

西武線に乗りたい!という龍晴を宥めつつ
バスに乗り帰宅。

午後はパスタキッチンでランチ。
オーナーはお休みだった。
残念だけれども、オーナーシェフがいなくても
パスタキッチンのパスタはこのあたりのパスタのなかではいっとうおいしいので
まあいいか、といいつつ夫といただいて驚いた。

以前はシェフがいないのが残念ながらわかってしまう味だったのが、
何度いただいてもそうだったのが、
この半年くらいのあいだにお弟子さん(?)はとても上手になっていて
シェフの不在がわからないくらいにまで成長していたのだ。

ほんのちょっぴりの塩加減。
ほんのちょぴりの火の通し具合。
ほんのちょっぴりのゆで加減。

それらひとつひとつのばらつきがなくなり
きちんとすべてが、シェフと同じ味を再現できている。

彼がここまで育ったら、
きっとシェフも安心だろうな、というふうに。

しかしまあ実際のところ、
後塵が育つと独立したり、あるいは引き抜きにあったりするのが常だから
安心できるのはすこしの間だけだろう。
もしくはシェフももっと高みを目指しているだろう。

ただ彼がとても努力したであろうこの期間のことを
私は素晴らしいと思うし
お礼をいいたいと思う。

Sさん、ありがとう。
あなたのお料理、本当においしくなりました。
おいしいものを食べさせてくれて。
しあわせな気持ちにさせてくれて。
どうもありがとう。
これからはシェフがいなくても
安心してお店に立ち寄れます。

夫とおいしいおいしいと言い合いながら
いつもの料理をいただく。
龍晴もおとなしく待っていてくれた。

食事のあとは、
井の頭動物園へ。

モルモットに触れる体験コーナーはちょうど終わってしまっていたのだけれども
網のあいだから山羊に触ったりして
(本当はいけない気もする)
龍晴は楽しそうにしている。

奥のゆうえんちでたくさん乗り物に乗り、
栗鼠を見てから公園で池を眺めてから帰宅する。

とても疲れていて、
抱っこが多かったせいか腕もしびれていたので
夫に抱っこをかわって欲しいのだが
龍晴は私がいる状態でそとで夫に抱っこをされるのが好きではない。

そこで龍晴に、
父さんに肩車してもらう?と提案し、
そうして龍晴は初肩車。
身長180センチの夫の肩車なので、
視界はいままでと全然違うらしく
とても楽しんでいた。

4/1(月)
4月になった。
社会人になったり、学生になったり、
保育園や幼稚園にいきはじめたり。
そんなひとたちを街でちらほらと見る。

中野には新しく大学がこの4月から2つ移設されてきて、
母校の国際なんとかセンターができるとかで、
それはいま工事中だ。

早速今日から、駅のまわりには
学生がたくさんいる。
街の風景はこうして変わっていくのだろう。

午前中のさんぽは駅方面へ。
スイムがあるので短めにし、
バスでいえのそばまで戻る。

スイムは一昨日行ったばかりなので、
いつもはいるかさんがあるから帰ろう?というと
なにをおいても踵を返す龍晴だが、
今日はさんぽをまだまだしたい!という様子。

それでも短めのお昼寝から目覚めた龍晴に、
いるかさんへ行く?というと、
行く!と張り切っている。

今日も龍晴は頑張って
これまでできなかったいくつかのこと…
プールに浮かべた平均台を
私の手につかまらずに歩く、とか
プールサイドから思いっきりジャンプして
顔が水に潜っても平気、とか
ができるようになる。
毎回毎回、できることが増えている。

スイム後はポーコアポーコさんにて
味噌づくりの会。

龍晴のお弁当は、電車の見える場所であげてから
バスで出かける。

5組の親子と店主さんとで
茹でた大豆をたたいてつぶしたり
塩と麹を混ぜたり
丹念に力とこころを込めてつくる。
龍晴も大豆をたたくのをお手伝い。

私はずうっと大豆をたたきつづけ
腕と肩がかなり痛い。

おいしい味噌ができますように。

踏切を見てからバスに乗って帰宅する。


4/2(火)
雨。
今日と明日は雨らしい。
二日連続の雨は珍しい。

午前中はホームセンターへさんぽに行く。
時計を見たり、龍晴の好きな歯ブラシを買ったりして過ごす。

お昼寝後は新宿の家電量販店へ
時計を見に出かける。
しかしやはりたくさんの時計に圧倒される龍晴。
電子ピアノコーナーでピアノを弾いているときのほうが
楽しそうであった。
おもちゃコーナーもあるのだが
触ることができるおもちゃが全然ないため
半泣きになり、
短い時間で帰宅することに。

行きが電車だったため、
帰りはバスで帰ろう?とバス停に行ったのだが
発車間際だったこともあり、満席である。
(ひとつだけふたりがけの席の片側に空席があり、ここ空いてるわよ!とおばさまがジェスチャーしてくれていたのはわかったのだが、隣の席のおじさまがどっかりと荷物を置いていたので遠慮した)
次のバスは20分後。
20分もバスを待つのはきつい。
嫌がるかな?と思ったものの、やはり電車で帰ることにする。

スーパーマーケットで鳩時計を見てから帰宅する。


4/3(水)
昨日よりもさらに強い雨が降る日。
二日連続の雨で、さらに前日よりも雨が強いということは
そうそうないように思う。

午前中は久しぶりに福祉センターの子育て広場へ行く。
半年以上ぶりだろうか。
最初は場所見知りのようにしていた龍晴も
そのうち勢いよく遊び始める。

ひとしきり遊び、
11時過ぎに帰宅。
雨脚がさらに酷く、風も強く、
傘は壊れるしくつのなかはびしょ濡れである。
なんとか龍晴だけは濡れないように帰宅できた。

お昼寝後はホームセンターへ行く?とたずねると
もういちど福祉センターへ行きたいと龍晴はいう。

いろいろと家事を済ませてから
ふたたび福祉センターへ。
その頃には雨があがっていたので
龍晴は途中まで歩いていく。

1時間ほど遊び、
福祉センターのそとの滑り台やブランコなどでも遊んでから
帰宅する。


4/4(木)
晴れた!
気持ちのよい青空が広がっていることは
ふとんのなかからでもわかる。
うれしい。

昨日の夕方からもう晴れてはいたのだけれども
朝に晴れている、
数日ぶりのそのことがうれしい。

りゅう、今日は晴れているから
くるまでさんぽに行けるよ?
と目覚めた龍晴にいうと
お星さまも見られる?と手をきらきらとさせていう。

龍晴は毎晩、星をみることを楽しみにしている。
東京のわが家からはひとつかふたつしか見えない星だけれども
おやすみなさいの前に一緒に星を見て、
お星さまあったね、といいあい、
それから眠るのが日課だ。

雨の日はお星さまはねんねんしているんだよ?
お星さまもときどきは眠らないと疲れてしまうでしょう?
と、どうして今日はお星さまがいないのかと
曇りの夜や雨の夜にきかれると
こたえている。
以来、今日は雨だからお星さまが見られないね、と龍晴にいうと
お星さまねんねん、と
手をきらきらとさせてから目をつぶったり、ごろりと横になったりする。
そうして起き上がっては
またたずねる。
今日はお星さまねんねん?

子どものこういうところを
私はとてもかわいらしいと思う。
私のいったことをひとつひとつ再現して理解していくところ。
なんども同じことを聞くところ。

午前中のさんぽは2日ぶりのコンビカー。
最近、コンビカーでのさんぽコースになっている
サンモール商店街を走り、
それから区役所へ行く。
使えなくなった乾電池をまとめて捨てに。
乾電池ボックスに入れるのは龍晴の役目。
嬉々として鷲掴みにした乾電池をゴミ箱の乾電池用にあけられた穴に入れて行く。

ぜんぶ終わり(かなり大量にあった)、
四季の森公園で高いところからジャンプしたり池のまわりを走ったりとたくさん遊んでから
杉並区の公園へ。
ここでもプレイジムなどでたくさん遊ぶ。

たっぷりと遊んでからお昼寝。
目覚めてからポーコアポーコさんへ。
今日は友だちとKちゃんとタイちゃん親子が来ることになっている。
一緒にお茶を飲んでいると、
そとを近所に住む友だちのAちゃんとダイちゃん親子が通りかかり、
結局、みんなでお茶を飲むことができた。
楽しい時間。

おもちゃの取り合いで号泣した龍晴に
持っていた風船をふくらませると
泣きながら笑っていてかわいらしい。

平和の森公園へ。
木が密集する丘のようなところを登っては降りを繰り返す。
根っこがたくさん露出しているので
危ないかな?といつも思うのだが
案外と器用に歩くものだ。

結構な坂道をコンビカーでくだること2回。
もちろん足で加速をつけるので
ものすごく速い。
たぶん体感はジェットコースター並みだと思う。
私もドキドキしているが
まわりにいるひとたちのほうがきっとドキドキしていることだろう。

プレイジムでも暫く遊び、
コンビカーに乗る龍晴と追いかけっこをしたりしながら
帰宅する。

今日はよく遊んだ。
晴れているって気持ちが良い。

4/5(金)
明日からまた天気が崩れるという。
今日はたくさんそとで遊んでおこう。

子どもがそとで遊ぶようになってから
毎日の天気にとても詳しくなった。
なにしろ携帯電話のブラウザの初期画面はウェザーニュースの本日の天気と週間天気予報である。

来週の半ばには雨が降りそうだから、
そのときにどこそこへ行って、
ということはその前日にはこれをして、
などという具合に、日々の行動を天気をもとに組み立てている。

子どもが産まれる前は
天気予報を見ることは殆どなかった。
なにしろ朝、雨が降っていなければ
傘を持っていかない、というふうなまいにちだった。
その頃の適当さに比べると
いまは雲泥の差だ。

朝のさんぽは城山公園へ。
いちねん近くぶりになるだろうか。
いえからは歩いて10分ほどの場所なのだが
新井薬師や平和の森や四季の森には行っても
同じくらいの距離の城山公園は足が遠かった。

今日はKちゃんタイちゃん親子と待ち合わせて一緒に遊ぶ。

公園まで龍晴はずうっとコンビカーを走らせていったので
ものすごくはやく着いてしまった。
アスレチックのようなおおきな遊具があって
龍晴はどれも楽しそうに、そして2歳前とは思えないすばやさでこなしていく。
Kちゃんと滑り台を滑りたい!と手を引いて
滑り台に行っていた。
友だちに、自分の子どもが慣れて欲しいということで
意図的に会うようにしている、その成果が龍晴の場合は早くも出始めている。
よかった。

1時間半ほど遊んでから帰宅。

お昼寝から早く目覚めたので
まだ時間がたっぷりとある。

そうだ、りゅう、井の頭公園のどうぶつえんへ行こうか?
栗鼠がいるところ。
憶えている?ときくと、
行く!とこたえる龍晴。

家事をしてから急いで準備をし、
出かける。

モルモットを撫で、抱っこというよりはつかみ(すみません)、
鹿を見て興奮し
たぬきを見てげんこつやまのたぬきさんをやり、
象のおりによじのぼった龍晴が
いっとう喜んだのはやはり公園の奥にあるゆうえんちコーナーであった。
しんかんせんを模した、20人くらいで乗れる乗り物があって、
じいっと眺めている。

あれに乗る?ときくと、
はい~!っと大きな返事。
かわいいなあ。

しんかんせんでは神妙な顔をして座り、
係のおじさまに手を振ったりしている。

メリーゴーラウンドにも乗り
(最初はうまに乗っていたのに、発車のベルにおののき
結局一緒に、馬車に乗った)
コインで動くサーキットのようなものにも乗る。
(さすがに一緒に乗ろうと私が隣に乗り込むと、
乗るな!と猛抗議にあった)

栗鼠がたくさん見えて
くるみを持った栗鼠を別の栗鼠が追いかけているのも
眺められて
とても楽しく満喫する。

夜にお風呂で髪を切る。

たくさん走りまわり
たっぷりと遊び
今日はいつもより疲れただろう。
早く眠りについた。


4/6(土)
もう4月のはじめの週末。
葉山のダイちゃんが今週でまた葉山に帰ってしまうので
今日の午後はダイちゃんに会いに行くことにする。

朝にひとあめきたのだが、
さらに午後は天気が悪くなるというので
早めにたくさんそとで遊ぼうといそいそと出かける。
午前中のさんぽは夫を駅まで見送りがてら。
どこへ行くかな?と龍晴に任せていたら
マルイの公園に行くという。
以前は終日、開いていたような気がするマルイの公園だが、
最近は施錠されていて朝10時にならないと開かない。
着いた時間が早かったため、
暫く待ち、開門と同時に入る。

池のおたまじゃくしはひとまわり大きくなっている。
めだかがたくさんいて
龍晴は、さかながいるよ?と教えてくれる。

線路を越える橋まで歩き、
橋のうえから電車を何本か眺め、
スーパーマーケットに寄る。
猫の目の時計は売れてしまったのかなくなっている。
おおきな時計を見てから帰宅。

お昼寝から15分で目覚めてしまった龍晴。
つらいかな?と思いきや、
ポコさんのところに行く?とたずねると、
行く!と元気にこたえる。

大ちゃんの待つポーコアポーコさんへ。

今日は大ちゃんだけでなく、
フウちゃんとウタくんという姉弟とそのご両親がいて、
なかなかにぎやかだ。

龍晴は大ちゃんにいろいろなことを教えてもらったり
お風呂に浮かべるボートをつくってもらったり
あるいはふたりでこしょこしょと話をしたりして
楽しそうにやっている。

私は私で、ご主人や常連のUさん(大ちゃんのお祖母さま)と
きものの話などで盛り上がり、
楽しい時間となった。

雨が降ってきたので
まだ時間は早いのだけれどもお店をあとにし、
踏切を見てから新井薬師の駅まで歩き、
西武線で高田馬場へ。
そこから東西線に乗り、また中野に戻る。

いえに戻りすこしすると
夫が帰宅。
龍晴は帰ってくると思わなかった夫が帰ってきたことが
とてもうれしい様子。

今日はフットサルは中止とのこと。
夫は楽しみにしていたので残念なのだろうが
思わずその報告を受けて
つい「そうなんだ、良かった」と言ってしまったような言わないで済んだような・・・
記憶は定かでない。

夜半に雨がひどくなる。


4/7(日)
雨が残るかと思ったのだが
すっかりと晴れた朝。
空がまぶしくて気持ちがいい。

午前中のさんぽは夫とふたりで。
今日はベランダの工事が入るので
私は龍晴のお迎えにも行かずにいる予定。

ふたりのさんぽ中にもろもろの家事を済ませ、
ベランダ工事も終わり、
ちょうど龍晴が戻ってくるような時間になったため
途中まで迎えに行く。

遠くに夫と龍晴が見える。
そろそろ私に気づくかな?と思うころに
夫に耳打ちされたのだろう。
龍晴が一目散に走ってくる。

うれしそうに笑って。
どこか必死のかおをして。

ぎゅうと抱きしめると
ぎゅうと抱きつく。
かわいい龍晴。

いえに戻ってお昼寝。
今日は1時間。

起きてからごはんを食べ、
新井薬師のお祭りへ。
すっかりと葉桜になっているけれども
今日は新井薬師の公園でさくら祭りなのである。

さすがに桜がないだけあって
去年のようなおおにぎわいではなかったが
それでもたくさんのひとがビニールシート持参で
盛り上がっている。
いつもの公園がどんちゃん騒ぎになっていることに
龍晴は驚いている様子。

いくつかの食べ物を夫と食べ、
龍晴もすこしだけお相伴に預かる。

ステージで踊っているひとを見たいというので
龍晴とステージのそばに行き、眺める。

そろそろ私は帰らなければいけない時間。
午後は洗濯機置き場の工事が入っているのだ。

夫に龍晴を託して帰宅。

夫と龍晴は1時間ほどしてから帰宅する。
砂場などでたっぷりと遊んできたらしい。
よかったね、龍晴。

来週はずうっと天気がいいらしい。
もう春だもの。