4/22(月)
今日からまた一週間。
週末はあっという間に過ぎる。
平日ももちろんあっという間だ。
あっという間。
今日はスイム。
朝のさんぽは短めに、
駅方面へ。
龍晴は今日は殆ど歩きたがらないで抱っこをせがむ。
こういう日は疲れているとか眠いとき。
いつものスイムの日以上に早めに帰宅し
早めにお昼寝の準備をすると
案の定、いつもよりも早く眠りについた。
ここ数日、元気ではあるが
睡眠への入り方からは疲れているようにも見える。
スイムはやはり張り切って
くるくるとまわったり自分で泳いだりしている。
ぷかぷかすいすいと泳ぐのは
とても気持ちが良さそうだ。
龍晴がひとりでずうっと浮いていられるようになったと
顔に水がかかったり、あるいはぱちゃんと水に落ちたりしても平気になったので
私もときどき泳いだりできて気持ちがいい。
スイム後は、いつもの電車が見える空き地でお昼ごはん。
終わるころに、中野仲間が通りかかり
暫く話をする。
マルイに寄って、龍晴の靴を買ってから帰宅する。
今回は黄色のスポーツシューズ。
夕方のさんぽはブロードウエイ方面へ。
ブロードウエイのほうに行ってね?と声をかけると、
ブロードウエイ、となんども言っていた。
(ぶるううぅぅえ、と聞こえましたが)
4/23(火)
朝のさんぽのとき、いつも龍晴に、今日はどこへいく?なにをしにいく?と聞くのだが、
今日は高田馬場へ行きたいという。
電車に乗るなら、くるまには乗れないけど、
いい?と、
きっとくるまに乗りたくて宗旨替えをするだろうと思ってたずねると、
くるまには見向きもせずに階段を降りていく。
そんなわけで駅方面へ。
駅に着いてから、東中野に風車と高田馬場とどちらに行きたいかをきくと、
高田馬場ではなく風車がいい、と龍晴。
総武線に乗って、東中野へ。
風車を眺め、途中でおやつ休憩をはさみ、
商店街をぶらぶらとしてから早稲田通りに出て、
バスに乗って帰宅する。
今日も抱っこが多い龍晴である。
お昼寝後、ポーコアポーコさんへ行こうと思っていたのだが
臨時休業というメールがきたので、
急遽、いえでランチ。
ポーコアポーコさんでつくってもらって冷凍しておいたサンドウィッチをいただく。
龍晴はいちど口に入れたごはんを
うええと出すことが多い。
味が口に合わなかった。
固さが合わなかった。
量が多すぎた。
ほかに食べたいものを思いついた。
食べたくない(おなかいっぱいで、というよりも、ほかの理由で)のに口に入れて無理に飲み込もうとした。
喋ったり遊びたくなった。
というのがその主な理由で、
口に合わないとか、量が多い、などは私の責任だが、
最近はこれが理由のことは殆どなくなり、
代わってあと3つが理由で
おええとやることが増えている。
私はこのおええ、をされると、とてもかなしい気持ちになる。
寛大にこらえるべきなのかもしれないが
あまりに頻回だと、
ちゃんと食べなさい、と言いたくもなり
実際に言ってしまうこともある。
昨日のよるごはんで、
そんなに食べたくないならもう食べなくていいよと
食事を途中でさげたら、
泣きながら食べたいといい、彼なりのごめんなさいという気持ちが伝わってきたのだが、
昨日の今日でまたひどい。
もちろん2歳そこそこの子どもに
昨日の今日で反省してない、なんて付きつけたって酷なのはわかるのだが
なんだかちょっと、精神的に疲れてしまっている私。
今日のランチはそれでひと悶着。
その苛々が残っていて、
ランチ後にもまたひと悶着。
それなら今日は、母さんがひとりでさんぽに行くからいいよ、と言い置いて
別の部屋で用事をはじめたら、
置いて行かれたと思った龍晴は号泣。
あああ。
私も私でなにをやっているんだか。
仲直りをしてから平和の森公園へ。
年少さんのトモくんが参加しているサッカーチームの練習を見に行く。
龍晴は電話ボックスで遊んだり
木が密集した小高い丘のようなところをのぼりおりしたり
プレイジムで遊んだり
石垣のうえを平均台のようにして歩いたり
おおいに遊ぶ。
龍晴と私が「さよならの鐘」と呼んでいる、
区の放送を流す鐘を見つけた龍晴は
かね!かね!とおおきな声でなんども言っていた。
いくつかのお店に立ち寄ってから帰宅する。
晩ごはん、龍晴は一度もおええとしなかった。
えらかったね、と褒めると
ぎゅうとしがみついてくる。
4/24(水)
昨晩、帰ってきた夫が突然、
ゴールデンウィークにどこか出かけようか、と言いだした。
いいねえ。いこういこう。
とうれしくなっていったものの
きっと日帰りだろうし
行けるところは限られちゃうよなあ、
それでもどこかに行こうと思ってくれるのはうれしいなあ、
と思ったのだが。
旅行にいこう、というふうに
夫は思っていたことが行き先候補を話しているときに判明した。
旅行!
うわあ。
うわあ。
うれしい。
私は旅が大好きだ。
旅。
でも妊娠してからこちら、
どこにも旅に出ていない。
京都にある夫の実家、長野にある私の実家。
そこにはそれぞれなんども行っているのだけれども
それは旅とは呼ばない。
旅。
うれしい。
たとえ近場の一泊旅行だろうと
このわくわくとする高揚感たるや!
近場の旅といえば温泉だよね。
海の幸だよね。
海だよね。
と私は思うのだが。
夫は
山と川にこだわりが強い。
だいたい夫に相談するといつだって
海よりは山という。
まあここは譲歩して
山、そして川があるところだっていいじゃない。
というわけで早速あれやこれやと考えている。
おそらく箱根あたりに落ち着いちゃうんだろうけど
それでもいいや。
(箱根が嫌いなわけでもなんでもないです、念のため。
近場でなんども行っているから)
うれしくてわくわくとして
なかなか寝付けない。
朝。
目覚めた龍晴に、
りゅう、父さんがお休みに旅行に連れて行ってくれるって。
と早速話をする。
行く!という龍晴。
よかったね、龍晴。
りゅうの初旅行。
ここのところの龍晴の日課は
起きてきた夫と一緒にさかなとえびにごはんをあげることだ。
えびー!えびー!と連呼しながら
夫とごはんをあげる龍晴は
本当にかわいらしい。
実際は「え」がうまくいえなくて、
びー!びー!になっているところも。
朝のさんぽは雨が降ってきたため
ホームセンターへ。
さかなの砂と、大きくなりすぎたガジュマルの植え替え用の鉢を購入。
しかしガジュマル、どこまで大きくなるのだろうか・・・
お昼寝後は諸々家事。
水曜日は宅配で野菜が届く日なので、
龍晴の野菜をまとめてつくりおきをするのである。
龍晴は毎回1時間半近く、
ずうっとひとりで遊んでいる。
終わってから、福祉センターへ。
行く?ときくと、
とてもうれしそうに行く!という龍晴。
とけいがあるところだよね?と笑う。
そう、小人がぜんまいをまわす、仕掛け時計があるところ。
福祉センターの庭には龍晴が好きな鐘があり、
そのことをずうっと忘れていたのだが
庭にもうすぐ着くというころに
龍晴が妙にしがみついてくるのでなんだろうと思ったら
鐘があるよ、と教えてくれているのだった。
子どもの記憶力ってすごい。
1時間ほど遊んでから帰宅する。
いちにち、雨は降ったりやんだり。
最近、読んだ本。
西加奈子「通天閣」
百田尚樹「輝く夜」
宮本輝「三千枚の金貨」
益田ミリ「銀座缶詰」
益田ミリ「OLはえらい」
益田ミリ「わたし恋をしている。」
益田ミリ「お母さんという女」
益田ミリ「今日も怒ってしまいました」
小川糸「つるかめ助産院」
小川糸「さようなら、私」
重松清「とんび」
角田光代「福袋」
角田光代「さがしもの」
角田光代「薄闇シルエット」
上野千鶴子「おひとりさまの老後」
森絵都「ラン」
森絵都「君と一緒に生きよう」
森絵都、荒井良二「あいうえおちゃん」
4/25(木)
チャンピオンズリーグは番狂わせがつづく。
本当はゲームが見たいのだけれども
ヨーロッパ時間だと、日本での放映は午前2時や3時から。
龍晴の授乳で起きたりはする時間なのだけれども
2時間近く、起きるのはつらい。
夫はがんばって起きて見ているので
結果をいつも聞く。
バルサもレアルも負け。
それぞれのリーグ戦を見ているぶんには
スペイン勢はすごいなあ、というふうに見えてしまうのだけれども
(でも私はドイツびいきである)
いざ対戦してみると、
ドイツ強し。
ドイツのサッカーが変わってきたことは、前回のワールドカップを見ていてわかった。
以前の鋼のイメージから、柔軟さとスピード感が加わったように思う。
代表が強くなっているということは
やはりクラブチームも強くなっているということだ。
どうもこのままではドイツ勢どうしの決勝戦になりそうだ。
朝のさんぽは、
踏切がみたいという龍晴と新井薬師の踏切を見に行く。
途中の電話ボックスで龍晴が遊んでいると
アップルマートの奥さんが通りかかった。
アップルマートさんはいえの比較的近くの酒屋さん兼コンビニエンスストア。
先月、お店を閉めた。
以前、龍晴のバナナを買いに行ったら、
うちでは置いていないのよ、でもこれあげるわ、と奥さんが自宅用のものをくださったことがあり、
それ以来、通りかかるたびに龍晴によくしてくれる。
龍晴もご主人と奥さんを見ると手を振ったり笑ったりしている。
お店、閉められたんですね?、
と奥さんにいうと、
そうなのよ、私たちももうとしだし、子どもは跡を継がないし、とおっしゃる。
先代から80年間、守ってきたお店だけれども、
もうだめなのよ、と。
新井薬師の商店街は、
ここ数年でたくさんのお店がなくなった。
いずれも年配のご夫婦だけで切り盛りしていたようなお店だ。
私の実家のお店も、今年、店じまいをする。
いま両親は、顧客をほかの会社に引き継ぐ、その顔合わせやらあいさつまわりやらで
忙殺しているらしい。
両親が閉める店は、先代から60年。
私が高校のときにいちど失くした店でもあり、それから父が再興した。
そのときの5億円の負債を、父はひとりで返したのだ。
いろいろなことがあった。
ちょうど少しして親元を離れる時期と重なっていたとはいえ
そのいろいろなことの一部は私も担い、見てきたものだ。
だから。
ちいさな店がなくなるのは
淋しいと思う。
父と母のことを想ってそう思う。
昼寝後は、サントリーホールへ。
今日は0歳から行けるオペラコンサートである。
オペラ、といっても幕物ではなく、
もう飛ぶまいぞこの蝶々、などの著名な曲を
歌手がうたう、という催し。
コンサートだよ?音楽会だよ?
と龍晴にいうととても楽しみにしていたのに
やはりいざはじまると、泣いてしまう。
閉じられた空間が苦手なんだろうなあと思う。
それでもなんとかなだめているうちに、
大丈夫かも!とスイッチが切り替わったらしく、
最後には笑って拍手をするまでになっていた。
楽しかったね?また来る?ときくと、
また来る!という龍晴。
それならよかった。
暫くアークヒルズの庭園で遊び、
カフェでお茶をしてから帰宅する。
中野から離れた場所で、
龍晴とお茶している私、なんて。
きらきらとしすぎてめまいがしそうだ。
とてもたのしかったしうれしかった。
龍晴は南北線の、ドアが二重になる(ホームのドアと電車のドア)が
とても珍しいらしく、
じいっと見ていた。
4/26(金)
ここのところ龍晴は
以前にも増してどうぶつが好きだ。
かわいい。
と思っている気持ちがひしひしと伝わってくる。
そとを歩いてねこやいぬを見つけるたびに
かわいいかわいいといい、
いぬはいいこいいこをしていい?とたずね、
(していいよ、とご主人にいわれると、とてもうれしそうにいいこいいこをする)
いちにちに何度もえびやさかなを眺め(そのたびにびー!びー!と繰り返す)、
いぬやらねこやらぞうやらきりんやらが出てくる本を引っ張り出しては
なんども読んでといい、自分でも読み、
アイアイやいぬのおまわりさんやぞうさんやぶんぶんぶんのうたをなんども繰り返して聞く。
昨日などはちいさなぬいぐるみをふとんに並べて、
一緒に寝るのだといっていた。
どうぶつを好きになってくれたのはうれしいことだ。
朝のさんぽは私の用事につきあってもらうことと(銀行とスーパーマーケット)、
龍晴の行きたいところへいくこと(猫の目の時計を見ること)。
お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
にちようびから6日までお休みされるので、
そのあいだのサンドウィッチとスープをあらかじめつくっておいてもらっている。
それを引き取りがてら、いつものランチ。
平和の森公園でたくさん遊び、
(電話ボックスで遊んだり、雑木林の丘で探検をしたり、
坂道をくるまで走り降りたり、池に石を投げたり、平均台のようなもののうえを歩いたり、
プレイジムで遊んだりをする)
踏切を見て、買物をしてからバスで帰宅する。
たくさん遊んだいちにち。
4/27(土)
世の中的に連休初日である。
夫は仕事日のため、今日はスイムの振替を入れている。
そのため朝のさんぽは短めに。
龍晴任せにコースをとり、
あちこち走りまわる。
すっかりとあたたかい、気持ちがよい天気。
そらが青いね、というと
あお!とこたえて空を見上げる龍晴。
ふっくらとしたまあるい頬っぺた。
1時間ちょっとお昼寝をして、
スイムへ。
今日はおおきなお兄ちゃんお姉ちゃんが多くて、
なかなか刺激的でおもしろい。
龍晴はもうすぐ5歳というシンくんにかわいがってもらう。
いつもの空き地でお昼ごはんにしてから
電車のチケットを引き取りに行き、
マルイで龍晴の夏用のサンダルを買い、
渋谷のギャラリーへ。
両親の退職祝いの品を探しに行く。
JMギャラリーという、松濤にある素敵なお店で、
友だちのたんじょうびや自分たちようにちょっといい器が欲しい時などは
ここで買い求めているのだが、
龍晴を出産してからはいちどもお邪魔していないため、お店の名前を失念している。
そのため今日がお休みなのかを確認できない状態で
とにもかくにも行ってみる。
幸運にもお店はやっていて、
変わらず素敵なご主人がいろいろと相談にのってくださった。
渋めのおおきな花器でも買おうかなと思っていたのだが
なんとなくイメージしていた天目のようなものは
花器にはあまりないそうで、
ではどうしようかととても迷う。
九谷の茶器セットがあり、当初のイメージとまったく違うのだが
こういうものももしかしたら良いかも知れないなあと思ったり。
ご主人が工房に天目の花器がないかを問合せてくださることになり、
お礼を言ってお店を辞す。
夫と高田馬場で待ち合わせ。
龍晴は馬場!馬場!と笑いながらいう。
おむつのポイントがたまってもらった
レゴの緑のバケツが届く。
龍晴は親子の象を両手に持ってとてもうれしそうだ。
スイムで疲れたのだろう。
今日はいつも以上にあっという間に眠る。
4/28(日)
あたたかい、気持ちのいい空が続く。
花粉の症状もだいぶ和らいできたように思う。
夫もだいぶよくなってきた。よかった。
受難の季節もそろそろ終わり。
朝のさんぽは、夫と龍晴とで先に出かけてもらう。
本屋さんで待ち合わせ。
龍晴は私がやってきたのがわかると
おおきなくりのきのしたでのうたがあるよ!と
にこにこと笑いながら教えにきてくれた。
早めに帰宅。
今日は美容室へ行く日。
出産後の2年間で、私は美容室へ4回しか行っていない。
しかもいえから歩いて行ける距離のところ。
本当は産前から通っていたところへ行きたいのだが
その往復を考えると躊躇してしまう。
それでも最近、夫とふたりでいられる時間が長くなってきたので
今回は思い切って、以前行っていた美容室を予約した。
(といっても高円寺なので隣町なんですけどね)
カットとカラーリングでおそらく2時間半ほどかかるので
いろいろと夫に託し、ちょうど大道芸まつりをやっていることもあり高円寺で待ち合わせをする。
髪を切ってから近くまで来ていた夫と龍晴と合流。
母さんがきたで、と龍晴にいっている夫の姿が見える。
龍晴は私に気がつくとぱあっと顔を明るくして
全力で走ってくる。
その姿のかわいらしいこと。
いつも思う。何度でも思う。
ぎゅうっと龍晴を抱きしめる。
りゅう、なにをしていたの?
楽しかった?
そうたずねると、これを買ったよ、と
夫に買ってもらったらしい風車を見せてくれる。
ふうふう一緒にしよう?というと
一生懸命ふうふうと風を送る。
そのすこしだけふっくらとした横顔。
動物の専門学校の1階にあるおおきないぬのぬいぐるみに
抱きついたり(私にもいぬに抱きついて、とリクエストした)、
コンビニエンスストアで牛乳を買ったりしたあとに
帰宅する。
龍晴は私と会えたことがとてもうれしかったらしく
おたけびをあげながら
スキップのようなジャンプをしつつ
駅まで走る走る走る。
かわいい龍晴。
にわかに旅づいている私。
友だちたちに、旅にいこう!子連れでよければ!とメールをすると
いいねえ、行こう行こうという返信がくる。
うれしい。
明日は連休前半最終日。
4/29(月)
本来は(?)、今日分の日記は来週のぶんに入れるのだけれども
今日までが連休前半、なので区切りをここで付けることにする。
今日は連休前半のイベント、と称して
昭和記念公園へ遊びに行く日。
前半と後半にそれぞれちょっとだけ遠くへ行こう、という、イベント。
立川にある昭和記念公園はそんなに遠くないのだけれども
それでもいつもの週末の行動範囲に比べたらだいぶ遠出、である。
朝のさんぽは夫と龍晴とひとあし先に出てもらう。
四季の森公園で待ち合わせ。
遠くのほうで龍晴のおたけびがするなあと思っていたら
やはり龍晴がきゃあきゃあいいながら遊んでいた。
遠くから暫く龍晴を眺める。
ちいさなからだで高いところによじのぼったり
おおきなものを押したりする、そのなんともいえないかわいらしさ。
近づいていき、りゅう!というと
全力で走り、抱きついてくる。
本当にかわいらしくて、なんども同じことをしたくなってしまう。
さんぽは早めに切り上げて、
お昼寝。
起きてからお弁当を持って、
昭和記念公園へ。
ちょうど特別快速に乗れたので、なんと20分で立川に着いてしまった。
しかし昭和記念公園の途方もない広さよ。
ああびっくりした。
この公園は、ずうっと以前、
まだ中野に引っ越してくる前に
1時間半くらいかけて夫とプールに来たことがある。
それ以来だ。
まずは公園の手前の広場・・・といってもそこだけで
平和の森公園の芝生広場の2つ分くらいありそうな・・・
でお弁当を食べる。
それから公園のなかを走る、汽車型のバスに乗り、
こどものための広場のようなところへ移動。
目的地は龍晴の好きなトランポリンである。
が、その前のさまざまなものに龍晴はおおよろこびで
あちこち遊びまわり、
なんとかトランポリンに誘導。
龍晴の喜ぶこと喜ぶこと。
いつも浮かれて走り回り
浮かれキャラ、と私にいわれている龍晴であるが
今日のはしゃぎっぷりはそれはそれはすごかった。
最初は幼児向けのトランポリンで遊んでいたが、
飽き足らなくなると小学生向きの山のようなトランポリンに走っていき、
そこでずうっと飛んだり走ったり転がったりしている。
げらげらと笑いながら遊ぶ龍晴。
そこにいるだれよりもちいさいのに
駆けずりまわって遊んでいる。
1時間弱、トランポリンで遊び倒し、
すこし早いかなと思ったのだが
きりがよいのでそこでまた巡回バスに乗り、
出口付近まで行く。
のだが、付近、であって出口、ではなく、
そこから出口まではさらに30分以上歩いたのであった。
昭和記念公園、恐るべし広さ。
高いところによじのぼって歩いたり
橋の欄干のようなところを平均台のようにして歩いたり
池や噴水を眺めたり
龍晴はずうっとうれしそうに走りまわり
見ている私も、とてもしあわせな気持ちになる。
夫もそう思っているのが伝わってくる。
夫と私と龍晴と。
あたたかく気持ちがよい晴れの日。
しあわせな連休の日。
今日からまた一週間。
週末はあっという間に過ぎる。
平日ももちろんあっという間だ。
あっという間。
今日はスイム。
朝のさんぽは短めに、
駅方面へ。
龍晴は今日は殆ど歩きたがらないで抱っこをせがむ。
こういう日は疲れているとか眠いとき。
いつものスイムの日以上に早めに帰宅し
早めにお昼寝の準備をすると
案の定、いつもよりも早く眠りについた。
ここ数日、元気ではあるが
睡眠への入り方からは疲れているようにも見える。
スイムはやはり張り切って
くるくるとまわったり自分で泳いだりしている。
ぷかぷかすいすいと泳ぐのは
とても気持ちが良さそうだ。
龍晴がひとりでずうっと浮いていられるようになったと
顔に水がかかったり、あるいはぱちゃんと水に落ちたりしても平気になったので
私もときどき泳いだりできて気持ちがいい。
スイム後は、いつもの電車が見える空き地でお昼ごはん。
終わるころに、中野仲間が通りかかり
暫く話をする。
マルイに寄って、龍晴の靴を買ってから帰宅する。
今回は黄色のスポーツシューズ。
夕方のさんぽはブロードウエイ方面へ。
ブロードウエイのほうに行ってね?と声をかけると、
ブロードウエイ、となんども言っていた。
(ぶるううぅぅえ、と聞こえましたが)
4/23(火)
朝のさんぽのとき、いつも龍晴に、今日はどこへいく?なにをしにいく?と聞くのだが、
今日は高田馬場へ行きたいという。
電車に乗るなら、くるまには乗れないけど、
いい?と、
きっとくるまに乗りたくて宗旨替えをするだろうと思ってたずねると、
くるまには見向きもせずに階段を降りていく。
そんなわけで駅方面へ。
駅に着いてから、東中野に風車と高田馬場とどちらに行きたいかをきくと、
高田馬場ではなく風車がいい、と龍晴。
総武線に乗って、東中野へ。
風車を眺め、途中でおやつ休憩をはさみ、
商店街をぶらぶらとしてから早稲田通りに出て、
バスに乗って帰宅する。
今日も抱っこが多い龍晴である。
お昼寝後、ポーコアポーコさんへ行こうと思っていたのだが
臨時休業というメールがきたので、
急遽、いえでランチ。
ポーコアポーコさんでつくってもらって冷凍しておいたサンドウィッチをいただく。
龍晴はいちど口に入れたごはんを
うええと出すことが多い。
味が口に合わなかった。
固さが合わなかった。
量が多すぎた。
ほかに食べたいものを思いついた。
食べたくない(おなかいっぱいで、というよりも、ほかの理由で)のに口に入れて無理に飲み込もうとした。
喋ったり遊びたくなった。
というのがその主な理由で、
口に合わないとか、量が多い、などは私の責任だが、
最近はこれが理由のことは殆どなくなり、
代わってあと3つが理由で
おええとやることが増えている。
私はこのおええ、をされると、とてもかなしい気持ちになる。
寛大にこらえるべきなのかもしれないが
あまりに頻回だと、
ちゃんと食べなさい、と言いたくもなり
実際に言ってしまうこともある。
昨日のよるごはんで、
そんなに食べたくないならもう食べなくていいよと
食事を途中でさげたら、
泣きながら食べたいといい、彼なりのごめんなさいという気持ちが伝わってきたのだが、
昨日の今日でまたひどい。
もちろん2歳そこそこの子どもに
昨日の今日で反省してない、なんて付きつけたって酷なのはわかるのだが
なんだかちょっと、精神的に疲れてしまっている私。
今日のランチはそれでひと悶着。
その苛々が残っていて、
ランチ後にもまたひと悶着。
それなら今日は、母さんがひとりでさんぽに行くからいいよ、と言い置いて
別の部屋で用事をはじめたら、
置いて行かれたと思った龍晴は号泣。
あああ。
私も私でなにをやっているんだか。
仲直りをしてから平和の森公園へ。
年少さんのトモくんが参加しているサッカーチームの練習を見に行く。
龍晴は電話ボックスで遊んだり
木が密集した小高い丘のようなところをのぼりおりしたり
プレイジムで遊んだり
石垣のうえを平均台のようにして歩いたり
おおいに遊ぶ。
龍晴と私が「さよならの鐘」と呼んでいる、
区の放送を流す鐘を見つけた龍晴は
かね!かね!とおおきな声でなんども言っていた。
いくつかのお店に立ち寄ってから帰宅する。
晩ごはん、龍晴は一度もおええとしなかった。
えらかったね、と褒めると
ぎゅうとしがみついてくる。
4/24(水)
昨晩、帰ってきた夫が突然、
ゴールデンウィークにどこか出かけようか、と言いだした。
いいねえ。いこういこう。
とうれしくなっていったものの
きっと日帰りだろうし
行けるところは限られちゃうよなあ、
それでもどこかに行こうと思ってくれるのはうれしいなあ、
と思ったのだが。
旅行にいこう、というふうに
夫は思っていたことが行き先候補を話しているときに判明した。
旅行!
うわあ。
うわあ。
うれしい。
私は旅が大好きだ。
旅。
でも妊娠してからこちら、
どこにも旅に出ていない。
京都にある夫の実家、長野にある私の実家。
そこにはそれぞれなんども行っているのだけれども
それは旅とは呼ばない。
旅。
うれしい。
たとえ近場の一泊旅行だろうと
このわくわくとする高揚感たるや!
近場の旅といえば温泉だよね。
海の幸だよね。
海だよね。
と私は思うのだが。
夫は
山と川にこだわりが強い。
だいたい夫に相談するといつだって
海よりは山という。
まあここは譲歩して
山、そして川があるところだっていいじゃない。
というわけで早速あれやこれやと考えている。
おそらく箱根あたりに落ち着いちゃうんだろうけど
それでもいいや。
(箱根が嫌いなわけでもなんでもないです、念のため。
近場でなんども行っているから)
うれしくてわくわくとして
なかなか寝付けない。
朝。
目覚めた龍晴に、
りゅう、父さんがお休みに旅行に連れて行ってくれるって。
と早速話をする。
行く!という龍晴。
よかったね、龍晴。
りゅうの初旅行。
ここのところの龍晴の日課は
起きてきた夫と一緒にさかなとえびにごはんをあげることだ。
えびー!えびー!と連呼しながら
夫とごはんをあげる龍晴は
本当にかわいらしい。
実際は「え」がうまくいえなくて、
びー!びー!になっているところも。
朝のさんぽは雨が降ってきたため
ホームセンターへ。
さかなの砂と、大きくなりすぎたガジュマルの植え替え用の鉢を購入。
しかしガジュマル、どこまで大きくなるのだろうか・・・
お昼寝後は諸々家事。
水曜日は宅配で野菜が届く日なので、
龍晴の野菜をまとめてつくりおきをするのである。
龍晴は毎回1時間半近く、
ずうっとひとりで遊んでいる。
終わってから、福祉センターへ。
行く?ときくと、
とてもうれしそうに行く!という龍晴。
とけいがあるところだよね?と笑う。
そう、小人がぜんまいをまわす、仕掛け時計があるところ。
福祉センターの庭には龍晴が好きな鐘があり、
そのことをずうっと忘れていたのだが
庭にもうすぐ着くというころに
龍晴が妙にしがみついてくるのでなんだろうと思ったら
鐘があるよ、と教えてくれているのだった。
子どもの記憶力ってすごい。
1時間ほど遊んでから帰宅する。
いちにち、雨は降ったりやんだり。
最近、読んだ本。
西加奈子「通天閣」
百田尚樹「輝く夜」
宮本輝「三千枚の金貨」
益田ミリ「銀座缶詰」
益田ミリ「OLはえらい」
益田ミリ「わたし恋をしている。」
益田ミリ「お母さんという女」
益田ミリ「今日も怒ってしまいました」
小川糸「つるかめ助産院」
小川糸「さようなら、私」
重松清「とんび」
角田光代「福袋」
角田光代「さがしもの」
角田光代「薄闇シルエット」
上野千鶴子「おひとりさまの老後」
森絵都「ラン」
森絵都「君と一緒に生きよう」
森絵都、荒井良二「あいうえおちゃん」
4/25(木)
チャンピオンズリーグは番狂わせがつづく。
本当はゲームが見たいのだけれども
ヨーロッパ時間だと、日本での放映は午前2時や3時から。
龍晴の授乳で起きたりはする時間なのだけれども
2時間近く、起きるのはつらい。
夫はがんばって起きて見ているので
結果をいつも聞く。
バルサもレアルも負け。
それぞれのリーグ戦を見ているぶんには
スペイン勢はすごいなあ、というふうに見えてしまうのだけれども
(でも私はドイツびいきである)
いざ対戦してみると、
ドイツ強し。
ドイツのサッカーが変わってきたことは、前回のワールドカップを見ていてわかった。
以前の鋼のイメージから、柔軟さとスピード感が加わったように思う。
代表が強くなっているということは
やはりクラブチームも強くなっているということだ。
どうもこのままではドイツ勢どうしの決勝戦になりそうだ。
朝のさんぽは、
踏切がみたいという龍晴と新井薬師の踏切を見に行く。
途中の電話ボックスで龍晴が遊んでいると
アップルマートの奥さんが通りかかった。
アップルマートさんはいえの比較的近くの酒屋さん兼コンビニエンスストア。
先月、お店を閉めた。
以前、龍晴のバナナを買いに行ったら、
うちでは置いていないのよ、でもこれあげるわ、と奥さんが自宅用のものをくださったことがあり、
それ以来、通りかかるたびに龍晴によくしてくれる。
龍晴もご主人と奥さんを見ると手を振ったり笑ったりしている。
お店、閉められたんですね?、
と奥さんにいうと、
そうなのよ、私たちももうとしだし、子どもは跡を継がないし、とおっしゃる。
先代から80年間、守ってきたお店だけれども、
もうだめなのよ、と。
新井薬師の商店街は、
ここ数年でたくさんのお店がなくなった。
いずれも年配のご夫婦だけで切り盛りしていたようなお店だ。
私の実家のお店も、今年、店じまいをする。
いま両親は、顧客をほかの会社に引き継ぐ、その顔合わせやらあいさつまわりやらで
忙殺しているらしい。
両親が閉める店は、先代から60年。
私が高校のときにいちど失くした店でもあり、それから父が再興した。
そのときの5億円の負債を、父はひとりで返したのだ。
いろいろなことがあった。
ちょうど少しして親元を離れる時期と重なっていたとはいえ
そのいろいろなことの一部は私も担い、見てきたものだ。
だから。
ちいさな店がなくなるのは
淋しいと思う。
父と母のことを想ってそう思う。
昼寝後は、サントリーホールへ。
今日は0歳から行けるオペラコンサートである。
オペラ、といっても幕物ではなく、
もう飛ぶまいぞこの蝶々、などの著名な曲を
歌手がうたう、という催し。
コンサートだよ?音楽会だよ?
と龍晴にいうととても楽しみにしていたのに
やはりいざはじまると、泣いてしまう。
閉じられた空間が苦手なんだろうなあと思う。
それでもなんとかなだめているうちに、
大丈夫かも!とスイッチが切り替わったらしく、
最後には笑って拍手をするまでになっていた。
楽しかったね?また来る?ときくと、
また来る!という龍晴。
それならよかった。
暫くアークヒルズの庭園で遊び、
カフェでお茶をしてから帰宅する。
中野から離れた場所で、
龍晴とお茶している私、なんて。
きらきらとしすぎてめまいがしそうだ。
とてもたのしかったしうれしかった。
龍晴は南北線の、ドアが二重になる(ホームのドアと電車のドア)が
とても珍しいらしく、
じいっと見ていた。
4/26(金)
ここのところ龍晴は
以前にも増してどうぶつが好きだ。
かわいい。
と思っている気持ちがひしひしと伝わってくる。
そとを歩いてねこやいぬを見つけるたびに
かわいいかわいいといい、
いぬはいいこいいこをしていい?とたずね、
(していいよ、とご主人にいわれると、とてもうれしそうにいいこいいこをする)
いちにちに何度もえびやさかなを眺め(そのたびにびー!びー!と繰り返す)、
いぬやらねこやらぞうやらきりんやらが出てくる本を引っ張り出しては
なんども読んでといい、自分でも読み、
アイアイやいぬのおまわりさんやぞうさんやぶんぶんぶんのうたをなんども繰り返して聞く。
昨日などはちいさなぬいぐるみをふとんに並べて、
一緒に寝るのだといっていた。
どうぶつを好きになってくれたのはうれしいことだ。
朝のさんぽは私の用事につきあってもらうことと(銀行とスーパーマーケット)、
龍晴の行きたいところへいくこと(猫の目の時計を見ること)。
お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
にちようびから6日までお休みされるので、
そのあいだのサンドウィッチとスープをあらかじめつくっておいてもらっている。
それを引き取りがてら、いつものランチ。
平和の森公園でたくさん遊び、
(電話ボックスで遊んだり、雑木林の丘で探検をしたり、
坂道をくるまで走り降りたり、池に石を投げたり、平均台のようなもののうえを歩いたり、
プレイジムで遊んだりをする)
踏切を見て、買物をしてからバスで帰宅する。
たくさん遊んだいちにち。
4/27(土)
世の中的に連休初日である。
夫は仕事日のため、今日はスイムの振替を入れている。
そのため朝のさんぽは短めに。
龍晴任せにコースをとり、
あちこち走りまわる。
すっかりとあたたかい、気持ちがよい天気。
そらが青いね、というと
あお!とこたえて空を見上げる龍晴。
ふっくらとしたまあるい頬っぺた。
1時間ちょっとお昼寝をして、
スイムへ。
今日はおおきなお兄ちゃんお姉ちゃんが多くて、
なかなか刺激的でおもしろい。
龍晴はもうすぐ5歳というシンくんにかわいがってもらう。
いつもの空き地でお昼ごはんにしてから
電車のチケットを引き取りに行き、
マルイで龍晴の夏用のサンダルを買い、
渋谷のギャラリーへ。
両親の退職祝いの品を探しに行く。
JMギャラリーという、松濤にある素敵なお店で、
友だちのたんじょうびや自分たちようにちょっといい器が欲しい時などは
ここで買い求めているのだが、
龍晴を出産してからはいちどもお邪魔していないため、お店の名前を失念している。
そのため今日がお休みなのかを確認できない状態で
とにもかくにも行ってみる。
幸運にもお店はやっていて、
変わらず素敵なご主人がいろいろと相談にのってくださった。
渋めのおおきな花器でも買おうかなと思っていたのだが
なんとなくイメージしていた天目のようなものは
花器にはあまりないそうで、
ではどうしようかととても迷う。
九谷の茶器セットがあり、当初のイメージとまったく違うのだが
こういうものももしかしたら良いかも知れないなあと思ったり。
ご主人が工房に天目の花器がないかを問合せてくださることになり、
お礼を言ってお店を辞す。
夫と高田馬場で待ち合わせ。
龍晴は馬場!馬場!と笑いながらいう。
おむつのポイントがたまってもらった
レゴの緑のバケツが届く。
龍晴は親子の象を両手に持ってとてもうれしそうだ。
スイムで疲れたのだろう。
今日はいつも以上にあっという間に眠る。
4/28(日)
あたたかい、気持ちのいい空が続く。
花粉の症状もだいぶ和らいできたように思う。
夫もだいぶよくなってきた。よかった。
受難の季節もそろそろ終わり。
朝のさんぽは、夫と龍晴とで先に出かけてもらう。
本屋さんで待ち合わせ。
龍晴は私がやってきたのがわかると
おおきなくりのきのしたでのうたがあるよ!と
にこにこと笑いながら教えにきてくれた。
早めに帰宅。
今日は美容室へ行く日。
出産後の2年間で、私は美容室へ4回しか行っていない。
しかもいえから歩いて行ける距離のところ。
本当は産前から通っていたところへ行きたいのだが
その往復を考えると躊躇してしまう。
それでも最近、夫とふたりでいられる時間が長くなってきたので
今回は思い切って、以前行っていた美容室を予約した。
(といっても高円寺なので隣町なんですけどね)
カットとカラーリングでおそらく2時間半ほどかかるので
いろいろと夫に託し、ちょうど大道芸まつりをやっていることもあり高円寺で待ち合わせをする。
髪を切ってから近くまで来ていた夫と龍晴と合流。
母さんがきたで、と龍晴にいっている夫の姿が見える。
龍晴は私に気がつくとぱあっと顔を明るくして
全力で走ってくる。
その姿のかわいらしいこと。
いつも思う。何度でも思う。
ぎゅうっと龍晴を抱きしめる。
りゅう、なにをしていたの?
楽しかった?
そうたずねると、これを買ったよ、と
夫に買ってもらったらしい風車を見せてくれる。
ふうふう一緒にしよう?というと
一生懸命ふうふうと風を送る。
そのすこしだけふっくらとした横顔。
動物の専門学校の1階にあるおおきないぬのぬいぐるみに
抱きついたり(私にもいぬに抱きついて、とリクエストした)、
コンビニエンスストアで牛乳を買ったりしたあとに
帰宅する。
龍晴は私と会えたことがとてもうれしかったらしく
おたけびをあげながら
スキップのようなジャンプをしつつ
駅まで走る走る走る。
かわいい龍晴。
にわかに旅づいている私。
友だちたちに、旅にいこう!子連れでよければ!とメールをすると
いいねえ、行こう行こうという返信がくる。
うれしい。
明日は連休前半最終日。
4/29(月)
本来は(?)、今日分の日記は来週のぶんに入れるのだけれども
今日までが連休前半、なので区切りをここで付けることにする。
今日は連休前半のイベント、と称して
昭和記念公園へ遊びに行く日。
前半と後半にそれぞれちょっとだけ遠くへ行こう、という、イベント。
立川にある昭和記念公園はそんなに遠くないのだけれども
それでもいつもの週末の行動範囲に比べたらだいぶ遠出、である。
朝のさんぽは夫と龍晴とひとあし先に出てもらう。
四季の森公園で待ち合わせ。
遠くのほうで龍晴のおたけびがするなあと思っていたら
やはり龍晴がきゃあきゃあいいながら遊んでいた。
遠くから暫く龍晴を眺める。
ちいさなからだで高いところによじのぼったり
おおきなものを押したりする、そのなんともいえないかわいらしさ。
近づいていき、りゅう!というと
全力で走り、抱きついてくる。
本当にかわいらしくて、なんども同じことをしたくなってしまう。
さんぽは早めに切り上げて、
お昼寝。
起きてからお弁当を持って、
昭和記念公園へ。
ちょうど特別快速に乗れたので、なんと20分で立川に着いてしまった。
しかし昭和記念公園の途方もない広さよ。
ああびっくりした。
この公園は、ずうっと以前、
まだ中野に引っ越してくる前に
1時間半くらいかけて夫とプールに来たことがある。
それ以来だ。
まずは公園の手前の広場・・・といってもそこだけで
平和の森公園の芝生広場の2つ分くらいありそうな・・・
でお弁当を食べる。
それから公園のなかを走る、汽車型のバスに乗り、
こどものための広場のようなところへ移動。
目的地は龍晴の好きなトランポリンである。
が、その前のさまざまなものに龍晴はおおよろこびで
あちこち遊びまわり、
なんとかトランポリンに誘導。
龍晴の喜ぶこと喜ぶこと。
いつも浮かれて走り回り
浮かれキャラ、と私にいわれている龍晴であるが
今日のはしゃぎっぷりはそれはそれはすごかった。
最初は幼児向けのトランポリンで遊んでいたが、
飽き足らなくなると小学生向きの山のようなトランポリンに走っていき、
そこでずうっと飛んだり走ったり転がったりしている。
げらげらと笑いながら遊ぶ龍晴。
そこにいるだれよりもちいさいのに
駆けずりまわって遊んでいる。
1時間弱、トランポリンで遊び倒し、
すこし早いかなと思ったのだが
きりがよいのでそこでまた巡回バスに乗り、
出口付近まで行く。
のだが、付近、であって出口、ではなく、
そこから出口まではさらに30分以上歩いたのであった。
昭和記念公園、恐るべし広さ。
高いところによじのぼって歩いたり
橋の欄干のようなところを平均台のようにして歩いたり
池や噴水を眺めたり
龍晴はずうっとうれしそうに走りまわり
見ている私も、とてもしあわせな気持ちになる。
夫もそう思っているのが伝わってくる。
夫と私と龍晴と。
あたたかく気持ちがよい晴れの日。
しあわせな連休の日。