4/8(月)
一気に春もほんばんになったように思う。
ジャケットがなくても寒くない。
うれしい。
午前中はスイムなので
朝のさんぽは短め。
駅方面へ行き、エスカレーターを登ったり降りたりし
商店街を走ったりしてから帰宅する。
お昼寝は1時間ちょうど。
今日は自分からは起きなかったので
そうっと抱っこして連れて行こうかな?と
くつしたをはかせはじめたら目が覚めた。
いるかさんだよね?と
私と目が合うという龍晴。
そう、いるかさん。行ける?
と聞くと、
いける、とこたえる。
まだねぼけまなこ。
でも今日のスイムはいつも以上に張り切って楽しそうだった。
もう私が抱っこしているのは嫌がり、
自分でずうっと浮いたりくるくるとまわったり泳いだりしている。
(もちろんアームをつけていますが)
滑り台を滑り、今日の遊具であるうんていのようなものにぶらさがり、
元気に遊んでいる。
スイム後におなかが空いたというので
いえまで帰らずに、近くの電車が見える空き地でごはんをあげていると
友だち2組が通りかかった。
遠くの公園まで遊びに行ってきたという。
暫く話をする。
それからホームセンターに寄り、
時計を眺めてから帰宅。
龍晴は歯ブラシを買う。
龍晴は歯ブラシが大好きだ。
しょっちゅう歯磨きをしたい!といっては
くちにくわえているので
そのまま歩いたりジャンプしたりしないでね?と念を押すこともしょっちゅうだ。
いちど帰宅してから
龍晴の春~夏ものの服を買いに行く。
かわいらしいTシャツを何枚かと、帽子を2つ選ぶ。
子どもが産まれてから
自分の服はほとんどまったく買っていない。
ときどき欲しいなあとは思うのだけれども
どうしても子どもが優先になるし
デパートなどに龍晴のものを見に行くときに
女性の服の階なども通るわけなのだが
なんだか気後れしてしまうのだ。
そんな話を友だちにしたら、
わかる~~~!!!ということになった。
きらきらとまぶしくて
もうああいう世界には戻れない気がする・・・
というところまで一緒。
すこしだけ、あるいはめいっぱいおしゃれして
仕事をしたり友だちとおいしいものを食べにいったり
恋人や夫と出かけたりすること。
ときどきぶらりとデパートやセレクトショップで服を買うこと。
衝動買いをすること。
バーゲンセールに行くこと。
(もっとも私は結構バーゲンセールが苦手で、
行くとしても最終日に近い空いている日にちょっとだけ見に行くくらいだった)
以前はふつうだったことなのに
いまは美容室に行くことすらままならない。
それが良いとか悪いとかいうことではないのだけれども
違うなあ、とシンプルに思う。
でもときどき、
とてもおしゃれできれいで髪の毛なんかも染めていたりする
お母さんを見ると、
いいなあと思う。
いいなあ。私もあんなふうにしたいな。
でもまだ授乳しているから
髪は染められないしな、なんていうふうに
即座に思い返したりもするのだけれども。
スイムの日はいつもより早く眠りにつく龍晴。
今日もすこやかに眠っている。
4/9(火)
そらまめの会。
二人目が産まれたばかりだったり
新たに保育園に行く子が増えたりして
そらまめの会にいつも行けるひとが
やはりだんだんと減ってきている。
淋しいけれどもそういうものだ。
午前中のさんぽは
そらまめの会の会場までくるまに乗る。
(途中、駅あたりでうろうろと遊んでから)
会場でプラレールなどで遊んだり、
本を読んだり、
私は友だちと話をしたりして過ごす。
帰宅してからお昼寝。
起きてからポーコアポーコさんへ。
ダイちゃんはもう葉山に帰ってしまっていて
今日は帰る直前まで貸し切り状態。
私がお茶を飲んでいるあいだは
ご主人が龍晴と遊んでくれたりして
のんびりと過ごす。
新井薬師の公園で三輪車に乗ったり
滑り台やブランコや砂場で遊ぶ。
それから踏切を見たいというので
踏切を見に行き、
さらに哲学堂公園へ行きたいというリクエストにこたえ、
哲学堂まで公園の梯子。
龍晴はほとんどの道程を歩くかコンビカーで行く。
おとなの足でふつうに歩いて30分ほど。
なかなかの運動量である。
帰りはバス。
スーパーマーケットで仲良しのお兄さんに遊んでもらい
満足そうにしている。
たくさん遊んだいちにち。
夜、眠る前に読みたい本を読むことにしているのだが
今日、龍晴が選んだのは「でんぐり」という本。
どうぶつたちがでんぐり返しをする、という内容なのだが、
龍晴に、これがでんぐり返しだよ?と実演してみせると
ものすごくツボだったらしくおおウケしていた。
それにしてもでんぐり返しなんて30年ぶりくらいではないだろうか・・・。
4/10(水)
昨晩、この日記を書き終えたくらいから
突然体調が悪くなった。
吐くまでは至らないが、そこそこ強い吐き気。
腹痛はない。
ほかの症状はまったくない。
もしかしたら晩ごはんがよくなかったのだろうか。
とにかく早く治したくて
だめで元々、と、梅肉エキスを飲んだ。
すると15分ほどで吐き気がなくなる。
梅肉エキス、恐るべし。
前回の胃腸炎も梅肉エキスですぐに治ったし。
そんなわけで今朝には快調であった。
良かった。
なにしろ子どもがいるとおちおち具合も悪くなっていられないのだ。
朝、目をあけるや否や
子どもはにこにこ顔で私のうえにどーんと乗り、
ぎゅうぎゅうと抱きついてきたり、
本を読んでほしいとか、リビングに一緒に行ってほしいとかをくりかえす。
龍晴のお気に入りの本に、
ねこの子どもが2匹出てくる写真があって、
そのキャプチャーに
猫1「遊ぼうよ~」
猫2「眠いよ眠いよ」
というのがあるのだが、
龍晴に、これりゅうと母さんみたいだね、
りゅうは毎朝母さんが寝ていると遊ぼうよ~ってうえに乗っかってくるものね?というと
龍晴も照れたようにそうだね、と笑っていたくらいである。
やれやれ。
朝のさんぽは城山公園へ。
今日は4組の友だちと待ち合わせる。
本当はコンビカーに乗って行きたい龍晴だが、
取り合いになりそうなので今日は歩いて行こうね、と出かける。
その時点で我慢1。
友だちが持っていた新幹線のおもちゃを気に入り、
借りたはいいのだがなかなか離さない。
帰るときにはソウちゃんにかえそうね、というと
いや、と首を振る。
何度もそのやりとりを繰り返し、
いざ本当に帰るというときに、
ソウちゃんのお母さんに自分から「はい」といって返したので
りゅう、えらいね!すごいね!!とほめると、
頑張って返したんだからそれ以上言わないで!!!!早くボクたちは帰るようにしてっ!!!!!というようにふるまって、なるほどと思う。
目に涙をたくさんためながらの我慢2。
今日の龍晴は偉かったな。
帰り道に何度か、偉かったね、とほめると、
思い出してしまうみたいで却ってかなしそうにする。
子どもだって複雑だ。
そういえば龍晴は聞き分けのいいほうで
帰ろうとかどこどこに行こうとか
なにをしようとかやめようとかいうことを
わりと素直に聞く。
でも友だちの子のなかに「帰れない子」がいて、
たとえば一緒に私のいえや、カフェで遊んだりしていて、
さてそろそろ帰ろうか、という段になると
急にあちこちに目がいきはじめ、いきいきと遊び、
なかなか帰ろうとしなくなる。
今日も一緒にいたのだが、9時半にいえを出て、帰宅できたのは14時半といっていた。
一緒にいた龍晴が昼寝をして昼ごはんを食べ終わり、午後のさんぽに出る時間である。
本当にいろいろなタイプの子どもがいる。
さて龍晴。
午後はいえですこしのんびりとしてから
午前中がまんしたコンビカーで出かける。
どこでもりゅうの行きたいところの行こう?というと、
きゃあきゃあいいながらくるまを走らせ、
ひといきに紅葉山公園まで行く。
(おとなの足で15分ほどの場所。道中に急な上り坂もある)
おおきなSLを見て、滑り台と砂場でたくさん遊ぶ。
砂のやまに枯れ枝や葉や桜の花びらをたくさん刺したりしている。
なかなかアーティスティックなものだ。
ひとしきり遊んでから
ほとんど通ったことのない道をまた走り、
踏切が見たいというのでバスに乗って新井薬師の駅へ。
踏切を眺めてからまたバスで引き返す。
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。
4/11(木)
花冷え。
ということばはまだこの季節に使って良かっただろうか。
寒いいちにち。
朝晩は特に冷える。
夫は出かけるときに毎日、一年中、
私に今日は寒いと思うか、上着は必要かどうかを確認する。
あるいは暑いと思うか、傘は必要かどうか。
そんなこと、自分で考えたらいいじゃない。
決めたらいいじゃない。
調べたらいいじゃない。
と思ったこともあるのだが
夫のその癖、というか習慣は
夫のかわいげのひとつであるような気もする。
だから毎日、私は夫にこたえる。
今日は寒いみたいよ。
さすがにもうダウンジャケットはいらないんじゃないかな。
にわか雨が降るらしいよ。
今日の夫は薄手のダウンジャケット(4月になってまだダウン、というのもどうかと思うのだが夫は気に入っていて手放さない)を羽織って出かけていった。
確かに寒い日ではある。
朝のさんぽはクリーニング屋さん経由で。
寒いとはいえ、真冬の厚手のダウンジャケットやセーターはもう着ないだろうし着たくない。
それらをまとめて持っていく。
気さくなご家族がやっておられるお店で、
腕もいいので気に入っている。
龍晴にも手伝ってもらって終了。
さんぽの続きで保育園のそばの公園へ。
砂場でひとしきり遊び、
猫の目の時計の店とスーパーマーケットに寄り、
おおきな時計を見てから帰宅する。
お昼寝は今日もちょうど1時間。
朝6時前に目覚めたわりには短い昼寝だ。
午後は電車に乗りたいという龍晴のリクエストで
出かける。
どこに行こうか迷った末、
四谷三丁目の消防博物館へ。
何の下調べもせず、いきなり行ってみたのだが
消防車がたくさん展示してあり、
また実物のヘリコプターに乗ることができるコーナーがあったりと
龍晴は満足した様子。
今日はとても空いていて、ヘリコプターの操縦席で長いこと遊べたのも良かった。
楽しかった様子で、
帰宅してからもヘリコプターのイラストを見ては
これに乗ったね!と言っていた。
わが家にはかなりたくさん絵本があるのだが
ありすぎて読んでいない絵本もある。
そこであまり読んでいない絵本を集めてから
床に並べてみると、
はじめて読む本を読んで、と持ってきた。
その本がとてもおもしろくて、龍晴は10回くらい読んで?を繰り返していた。
よしよし、いい感じ。
4/12(金)
今日はどこにさんぽに行く?
と毎日、出かける前に龍晴に聞いているのだが
「ヘリコプターに乗りたい!」と今日はいう。
よほど昨日の体験がおもしろかったのだろう。
しかし今日は中野で用事を済ませたかったため、
また今度にしようね、と龍晴にこたえる。
午前中のさんぽは病院に行きがてら。
ポリオ不活化ワクチンの3回目を接種。
明日、注射を打ちに行きたいんだけど。
ちょっと痛いけど、龍晴のからだにとって必要なことだから。
と、昨日、言ったときには
絶対に行きたくない!と半泣きになっていた龍晴。
でも今朝、今日は病院に行ってもしもししてもらおうね?というと
ラジャー!とくるまを走らせる。
病院に着いたら泣くかな?と思いきや
壁にかけてあるミッフィーの動く時計が気になって気になって
そばに見に行きたい!とアピール。
診察室に呼ばれても泣くことも嫌がることもなく
今度は診察室の動く時計を指しては
振り子だね?と確認する。
注射が刺さった瞬間はさすがに泣いたけれども
終わるとすかさず泣きやみ、
時計を指してはまた
振り子だね?と再確認している。
先生には今日はなるべく激しい運動はしないで、といわれたものの
病院を出るや雄たけびをあげながらくるまを走らせる。
それでも長い距離はやめて、
マルイの公園で池を眺めたりし、
そこからあとは抱っこで帰宅。
お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
Kちゃんとタイちゃん親子が来たので
一緒に遊ぶ。
龍晴はたくさん我慢をしていたのだが
最後の最後に我慢しきれなくなり
ものに当たっていたため
投げたりするのはやめようね、投げても解決しないよ、というようなことを易しい表現で言ってみる。
そのあとに行った本屋さんでも
何度やっても思い通りにいかないところがあって、
そうしたらその本を投げたため、
投げるのはよくないよね、というと
今度は座っていた椅子を投げようとしたので
さらに投げるのはやめよう、というと号泣する。
そういうお年頃なんだな。
帰宅後、いえでたくさん遊ぶ。
最近の龍晴はいえのなかでおんぶをして歩くのが好きだ。
紐は使わずに、腕だけをまわしておんぷをして、
おみこしみたいにしながら歩いたり、
ふとんのうえなどでするりとおろしたりすると
大喜びをするのがかわいらしい。
明日やってくる長野の母と弟の奥さんにそれぞれメールをする。
4/13(土)
ここのところ早起き続きの龍晴、
今日は5時半に目覚める。
5時半・・・さすがに眠い(私が)。
でも早起きするとそれだけいろいろなことが恙無く進む。
早起きは三文の得なり。
今日はどこへさんぽに行きたい?ときくと
電車に乗りたい、というので
夫を見送りがてら高田馬場まで行き、
駅の構内でパンを買ったりスープストックに寄ったりしながら
また引き返して中野に戻る。
今日もお昼寝は1時間未満。
早起きしたし、もう少し眠るのかと思ったのだが、
やはりすこしおとなのからだに近づいたのだろうか。
お昼過ぎに長野の母と弟の奥さんが中野に到着。
龍晴はくるまに乗って駅まで迎えいに行く。
いつもならそこから遊びに行きたがる龍晴だが、
おうちまでご案内してね、というと、
ラジャー!とくるまにまたがり、
Mさん(弟の奥さん)はおなかに赤ちゃんがいて早く歩けないから、
ゆっくり運転してね、というと
それはそれはゆっくりと進んでくれる。
いえで暫くお喋り。
予定日は7月の中旬。
里帰りをするので、来月には沖縄に行くという。
暫く沖縄にいるそうなので
次に会えるのは、赤ちゃんと対面できるのは、
まだまだ先になりそうだが
次に会えるのを早くも楽しみにしている。
末弟も11月に子どもが産まれるし、
おめでた続きである。
いっきに3人に孫が増える母は
とても嬉しそうにしていて
あちこちで自慢して歩いている、といって笑っていた。
おそらく父も。
夕方に駅まで見送る。
龍晴はいえでソファから30回くらい連続で飛び降りるのを繰り返し
さすがに疲れたらしく
あっという間に眠りについた。
4/14(日)
昨日の接待疲れが出たらしく
いちにち疲れが抜けないにちようび。
それでもなんとか頑張って
にちようびにしておきたい家事やらをし、
ひとあし先にさんぽに出た龍晴を迎えに行く。
今日は朝から踏切を見たがっていて
やはり新井薬師の踏切に夫と龍晴はいた。
ベンチに座っておやつを食べながら
踏切を眺める。
西武線に乗りたい!という龍晴を宥めつつ
バスに乗り帰宅。
午後はパスタキッチンでランチ。
オーナーはお休みだった。
残念だけれども、オーナーシェフがいなくても
パスタキッチンのパスタはこのあたりのパスタのなかではいっとうおいしいので
まあいいか、といいつつ夫といただいて驚いた。
以前はシェフがいないのが残念ながらわかってしまう味だったのが、
何度いただいてもそうだったのが、
この半年くらいのあいだにお弟子さん(?)はとても上手になっていて
シェフの不在がわからないくらいにまで成長していたのだ。
ほんのちょっぴりの塩加減。
ほんのちょぴりの火の通し具合。
ほんのちょっぴりのゆで加減。
それらひとつひとつのばらつきがなくなり
きちんとすべてが、シェフと同じ味を再現できている。
彼がここまで育ったら、
きっとシェフも安心だろうな、というふうに。
しかしまあ実際のところ、
後塵が育つと独立したり、あるいは引き抜きにあったりするのが常だから
安心できるのはすこしの間だけだろう。
もしくはシェフももっと高みを目指しているだろう。
ただ彼がとても努力したであろうこの期間のことを
私は素晴らしいと思うし
お礼をいいたいと思う。
Sさん、ありがとう。
あなたのお料理、本当においしくなりました。
おいしいものを食べさせてくれて。
しあわせな気持ちにさせてくれて。
どうもありがとう。
これからはシェフがいなくても
安心してお店に立ち寄れます。
夫とおいしいおいしいと言い合いながら
いつもの料理をいただく。
龍晴もおとなしく待っていてくれた。
食事のあとは、
井の頭動物園へ。
モルモットに触れる体験コーナーはちょうど終わってしまっていたのだけれども
網のあいだから山羊に触ったりして
(本当はいけない気もする)
龍晴は楽しそうにしている。
奥のゆうえんちでたくさん乗り物に乗り、
栗鼠を見てから公園で池を眺めてから帰宅する。
とても疲れていて、
抱っこが多かったせいか腕もしびれていたので
夫に抱っこをかわって欲しいのだが
龍晴は私がいる状態でそとで夫に抱っこをされるのが好きではない。
そこで龍晴に、
父さんに肩車してもらう?と提案し、
そうして龍晴は初肩車。
身長180センチの夫の肩車なので、
視界はいままでと全然違うらしく
とても楽しんでいた。
一気に春もほんばんになったように思う。
ジャケットがなくても寒くない。
うれしい。
午前中はスイムなので
朝のさんぽは短め。
駅方面へ行き、エスカレーターを登ったり降りたりし
商店街を走ったりしてから帰宅する。
お昼寝は1時間ちょうど。
今日は自分からは起きなかったので
そうっと抱っこして連れて行こうかな?と
くつしたをはかせはじめたら目が覚めた。
いるかさんだよね?と
私と目が合うという龍晴。
そう、いるかさん。行ける?
と聞くと、
いける、とこたえる。
まだねぼけまなこ。
でも今日のスイムはいつも以上に張り切って楽しそうだった。
もう私が抱っこしているのは嫌がり、
自分でずうっと浮いたりくるくるとまわったり泳いだりしている。
(もちろんアームをつけていますが)
滑り台を滑り、今日の遊具であるうんていのようなものにぶらさがり、
元気に遊んでいる。
スイム後におなかが空いたというので
いえまで帰らずに、近くの電車が見える空き地でごはんをあげていると
友だち2組が通りかかった。
遠くの公園まで遊びに行ってきたという。
暫く話をする。
それからホームセンターに寄り、
時計を眺めてから帰宅。
龍晴は歯ブラシを買う。
龍晴は歯ブラシが大好きだ。
しょっちゅう歯磨きをしたい!といっては
くちにくわえているので
そのまま歩いたりジャンプしたりしないでね?と念を押すこともしょっちゅうだ。
いちど帰宅してから
龍晴の春~夏ものの服を買いに行く。
かわいらしいTシャツを何枚かと、帽子を2つ選ぶ。
子どもが産まれてから
自分の服はほとんどまったく買っていない。
ときどき欲しいなあとは思うのだけれども
どうしても子どもが優先になるし
デパートなどに龍晴のものを見に行くときに
女性の服の階なども通るわけなのだが
なんだか気後れしてしまうのだ。
そんな話を友だちにしたら、
わかる~~~!!!ということになった。
きらきらとまぶしくて
もうああいう世界には戻れない気がする・・・
というところまで一緒。
すこしだけ、あるいはめいっぱいおしゃれして
仕事をしたり友だちとおいしいものを食べにいったり
恋人や夫と出かけたりすること。
ときどきぶらりとデパートやセレクトショップで服を買うこと。
衝動買いをすること。
バーゲンセールに行くこと。
(もっとも私は結構バーゲンセールが苦手で、
行くとしても最終日に近い空いている日にちょっとだけ見に行くくらいだった)
以前はふつうだったことなのに
いまは美容室に行くことすらままならない。
それが良いとか悪いとかいうことではないのだけれども
違うなあ、とシンプルに思う。
でもときどき、
とてもおしゃれできれいで髪の毛なんかも染めていたりする
お母さんを見ると、
いいなあと思う。
いいなあ。私もあんなふうにしたいな。
でもまだ授乳しているから
髪は染められないしな、なんていうふうに
即座に思い返したりもするのだけれども。
スイムの日はいつもより早く眠りにつく龍晴。
今日もすこやかに眠っている。
4/9(火)
そらまめの会。
二人目が産まれたばかりだったり
新たに保育園に行く子が増えたりして
そらまめの会にいつも行けるひとが
やはりだんだんと減ってきている。
淋しいけれどもそういうものだ。
午前中のさんぽは
そらまめの会の会場までくるまに乗る。
(途中、駅あたりでうろうろと遊んでから)
会場でプラレールなどで遊んだり、
本を読んだり、
私は友だちと話をしたりして過ごす。
帰宅してからお昼寝。
起きてからポーコアポーコさんへ。
ダイちゃんはもう葉山に帰ってしまっていて
今日は帰る直前まで貸し切り状態。
私がお茶を飲んでいるあいだは
ご主人が龍晴と遊んでくれたりして
のんびりと過ごす。
新井薬師の公園で三輪車に乗ったり
滑り台やブランコや砂場で遊ぶ。
それから踏切を見たいというので
踏切を見に行き、
さらに哲学堂公園へ行きたいというリクエストにこたえ、
哲学堂まで公園の梯子。
龍晴はほとんどの道程を歩くかコンビカーで行く。
おとなの足でふつうに歩いて30分ほど。
なかなかの運動量である。
帰りはバス。
スーパーマーケットで仲良しのお兄さんに遊んでもらい
満足そうにしている。
たくさん遊んだいちにち。
夜、眠る前に読みたい本を読むことにしているのだが
今日、龍晴が選んだのは「でんぐり」という本。
どうぶつたちがでんぐり返しをする、という内容なのだが、
龍晴に、これがでんぐり返しだよ?と実演してみせると
ものすごくツボだったらしくおおウケしていた。
それにしてもでんぐり返しなんて30年ぶりくらいではないだろうか・・・。
4/10(水)
昨晩、この日記を書き終えたくらいから
突然体調が悪くなった。
吐くまでは至らないが、そこそこ強い吐き気。
腹痛はない。
ほかの症状はまったくない。
もしかしたら晩ごはんがよくなかったのだろうか。
とにかく早く治したくて
だめで元々、と、梅肉エキスを飲んだ。
すると15分ほどで吐き気がなくなる。
梅肉エキス、恐るべし。
前回の胃腸炎も梅肉エキスですぐに治ったし。
そんなわけで今朝には快調であった。
良かった。
なにしろ子どもがいるとおちおち具合も悪くなっていられないのだ。
朝、目をあけるや否や
子どもはにこにこ顔で私のうえにどーんと乗り、
ぎゅうぎゅうと抱きついてきたり、
本を読んでほしいとか、リビングに一緒に行ってほしいとかをくりかえす。
龍晴のお気に入りの本に、
ねこの子どもが2匹出てくる写真があって、
そのキャプチャーに
猫1「遊ぼうよ~」
猫2「眠いよ眠いよ」
というのがあるのだが、
龍晴に、これりゅうと母さんみたいだね、
りゅうは毎朝母さんが寝ていると遊ぼうよ~ってうえに乗っかってくるものね?というと
龍晴も照れたようにそうだね、と笑っていたくらいである。
やれやれ。
朝のさんぽは城山公園へ。
今日は4組の友だちと待ち合わせる。
本当はコンビカーに乗って行きたい龍晴だが、
取り合いになりそうなので今日は歩いて行こうね、と出かける。
その時点で我慢1。
友だちが持っていた新幹線のおもちゃを気に入り、
借りたはいいのだがなかなか離さない。
帰るときにはソウちゃんにかえそうね、というと
いや、と首を振る。
何度もそのやりとりを繰り返し、
いざ本当に帰るというときに、
ソウちゃんのお母さんに自分から「はい」といって返したので
りゅう、えらいね!すごいね!!とほめると、
頑張って返したんだからそれ以上言わないで!!!!早くボクたちは帰るようにしてっ!!!!!というようにふるまって、なるほどと思う。
目に涙をたくさんためながらの我慢2。
今日の龍晴は偉かったな。
帰り道に何度か、偉かったね、とほめると、
思い出してしまうみたいで却ってかなしそうにする。
子どもだって複雑だ。
そういえば龍晴は聞き分けのいいほうで
帰ろうとかどこどこに行こうとか
なにをしようとかやめようとかいうことを
わりと素直に聞く。
でも友だちの子のなかに「帰れない子」がいて、
たとえば一緒に私のいえや、カフェで遊んだりしていて、
さてそろそろ帰ろうか、という段になると
急にあちこちに目がいきはじめ、いきいきと遊び、
なかなか帰ろうとしなくなる。
今日も一緒にいたのだが、9時半にいえを出て、帰宅できたのは14時半といっていた。
一緒にいた龍晴が昼寝をして昼ごはんを食べ終わり、午後のさんぽに出る時間である。
本当にいろいろなタイプの子どもがいる。
さて龍晴。
午後はいえですこしのんびりとしてから
午前中がまんしたコンビカーで出かける。
どこでもりゅうの行きたいところの行こう?というと、
きゃあきゃあいいながらくるまを走らせ、
ひといきに紅葉山公園まで行く。
(おとなの足で15分ほどの場所。道中に急な上り坂もある)
おおきなSLを見て、滑り台と砂場でたくさん遊ぶ。
砂のやまに枯れ枝や葉や桜の花びらをたくさん刺したりしている。
なかなかアーティスティックなものだ。
ひとしきり遊んでから
ほとんど通ったことのない道をまた走り、
踏切が見たいというのでバスに乗って新井薬師の駅へ。
踏切を眺めてからまたバスで引き返す。
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。
4/11(木)
花冷え。
ということばはまだこの季節に使って良かっただろうか。
寒いいちにち。
朝晩は特に冷える。
夫は出かけるときに毎日、一年中、
私に今日は寒いと思うか、上着は必要かどうかを確認する。
あるいは暑いと思うか、傘は必要かどうか。
そんなこと、自分で考えたらいいじゃない。
決めたらいいじゃない。
調べたらいいじゃない。
と思ったこともあるのだが
夫のその癖、というか習慣は
夫のかわいげのひとつであるような気もする。
だから毎日、私は夫にこたえる。
今日は寒いみたいよ。
さすがにもうダウンジャケットはいらないんじゃないかな。
にわか雨が降るらしいよ。
今日の夫は薄手のダウンジャケット(4月になってまだダウン、というのもどうかと思うのだが夫は気に入っていて手放さない)を羽織って出かけていった。
確かに寒い日ではある。
朝のさんぽはクリーニング屋さん経由で。
寒いとはいえ、真冬の厚手のダウンジャケットやセーターはもう着ないだろうし着たくない。
それらをまとめて持っていく。
気さくなご家族がやっておられるお店で、
腕もいいので気に入っている。
龍晴にも手伝ってもらって終了。
さんぽの続きで保育園のそばの公園へ。
砂場でひとしきり遊び、
猫の目の時計の店とスーパーマーケットに寄り、
おおきな時計を見てから帰宅する。
お昼寝は今日もちょうど1時間。
朝6時前に目覚めたわりには短い昼寝だ。
午後は電車に乗りたいという龍晴のリクエストで
出かける。
どこに行こうか迷った末、
四谷三丁目の消防博物館へ。
何の下調べもせず、いきなり行ってみたのだが
消防車がたくさん展示してあり、
また実物のヘリコプターに乗ることができるコーナーがあったりと
龍晴は満足した様子。
今日はとても空いていて、ヘリコプターの操縦席で長いこと遊べたのも良かった。
楽しかった様子で、
帰宅してからもヘリコプターのイラストを見ては
これに乗ったね!と言っていた。
わが家にはかなりたくさん絵本があるのだが
ありすぎて読んでいない絵本もある。
そこであまり読んでいない絵本を集めてから
床に並べてみると、
はじめて読む本を読んで、と持ってきた。
その本がとてもおもしろくて、龍晴は10回くらい読んで?を繰り返していた。
よしよし、いい感じ。
4/12(金)
今日はどこにさんぽに行く?
と毎日、出かける前に龍晴に聞いているのだが
「ヘリコプターに乗りたい!」と今日はいう。
よほど昨日の体験がおもしろかったのだろう。
しかし今日は中野で用事を済ませたかったため、
また今度にしようね、と龍晴にこたえる。
午前中のさんぽは病院に行きがてら。
ポリオ不活化ワクチンの3回目を接種。
明日、注射を打ちに行きたいんだけど。
ちょっと痛いけど、龍晴のからだにとって必要なことだから。
と、昨日、言ったときには
絶対に行きたくない!と半泣きになっていた龍晴。
でも今朝、今日は病院に行ってもしもししてもらおうね?というと
ラジャー!とくるまを走らせる。
病院に着いたら泣くかな?と思いきや
壁にかけてあるミッフィーの動く時計が気になって気になって
そばに見に行きたい!とアピール。
診察室に呼ばれても泣くことも嫌がることもなく
今度は診察室の動く時計を指しては
振り子だね?と確認する。
注射が刺さった瞬間はさすがに泣いたけれども
終わるとすかさず泣きやみ、
時計を指してはまた
振り子だね?と再確認している。
先生には今日はなるべく激しい運動はしないで、といわれたものの
病院を出るや雄たけびをあげながらくるまを走らせる。
それでも長い距離はやめて、
マルイの公園で池を眺めたりし、
そこからあとは抱っこで帰宅。
お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
Kちゃんとタイちゃん親子が来たので
一緒に遊ぶ。
龍晴はたくさん我慢をしていたのだが
最後の最後に我慢しきれなくなり
ものに当たっていたため
投げたりするのはやめようね、投げても解決しないよ、というようなことを易しい表現で言ってみる。
そのあとに行った本屋さんでも
何度やっても思い通りにいかないところがあって、
そうしたらその本を投げたため、
投げるのはよくないよね、というと
今度は座っていた椅子を投げようとしたので
さらに投げるのはやめよう、というと号泣する。
そういうお年頃なんだな。
帰宅後、いえでたくさん遊ぶ。
最近の龍晴はいえのなかでおんぶをして歩くのが好きだ。
紐は使わずに、腕だけをまわしておんぷをして、
おみこしみたいにしながら歩いたり、
ふとんのうえなどでするりとおろしたりすると
大喜びをするのがかわいらしい。
明日やってくる長野の母と弟の奥さんにそれぞれメールをする。
4/13(土)
ここのところ早起き続きの龍晴、
今日は5時半に目覚める。
5時半・・・さすがに眠い(私が)。
でも早起きするとそれだけいろいろなことが恙無く進む。
早起きは三文の得なり。
今日はどこへさんぽに行きたい?ときくと
電車に乗りたい、というので
夫を見送りがてら高田馬場まで行き、
駅の構内でパンを買ったりスープストックに寄ったりしながら
また引き返して中野に戻る。
今日もお昼寝は1時間未満。
早起きしたし、もう少し眠るのかと思ったのだが、
やはりすこしおとなのからだに近づいたのだろうか。
お昼過ぎに長野の母と弟の奥さんが中野に到着。
龍晴はくるまに乗って駅まで迎えいに行く。
いつもならそこから遊びに行きたがる龍晴だが、
おうちまでご案内してね、というと、
ラジャー!とくるまにまたがり、
Mさん(弟の奥さん)はおなかに赤ちゃんがいて早く歩けないから、
ゆっくり運転してね、というと
それはそれはゆっくりと進んでくれる。
いえで暫くお喋り。
予定日は7月の中旬。
里帰りをするので、来月には沖縄に行くという。
暫く沖縄にいるそうなので
次に会えるのは、赤ちゃんと対面できるのは、
まだまだ先になりそうだが
次に会えるのを早くも楽しみにしている。
末弟も11月に子どもが産まれるし、
おめでた続きである。
いっきに3人に孫が増える母は
とても嬉しそうにしていて
あちこちで自慢して歩いている、といって笑っていた。
おそらく父も。
夕方に駅まで見送る。
龍晴はいえでソファから30回くらい連続で飛び降りるのを繰り返し
さすがに疲れたらしく
あっという間に眠りについた。
4/14(日)
昨日の接待疲れが出たらしく
いちにち疲れが抜けないにちようび。
それでもなんとか頑張って
にちようびにしておきたい家事やらをし、
ひとあし先にさんぽに出た龍晴を迎えに行く。
今日は朝から踏切を見たがっていて
やはり新井薬師の踏切に夫と龍晴はいた。
ベンチに座っておやつを食べながら
踏切を眺める。
西武線に乗りたい!という龍晴を宥めつつ
バスに乗り帰宅。
午後はパスタキッチンでランチ。
オーナーはお休みだった。
残念だけれども、オーナーシェフがいなくても
パスタキッチンのパスタはこのあたりのパスタのなかではいっとうおいしいので
まあいいか、といいつつ夫といただいて驚いた。
以前はシェフがいないのが残念ながらわかってしまう味だったのが、
何度いただいてもそうだったのが、
この半年くらいのあいだにお弟子さん(?)はとても上手になっていて
シェフの不在がわからないくらいにまで成長していたのだ。
ほんのちょっぴりの塩加減。
ほんのちょぴりの火の通し具合。
ほんのちょっぴりのゆで加減。
それらひとつひとつのばらつきがなくなり
きちんとすべてが、シェフと同じ味を再現できている。
彼がここまで育ったら、
きっとシェフも安心だろうな、というふうに。
しかしまあ実際のところ、
後塵が育つと独立したり、あるいは引き抜きにあったりするのが常だから
安心できるのはすこしの間だけだろう。
もしくはシェフももっと高みを目指しているだろう。
ただ彼がとても努力したであろうこの期間のことを
私は素晴らしいと思うし
お礼をいいたいと思う。
Sさん、ありがとう。
あなたのお料理、本当においしくなりました。
おいしいものを食べさせてくれて。
しあわせな気持ちにさせてくれて。
どうもありがとう。
これからはシェフがいなくても
安心してお店に立ち寄れます。
夫とおいしいおいしいと言い合いながら
いつもの料理をいただく。
龍晴もおとなしく待っていてくれた。
食事のあとは、
井の頭動物園へ。
モルモットに触れる体験コーナーはちょうど終わってしまっていたのだけれども
網のあいだから山羊に触ったりして
(本当はいけない気もする)
龍晴は楽しそうにしている。
奥のゆうえんちでたくさん乗り物に乗り、
栗鼠を見てから公園で池を眺めてから帰宅する。
とても疲れていて、
抱っこが多かったせいか腕もしびれていたので
夫に抱っこをかわって欲しいのだが
龍晴は私がいる状態でそとで夫に抱っこをされるのが好きではない。
そこで龍晴に、
父さんに肩車してもらう?と提案し、
そうして龍晴は初肩車。
身長180センチの夫の肩車なので、
視界はいままでと全然違うらしく
とても楽しんでいた。