7/8(月)
うーむ、暑い。
どこまで耐えられるか?と思っていたのだが
もはや屈してエアコンライフである。

わが家は全室南向きで
さえぎるものがまったくない。
冬は温室のようにあたたかいが
夏は灼熱地獄なのである。
北側に窓がまったくなく
東側に腰高の窓が1つあるだけなので
風も通らないのだ。

スイムの日なので朝のさんぽは短めに、
と思っていたのだが
ここ数日、コンビカーブームが再来しているため
駅方面までコンビカーで出向く。
龍晴は汗だくである。

帰り道に、先週、区の清掃車のかたが
「忘れなければミニカー、持ってくるね」と言っていてくれたのだが
本当に龍晴にミニカーをくれた。
中野区、と書いてある清掃車のミニカー。
龍晴にミニカーを、という約束を守るがために
今日はシフトを代わってもらったのだそうだ。
ありがとうございます。

龍晴はとても喜んで
コンビカーを降りて、その場でくるまを走らせていた。

帰宅後、40分ほどお昼寝。

スイム、今日も龍晴はとても楽しんでいる。
水深が浅いところは泳ぎやすいらしく
すいすいと気持ちよさそうに。

お弁当を食べてから、マルイで時計を眺めたり
カフェでおひるごはん(私が)。

龍晴、口内炎ができて
痛そうである。

うえの弟夫婦に女の子が産まれた。
おめでとう。
良かったね!!!


7/9(火)
それにしても暑い。
ちりちりと焦げてしまいそうな暑さである。

いつもの龍晴は午前午後と2回さんぽに行くのだが、
夏場は午前1回と、午後はさんぽではなくお出かけ、にすることが多い。
今年もその予定である。

ベビーカーはもうしまってしまっているので
いずれにせよ歩きか、最近復活しているコンビカーかストライダー、
そして抱っこ。
これで1日2回もさんぽをしていたら
さすがに夏ばてしてしまいそうだし。

今朝は近くの病院へ。
区の胃がんハイリスク検査を受けに行く。
病院の待合室にかかっていたミッキーマウスの仕掛け時計を
龍晴はとても気に入って、
帰りたくないととても泣く。
泣くほど気に行ったものを見つけられるのは
よいことに思うけれども
ずうっと待合室にいるわけにもいかない。

なんとかなだめて近くのスーパーマーケットに行き、
ベンチに座っておやつでも食べようか、というときに
龍晴はベンチから落下。
またとても泣く。

転んだりどこかから落ちたりすると
痛さよりもびっくりしたり、恥ずかしくて泣いているところがあるように思う。
今回は痛いしびっくりだしでたくさん泣く。

体力を消耗したようで
昼寝はいちども途中で起きることなく
1時間半ほど眠る。

起きてからランチはポーコアポーコさんへ。
めずらしくほかにお客さまがいなかったので
龍晴はのんびりとたくさん遊ぶ。

バスに乗って帰宅。

今日は雨が降らなかった。


7/10(水)
それにしたって暑い。
毎日書いても仕方ないが、暑いものは暑いのだ。
と、去年も同じことを書いた記憶がよみがえる。

そうして今年の夏もやっぱり暑い。
去年は8月前半にとても涼しい時期が続いたことがあったが
(その時期に、龍晴の汗疹が治った)
今年はどうだろう。

朝のさんぽは今日もコンビカー。
龍晴任せにしていたら新井薬師の商店街の時計屋さんへ行きたいという。
途中までくるまを走らせ、途中から抱っこで行く。

帰宅後、お昼寝。

午後は本屋さんへ。
なんのかのとがんばって歩いていく龍晴。
この暑さのなか、すごいなあ。

途中で水分をとったり、
休憩をしたりするものの
おとなだってぐったりの暑さなのに。

本屋さんで暫く本を読んだりして過ごし、
カフェでお茶休憩をしてから
スーパーマーケットに寄って帰宅。

明日は井の頭動物園へ行こうと言っていたのだが
ものすごく暑そうなので
やはり水族館にしようかな。


7/11(木)
水族館に行こうね、と龍晴に言っていたのだが
トイレの補修工事が入ってしまい行けなくなってしまった。

ごめんね、今日は行けないの、と伝えると
いく、いま!!と龍晴は泣きそうになりながらいう。

そうだよね、行きたかったよね。
まんぼう!と言ったり
くらげの真似をしては
笑っていたのに。

明日は行こうね、と約束をして
今日は商店街をさんぽ。

サンモール商店街のなかほどの時計屋さんで
ずうっと時計を見る。
私まで眺めるのはためらわれたので
龍晴だけ入口のあたりまでいっていいよ、といい、
(入口は自動ドアなのだが、開け放たれている)
私は店舗のそとで龍晴を待つことに。

龍晴はそこに立ち
じいっとなかの時計を眺め続ける。

お店の方々が入れ換わりやってきて
時計、好きなんだね、とか
いくつ?とかきいてくれたり、
私にもどうぞなかに入ってください、ボクにも小さい子がいるからわかります、と優しく声をかけてくださったりした。

お昼寝後、ふたたび時計屋さんへ。
午前中は15分くらいで切り上げなくてはいけなかったので
今度は飽きるまでみていいよ、という気持ちで出かける。

またスタッフの方がみなさんで声をかけてくれたり
目覚まし時計を持ってきてさわらせてくれたり
私にも声をかけてくれたりした。
(サクラとしてなかで時計を見ていってくださいよ、
そとは暑いし)

ずいぶんと長いこと見させていただき
ありがたく思う。

ブロードウエイで休憩をし、
買物をしてから帰宅する。

明日こそ水族館に行こうね、龍晴。


7/12(金)
今朝も暑い。
水族館びより。

まんぼう?
(水族館?)
と龍晴は朝から聞く。
そうよ、朝ごはんを食べて、さんぽをして、お昼寝して、お昼ごはんを食べたら行くんだよ、というと
うれしそうに笑う。

早めに水族館へ出発したかったこともあり
朝のさんぽは控えめに。

近くのスーパーマーケットとコンビニエンスストアにだけ行く。
龍晴はストライダー。
だいぶ乗るのがじょうずになってきて
早い、早い!と笑いながら乗っている。

水族館の準備があるから、
早めに帰ろうね?というと
いつもは、まだ~(帰らない!)というところが
わかった、とばかりに早く走ったりしてかわいらしい。

お昼寝も短かったのだが
起きるなり、まんぼう?とたずねるので
お昼ごはんを食べたらね、まだおなか空いていないでしょう?と
時間も早かったのでこたえると、
もうごはんを食べる、という。

ぱくぱくとごはんを食べたので、
思っていたよりも早く出発できた。

駅まで行くと暑いので
バスで池袋まで。

水族館はとても空いていて
龍晴はあちこち走りまわってとても楽しそうにしている。
まんぼうやくらげやかにやいわしやペンギンをたくさん眺め、
アシカのショーを少し見る。
カフェで休憩をしてから、デパートに寄り、
さらに高田馬場のスーパーマーケットで買物をしてから帰宅する。
龍晴は高田馬場で、とうさーんとものすごくおおきな声でなんども叫んでいた。
夫が聞きつけたら嬉しかろう、というようなおおきな声で。

朝、実家からもらってきたおおきな仕掛け時計を
やっと開ける。
開けるタイミングをはかっていたのだが
昨日の時計屋さんの一件で、
あまりにも時計が好きということが
もともとわかっていたのだけれどもより痛感したので
出し惜しみせずにあげることにしたのだ。

龍晴は本当に本当にうれしかったようで
流れるメロディにあわせて踊ったりうたったり
ソファのうえでずうっと歓声をあげながら飛び跳ねたりし
夫にも、そんなにうれしいんや・・・と言われていた。

昨晩、友だちからメール。
先日入籍をした友だちが、家族だけの式の予定が友だちも呼ぶことにした、ということで
招待をしてくれることになったという。
うれしい。

とても美しい彼女のとても美しいに決まっている花嫁姿。

ああきっと私は泣いてしまうだろう。
だって想像するだけで泣けるもの。

たくさんのことをふたりで話した。
なんども酒を飲んだ。
(私は酒以外)
いくつもの夜。

たのしいこともそうでないこともたくさんして
おたがいにここまでやってきた。

そういうことを知っている、知りあっている、
彼女のこと。

ああうれしいな。
うれしいけれども泣いてしまうだろう。
うれしい涙だからいいよね。

いまからとてもとてもとても。
楽しみなこと。


7/13(土)
龍晴の好きなものはいくつもあるが
もっとも好きなものは時計なのではないかと思う。
特に時刻になると音が出たりくるくるとまわったりするしかけ時計。

今日も夫を見送りがてらの朝のさんぽの途中で
時計屋さんに立ち寄る。
毎日のようにお邪魔するので恐縮してしまうのだが
みなさん優しく龍晴に声をかけてくださったりしてありがたい。

私と年齢が同じくらいだろうか、
男性の店員さんは(おそらくお店の跡取りさんなのではないかと思う)
龍晴を見るや、しかけ時計の手動ボタンを押して
音をだしてくれたり
龍晴がそばに行くと抱き上げて、ボタンを押させてくれたりする。

僕にも小さい子どもがいるからわかるんです、
子どもって好きなものはずうっと見ていますよね、
などと言ってくださってほんとうにありがたい。

これが八百屋さんや雑貨屋さんなら
お店のものをなにか買い求めてお礼もできようものの
そこは時計と宝石のお店である。
夫も私も時計はしないし、
いえには既に必要なぶんの時計はある。
ジュエリーも興味はないし…ううむ。
どうお礼をしたものか。

ひとしきり時計を眺め
満足した様子。
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

午後はポーコアポーコさんへ。
葉山のダイちゃんが来ていて一緒にすこし遊び、
ダイちゃんは美容室へ。
龍晴は夫のオフィスへ行きたいというので
沼袋から西武線に乗る。

夫のオフィスで水まきをしたり
あちこち走りまわったりし
3人で帰宅する。

夕方、夫はフットサルへ。

なかなか雨が降らない。


7/14(日)
世の中は連休だが、
夫は今日も仕事である。
決算と人事査定が重なっていてとても忙しいらしい。

そうかあ。
経理部や人事部があるわけではないものね、
ひとりでぜんぶやるってことなんだものね、
と夫にいうと、
そうや、と笑っていた。
そうなんだよなあ。
会社がちいさいうちってそういうものだ。
大変だ。

仕事はお昼前から行く、ということなので
朝はカフェでごはんを食べる。
龍晴はおべんとう。
近くにあるボーリング場を見学したりして
龍晴はうれしそうである。

お昼寝後は中野チャンプルーフェスタ、という
お祭りを見に行く。
去年はほとんど憶えていないだろうから
龍晴にとっての初エイサー見物。
はた!と龍晴はエイサーのチームの旗を指さしている。
踊り手のひとたちをじいっと眺める。

本屋さんに寄り、ひとしきり本を読み、
喫茶店で休憩をしてから
スーパーマーケットに寄り、
さて帰ろうとしたらものすごい雨が降っている。
しかし晩ごはんの時間が近づいていたので
雨のなか、急いで帰ることにする。

龍晴は雨のなかを歩いてみたい!と主張していたが
なんとかなだめる。
(しかしその気持ち、わかるよ)

雷がなるなかを、ドキドキしながら急ぎ足で行くが
雨が酷いので私はびしょ濡れ。
龍晴はなんとか濡れずに済んだ。
ふうう。

明日は夫も休み。
うれしい。





7/1(月)
7月になった。
7月は好きな時季、というか月、のひとつだ。

3月、5月、7月、が、
昔から私は好きだ。
特に深い理由はない。
というより浅い理由もない。
(3月はたんじょうびがある月だから、ということが
うっすらとした理由かも知れないが)

だから7月はうれしい。

7月になった。

朝のさんぽは短めに
近くのコンビニエンスストアまで行く。

往復する道に、清掃車の戻り待ちをしている作業員の方がいつもふたり座っている。
子どもが好きな方々なのだろう、
龍晴が通るたびにおーいとか、バイバイとか言ってくれて、
もともとひとなつこい龍晴は
その方々がとても好きだ。

今日も道の途中で石や木の葉をひろっては
その方々にあげる、といって持って歩いている。
かわいらしい。

1時間ちょっと眠り、
スイム。

今日もとても張り切って泳ぐ。
くるくるとまわるのが楽しいらしく
おおきなこえで笑いながら
もっともっととひとりで回転している。

観覧席でお昼ごはんを食べ、
マルイへ。

時計コーナーを2度ほど時間をおいて見に行くと
2度目に行ったときに売り場の若い男性の方が
時計が好きなんですか?と話しかけてくださり、
龍晴にぜんまい時計の中身?などを見せたり触らせてくれたり、
掛け時計の音を鳴らしてくれたりする。
ありがたい。
龍晴もとてもうれしそうである。

今日は食器洗いのほかに
にんじん9本と葱6本を洗うことも龍晴にしてもらう。
さいしょはまるのにんじんと葱を洗ってもらい、
料理用に切ってから、余った部分(にんじんのあたまのところなど)を
龍晴にはい、と渡したら、
「おおきいよ~」「ちいさいよ~」などと言いながら
おたまですくったりざるに入れたりを繰り返していた。
なかなかよい勉強?になっている様子。


7/2(火)
朝のさんぽは城山公園へ。
友だちたちと待ち合わせ。

龍晴は今日は久しぶりにストライダーに乗って出かけたいという。
そういってもたいてい最初の5分くらいで乗り捨ててしまうのだが
今日は公園まで20分近く、ずうっとストライダーに乗って(というよりもまだ足がぴったりつかない高さなので、またいで歩いて)行った。
なかなかの体力である。

公園には近くのスポーツジムが経営する幼稚園の子どもたちが3学年ごっそりやってきていてものすごくにぎやかである。
友だちたちはまだ誰も来ていない。

龍晴はたいちゃーん!だいちゃーん!!しゅんくーん!!!
と呼びながら公園に入っていったので
誰も来ていないのがわかりちょっと拍子抜けの様子。
それでも幼稚園の子たちに混じって
滑り台を滑ったり、アスレチックをしたりする。

10時過ぎになり友だちたちが三々五々集まってくる。
暫く遊び、龍晴は不意におうち!と言って
いえに帰りたいとリクエストしたため
帰宅。
疲れたわけではなく、いま手に持っている外用の新幹線のおもちゃを
いえのなかにある踏切で走らせたい、だけなのだが。

お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
今日は最初のうちだけユウちゃんがいたが、
すぐに帰ってしまったので
久しぶりに龍晴だけの貸し切り状態。
のんびりと遊べてとても楽しかったようで
そとに行こう!とまったく言わず、
そろそろ晩ごはんの準備だしいえに帰りたいなあ、と思いはじめたくらいにやっと
こうえん!と言いはじめた。

平和の森公園ですこし遊んでから帰宅する。

ところで今朝、公園で一緒になった幼稚園は、
龍晴が通っているスイミングスクールの入っているジムの経営する幼稚園である。

私はとても保育園が嫌いな子どもだったこともあり
保育園や幼稚園は2年保育でじゅうぶん!!と強く思っていたのだが
しかし私が住んでいるあたりは3年保育が圧倒的に多い。
私が2年でじゅうぶん!!と思っていても、
まわりが1年早く幼稚園なり保育園に進み、
できることが増えていくなかで、
ぽんとひとりだけ2年保育で園に入ったときに
戸惑いやつらい思いをするのではないかと危惧し、
やはり3年保育にしようと思い直している。

となると、あと2年弱でもう入園なのである。
さらにこのあたりはプレ保育といって、実際に入園する1年前からならし保育を名目に親子を囲い込むことが一般的である。
「プレに通わせないと、“落ちて”しまうことがある」って、
そんな大仰なこと、ああ面倒くさい・・・というのが本音。
だって3年なら3年、2年なら2年、で、そのときに入園すればいいじゃない。
なんで1年も前から、週に何度も園に行かなくてはならないのだ。

まわりの友だちたちで、保育園ではない親子たちも
そろそろ入園を考え、早いひとはもうプレのプレ、とやらに通いはじめているし、
幼稚園の情報交換、が最近の話題としてよくのぼる。
のんびりと構えているのは私くらいになってしまった。

たまたまわが家の近くに、
このあたりでは評判がいい(私にとって通わせてもいいな、という意味での評判ですが)幼稚園があり、しかもそこはプレに通わなくても100%入園できる。
ので、そこにしようかな、といまのところゆるやかに考えている。

一方で、その、通っているジムの経営する幼稚園にも
多少なりとも興味はあった。

しかし先日、同じスイムのクラスの、1年年長の子のお母さんが先日その幼稚園の説明会に行ってきた、と教えてくださったのだが。
その幼稚園の教育方針のひとつに「不介入」というのがあるのだそうだ。
おおきな怪我をするようなこと以外は、保育士は子どもたちに介入しない、
喧嘩をしても放っておく、多少擦り傷ができたって、
というようなことらしく、その方針自体は私も8割くらいはいいねいいね、と思うのだが、
残りの2割が違和感だ。
さすがスポーツジムが経営する園だけあって、
毎日スイミングや体操の時間があり、子どもたちは毎日へとへとになって帰ってくるらしい。
それもそれでいいのだが、
つまり運動ができて体力があって腕力があって、そういう子どもが礼讃されて、
たとえば一歩引くタイプの子、おとなしい子、運動は苦手だけどうたがうまい子、お絵かきが好きな子、あるいはなにもまだ得意ではない子、は、常に弱肉強食のたたかいに敗れ、フォローすらない、というのはどうなのだろうか。
そういうことを知るのは、まだ人生の先のほうでよいと私は思う。
そんなことを考えて、その幼稚園はやめよう、と決めた。

ああそれにしたってまだ2年あるのに
もう幼稚園幼稚園。
だなんて。
やれやれ、だなあ。

7/3(水)
朝のさんぽはもみじやま公園へ。
友だちに渡すものがあって待ち合わせる。

シュンくんももみじやま公園に来るよ?と言っておいたら
友だち好きの龍晴は
朝からシュンくんシュンくんと言っていて
しかし実際にシュンくんは、渡し物が終わったら
すぐに近くのスポーツジムの体操教室に行かねばならなかったので
バイバイね、ということになり
龍晴は淋しそうな拍子抜けをしたような顔をしていた。

それでもすこしのあいだだけ、
一緒に遊べてよかった。

SLを眺めたり、砂場や滑り台で遊んだりし
パン屋さんなどに寄ってから帰宅する。

お昼寝後は龍晴と料理。
龍晴には今日は蕪としめじをたくさん洗ってもらう。

15時前にそとに出る。
久しぶりにコンビカーに乗りたい、という。
めずらしい。
ある日、突然乗らなくなって
それ以来殆ど見向きもしなかったのだが。

乗りながら軌道をたしかめたり
早い!早い!!と笑いながら走ったりしていて
かわいらしい。

好きなところにいっていいよ?というと
ほんとうに好きにくるまを走らせ
私もほとんど通ったことがないようなところまで
ふたりで走る。

南口の花屋さんで
七夕の笹を買ってから帰宅。

折り紙で七夕飾りをつくり
龍晴と飾りつける。


7/4(木)
もくようびになると
一週間の折り返しを過ぎた、という感じがしてうれしい。

朝。
目が覚めて、今日はもくようびだ、と思う。
もうすぐ週末だ。うれしい。

朝のさんぽはスーパーマーケットから駅前のサンモール商店街を通ってブロードウエイまで。
龍晴は途中まで歩いていたものの
忘れものをしたらしく、おうち!というので戻ってみると、
ストライダーに乗っていく、という。

最近、ふたたびストライダーブームだ。

ブロードウエイからそとに出ると
ひとあめ降ったような濡れ具合。
ちょうど酷いときに店内にいたのだろう。
よかった。

お昼寝後、どこに行きたい?と龍晴に相談すると、
ごっち行きたい、という。

ごっち、というのは、
最近、龍晴がつくった街の名前だ。

龍晴はここのところものがたりをつくるのが好きだ。

ごっち、は。
「きいろ」の「バス」、しかも「2階建てバス」で「1時間」ほど行ったところにある街で、
「父さん」と一緒に行ったことがある場所。
そこには「すいか」や「パイン」や「トマト」が買えるスーパーマーケットがあって、
この前は「うちわ」を買ってきた。

という具合、である。

これからどこへ行く?というと、
ごっち!と龍晴はいう。

ごっちへはどのバス停から乗るの?とさらにたずねると、
駅前のバス停、というので、
それならいってみようか、と、サンプラザの前のバスターミナルまで行く。

暫く行っていない阿佐ヶ谷にでも行こうかと
阿佐ヶ谷行きのバスに乗る。
阿佐ヶ谷は龍晴も数ヶ月前にいちど行ったところだ。

ごっち、ごっち!とよろこぶ龍晴。
阿佐ヶ谷に着いたところで、
ここで合っている?ときくと、
合っている!という。

というわけで、「ごっち」は架空の町から阿佐ヶ谷に決定。

暫く街を歩いていると、
ふうせん、と龍晴はいう。
前回、阿佐ヶ谷に来たときに、ちょうどお祭りをやっていて
バルーンアートをしている場所を通った。
そのことを思い出して、このあたりでふうせん!と言っている。
(実際にそのあたりがバルーンアート売り場だった)
当然、今日はお祭りではないので、
バルーンアートは売っていない。

探してみようか?とさらにスターロード商店街を歩く。

途中、振り子時計があるカフェに龍晴が吸い寄せられたので
そこで休憩。
結局、1時間ほどお邪魔する。

またバスに乗って帰宅。
龍晴は「ごっち」にとても満足した様子。
よかったね、龍晴。


7/5(金)
おはよう、と今日も龍晴は明るく目が覚める。
明るく。元気に。すこやかに。

おはよう、龍晴。
私は龍晴をぎゅうっと抱きしめる。

ぎゅううう。
龍晴もそういいながら私にくっついてくる。
幸福な朝の時間。

朝のさんぽの途中で
雨がたくさん降ってきたので
あわててレインコートを着せる。
黄色くてフードがついていてかえるのパッチワークが胸元にある。

龍晴はレインコートを着るのが好きだ。

雨のなかを走りだす龍晴。

スーパーマーケットとおにぎり屋さんとコンビニエンスストアに寄って
帰宅する。

お昼寝後は美容室へ。
いつもの美容室へ、龍晴と一緒に行く、初の試み。
個室のキッズルームがあり、DVDも見られる、ということで行ってみる。

龍晴はいつもと違う格好の私を見て、
不安そうにしているが、
途中から慣れてきてアシスタントのお姉さんたちに遊んでもらったりしている。

結局、カットだけでも1時間半かかったが
なんとかなった。
よかった。これからは一緒に行けるね。

高円寺の商店街のいくつかの店に立ち寄る。
うまの乗り物に乗れるインテリアショップがあり、
しかしなにも買わないのにそんなに長い間、ぐるぐると店のなかを
うまにまたがってまわっているのも迷惑かと、
もう帰るよ!と頃合いを見て声をかけるが
とても気に入ったらしく、帰りたくない、とがんばる龍晴。
結局、最後はなんとか帰ることになったのだが
とても楽しかったらしく、泣いてしまった。
今度、また来たときにはたくさん乗ろうね、と約束する。

遅くなったのでタクシーで帰宅。
龍晴はタクシーがうれしくて
にこにこである。

いつもの晩ごはんの時間までにはなんとかいえに着く。

そういえば安藤美姫さんの件。
おめでとうございます、以外の種類の発言をするひとが多くてびっくりする。
責任とかなんとか、それって他人がくちを挟むこと?
安藤さんが、少なくともいまのところ、ひとりで産んで育てる、
さらにいまのところ、スケートを続ける、と決めたのだ。
だって彼女の仕事はスケートを滑ること、なのだ。
子どもを養っていくために、仕事を続けようと思うのは当たり前だろう。

もうずうっと気になっているのだけれども
どうしてこんなに、ひとのことをとやかくいろいろと糾弾することが
当たり前のよのなかになってしまったのかしら。

最近、読んだ本。
伊吹有喜「四十九日のレシピ」
三島有紀子「しあわせのパン」
佐藤多佳子「第二音楽室」
原田マハ「さいはての彼女」
よしもとばなな「ごはんのことばかり100話とちょっと」
加藤恭子「伴侶の死」

明日からの天気は毎日のように晴れ。
気温もぐんとあがり、連日35度くらい。
梅雨が明けるのだろうか。


7/6(土)
いよいよ夏の気配である。
昨日までと全然違う。
暑さも。空気の色も。肌を焼くような太陽の強さも。

りゅう、夏が来たよ?と話す。
龍晴と迎える3度目の夏。

せみ?もり?と龍晴は私の顔を覗き込む。
夏になると平和の森公園でせみがみんみんと鳴くんだよ、と
話していたから。

そうよ、とこたえると
うれしそうに笑う。

朝のさんぽは夫を見送りがてら
高田馬場に行く予定が
龍晴がいえを出たあとにまたストライダーに乗りたくなったらしく
ストライダーを取りに戻る。
かついで電車に乗るほどの体力はないので
夫とは途中でわかれ、
保育園のそばの公園の砂場で遊び、
スーパーマーケットなどに寄ってから帰宅する。

お昼寝は短め。
起きてからポーコアポーコさんへ。
今日も葉山のダイちゃんが来ていて
一緒に遊ぶ。

暫くしてから夫のオフィスへ。
今日は馬場へは行かなくていい、と
ダイちゃんと遊ぶことが楽しい龍晴は言ったのだが
夕方近くにやはり馬場へ行きたいというのは目に見えているので
連れていく。
やはり夫のオフィスで
テラスの植物に水をあげたり、掃除をしたりして
とても楽しんでいた。
夫も嬉しそうだし、連れて行ってよかった。

ところで龍晴と接していて
ああ言わなければよかったな、と思うことば、というのはいくつかある。
そのうちのひとつで、
私が日常的に言ってしまいがちなのは
「わかった?」ということば。
主にしてはいけないことをして、それを諭したり叱ったりするシーンで使用する。
「○○はすると危ないよ、わかった?」
「○○はやめてね、わかった?」
という具合。

私の声のトーン、というか、
お説教がとまらなくてつい説教を重ねてしまったときに
龍晴は「わかった!」とこたえるのだが、
その龍晴の「わかった!」というこたえかたが、
私が子どもの頃、母にしつこく糾弾されたときに
「(うるさいなあ、もう)わかった!」と言っているときtp
そっくりなのである。

龍晴も同じことを思っていそうな気がして仕方ない。

だいたいしつこい、って、嫌なものだものなあ。
いちど言えばわかるのに、
なんども言われるのって、私だって嫌だし嫌だった。

こうして書いておくのは
私の悪いところを忘れないようにするため。


7/7(日)
夏。
夏が来た。

もうほんっとうに、暑い。
梅雨が明けた瞬間に、暑さがまったく違う。

それにしても今年の気象庁は梅雨入りも梅雨明けも
きっぱりとしていた。

朝は四季の森公園のカフェへ
朝ごはんがてらさんぽ。
龍晴はこの公園の噴水がある池が大好きで
ふんすいに行きたい、とよく言っている。
じゃぶじゃぶ池のように衛生管理はされていないが
水深が浅く、子どもたちはよく水遊びをしている。

カフェでのんびり朝ごはんを食べたあと、
夫と龍晴と3人で噴水がある池へ。
父さんと母さんとりゅうと3人で池に入りたい、と前日から龍晴は言っていて、
だからサンダルを履いていってね、と繰り返し龍晴は言っていて、
ことばどおりに私たちの手を引っ張って
みんなで水のなかに入る。

日陰の水は冷たいけれども
日向はとてもあたたかい。

20分にいちどくらいの間隔で
水が噴き上げる。

たくさんの子どもたちが来ていて
龍晴もとても楽しそうだ。
素敵な休日の朝。

帰宅後、お昼寝。

午後は浅草の七夕祭りへ。
夫が新聞かなにかで見つけて、
いってみよう、と龍晴におひるごはんをあげているときに提案してくれた。

はじめてつくばエクスプレスというのに乗って浅草へ。

河童橋本通りがずうっと七夕かざりでうめられていて
とてもにぎやかできれい。

龍晴はふうせんや水ふうせんを買ってもらったり、
スーパーボールすくいのなかに手を入れてかきまぜたりと、
たくさん遊ぶ。
しかしもっとも龍晴が反応したのは
アコーディオンとコントラバスの演奏でうたう
昭和歌謡?のユニットであった。
(青い山脈などをうたうようなひとたち。若いひとのユニットだったけど)

夕方、いえに戻ると
ほどなく土砂降りの雨と雷。

雷の音がするねえ、龍晴。
かみなりさまが龍にこんにちは、って言っているね、といって
声真似!?をすると、
龍晴は笑う。

かあさんはかみなり好きだよ、
だってお空が音楽会をしているんだよ?と龍晴にいうと
龍晴はとうさんは?ときく。
とうさんも好きだよ、きっと、と、夫にたずねさせると
夫も、とうさんもかみなり、大好きやで、と言ってくれた。
(はじめは空気を読まずに「ふつうかな」なんて言っていたけど)

両親が「好き」という雷を
龍晴も「好き」と笑いながらいう。

わが家には「怖い」ものはまだない。
「危ない」ものはあるのだけれども。

でも本当は私は雷も火事も地震も虫も幽霊も
とても怖いのだけれども、
(なかでは雷はまだまし)
ただそれを龍晴が怖い、と思う必要はまだないと思うのだ。
少なくとも、それって怖いよね、と背中を押す必要は。

雷がおさまり急に空が明るくなった。
西日がきれいにさしてくる。

雨、やんだよ?と
ちょうど晩ごはんが終わった龍晴と
そとを見ようか、と窓をあけると
そこにはおおきな虹がかかっていた。

りゅう、虹!見て?
というと、
龍晴も、おっきい!あか、あお、みどり!
とじいっと虹を見る。

夫も一緒に
3人で眺める。

雨があがってやってきた、
龍晴のはじめての虹。







6/24(月)
ふと気がついたのだが。
もうすぐ6月も終わりである。

えええええ。
だって6月が終わりって
今年はもうはんぶん終わりってことですよ。

うそみたい。
うそみたいに早い。

今日はスイムの日なので
朝のさんぽは短めに
近くのコンビニエンスストアまで行き、
引き返してくるコース。

途中、清掃作業の車待ちをしている
作業員の男性ふたりに龍晴は
おはよう~とかいってらっしゃいとか
帰り道はおかえり~とかばいばいとかいわれて
照れたり渡ったりあいさつをしたりしていて
かわいらしかった。

1時間弱昼寝をし、
スイム。
今日はたくさん遊具で遊ぶ。
もちろん大好きなボーリングのピンも借りて。

観覧席でランチ後、
マルイに寄り、
時計を見たり私もランチをしたりする。

それからあちこち立ち寄り、帰宅。

妙に疲れたなあと思い
いえで龍晴とごろごろ転がりながら
今日行った店は?と数え合っていたら
なんと19軒も買物に立ち寄っていた。
疲れるはずである。
荷物だって重いし、しかもジム用品もお弁当も背負っているし。

疲れたのだろう、
龍晴は19時になるやあっという間に眠る。


6/25(火)
朝のさんぽは城山公園へ。
友だち数組と待ち合わせて遊ぶ。

龍晴はいつも城山公園にいちばんのりだ。
誰もいない公園はすがすがしいのだけれども
子どもにしたら淋しいものだと思う。
30分ほどすると少しづつ子どもたちが・・・友だちをはじめ近くの保育園の子たちなどが・・・やってくると、
龍晴の動きも表情もまったく違ってくる。

帰宅後、お昼寝。
1時間ほどで目を覚まし
いえでごはんを食べようと思っていたのだが
思い直してポーコアポーコさんへ。

それから警察病院へ。

少し悪化した汗疹を
朝、夫に見せていたところ、
病院はいかんでええの?だったか、
病院に行こうかな?だったかの会話を聞いた龍晴が
俄然張り切りだし、
びょういん、いく!いま!
と言いだしたのである。
病院はいまはやっていないよ、というと、
あんぱん、びょういん、いく!
とさらに言う。
あんぱん、とは、龍晴のかかりつけの警察病院の診察室に
あんぱんまんの切り抜きの絵が飾ってあることから、
警察病院に行きたい、ということ。
警察病院がいいの?時計がある病院ではなくて?ときくと、
あんぱん、びょういん、いく!といい募る。
うーむ、この程度で警察病院に行くのはかなり気が引けるのだが・・・
と思いつつ、今日は急な雨で小児科も空いているだろうと行ってみる。

案の定、病院はがらがらで
すぐに診察室へ。
かゆみ止めの薬を処方してもらう。

暫く病院を散策し、
七夕の笹にふたりでお願いごとを書いてつるし、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。


6/26(水)
また雨。
本当によく降るなあ。

今日からNHKの「おかあさんといっしょ」を
録画して見てみることにした。
「いないいないばあ」にしようかと思っていたのだが
対象年齢を考えると「おかあさんといっしょ」のほうがよいのかな?と考えて。
改めてEテレの子ども向け番組サイトを見てみると
あれもこれもおもしろそうで親のほうがわくわくとしてしまったりしている。

デザインあ、とか、
私は全然知らなかったけど
これ昔の知人が作っていたのね。
ふうううん。
とかとか。

朝のさんぽの前に、
夫がまだいる時間帯に見はじめると
やはり思ったとおり、
「いないいないばあ」ほどではないが
集中して見ている様子。
ひとりでみっぱなし、にしたくなかったので、
夫がいるあいだは夫と、
私がいるあいだは私と、
一緒に見ることにしている。

ずうっとぎゅっと見ていて
いくつかの場面におおきな声で反応したりし
最後の風船がスタジオに落ちてきて
さようなら~のシーンのあとに
はいお~しまい、と私がテレビを消すと
これまた案の定、うわああんと泣いた。
また明日ね、といったらすぐに泣きやんだのだけれども
泣くほど欲しいものがあるのはよいことのように思う。

さんぽは龍晴のリクエストで
中野通りを暫く歩いてから
城山公園に忘れ物を取りに行き、
ホームセンターに寄る。

まだ雨がそんなに降っていなかったので
公園ですこしだけ遊ぶ。
龍晴は水飲み場で砂場遊びの道具を洗うことに専心。
(ちなみに忘れ物はこの道具である)

お昼寝は久しぶりに長め、
1時間半ほど。

目覚めてから野菜の宅配が届いたので
龍晴に野菜を洗ってもらい、
まとめて料理。

夕方近くに本屋さんと、
スーパーマーケットに行く。

来月の弟の結婚式、
前泊しようかと思って宿も予約していたのだが
どうも日帰りで行けそうなスケジュール。
やはり日帰りにしようかしら。


6/27(木)
やっと晴れた。
久しぶりに広がる青い空に
うれしい気持ちになる。

龍晴は空をさして
いっぱい!と言っている。
空に雲がたくさんあるね、というと
そら!いっぱい!!と笑う。

朝のさんぽは新宿まで。
夫が私の持っていたmacbook airを売りに行ってくれるので
その見送りがてら。

もう暫く仕事をしないし
仮にこれから先、仕事をすることがあったとしても
pcを多用するような仕事はしたくないし
さらにいえばインターネットに深くかかわる仕事はしたくないと思っている。
そういう諸々のちいさな決意が、
このマシンを売る、ということでもある。
とにかくよく働いたマシンだった。
会社を辞め、独立してから買ったマイマシン。
カフェで仕事をすることが多かったし
出張もよくあったから
あのぺらぺらさは重宝したし
そこはかとなくかわいらしくもあった。
でももう、ああいうふうに仕事はしたくない。
私にとってのひとつのフェーズ。

小田急の地下ですこしだけ買物をし、
帰宅する。

お昼寝後、井の頭動物園へ行こうかと思っていたのだが
午前中に龍晴が吐いたこともあり
とはいえ元気なので体調が悪いのか
判断が難しいものの
あまり体力を使うところは避けようと
動物園行きはやめにする。

代わりに早稲田へ。
久しぶりに早稲田の鐘と時計を見に行く?と龍晴にたずねると
いく!いま!とうれしそうにいう。

鐘のなる時間にまだ40分ほどあったので
大隈庭園で暫く遊び、
16時の鐘を聴いてから
バスで高田馬場まで出て、
それから東西線に乗り換えて帰宅する。

夕方、ちょっとだけ苛々することがあったが、
久しぶりだし、なんて思ったりして。


6/28(金)
昨日の天気予報では
いちにち中、晴れマークが出ていたはずなのに
カーテンからこぼれる空は雲がたくさんかかっていて
残念に思う。

今日はさんさんとしたひかりと
青空のなかで目が覚めると思っていたのに。

私は遮光カーテンが苦手だ。
だからわが家には、遮光カーテンはひとつもない。

月がきれいな夜は月明かりを。
朝には朝日を。
いつだって感じて眠ったり、起きたりしたいと思う。

今日も龍晴の「おはよう」に起こされる。

龍晴は毎朝、目が覚めるとおおきなこえで
「おはよう」という。
とてもかわいらしいのだが
朝5時の「おはよう」は少々厳しいものがある。

今朝は6時過ぎだったので
私もすぐに「おはよう」とこたえられた。

おはよう、龍晴。
今日もたのしいいちにちになるといいね。

朝のさんぽは久しぶりに、新井薬師へ。
お寺と公園で遊ぶ。

1時間ほど遊んでから帰宅。

お昼寝後、いくつかのお店で買物をし、
途中のカフェで龍晴と休憩。
龍晴は手に持って歩いていた
踏切のおもちゃと成田エクスプレスのおもちゃで遊ぶ。
(遊びたくてたまらなくて、商店街のまんなかに腰をおろして
がたんごとん、とはじめたためカフェに入ったのだが)

夕方、マンションの修繕工事。
古いのでしょっちゅう修繕が入る。
やれやれ。
やれやれ。


6/29(土)
どようびだ。
夫がどようびを仕事日にしてから
暫く経つ。
どようびに夫がいえにいないことにももう慣れた。
慣れるとそれはそれでこんなもの。

慣れるよ、といっていた友だちのことばは本当だ。

それでもやっぱり夫がいてくれたらなあと思うことはたくさんある。

たとえば龍晴と夫が一緒にいられる時間。
たとえば夫と私がともに食卓を囲める回数。
たとえば夫はそれでもフットサルに毎週出かけること。
(最後だけとても具体的)

朝のさんぽは夫を見送りがてら高田馬場へ。

帰宅後、お昼寝。

ランチはポーコアポーコさんへ。
葉山のダイちゃんと近所のエリカちゃんが来ていた。
ダイちゃんはお母さんと一緒。
お母さんと一緒ではないことが多いので
(お母さんはそういうときは葉山にいて、仕事をしている)
一緒にいるとダイちゃんは私が知っているダイちゃんとは別人のようにふるまう。
にこにこ笑いシニカルなことをいい元気なダイちゃんは
どうやらよそゆきのダイちゃんであるらしく
お母さんがいるとたくさん泣くしたくさんわがままをいうし
たくさんお母さんに甘えている。

お母さんってそういうものなんだろうな。

最近読んだよしもとばななさんのエッセイに、
「母親の権力」について書かれたものがあった。
食事にしろなんにしろ、子どもは母親がすること、提供するものについて
それを当然のものとして受け止めていく。
そんな、母親というものがもつ、絶対的な権力について。

うんうんそうだよなあ、と
とてもどきどきとした。

よきにつけあしきにつけ
私は龍晴に対して絶対的な権力を持っているのだ。
少なくともいまはそうだし、
彼の人生においても。
彼自身が強い意志をもって母親という存在や母親から得た影響を排除しようとしない限り、多かれ少なかれ。
(そうしてもしもそういうことが彼の人生に起こりえたとして、
「意識的に排除」するということはやはりそれだけ絶対的である、ということでもある)
これってとても怖いことだと思う。
怖いことだなあと母親をしながらいつも思っているのだが
ひとのことばとして聞くとますますそう思う。

だからといって過剰に恐れる必要もないと思うのだが
それでもそのことをいつも意識していたいと思う。

沼袋から西武線で高田馬場へ。
夫と待ち合わせ、帰宅。


6/30(日)
雨が降るという予報は
ここのところあてにならない。
同じくらい、晴れるという予報もあてにならない。
梅雨どきは天気予報が難しいのだろうか。
それなら天気予報なんていらないってことでは?と
夫と私はくちをそろえて言った。

朝のさんぽは夫と龍晴とで
四季の森公園へ。
私は遅れて合流。
それから本屋さんとインテリアショップに寄り、
帰宅する。

お昼寝後、午後は新宿のセレクトショップへ
服を買いに行く。
龍晴とふたりだと試着室のカーテンなりドアなりを
必ずや開け閉めされてしまうおそれがあるので
夫も同伴である。

ゆっくり服を買いに行けたらなあと
ときどき思うのだけれども
なかなか暫くは難しいだろうな。
そもそも私に似合う服、というのが
もはやわからなくなってしまった。
というか似合う服なんてあるのだろうか・・・いまの私に・・・。

暫く前から読み始めた
「ばーさんがじーさんに作る食卓」というブログが
おもしろい。
私もいつか元気なばーさんになって
元気なじーさんであるところの夫に
たくさんの料理を作ってあげたいな。いつか。


6/17(月)
朝のさんぽは短めに、
近くの神社へ行く。

お昼寝後、スイム。
1週間あいているため、
龍晴は新鮮だったようで張り切って泳ぐ。
ものすごくはしゃいでいるのがとてもかわいらしい。

ランチはジムの観覧席で食べ、
マルイに寄って
いくつかの鉢植えを龍晴と選び、
スーパーマーケットで買物をしてから帰宅する。


6/18(火)
暑い。
今日を逃すとなかなかふとんを干せなそうなので
薄い雲の多さは気になったものの
朝からふとんを干す。

朝のさんぽは城山公園へ。
友だち4組とゆるやかに待ち合わせ
みんなで遊ぶ。

龍晴はよく遊んでいる友だちのお母さん、Kちゃんの手を引っ張り
Kちゃんと一緒に砂場で遊んだり、滑り台を滑ったり、トランポリンのような遊具で飛び跳ねたりする。
Kちゃんの子ども、タイちゃんの手も、一緒に行こうよとつなごうとしたり。
(タイちゃんはまだ子どもが苦手なようで、実現はしなかったけれども)
成長を感じて嬉しくなる。

城山公園で遊ぶと
アスレチックでからだをたくさん動かすせいだろうか
いつも昼寝が長く深い。

おかげでふとんを取り入れ、
敷くところまでできた。

目覚めてからポーコアポーコさんへ。
葉山のダイちゃんとユウちゃんも途中からやってきて
みんなで遊ぶ。

ダイちゃんとユウちゃんは
葉山に帰る電車に間に合わないとタクシーで去っていったのだが
龍晴も自分もタクシーに乗りたいと3分ほど号泣していた。

話は変わるが
龍晴は自分のことを「りゅう」といえるようになった。
「りゅう」がやるよ、とか
「りゅう」のだよね、というように、
自分の胸を指しながら「りゅう」という。
前は自分の胸を指すだけだったのだけれども。

その「りゅう」がとてもかわいらしくて
いつも私の胸のなかがぽっとあかるくなる。
あかるく、あたたかく。

さて平和の森公園へ。
ざりがに釣りを眺めたり
プレイジムで遊んだりしてから、
近くの店で売られている神輿を眺めたりし、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

途中、たくさん雨。
コンビニエンスストアで傘を買い、
ことなきを得る。

ここのところ龍晴といつも以上によい関係だ。
時折押し寄せていた私の苛立ちもなくなり
龍晴の抱っこ抱っこもかなり減った。

料理をしているときに、
龍晴に洗い物をお願いするようになったことも
よい方向に向かっている要因のように思う。

私が料理をしていると、
自分に気が向いていないことから
抱っこ抱っこと迫ってくることが多かったし、
私は私でやるべきことができないことで
抱っこはあとで、とか、
抱っこはできないよ、とか、
その度ごとに言っていて、
そのことで物理的にも精神的にも苛々がつのってしまっていた。

しかし龍晴が好きな洗い物を
これまでは一緒に、すこしだけしていたのを、
それなら本格的にお願いね、とスポンジを渡し、
たくさんの食器や瓶などを
洗剤をつかわずに洗ってもらうようにした。
なかなか上手に磨いてくれるし、
あるいは水遊びのようにいろいろな容器に水をためては流したり
磨いたものを「はい!」と私に渡してくれたりと
とても楽しんで、張り切ってやっている。
次はこれね、と汚れが出たものを渡したり、
これ洗ってみる?と実際には汚れていなくても
おもしろそうなものを渡したり。

龍晴はかなり長い時間楽しんでいるので
おかげで私も料理もできるようになり
こころにも余裕がうまれたように思う。

結局、子どもと向き合うって
こういうことなんだろうな。
直球だけではなく変化球で。
そのときどきの状況を見て感じて。
なにより一緒に楽しんで。


6/19(水)
午後から雨が降るという。
今年の梅雨は梅雨らしい梅雨だ。
むしむしじめじめ。

龍晴に汗疹ができはじめた。
耳のうしろと背中と首のしたあたり。
さすがにこの気候では・・・というところだが
酷くならないようにケアを開始する。

朝のさんぽは龍晴のリクエストで高田馬場へ。
父さんの会社へは行けないけどいい?
今日はすいようびだから、ほかに働いているひとがいっぱいいるからね、というと、
いい!(大丈夫)というので、出かける。

高田馬場についてひとしきり散策し、
夫の仕事場への道を、行っていい?という顔をしてみるので、
今日はいけないよ?というと、
そうか、という顔をする。

父さんの会社へは、どようびにいけるからね、というと、
げつようびはいるかさんの日だったね?という。
そうよ、よくわかるね、りゅう。

そうして龍晴は、うれしそうに笑う。

ここのところたくさんのことばを話せるようになった龍晴と
会話をするのはますます楽しくなってきた。
話せなかったときもだいたい言っていることはわかっていたので
わかる率、でいうといまと同じか、
あるいはいまのほうが世界が広がっている分、
低くなっているかもしれない。

東西線に乗って帰宅する。

昨晩、1時間くらい目が覚めてしまっていたことと
(授乳を途中でやめたせいである)
今朝は5時に起きていたこともあり、
11時くらいからすんなりと
2時間たっぷり眠る。

午後はのんびり。
また高田馬場に行きたい、というので、
それなら早稲田に行く?ときくと、
おおきな時計を見たい!鐘を見たい!と龍晴は張り切る。

しかし駅までのみちで遊び倒していて
結局、時間がなくなり、
中野の街をあちこちとさんぽしてから帰宅する。

お風呂上がりに「おへそのごま飛ばし」をたくさんして
笑っていた。


6/20(木)
よく雨が降る。

朝のさんぽはホームセンターへ。
サーキュレーターを買いに行ったのだが、
目当ての商品が欠品かつアマゾンで買う方が1500円ほど安い。
(価格コムなどで探せばきっともっと安いのだろうけれども)
むぅ、やはりアマゾンにするか。

龍晴と暫く遊んでから帰宅する。

午後は新宿の高島屋へ。
靴がすこし小さくなってきた気がしており、
採寸をかねて出かける。

午後は靴を買いに行こうか?と龍晴に話すと、
しんじゅく!
がたんごとん!!
くつ!!!
デパート!!!!
と大喜びである。

高島屋に着くや、
まえにいたご婦人が振り返るほどの
奇声を発する。
そうか、そんなに嬉しいのか・・・。
確かにデパートに来るのは久しぶりかもしれない。

ちいさく感じている靴を履いてみてもらったが
まだ大丈夫そう、ということと、
採寸の結果もあわせて、
靴を買うのは延期とし、
龍晴はおもちゃ売り場でひとしきり遊ぶ。

今日はとても空いていて、
ブリオの機関車で遊べるコーナーは
先客が気のいいお兄ちゃんだけだったし、
キッチンセットがあるところも途中から龍晴だけになり、
たっぷり遊べて満足そうである。

さてそろそろ行こうかな、という時間になって、
そうだ、美容室、覗いてみる?と龍晴に聞くと、
いく!という。

暑くなってきて、
汗かきの龍晴は汗疹ができはじめた。
髪も短いにこしたことはないが
私のテクニックでは素敵な髪形にしてあげられない。
できれば美容室に行ってさっぱりさせてあげたいのだが
これまで2度ほど行ったときには大号泣だったので、
そこまでつらいめにさせてまで行きたくないな、とこれまでは思っていたのである。

高島屋のズッソキッズは、
フォルクスワーゲンの黄色いくるまに座ってカットをしてもらえるし、
DVDも見られる。

美容室をのぞくと、
ちょうど1台、フォルクスワーゲンが空いていて、
また埋まっているほうのくるまには機関車トーマスのDVDを見ている子がいて、
龍晴は早速それに乗りたい!という。
折り良く予約も空いているというので、
そのままカットしてもらうことにする。

泣くかなあ?と8割がた思っていたのだが、
ご機嫌にくるまを運転しつつ、
NHKのいないいないばあを見せてもらい、
ものすご~く嬉しそうに
わんわん!
うーたん!!
はっぱ!!!
ふうしゃ!!!!
などと指さしては叫んでいる。
そうだね、わんわんだね、などと隣に立ちながら会いの手をいれ、
時折、かあさんだっこ~というがなんとかなだめすかし、
結局、泣くこともなく綺麗にカットをしてもらえた。
良かった。
それにしても成長しているんだな。

そうして私も久しぶりにいないいないばあを見たが、
やっぱりよくできている番組だ。
龍晴に見せてあげたほうが良いのだろうか。
迷うなあ。

中野に戻り、買物をしてから帰宅する。


6/21(金)
午後から雨が降るという。
本当に今年の梅雨はよく雨が降る。

朝のさんぽは中野駅まで行き、ブロードウエイをまわって自宅へ戻る、なかのさんぽ。
帰りはずうっと抱っこなんだから、行きは歩こうね?と
最近のさんぽでは言うようにしている。
そうすると龍晴は、行きはずうっとよく歩く。
公園に行けない雨の日は
こうして歩くことが運動だ。

今日は途中の休憩を入れて
1時間くらいは歩いたのではないだろうか。
抱っこ~とも言わない健脚である。

帰宅後、お昼寝。
目覚めてごはんを食べ終わったのが
13時すこし過ぎ。
いつもより早い時間である。

それならば、と、
りゅう、今日はゆうえんちに行こうか?というと
龍晴は文字通り目を輝かせて、
いく!!!!!とおおきなこえで答え、
やったー!やったー!!と部屋のなかを走りまわる。
(やったー!って、どこで憶えたんだろう?きっと私が言っていたことばなんだろうけど)

急いで片づけものや準備をし、
中野駅までおおはしゃぎの龍晴と
総武線に乗って水道橋へ。
久しぶりのアソボーノである。

雨のせいもあり館内はとても混んでいる。

龍晴はプラレールコーナーでひとしきり遊んでから、
トランポリンやボールプールや滑り台や
階段のぼりやショッピングカートやそうじきやボードゲームや
館内のいろいろなところを縦横無尽に歩きまわり遊びまわる。

しかしこれまでわりと好きだった、
2歳以下の子どもしか入れないコーナーがあるのだが、
行く前に、今回からは入れないんだよ、
龍晴はもうお兄ちゃんだからね、という話をしていたのだが、
そのせいだろうか、まったくその場所に近寄らなかったのも
不思議といえば不思議だった。

たくさん遊び、1時間半ほどして、
もう少ししたら帰るよ?と声をかけると、
まだー!という龍晴。
いまはまだいいけど、でも、あと30分したら帰ろうね、ともういちど声をかける。

それから暫くし、
そろそろ帰るよ?とまた声をかけると、
まだー!!といって走り去る龍晴。
ではあと10分だけね、というと、
3分ほど遊んでから、
いくー!と私に飛びついてくる。
どこへ行くんだ?と思いつつも、
帰る?ときくと、帰る!という。
おお、なんて偉いんだ。わが息子よ。

総武線に乗って、のんびり帰宅。
ブロードウエイに立ち寄る。

よく遊んだいちにち。

6/22(土)
朝のさんぽは夫を見送りがてら、高田馬場へ。
駅構内のパン屋さんでパンを買う。

龍晴は出がけにしばしば、
持っていきたいものを私のバッグに入れて、という。

たとえばミキサー車。
たとえばドクターイエローが表紙の小判のノート。
たとえばハモニカ。

今日はうさぎのぬいぐるみを入れて?といっていたのだが
準備の途中で違うバッグにしたときに
うさぎのぬいぐるみを忘れてしまっていた。

いえを出てほどないところで、
うさぎは?と龍晴がいうので
バッグを探してみて、忘れたことに気づく。

ごめん、りゅう、いえに忘れてきちゃった。
というと、龍晴は、
取りに帰る、という。
しかし夫が仕事に行く時間のこともあるので、
それならりゅう、高田馬場の駅のパン屋さんで、
うさぎさんにあげるパンを買って帰ろう!?と提案すると、
ナイスアイデア!とばかりににこにこ笑い、
なんどもなんども、うさぎ、パン、うさぎ、パン、と繰り返す。

龍晴はうさぎやひよこやミッキーマウスやちいさないぬや
いえにあるぬいぐるみたちにごはんをあげたり
面倒を見たり話をしたりするのが好きだ。
いつもいつもしているわけではないのだが、
ここ数日、またどうぶつたちにごはんをあげるのが流行り出している。

腹話術のように私がどうぶつの声を出すと
とてもうれしそうにぎゅうっと抱きしめたりするのだが(どうぶつを)
ほんとうにどうぶつが話していると思っているのだろうか。

そうしていったいいつから
ぬいぐるみは話をしない、ということを
認識するのだろうか。
もう昔のことだからすっかりと忘れてしまったのだけれども
私にもきっとそんなころがあったはずだ。

高田馬場駅で夫とわかれ、
龍晴とパン屋さんへ行く。

うさぎさんのパンはどれにする?というと、
私がよく買うパンをこれがいい、と買う。
最近はトングも上手に使えるので
パン屋さんでパンを買うのは龍晴の仕事だ。

中野に戻り、いくつか用事を済ませてから帰宅。

お昼寝は20分だけ。
暑そうだったので姿勢を変えたら起こしてしまったのだ。
ごめんよ、龍晴。

まだ時間が早かったので、
不在者投票へ。
実は選挙を来週だと勘違いしていたのだが
明日だ、ということを選挙権のない夫から、
今朝の高田馬場へ見送っていく電車のなかで聞き、
(夫の元会社同期の男の子が世田谷区から立候補する、という話から。
その子は私も会社員時代は何度か食事に行ったりして、よく知っている子である)
ああびっくりした。
ああ今日気づいて良かった。

龍晴とともに区役所で投票を済ませ
(投票用紙は龍晴が入れた。
龍晴くらいの子どものやることは許されるらしい)
ポーコアポーコさんへ。
歩ける距離なのだが、荷物が重いこともあり、
また前回お邪魔したときに、
葉山のダイちゃんたちがタクシーで去っていったことに号泣していたことから、
タクシーで行く。

りゅう、タクシーに乗ろうか?というと
ことのほかうれしそうな顔で、タクシー、タクシー!という。
このまえ、我慢したからとくべつね、というと、
タクシー!と連呼しながら笑う。

そうっとお店のそばで降りようと思っていたのに
(そんなに遠くないお店にタクシーで乗りつけるってちょっと抵抗があるし)
たまたまほかのお客さまを迎えに出ていたご主人に思いっきり目撃をされた。

暫く遊ぶ。
今日は葉山のダイちゃんがまた来ていたので
一緒に遊ぶ。
龍晴も嬉しそうだ。

高田馬場の夫のオフィスへ。
龍晴とふたりでテラスの木の剪定をしたり
水くれをしたりする。

みんなで帰宅。

夫はフットサルヘ。

今日の月はとても大きい。
龍晴と一緒に見たいが、
毎晩、星と月を見る龍晴が、
今日はさすがに疲れて星と月を見たいといわずに眠ってしまった。
明日は見られるかな。

最近読んだ本。
村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
伊坂幸太郎「魔王」
伊坂幸太郎「モダンタイムス」
伊坂幸太郎「砂漠」
小手鞠るい「野菜畑で見る夢は」
原田マハ「さいはての彼女」

小手鞠さんは、少女のような小説を書く(書ける?)ひとだと
読むたびに思う。


6/23(日)
今日の午後は小金井公園へ行くことにしている。
以前、夫が買ってきてくれた本に載っていた公園で、
そりができるゲレンデがあるらしく、
龍晴を連れて行きたいね、と前々から話していたのだ。

朝はおべんとうづくり。
おじさんのおにぎりと
母さんのおにぎり、
どちらにする?とたずねると、
かあさん!と龍晴はかわいいことを言ってくれるので
(おじさんのおにぎり、とは、
近所の無添加食材だけでつくる
おいしいおむすびやさんのおむすびのことで、
龍晴の好物である)
夫と私のぶんもつくる。

朝のさんぽは短めに、
夫と3人で駅まで行き、スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

お昼寝後、
小金井公園へ。

快速に乗れたのですんなりと
バスも入れて30分くらいで到着。

公園の入り口のそばには客室もついたSLもあり
龍晴は最初から興奮気味である。

SLはあとにして、まずはおべんとうを食べようね、と
持ってきたおべんとうを広げるも
気もそぞろ。

なんとか食べ終わり、
母さんは片付けもあるから
父さんと先にSLを見に行ってきたら?と促すと、
いくー!と夫の手を引いて走っていった。

すこし遅れてSLに到着すると、
龍晴は運転席に乗り込んで
「しゅっぱつしんこーう!」と何度も大声で繰り返しては
さまざまな計器を動かしていた。
かわいいなあ。

暫く遊んでからそりゲレンデへ。
レンタルできると聞いていたのだが
レンタルのそりはほんのすこししかないので
結局、購入。
(なんと1200円もしたそうだ)
龍晴はまずは夫と、それから私とたくさんそりにのる。
ゲレンデにのぼる坂道はとても急なのだが
龍晴はうれしくてなんどもなんどもそりを引いては登っていき
滑り降りてはまたのぼる。

夫とそりを滑り降りてくる龍晴を
おおきなそりを引きながら坂道をのぼる龍晴を
遠くから眺めるのは
とてもしあわせな時間だ。
いとおしさで胸がぎゅっとなる。

おおきくなったなあと思っても
こうして見ると龍晴は
まだまだとてもちいさいのだ。
とてもちいさいのに果敢にのぼり果敢に滑る。
やったった!という、得意なときにいつもする顔をしている。

りゅうせい、と手を振っても
次に行くことに夢中で
私には一瞥しかくれない。
ああそんなところも頼もしくていとおしい。

そりのあとはアスレチックやおおきな滑り台などでもたくさん遊ぶ。

もういっかい!もういっかい!と
滑り台を繰り返す。

さんざん遊んで帰宅。
たのしいいちにち。

また行こうね。

夕方、強い雨が降る。


6/10(月)
長野へ。
10時過ぎの新幹線に乗る予定が、
中央線が大幅に遅延していたため、
予定していた電車の発車時刻の40分ほど前に到着する予定が
発車時刻ほぼちょうどに東京駅に着く。
そのため1本電車を遅らせる。

長野行きの新幹線はとても混んでいた。
自由席だったため(2人分の席を確保したかったから)
安中榛名まで立っているひとがいたくらいである。
乗客の殆どがビジネスユースで、指定席も混んでいた。
景気が回復してきたって本当なんだなあと
こういうところから思う。

長野駅に到着。
実家の母が迎えにきてくれていて
デパートで食事をし、龍晴はおもちゃ売り場で誕生日プレゼントを買ってもらう。
(ほしいといっていた新幹線のおもちゃ)

実家に着くとすぐに龍晴は
わんわん、かいくん(犬の名前が甲斐という。柴犬なのだが甲斐犬に似ているため)、ねこ、みー!(猫の名前がミー)と言っては、
犬や猫を追いかけまわし、
半年以上ぶりの実家でもすぐに慣れていた。

庭の木や花にホースで水まきをさせてもらい、
それがものすごく楽しかったようである。


6/11(火)
長野2日目。
龍晴は朝5時起き。
7時前に両親と一緒にいぬのさんぽ。

朝ごはんのあとは
また植物にホースで水をまいたり、
隣家の祖母宅の池の鯉にごはんをあげたり、
仏壇に手をあわせて木魚を叩いたりと
活躍している。

午後は茶臼山動物園へ。
体験広場的なところで、たくさんの山羊すべてに餌をやり
楽しそうにしている。
モノレールにも2度ほど乗り、満足。

6/12(水)
長野3日目。
今日もいい天気だ。
龍晴が出向く、ここぞという場所やときはたいてい晴れる。
長野も天気がよくないと聞いていたのだが
ずうっと晴れだ。

夫とは毎朝、電話で話す。
龍晴も夫に行ってらっしゃいの「ばいばい」を言ったりする。

龍晴は今日も5時起き。
朝のさんぽと祖母宅の鯉のえさやりと木魚を叩くことを日課に、
午後は入院している祖母を見舞う。

6/13(木)
長野4日目。
暑い。
今日もいい天気。
そして今日も5時起きの龍晴である。
母はさすがに眠い。

朝はさんぽ。
近くにある菩提寺まで行き、
墓参りとともに
龍晴は境内の鐘を撞く。

午後は高校時代の友だちの家へ。
友だちの赤ちゃんに会う。

公園で遊んだあと、
買物など。
龍晴は図鑑を買ってもらった。

6/14(金)
長野最終日。

今日は10時前に出て、11時の新幹線に乗る。
そろそろ私も実家滞在限界が近い。
何しろ19歳で家を出てから
2泊3日以上は実家にいたことがないのだ。
今回は大判振る舞いである。

長野駅まで両親に送ってもらう。
りゅうちゃん、長野にまだいる?
おうちに帰る?ときかれ、
おうちがいい、と言っていた龍晴だが、
いざ長野駅で両親がここでバイバイ、とわかると
号泣する。

泣いてもすぐに気持ちが変わる子なのだが
よほど長野が楽しかったのだろう。
しんかんせんには乗らない、
あっちに行く、おっきいばあちゃんのところに行く!
(ばあちゃんは大きいばあちゃんのところにお見舞いに行くからここでバイバイね、と言っていたため)
と号泣すること10分。

新幹線のチケットを買い、
ホームに着いたくらいでやっと泣きやむ。

眠かったこともあるだろう、
抱っこをしながらホームを歩いていたら
そのまま眠ってしまった。

東京に到着。
雨だと聞いていたのだが
晴れ間が見える。
さすが龍晴、ハレオトコ降臨である。

久しぶりの中野。
わが家。
うれしい。

家をあけると、
ずうっと締め切っていたにおい。
リビングのテーブルにはコンビニで買った菓子パン。
朝はそとで食べるからなにも用意せんでええで、と言っていたはずが
いえで朝ごはんを食べていたのだろう。
うーん、毎日菓子パンだったのだろうか。
貧しい食生活をさせてしまったなあ。

龍晴も中野に着いたら着いたで
いえが楽しいらしく
ほうっとする。

1時半近くに帰宅した夫に
おかえりなさいをいう。

6/15(土)
いつもの東京ライフ。中野ライフ。
ああ。
ほっとするなあ。

実家は実家で悪くないのだが
やはり私には4泊5日が限度のような気がする。
実家滞在期限が子どものぶん、2日延びたのだから
上出来というものだろう。

朝のさんぽは夫を見送りがてら
龍晴のリクエストで高田馬場へ。
夫のオフィスへ行きたいと粘ったものの、
それは午後にしようね、と話し、
いえに戻る。

お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
今日はパンづくりの会をやっていて、
龍晴もまぜてもらう。

パン生地をこねてのばして、
龍晴はそこにレーズンを置く係。

夕方前に高田馬場のオフィスへ。
夫の会社で暫く遊ぶ。


6/16(日)
雨降り。
朝のさんぽはホームセンターへ。
夫の会社のテラスに追加する植物を見たりする。

お昼寝とおひるごはんのあと、
夫と私のおひるごはんを食べに
お鮨屋さんへ。
龍晴はかえるの顔の踏み台を自ら用意。

バスに乗って近くのスーパーマーケットに行き、
帰宅する。

父の日なので
夫の好物の料理をつくり、
フルーツだけでできたケーキのようなものを食べる。