6/17(月)
朝のさんぽは短めに、
近くの神社へ行く。
お昼寝後、スイム。
1週間あいているため、
龍晴は新鮮だったようで張り切って泳ぐ。
ものすごくはしゃいでいるのがとてもかわいらしい。
ランチはジムの観覧席で食べ、
マルイに寄って
いくつかの鉢植えを龍晴と選び、
スーパーマーケットで買物をしてから帰宅する。
6/18(火)
暑い。
今日を逃すとなかなかふとんを干せなそうなので
薄い雲の多さは気になったものの
朝からふとんを干す。
朝のさんぽは城山公園へ。
友だち4組とゆるやかに待ち合わせ
みんなで遊ぶ。
龍晴はよく遊んでいる友だちのお母さん、Kちゃんの手を引っ張り
Kちゃんと一緒に砂場で遊んだり、滑り台を滑ったり、トランポリンのような遊具で飛び跳ねたりする。
Kちゃんの子ども、タイちゃんの手も、一緒に行こうよとつなごうとしたり。
(タイちゃんはまだ子どもが苦手なようで、実現はしなかったけれども)
成長を感じて嬉しくなる。
城山公園で遊ぶと
アスレチックでからだをたくさん動かすせいだろうか
いつも昼寝が長く深い。
おかげでふとんを取り入れ、
敷くところまでできた。
目覚めてからポーコアポーコさんへ。
葉山のダイちゃんとユウちゃんも途中からやってきて
みんなで遊ぶ。
ダイちゃんとユウちゃんは
葉山に帰る電車に間に合わないとタクシーで去っていったのだが
龍晴も自分もタクシーに乗りたいと3分ほど号泣していた。
話は変わるが
龍晴は自分のことを「りゅう」といえるようになった。
「りゅう」がやるよ、とか
「りゅう」のだよね、というように、
自分の胸を指しながら「りゅう」という。
前は自分の胸を指すだけだったのだけれども。
その「りゅう」がとてもかわいらしくて
いつも私の胸のなかがぽっとあかるくなる。
あかるく、あたたかく。
さて平和の森公園へ。
ざりがに釣りを眺めたり
プレイジムで遊んだりしてから、
近くの店で売られている神輿を眺めたりし、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。
途中、たくさん雨。
コンビニエンスストアで傘を買い、
ことなきを得る。
ここのところ龍晴といつも以上によい関係だ。
時折押し寄せていた私の苛立ちもなくなり
龍晴の抱っこ抱っこもかなり減った。
料理をしているときに、
龍晴に洗い物をお願いするようになったことも
よい方向に向かっている要因のように思う。
私が料理をしていると、
自分に気が向いていないことから
抱っこ抱っこと迫ってくることが多かったし、
私は私でやるべきことができないことで
抱っこはあとで、とか、
抱っこはできないよ、とか、
その度ごとに言っていて、
そのことで物理的にも精神的にも苛々がつのってしまっていた。
しかし龍晴が好きな洗い物を
これまでは一緒に、すこしだけしていたのを、
それなら本格的にお願いね、とスポンジを渡し、
たくさんの食器や瓶などを
洗剤をつかわずに洗ってもらうようにした。
なかなか上手に磨いてくれるし、
あるいは水遊びのようにいろいろな容器に水をためては流したり
磨いたものを「はい!」と私に渡してくれたりと
とても楽しんで、張り切ってやっている。
次はこれね、と汚れが出たものを渡したり、
これ洗ってみる?と実際には汚れていなくても
おもしろそうなものを渡したり。
龍晴はかなり長い時間楽しんでいるので
おかげで私も料理もできるようになり
こころにも余裕がうまれたように思う。
結局、子どもと向き合うって
こういうことなんだろうな。
直球だけではなく変化球で。
そのときどきの状況を見て感じて。
なにより一緒に楽しんで。
6/19(水)
午後から雨が降るという。
今年の梅雨は梅雨らしい梅雨だ。
むしむしじめじめ。
龍晴に汗疹ができはじめた。
耳のうしろと背中と首のしたあたり。
さすがにこの気候では・・・というところだが
酷くならないようにケアを開始する。
朝のさんぽは龍晴のリクエストで高田馬場へ。
父さんの会社へは行けないけどいい?
今日はすいようびだから、ほかに働いているひとがいっぱいいるからね、というと、
いい!(大丈夫)というので、出かける。
高田馬場についてひとしきり散策し、
夫の仕事場への道を、行っていい?という顔をしてみるので、
今日はいけないよ?というと、
そうか、という顔をする。
父さんの会社へは、どようびにいけるからね、というと、
げつようびはいるかさんの日だったね?という。
そうよ、よくわかるね、りゅう。
そうして龍晴は、うれしそうに笑う。
ここのところたくさんのことばを話せるようになった龍晴と
会話をするのはますます楽しくなってきた。
話せなかったときもだいたい言っていることはわかっていたので
わかる率、でいうといまと同じか、
あるいはいまのほうが世界が広がっている分、
低くなっているかもしれない。
東西線に乗って帰宅する。
昨晩、1時間くらい目が覚めてしまっていたことと
(授乳を途中でやめたせいである)
今朝は5時に起きていたこともあり、
11時くらいからすんなりと
2時間たっぷり眠る。
午後はのんびり。
また高田馬場に行きたい、というので、
それなら早稲田に行く?ときくと、
おおきな時計を見たい!鐘を見たい!と龍晴は張り切る。
しかし駅までのみちで遊び倒していて
結局、時間がなくなり、
中野の街をあちこちとさんぽしてから帰宅する。
お風呂上がりに「おへそのごま飛ばし」をたくさんして
笑っていた。
6/20(木)
よく雨が降る。
朝のさんぽはホームセンターへ。
サーキュレーターを買いに行ったのだが、
目当ての商品が欠品かつアマゾンで買う方が1500円ほど安い。
(価格コムなどで探せばきっともっと安いのだろうけれども)
むぅ、やはりアマゾンにするか。
龍晴と暫く遊んでから帰宅する。
午後は新宿の高島屋へ。
靴がすこし小さくなってきた気がしており、
採寸をかねて出かける。
午後は靴を買いに行こうか?と龍晴に話すと、
しんじゅく!
がたんごとん!!
くつ!!!
デパート!!!!
と大喜びである。
高島屋に着くや、
まえにいたご婦人が振り返るほどの
奇声を発する。
そうか、そんなに嬉しいのか・・・。
確かにデパートに来るのは久しぶりかもしれない。
ちいさく感じている靴を履いてみてもらったが
まだ大丈夫そう、ということと、
採寸の結果もあわせて、
靴を買うのは延期とし、
龍晴はおもちゃ売り場でひとしきり遊ぶ。
今日はとても空いていて、
ブリオの機関車で遊べるコーナーは
先客が気のいいお兄ちゃんだけだったし、
キッチンセットがあるところも途中から龍晴だけになり、
たっぷり遊べて満足そうである。
さてそろそろ行こうかな、という時間になって、
そうだ、美容室、覗いてみる?と龍晴に聞くと、
いく!という。
暑くなってきて、
汗かきの龍晴は汗疹ができはじめた。
髪も短いにこしたことはないが
私のテクニックでは素敵な髪形にしてあげられない。
できれば美容室に行ってさっぱりさせてあげたいのだが
これまで2度ほど行ったときには大号泣だったので、
そこまでつらいめにさせてまで行きたくないな、とこれまでは思っていたのである。
高島屋のズッソキッズは、
フォルクスワーゲンの黄色いくるまに座ってカットをしてもらえるし、
DVDも見られる。
美容室をのぞくと、
ちょうど1台、フォルクスワーゲンが空いていて、
また埋まっているほうのくるまには機関車トーマスのDVDを見ている子がいて、
龍晴は早速それに乗りたい!という。
折り良く予約も空いているというので、
そのままカットしてもらうことにする。
泣くかなあ?と8割がた思っていたのだが、
ご機嫌にくるまを運転しつつ、
NHKのいないいないばあを見せてもらい、
ものすご~く嬉しそうに
わんわん!
うーたん!!
はっぱ!!!
ふうしゃ!!!!
などと指さしては叫んでいる。
そうだね、わんわんだね、などと隣に立ちながら会いの手をいれ、
時折、かあさんだっこ~というがなんとかなだめすかし、
結局、泣くこともなく綺麗にカットをしてもらえた。
良かった。
それにしても成長しているんだな。
そうして私も久しぶりにいないいないばあを見たが、
やっぱりよくできている番組だ。
龍晴に見せてあげたほうが良いのだろうか。
迷うなあ。
中野に戻り、買物をしてから帰宅する。
6/21(金)
午後から雨が降るという。
本当に今年の梅雨はよく雨が降る。
朝のさんぽは中野駅まで行き、ブロードウエイをまわって自宅へ戻る、なかのさんぽ。
帰りはずうっと抱っこなんだから、行きは歩こうね?と
最近のさんぽでは言うようにしている。
そうすると龍晴は、行きはずうっとよく歩く。
公園に行けない雨の日は
こうして歩くことが運動だ。
今日は途中の休憩を入れて
1時間くらいは歩いたのではないだろうか。
抱っこ~とも言わない健脚である。
帰宅後、お昼寝。
目覚めてごはんを食べ終わったのが
13時すこし過ぎ。
いつもより早い時間である。
それならば、と、
りゅう、今日はゆうえんちに行こうか?というと
龍晴は文字通り目を輝かせて、
いく!!!!!とおおきなこえで答え、
やったー!やったー!!と部屋のなかを走りまわる。
(やったー!って、どこで憶えたんだろう?きっと私が言っていたことばなんだろうけど)
急いで片づけものや準備をし、
中野駅までおおはしゃぎの龍晴と
総武線に乗って水道橋へ。
久しぶりのアソボーノである。
雨のせいもあり館内はとても混んでいる。
龍晴はプラレールコーナーでひとしきり遊んでから、
トランポリンやボールプールや滑り台や
階段のぼりやショッピングカートやそうじきやボードゲームや
館内のいろいろなところを縦横無尽に歩きまわり遊びまわる。
しかしこれまでわりと好きだった、
2歳以下の子どもしか入れないコーナーがあるのだが、
行く前に、今回からは入れないんだよ、
龍晴はもうお兄ちゃんだからね、という話をしていたのだが、
そのせいだろうか、まったくその場所に近寄らなかったのも
不思議といえば不思議だった。
たくさん遊び、1時間半ほどして、
もう少ししたら帰るよ?と声をかけると、
まだー!という龍晴。
いまはまだいいけど、でも、あと30分したら帰ろうね、ともういちど声をかける。
それから暫くし、
そろそろ帰るよ?とまた声をかけると、
まだー!!といって走り去る龍晴。
ではあと10分だけね、というと、
3分ほど遊んでから、
いくー!と私に飛びついてくる。
どこへ行くんだ?と思いつつも、
帰る?ときくと、帰る!という。
おお、なんて偉いんだ。わが息子よ。
総武線に乗って、のんびり帰宅。
ブロードウエイに立ち寄る。
よく遊んだいちにち。
6/22(土)
朝のさんぽは夫を見送りがてら、高田馬場へ。
駅構内のパン屋さんでパンを買う。
龍晴は出がけにしばしば、
持っていきたいものを私のバッグに入れて、という。
たとえばミキサー車。
たとえばドクターイエローが表紙の小判のノート。
たとえばハモニカ。
今日はうさぎのぬいぐるみを入れて?といっていたのだが
準備の途中で違うバッグにしたときに
うさぎのぬいぐるみを忘れてしまっていた。
いえを出てほどないところで、
うさぎは?と龍晴がいうので
バッグを探してみて、忘れたことに気づく。
ごめん、りゅう、いえに忘れてきちゃった。
というと、龍晴は、
取りに帰る、という。
しかし夫が仕事に行く時間のこともあるので、
それならりゅう、高田馬場の駅のパン屋さんで、
うさぎさんにあげるパンを買って帰ろう!?と提案すると、
ナイスアイデア!とばかりににこにこ笑い、
なんどもなんども、うさぎ、パン、うさぎ、パン、と繰り返す。
龍晴はうさぎやひよこやミッキーマウスやちいさないぬや
いえにあるぬいぐるみたちにごはんをあげたり
面倒を見たり話をしたりするのが好きだ。
いつもいつもしているわけではないのだが、
ここ数日、またどうぶつたちにごはんをあげるのが流行り出している。
腹話術のように私がどうぶつの声を出すと
とてもうれしそうにぎゅうっと抱きしめたりするのだが(どうぶつを)
ほんとうにどうぶつが話していると思っているのだろうか。
そうしていったいいつから
ぬいぐるみは話をしない、ということを
認識するのだろうか。
もう昔のことだからすっかりと忘れてしまったのだけれども
私にもきっとそんなころがあったはずだ。
高田馬場駅で夫とわかれ、
龍晴とパン屋さんへ行く。
うさぎさんのパンはどれにする?というと、
私がよく買うパンをこれがいい、と買う。
最近はトングも上手に使えるので
パン屋さんでパンを買うのは龍晴の仕事だ。
中野に戻り、いくつか用事を済ませてから帰宅。
お昼寝は20分だけ。
暑そうだったので姿勢を変えたら起こしてしまったのだ。
ごめんよ、龍晴。
まだ時間が早かったので、
不在者投票へ。
実は選挙を来週だと勘違いしていたのだが
明日だ、ということを選挙権のない夫から、
今朝の高田馬場へ見送っていく電車のなかで聞き、
(夫の元会社同期の男の子が世田谷区から立候補する、という話から。
その子は私も会社員時代は何度か食事に行ったりして、よく知っている子である)
ああびっくりした。
ああ今日気づいて良かった。
龍晴とともに区役所で投票を済ませ
(投票用紙は龍晴が入れた。
龍晴くらいの子どものやることは許されるらしい)
ポーコアポーコさんへ。
歩ける距離なのだが、荷物が重いこともあり、
また前回お邪魔したときに、
葉山のダイちゃんたちがタクシーで去っていったことに号泣していたことから、
タクシーで行く。
りゅう、タクシーに乗ろうか?というと
ことのほかうれしそうな顔で、タクシー、タクシー!という。
このまえ、我慢したからとくべつね、というと、
タクシー!と連呼しながら笑う。
そうっとお店のそばで降りようと思っていたのに
(そんなに遠くないお店にタクシーで乗りつけるってちょっと抵抗があるし)
たまたまほかのお客さまを迎えに出ていたご主人に思いっきり目撃をされた。
暫く遊ぶ。
今日は葉山のダイちゃんがまた来ていたので
一緒に遊ぶ。
龍晴も嬉しそうだ。
高田馬場の夫のオフィスへ。
龍晴とふたりでテラスの木の剪定をしたり
水くれをしたりする。
みんなで帰宅。
夫はフットサルヘ。
今日の月はとても大きい。
龍晴と一緒に見たいが、
毎晩、星と月を見る龍晴が、
今日はさすがに疲れて星と月を見たいといわずに眠ってしまった。
明日は見られるかな。
最近読んだ本。
村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
伊坂幸太郎「魔王」
伊坂幸太郎「モダンタイムス」
伊坂幸太郎「砂漠」
小手鞠るい「野菜畑で見る夢は」
原田マハ「さいはての彼女」
小手鞠さんは、少女のような小説を書く(書ける?)ひとだと
読むたびに思う。
6/23(日)
今日の午後は小金井公園へ行くことにしている。
以前、夫が買ってきてくれた本に載っていた公園で、
そりができるゲレンデがあるらしく、
龍晴を連れて行きたいね、と前々から話していたのだ。
朝はおべんとうづくり。
おじさんのおにぎりと
母さんのおにぎり、
どちらにする?とたずねると、
かあさん!と龍晴はかわいいことを言ってくれるので
(おじさんのおにぎり、とは、
近所の無添加食材だけでつくる
おいしいおむすびやさんのおむすびのことで、
龍晴の好物である)
夫と私のぶんもつくる。
朝のさんぽは短めに、
夫と3人で駅まで行き、スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。
お昼寝後、
小金井公園へ。
快速に乗れたのですんなりと
バスも入れて30分くらいで到着。
公園の入り口のそばには客室もついたSLもあり
龍晴は最初から興奮気味である。
SLはあとにして、まずはおべんとうを食べようね、と
持ってきたおべんとうを広げるも
気もそぞろ。
なんとか食べ終わり、
母さんは片付けもあるから
父さんと先にSLを見に行ってきたら?と促すと、
いくー!と夫の手を引いて走っていった。
すこし遅れてSLに到着すると、
龍晴は運転席に乗り込んで
「しゅっぱつしんこーう!」と何度も大声で繰り返しては
さまざまな計器を動かしていた。
かわいいなあ。
暫く遊んでからそりゲレンデへ。
レンタルできると聞いていたのだが
レンタルのそりはほんのすこししかないので
結局、購入。
(なんと1200円もしたそうだ)
龍晴はまずは夫と、それから私とたくさんそりにのる。
ゲレンデにのぼる坂道はとても急なのだが
龍晴はうれしくてなんどもなんどもそりを引いては登っていき
滑り降りてはまたのぼる。
夫とそりを滑り降りてくる龍晴を
おおきなそりを引きながら坂道をのぼる龍晴を
遠くから眺めるのは
とてもしあわせな時間だ。
いとおしさで胸がぎゅっとなる。
おおきくなったなあと思っても
こうして見ると龍晴は
まだまだとてもちいさいのだ。
とてもちいさいのに果敢にのぼり果敢に滑る。
やったった!という、得意なときにいつもする顔をしている。
りゅうせい、と手を振っても
次に行くことに夢中で
私には一瞥しかくれない。
ああそんなところも頼もしくていとおしい。
そりのあとはアスレチックやおおきな滑り台などでもたくさん遊ぶ。
もういっかい!もういっかい!と
滑り台を繰り返す。
さんざん遊んで帰宅。
たのしいいちにち。
また行こうね。
夕方、強い雨が降る。
朝のさんぽは短めに、
近くの神社へ行く。
お昼寝後、スイム。
1週間あいているため、
龍晴は新鮮だったようで張り切って泳ぐ。
ものすごくはしゃいでいるのがとてもかわいらしい。
ランチはジムの観覧席で食べ、
マルイに寄って
いくつかの鉢植えを龍晴と選び、
スーパーマーケットで買物をしてから帰宅する。
6/18(火)
暑い。
今日を逃すとなかなかふとんを干せなそうなので
薄い雲の多さは気になったものの
朝からふとんを干す。
朝のさんぽは城山公園へ。
友だち4組とゆるやかに待ち合わせ
みんなで遊ぶ。
龍晴はよく遊んでいる友だちのお母さん、Kちゃんの手を引っ張り
Kちゃんと一緒に砂場で遊んだり、滑り台を滑ったり、トランポリンのような遊具で飛び跳ねたりする。
Kちゃんの子ども、タイちゃんの手も、一緒に行こうよとつなごうとしたり。
(タイちゃんはまだ子どもが苦手なようで、実現はしなかったけれども)
成長を感じて嬉しくなる。
城山公園で遊ぶと
アスレチックでからだをたくさん動かすせいだろうか
いつも昼寝が長く深い。
おかげでふとんを取り入れ、
敷くところまでできた。
目覚めてからポーコアポーコさんへ。
葉山のダイちゃんとユウちゃんも途中からやってきて
みんなで遊ぶ。
ダイちゃんとユウちゃんは
葉山に帰る電車に間に合わないとタクシーで去っていったのだが
龍晴も自分もタクシーに乗りたいと3分ほど号泣していた。
話は変わるが
龍晴は自分のことを「りゅう」といえるようになった。
「りゅう」がやるよ、とか
「りゅう」のだよね、というように、
自分の胸を指しながら「りゅう」という。
前は自分の胸を指すだけだったのだけれども。
その「りゅう」がとてもかわいらしくて
いつも私の胸のなかがぽっとあかるくなる。
あかるく、あたたかく。
さて平和の森公園へ。
ざりがに釣りを眺めたり
プレイジムで遊んだりしてから、
近くの店で売られている神輿を眺めたりし、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。
途中、たくさん雨。
コンビニエンスストアで傘を買い、
ことなきを得る。
ここのところ龍晴といつも以上によい関係だ。
時折押し寄せていた私の苛立ちもなくなり
龍晴の抱っこ抱っこもかなり減った。
料理をしているときに、
龍晴に洗い物をお願いするようになったことも
よい方向に向かっている要因のように思う。
私が料理をしていると、
自分に気が向いていないことから
抱っこ抱っこと迫ってくることが多かったし、
私は私でやるべきことができないことで
抱っこはあとで、とか、
抱っこはできないよ、とか、
その度ごとに言っていて、
そのことで物理的にも精神的にも苛々がつのってしまっていた。
しかし龍晴が好きな洗い物を
これまでは一緒に、すこしだけしていたのを、
それなら本格的にお願いね、とスポンジを渡し、
たくさんの食器や瓶などを
洗剤をつかわずに洗ってもらうようにした。
なかなか上手に磨いてくれるし、
あるいは水遊びのようにいろいろな容器に水をためては流したり
磨いたものを「はい!」と私に渡してくれたりと
とても楽しんで、張り切ってやっている。
次はこれね、と汚れが出たものを渡したり、
これ洗ってみる?と実際には汚れていなくても
おもしろそうなものを渡したり。
龍晴はかなり長い時間楽しんでいるので
おかげで私も料理もできるようになり
こころにも余裕がうまれたように思う。
結局、子どもと向き合うって
こういうことなんだろうな。
直球だけではなく変化球で。
そのときどきの状況を見て感じて。
なにより一緒に楽しんで。
6/19(水)
午後から雨が降るという。
今年の梅雨は梅雨らしい梅雨だ。
むしむしじめじめ。
龍晴に汗疹ができはじめた。
耳のうしろと背中と首のしたあたり。
さすがにこの気候では・・・というところだが
酷くならないようにケアを開始する。
朝のさんぽは龍晴のリクエストで高田馬場へ。
父さんの会社へは行けないけどいい?
今日はすいようびだから、ほかに働いているひとがいっぱいいるからね、というと、
いい!(大丈夫)というので、出かける。
高田馬場についてひとしきり散策し、
夫の仕事場への道を、行っていい?という顔をしてみるので、
今日はいけないよ?というと、
そうか、という顔をする。
父さんの会社へは、どようびにいけるからね、というと、
げつようびはいるかさんの日だったね?という。
そうよ、よくわかるね、りゅう。
そうして龍晴は、うれしそうに笑う。
ここのところたくさんのことばを話せるようになった龍晴と
会話をするのはますます楽しくなってきた。
話せなかったときもだいたい言っていることはわかっていたので
わかる率、でいうといまと同じか、
あるいはいまのほうが世界が広がっている分、
低くなっているかもしれない。
東西線に乗って帰宅する。
昨晩、1時間くらい目が覚めてしまっていたことと
(授乳を途中でやめたせいである)
今朝は5時に起きていたこともあり、
11時くらいからすんなりと
2時間たっぷり眠る。
午後はのんびり。
また高田馬場に行きたい、というので、
それなら早稲田に行く?ときくと、
おおきな時計を見たい!鐘を見たい!と龍晴は張り切る。
しかし駅までのみちで遊び倒していて
結局、時間がなくなり、
中野の街をあちこちとさんぽしてから帰宅する。
お風呂上がりに「おへそのごま飛ばし」をたくさんして
笑っていた。
6/20(木)
よく雨が降る。
朝のさんぽはホームセンターへ。
サーキュレーターを買いに行ったのだが、
目当ての商品が欠品かつアマゾンで買う方が1500円ほど安い。
(価格コムなどで探せばきっともっと安いのだろうけれども)
むぅ、やはりアマゾンにするか。
龍晴と暫く遊んでから帰宅する。
午後は新宿の高島屋へ。
靴がすこし小さくなってきた気がしており、
採寸をかねて出かける。
午後は靴を買いに行こうか?と龍晴に話すと、
しんじゅく!
がたんごとん!!
くつ!!!
デパート!!!!
と大喜びである。
高島屋に着くや、
まえにいたご婦人が振り返るほどの
奇声を発する。
そうか、そんなに嬉しいのか・・・。
確かにデパートに来るのは久しぶりかもしれない。
ちいさく感じている靴を履いてみてもらったが
まだ大丈夫そう、ということと、
採寸の結果もあわせて、
靴を買うのは延期とし、
龍晴はおもちゃ売り場でひとしきり遊ぶ。
今日はとても空いていて、
ブリオの機関車で遊べるコーナーは
先客が気のいいお兄ちゃんだけだったし、
キッチンセットがあるところも途中から龍晴だけになり、
たっぷり遊べて満足そうである。
さてそろそろ行こうかな、という時間になって、
そうだ、美容室、覗いてみる?と龍晴に聞くと、
いく!という。
暑くなってきて、
汗かきの龍晴は汗疹ができはじめた。
髪も短いにこしたことはないが
私のテクニックでは素敵な髪形にしてあげられない。
できれば美容室に行ってさっぱりさせてあげたいのだが
これまで2度ほど行ったときには大号泣だったので、
そこまでつらいめにさせてまで行きたくないな、とこれまでは思っていたのである。
高島屋のズッソキッズは、
フォルクスワーゲンの黄色いくるまに座ってカットをしてもらえるし、
DVDも見られる。
美容室をのぞくと、
ちょうど1台、フォルクスワーゲンが空いていて、
また埋まっているほうのくるまには機関車トーマスのDVDを見ている子がいて、
龍晴は早速それに乗りたい!という。
折り良く予約も空いているというので、
そのままカットしてもらうことにする。
泣くかなあ?と8割がた思っていたのだが、
ご機嫌にくるまを運転しつつ、
NHKのいないいないばあを見せてもらい、
ものすご~く嬉しそうに
わんわん!
うーたん!!
はっぱ!!!
ふうしゃ!!!!
などと指さしては叫んでいる。
そうだね、わんわんだね、などと隣に立ちながら会いの手をいれ、
時折、かあさんだっこ~というがなんとかなだめすかし、
結局、泣くこともなく綺麗にカットをしてもらえた。
良かった。
それにしても成長しているんだな。
そうして私も久しぶりにいないいないばあを見たが、
やっぱりよくできている番組だ。
龍晴に見せてあげたほうが良いのだろうか。
迷うなあ。
中野に戻り、買物をしてから帰宅する。
6/21(金)
午後から雨が降るという。
本当に今年の梅雨はよく雨が降る。
朝のさんぽは中野駅まで行き、ブロードウエイをまわって自宅へ戻る、なかのさんぽ。
帰りはずうっと抱っこなんだから、行きは歩こうね?と
最近のさんぽでは言うようにしている。
そうすると龍晴は、行きはずうっとよく歩く。
公園に行けない雨の日は
こうして歩くことが運動だ。
今日は途中の休憩を入れて
1時間くらいは歩いたのではないだろうか。
抱っこ~とも言わない健脚である。
帰宅後、お昼寝。
目覚めてごはんを食べ終わったのが
13時すこし過ぎ。
いつもより早い時間である。
それならば、と、
りゅう、今日はゆうえんちに行こうか?というと
龍晴は文字通り目を輝かせて、
いく!!!!!とおおきなこえで答え、
やったー!やったー!!と部屋のなかを走りまわる。
(やったー!って、どこで憶えたんだろう?きっと私が言っていたことばなんだろうけど)
急いで片づけものや準備をし、
中野駅までおおはしゃぎの龍晴と
総武線に乗って水道橋へ。
久しぶりのアソボーノである。
雨のせいもあり館内はとても混んでいる。
龍晴はプラレールコーナーでひとしきり遊んでから、
トランポリンやボールプールや滑り台や
階段のぼりやショッピングカートやそうじきやボードゲームや
館内のいろいろなところを縦横無尽に歩きまわり遊びまわる。
しかしこれまでわりと好きだった、
2歳以下の子どもしか入れないコーナーがあるのだが、
行く前に、今回からは入れないんだよ、
龍晴はもうお兄ちゃんだからね、という話をしていたのだが、
そのせいだろうか、まったくその場所に近寄らなかったのも
不思議といえば不思議だった。
たくさん遊び、1時間半ほどして、
もう少ししたら帰るよ?と声をかけると、
まだー!という龍晴。
いまはまだいいけど、でも、あと30分したら帰ろうね、ともういちど声をかける。
それから暫くし、
そろそろ帰るよ?とまた声をかけると、
まだー!!といって走り去る龍晴。
ではあと10分だけね、というと、
3分ほど遊んでから、
いくー!と私に飛びついてくる。
どこへ行くんだ?と思いつつも、
帰る?ときくと、帰る!という。
おお、なんて偉いんだ。わが息子よ。
総武線に乗って、のんびり帰宅。
ブロードウエイに立ち寄る。
よく遊んだいちにち。
6/22(土)
朝のさんぽは夫を見送りがてら、高田馬場へ。
駅構内のパン屋さんでパンを買う。
龍晴は出がけにしばしば、
持っていきたいものを私のバッグに入れて、という。
たとえばミキサー車。
たとえばドクターイエローが表紙の小判のノート。
たとえばハモニカ。
今日はうさぎのぬいぐるみを入れて?といっていたのだが
準備の途中で違うバッグにしたときに
うさぎのぬいぐるみを忘れてしまっていた。
いえを出てほどないところで、
うさぎは?と龍晴がいうので
バッグを探してみて、忘れたことに気づく。
ごめん、りゅう、いえに忘れてきちゃった。
というと、龍晴は、
取りに帰る、という。
しかし夫が仕事に行く時間のこともあるので、
それならりゅう、高田馬場の駅のパン屋さんで、
うさぎさんにあげるパンを買って帰ろう!?と提案すると、
ナイスアイデア!とばかりににこにこ笑い、
なんどもなんども、うさぎ、パン、うさぎ、パン、と繰り返す。
龍晴はうさぎやひよこやミッキーマウスやちいさないぬや
いえにあるぬいぐるみたちにごはんをあげたり
面倒を見たり話をしたりするのが好きだ。
いつもいつもしているわけではないのだが、
ここ数日、またどうぶつたちにごはんをあげるのが流行り出している。
腹話術のように私がどうぶつの声を出すと
とてもうれしそうにぎゅうっと抱きしめたりするのだが(どうぶつを)
ほんとうにどうぶつが話していると思っているのだろうか。
そうしていったいいつから
ぬいぐるみは話をしない、ということを
認識するのだろうか。
もう昔のことだからすっかりと忘れてしまったのだけれども
私にもきっとそんなころがあったはずだ。
高田馬場駅で夫とわかれ、
龍晴とパン屋さんへ行く。
うさぎさんのパンはどれにする?というと、
私がよく買うパンをこれがいい、と買う。
最近はトングも上手に使えるので
パン屋さんでパンを買うのは龍晴の仕事だ。
中野に戻り、いくつか用事を済ませてから帰宅。
お昼寝は20分だけ。
暑そうだったので姿勢を変えたら起こしてしまったのだ。
ごめんよ、龍晴。
まだ時間が早かったので、
不在者投票へ。
実は選挙を来週だと勘違いしていたのだが
明日だ、ということを選挙権のない夫から、
今朝の高田馬場へ見送っていく電車のなかで聞き、
(夫の元会社同期の男の子が世田谷区から立候補する、という話から。
その子は私も会社員時代は何度か食事に行ったりして、よく知っている子である)
ああびっくりした。
ああ今日気づいて良かった。
龍晴とともに区役所で投票を済ませ
(投票用紙は龍晴が入れた。
龍晴くらいの子どものやることは許されるらしい)
ポーコアポーコさんへ。
歩ける距離なのだが、荷物が重いこともあり、
また前回お邪魔したときに、
葉山のダイちゃんたちがタクシーで去っていったことに号泣していたことから、
タクシーで行く。
りゅう、タクシーに乗ろうか?というと
ことのほかうれしそうな顔で、タクシー、タクシー!という。
このまえ、我慢したからとくべつね、というと、
タクシー!と連呼しながら笑う。
そうっとお店のそばで降りようと思っていたのに
(そんなに遠くないお店にタクシーで乗りつけるってちょっと抵抗があるし)
たまたまほかのお客さまを迎えに出ていたご主人に思いっきり目撃をされた。
暫く遊ぶ。
今日は葉山のダイちゃんがまた来ていたので
一緒に遊ぶ。
龍晴も嬉しそうだ。
高田馬場の夫のオフィスへ。
龍晴とふたりでテラスの木の剪定をしたり
水くれをしたりする。
みんなで帰宅。
夫はフットサルヘ。
今日の月はとても大きい。
龍晴と一緒に見たいが、
毎晩、星と月を見る龍晴が、
今日はさすがに疲れて星と月を見たいといわずに眠ってしまった。
明日は見られるかな。
最近読んだ本。
村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
伊坂幸太郎「魔王」
伊坂幸太郎「モダンタイムス」
伊坂幸太郎「砂漠」
小手鞠るい「野菜畑で見る夢は」
原田マハ「さいはての彼女」
小手鞠さんは、少女のような小説を書く(書ける?)ひとだと
読むたびに思う。
6/23(日)
今日の午後は小金井公園へ行くことにしている。
以前、夫が買ってきてくれた本に載っていた公園で、
そりができるゲレンデがあるらしく、
龍晴を連れて行きたいね、と前々から話していたのだ。
朝はおべんとうづくり。
おじさんのおにぎりと
母さんのおにぎり、
どちらにする?とたずねると、
かあさん!と龍晴はかわいいことを言ってくれるので
(おじさんのおにぎり、とは、
近所の無添加食材だけでつくる
おいしいおむすびやさんのおむすびのことで、
龍晴の好物である)
夫と私のぶんもつくる。
朝のさんぽは短めに、
夫と3人で駅まで行き、スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。
お昼寝後、
小金井公園へ。
快速に乗れたのですんなりと
バスも入れて30分くらいで到着。
公園の入り口のそばには客室もついたSLもあり
龍晴は最初から興奮気味である。
SLはあとにして、まずはおべんとうを食べようね、と
持ってきたおべんとうを広げるも
気もそぞろ。
なんとか食べ終わり、
母さんは片付けもあるから
父さんと先にSLを見に行ってきたら?と促すと、
いくー!と夫の手を引いて走っていった。
すこし遅れてSLに到着すると、
龍晴は運転席に乗り込んで
「しゅっぱつしんこーう!」と何度も大声で繰り返しては
さまざまな計器を動かしていた。
かわいいなあ。
暫く遊んでからそりゲレンデへ。
レンタルできると聞いていたのだが
レンタルのそりはほんのすこししかないので
結局、購入。
(なんと1200円もしたそうだ)
龍晴はまずは夫と、それから私とたくさんそりにのる。
ゲレンデにのぼる坂道はとても急なのだが
龍晴はうれしくてなんどもなんどもそりを引いては登っていき
滑り降りてはまたのぼる。
夫とそりを滑り降りてくる龍晴を
おおきなそりを引きながら坂道をのぼる龍晴を
遠くから眺めるのは
とてもしあわせな時間だ。
いとおしさで胸がぎゅっとなる。
おおきくなったなあと思っても
こうして見ると龍晴は
まだまだとてもちいさいのだ。
とてもちいさいのに果敢にのぼり果敢に滑る。
やったった!という、得意なときにいつもする顔をしている。
りゅうせい、と手を振っても
次に行くことに夢中で
私には一瞥しかくれない。
ああそんなところも頼もしくていとおしい。
そりのあとはアスレチックやおおきな滑り台などでもたくさん遊ぶ。
もういっかい!もういっかい!と
滑り台を繰り返す。
さんざん遊んで帰宅。
たのしいいちにち。
また行こうね。
夕方、強い雨が降る。