ポケットモンスター
第30話『コイルはでんきネズミのユメをみるか!?』
旅を続けるサトシ一行は薄暗い工場の街・グンジョシティへと差し掛かり、異変が起きていたピカチュウのためポケモンセンターへと駆け込んだが、街中で停電が起き、治療出来ない状態に陥ってしまった。一刻も早く電力を復旧してもらうために向かった発電所ではピカチュウの頬から発せられる電気に引き寄せられたコイルと遭遇。しかしコイルは間もなくしてどこかへと消えてしまい、その直後ベトベトン率いるベトベターの軍団が押し寄せてきた。軍団から逃げている最中に出会った発電所の関係者であるフィリップとディックからベトベターたちに海水の取り込み口を塞がれて発電機を止められてしまったと聞かされた。やがて軍団がサトシたちが避難していたコントロールルームにまで押し寄せてきたが、ピカチュウの事を気に入っていた例のコイルが仲間たちを引き連れて助けに駆けつけてくれた。親玉のベトベトンもピカチュウとコイルの同時攻撃により弱らせた後サトシにGETされるのだった。ピカチュウは先の戦闘で体内に溜まっていた電気を外へ出す事で異常が解消されたがコイルには関心を示されなくなった。ポケモンセンターも電力が復旧したことで治療を行える状態に戻るのだった。
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まさかのベトベトンGET!
クラブ、オコリザルに続き、またしても予想外なポケモンをゲット!
しかしモンスターボール越しに臭いがするとは...。
おお〜、サトシから久しぶりにポケモンが転送されてくるぞ、どんな大物をGETしたのかのぉ〜?
うおー!なんだこの臭いは〜!?
ベトベトンなんか送ってくるなー!!
しかしこのベトベトンが意外にも人懐っこい事が後々判明する。
◼️おまけ・その1
昔は結構工場で賑やかな街だったというが、今や排気ガスとヘドロにまみれた薄暗い街・グンジョシティ。これもゲームには登場しないアニメオリジナルの街。
グンジョシティのポケモンセンターのジョーイさんは薮ではないがやる気が全然なさそう。
あの〜、あなた姉妹(きょうだい)の中で変わり者だって言われてたでしょ?
ううん、みんなの方が変わってたもん
変わり者ほど本人はまともだと思っている。
グンジョシティのポケモンセンター。
◼️おまけ・その2
ヘドロだらけの下水道から侵入を試みるロケット団。だが街中で起きた停電のせいで電気ポンプによる新鮮なエアーが送れなくなり作戦は失敗。しかし発電所へと向かうサトシたちを見つけ、
災い転じて服はナース(ニャース)
と、シャレを言うニャース。
そして自分で言っておきながら頬を赤めるニャースw
一方サトシは、
サトシ『好きなやつにつきまとうっていう、これが有名なスカートってやつか〜』
タケシ『それを言うならストーカー!』
こちらに関しては素で間違えていた。
他にもピカチュウたちの電撃を受けてもなかなか倒れないベトベトンを見たサトシがヘドロだけに粘り強いなど今回は洒落の効いた台詞がちらほら見受けられた。
◼️保存用
カスミ
サトカスタケシ
発電所関係者のディック(手前)とフィリップ(奥)。いつもなら名前もないモブキャラの扱いを受けてそうだが、エンディングのキャスティングにキャラクターの名前が載っていた。
ピカチュウ。
電気系のポケモンは電気が余ると体が帯電し電磁石化して風邪気味に見える時があるという。コイルはピカチュウが帯電し、電磁石になってたから一目惚れしていた。
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放送日:1997年10月21日
再筆日:2024年4月20日
元記事: