カウンセラー＆道徳教育プランナー「JAM」のブログ

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07Mar
- 想像力が未来を変える
  想像力が欠けている人が増えています。たとえば、ポケットに手を突っ込んだままで人を説教したり諭したりして、説得力はあるでしょうか？自分の態度が相手にどういう印象を与えるかの想像力が働いていない人が多いです。「この言葉を使ったらどんな影響があるのか？」「こんな態度をとったら相手の人の感情はどうなるか？」など、自分の言動が生むものを想像できないから、自分勝手な暴言や無茶な行動が増えていきます。短期的な影響を想像できないということは、「この行動が数年後にどんな効果を生むのか？」ということを想像することは、不可能です。自分の言動がなにを生むかを想像すれば、それが生む人間関係や未来も想像できるようになります。自分の言動の結果を想像しようとするかどうか、それが自分自身の成長と未来予想図を大きく変えるのでしょうね。
01Mar
- 卒業式前日
  明日は卒業式です。楽しい想い出よりも喜びや成長の想い出のほうが心に残ります。何を大切にして、どういう人間であり続けたいのか、この問いを自分に投げかけ続けたとき、ある日突然目の前が開く感覚が訪れます。それが「視野の広がり」であり「発想の転換」です。私がいま問い続けているのは、「なにを伝えると成長につながるか？」です。この問いを続けながら授業をしてきましたが、ある程度の答えができました。伝えるべきは、「現実から目を背けた綺麗な言葉」よりも、「出逢いと体験が生む清濁併せのんだ納得の言葉」だということです。すべての終わりはすべてのはじまりです。明日は、未来を拓くために必要な、いまを生き抜くための時間を創ります。
23Feb
- 生き方があらわれる場所
  自分の生き方は表情に出ます。周りの人を大切にしている人は柔らかい表情になり、周りの人を思い通りにしたい人はけわしい表情になります。自分自身の日常に疑問を持った時は、自分の表情を確認するとその答えが見えてきます。生き生きしているのか、覇気がなくなっているのか、それを確認するだけでも自分の適性が見えてきます。仕事の適性だけでなく、人間関係を続けるかどうかも同じことです。頭で考えることも大切ですが、自分自身の心を表す表情を観察することで、生き方の正しさや人間関係の今後を考えるきっかけになりますね。
21Feb
- 新しい自分に変わる瞬間
  新しいステージに移行するときには必ず事件が起きます。とんでもないトラブルの形になることもあれば、いままでのやり方が通じなくなることもありますし、人間関係が変わることもあります。そんなピンチがチャンスになるときは、いままでの価値観を見直すときです。いままで大切だと想っていたことが実はそこまでの価値がなく、それよりも価値があるものを見つけることができます。価値観とは自分の判断基準のことでもありますが、自分の判断基準が変われば、出来事のとらえかたもかわります。そんなときこそ、「自分と身近な人の喜びや成長を生むためにはどうすればいいか」を考えたら、自分勝手に陥ることもなく、広い視野で考えることができます。ピンチがあったときは人生から問いかけられいます。「このままでいいのか？　変えるべきところがあるのではないか？　何か見失っていないか？」と。その問いの答えを考え続けたとき、突然何かを閃くことがあります。過去の出来事の価値が変わり、望む未来を想像して、現実をより良く創り始めようと決意して行動し始めたその瞬間こそが、「成長の第一歩」ですね。
13Feb
- 人間関係のスタートライン
  幸せの大半は人間関係の中にあります。素敵な仲間に囲まれて、尊敬や信頼しあえる関係は、とても幸せなことです。しかし、幸せの原点は自分自身との関係にあります。人間関係の盲点は、自分自身を受け入れているかなど、自分自身との関係です。人には良いところは必ずあります。自分の良いところを認めて、あせらずじっくり伸ばしていくことで、周りの人の良いところが見えてきます。あせらずじっくり自分自身の良さを伸ばしていきましょう、お互いに。
12Feb
- あやまちを許される時と許されない時
  人にとって大切な力の一つは、「自分のあやまちを認めること」です。人間はそんなに強くないですから、自分の体調が悪いときとか精神的に落ちているときは、人にやつあたりをすることも多いです。やってしまったことは、あやまるしかありません。素直に「ごめんなさい」と言えるかどうかは、人生にとって大きな分岐点となります。私自身も何度も人を傷つけていますが、幾度かのあやまちを経て、素直に謝れるようになってきました。心から謝ることで、大切な人を失わずにすむことが多いですから。人は、お互いにあやまちを繰り返しながら成長します。「あやまる力」と「ゆるす心」は大事ですね。（以下の追記の場合除く）追記同じあやまちを繰り返したり、相手の大切にしていることを踏みにじる行為は、許されないでしょうね。それは、これまでの言動に反省がない証であり、相手を軽視している証でもありますから。
11Feb
- 世界をずらす
  自分の世界をずらす事は大切です。いつもと同じことをして世界を固定すると、慣れによって工夫をしなくなり、自分の世界が退屈になります。自分の世界をずらすとは、新しい世界をいくつも持つことで、普段の自分が主にいる世界で見落としている価値を見つけると言うことです。自分の世界を広げる前に、今いる世界で見落としている価値を見つけることで、新しい世界の価値も広く深くすることができます。そのために、異なる世代や職業の人と話すこと、初めての挑戦を重ねること、旅に出ること、歴史を知ること、普段読まない本を読むことなどが大切です。今いる世界がつまらないときは、その世界の本当の価値を見落としていることが多いですから。
27Jan
- 人生の流れを変えるきっかけ
  人生には流れがあります。良い流れの時は油断をしないように、足元を固めながら進んでいく必要があります。悪い流れの時は流れを無理に変えようとするのではなく、今できることをきちんと積み上げて周りの人のサポートをすることが大切です。なぜならば、自分が周りの人に役立つことで、周りの人が逆にチャンスを運んでくれて流れが変わるからです。人生においてはいくつもの役割がありますが、その核心は人の役に立つことです。辛い時だからこそあえて人の役に立つようなことをすれば、その行動が流れを変えるきっかけになります。それが『情けは人のためならず』という言葉の真意ですから。
26Jan
- 思いやりの原点
  つながりを大切にするという事は人間関係を見極めることです。本当のつながりは、お互いの心に感謝や敬意や信頼があることです。それは、共にいる時間において、お互いの心が躍動したり、やすらぎがもたらされることでもあります。人は自分が付き合う人に大きく影響されます。常に感情的で攻撃的な人は周りに不安を与え、穏やかであたたかい人は周りに安心を与えます。だからこそ、身近な人から受ける影響を意識して付き合う必要があります。そして、自分が周りの人にどんな影響を与えたいかを意識したときに、自分自身も人間関係も未来も、少しずつ変わり始めます。自分自身が周りの人に良い影響を与えるという意識は大切です。それが『思いやり』の原点ですから。
25Jan
- 人間関係の基本は自分自身
  新しい環境に行くたびに友人を変えていく「焼畑農業」的な人がいます。その人はその環境の人は道具に過ぎないと考えていくので、うわべで関係を築いた後に、平気で恩を仇で返しますし捨てることすらします。本当の友は悲しみに寄り添える人であり、自分が心に抱えているものを伝えたいと思える人、そして何よりも尊敬できる人です。「果たして自分自身は悲しみに寄り添えて、本音を受け止めることができるかな？」と考えると、自分に不足しているものがみえてきます。心に寄り添うために必要なことは、自分の心をなるべく「さざ波」のようにすることです。完全にフラットにすることは難しいのですが、動揺しても戻りが早くすることはできます・・・自分自身との約束を守り続ければ。
24Jan
- 生きる力を生み出すもの
  もうすぐ3年生向けの授業が終わります。いろいろな想い出がありますが、果たして自分は何ができたのだろうと考えます。しかし、後悔しても叱られるので、いまこの瞬間に力を尽くそうと改めて想います。私が恩師達から学んだことは、「人の悲しみに寄り添い、笑顔を生み、ぬくもりを伝えること。それが、人の心に希望を生む。」とうことです。そして、私が教え子さんたちに伝えているのも、その３つを恩贈りしつつ、もうひとつ付け加えています。「昨日の自分よりも一歩ずつ前に進めば、自分と未来は変え続けることができる」生きていると試練のような出来事がありますが、「なんのためにこの出来事は起きているのだろう」と考えたときに、日常に隠された感謝を思い出しながら、自分と未来を変えようと踏ん張ります。支えてくれている人たちへの感謝を思い出せれば大丈夫です。その感謝が生きる力となり、未来のためにいまの試練を乗り越える力になりますから。
21Jan
- 偽りのやさしさと本当のやさしさ
  甘さと優しさは違います。相手に好かれようとして相手の望みを全て叶えようとすることは甘さであり、相手の成長を奪うことにつながります。その結果、甘さに慣れてしまった人は優しさや感謝を忘れて、攻撃的になります。優しさは適度な厳しさを含むものです。相手の成長を願いながら時に厳しく接することで、相手の問題意識を引き出して、改善点に気づくきっかけをつくることができます。愛情を土台とした適度な厳しさに触れることで、人は本当の優しさを知り、感謝を大切にできます。本当の優しさや感謝の思いは、苦労を乗り越える中で身につくことが多いですからね。
20Jan
- 世代間交流のメリット
  人間関係で大切な事は、自分とは異なる世代の人と交流を持つことです。年上の世代や年下の世代と話すことで、その世代の考え方が分かります。世代の幅を広げることで、自分自身の視野も考え方も広まり、時代の流れも見えてきます。そして、世代間交流をすることの最も大きな効果は、自分の考え方のクセがわかることです。自分自身の考え方のクセを見つけると、自分が普段見落としがちなことや避けていることが見えてきます。人間関係の幅と自分自身の器を広げるために、世代間交流は大切ですね。
19Jan
- 幸せを生むために必要なこと
  人生は、その過程で全力で汗や涙を流すほど本気になれないと、充実感は味わえません。充実感が納得感を生み、人生を豊かにしていきます。充実感と納得感なき生き方は、誰かの評価に左右される受け身の生き方に過ぎません。納得できる生き方をしている人は、「熱中している人」であり、愚痴っているヒマもエネルギーも使っていません。人生は実は引き算で変わりますから、なにをやらないかを決めてやらないことを増やしていけば、大切なことが残ります。その大切なことに力を注いで熱中したら、充実感と納得感が生まれ、結果として達成感も感じやすくなります。熱中しているその瞬間こそが、実は「幸せを味わっているとき」ですからね。
18Jan
- あと何回逢えるかを考える
  年に一度、逢える人達がいます。あと残りの人生で何回逢えるかを考えると、これが最後かもしれないと思いながら、毎回真剣に逢っています。人間関係を良くする方法と人生を変える方法は同じです。それは、大切な人や大切なことに力を尽くすことです。また逢えると思うと油断して、感謝を伝えることや恩返しを忘れます。まだできると思うと時が過ぎて、本当にやりたかったことを忘れます。恩返しをできなかったこと、感謝を伝えきれなかったこと、やりたいことに挑まなかったことは、人生最大の悔いを残すことになります。本当に大切な人や大切なことを大切にしながら、自分が生かされていることに感謝して喜びを生むこと、それが人生を思い出深く豊かにすることになるのでしょうね。人生の幸せは良き思い出の数々でわかりますから。
17Jan
- 感情が乱れたときにやるべきこと
  自分のことを振り返って実感することですが、何かの出来事で感情が乱れたときは、「自分は何に対して価値が高いと感じるのか？」と自問することが大切です。感情が乱れたときは、「善悪」や「勝負」「誠実や不誠実」など、自分自身を縛り付けている思い込みを見直す絶好の機会です。自分を縛る価値観を見直して、「本当にそうなのか？」と問い続けることで、価値観は進化します。価値観が変わらないということは、実は退化しているということでもあるのです。自分を縛っている価値観を見直して、本当にその価値観のままでいいのかを問い続けたとき、出来事に対して「そんなにたいしたことではないな」と体感する瞬間があります。それが価値観が進化したときであり、認識力が広がった証です。人は自分の見たいものしか見ない傾向がありますが、悩みというのは固定化された価値観や狭い認識力が引き起こすことが多いです。だからこそ、自分を縛っている価値観を見直しながら認識力を広げることで、自分の器が広がっていくのでしょうね。
14Jan
- 御縁を続ける土台
  御縁を続ける土台は、きちんと向き合って、焦らずじっくり成長を信じて支援することを積み重ねていくことです。すべての人と深い関係になるのは不可能です。あなたが心を尽くしても相手の心に響くのは、一つの場所で数人だと思います。しかし、いろいろな場所での数人の積み重ねが、人生を変えていきます。成人式に贈る言葉は一言。『人生に熱中しよう！』未来は喜びと希望がつくるものですから、信頼できる人と向き合って喜びと希望を持ちながら、素敵な想い出をつくってください。あなたの役割や輝ける場所は、あなた自身の考え方や行動によってつくられていきます。あせらずじっくり。
11Jan
- 良き出逢いを生む秘訣
  「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬も早過ぎず一瞬も遅過ぎないときに。」という言葉があります。出逢いから縁をつなぐのは、自分が相手の人に対して何ができるかを真剣に考えた言動をすることなのですよね。人は、『自分が生きているというのはどういう幸せや価値を自分自身や世の中に生み出すためなのか？』を問い続けないと、忙しさの中で大切な人の存在価値や大切なことを忘れていきます。そして、最も忘れやすいのは、人間関係の価値です。出逢うことが当たり前だと思ったときに、目の前の人への敬意を忘れて、その結果、親しき仲に礼儀がなくなっていき、あっけなく別れが訪れます。出逢いに感謝できてこそ別れに価値が生まれ、別れに感謝できてこそ新しい出逢いが生まれ、再会に感謝できてこそ御縁が深まっていくのでしょうね。
10Jan
- 人間関係はつくるよりも保つ方が難しい
  どんなに仲いい人や大切な人も、自分から縁をつないでいく努力をしないと縁が離れていきます。人間関係は作るよりも保つ方が難しいのです。そして縁で一番大切なことが、相手の立場に立って物事を考えるということです。人間関係の対立は自分の考えを相手に押し付けることから生まれます。人はそれぞれ考え方が違いますから、持っている価値観も当然違います。お互いの違いを生かし合うことが人間関係の土台であり、縁を繋ぐ土台です。違いを否定するのではなく、生かしあえる関係を作ることが大切ですね。
09Jan
- 人間関係をすっきりさせる理由
  実はここ数日でSNS関係の人間関係を一気に縮小しました。今年の裏テーマは『利他（自分を生かして人に尽くす）』ですが、縁ある人に尽くそうと思い、縁を凝縮しました。年齢を重ねている方、仕事が激務の方や育児や介護をしている方は実感している方も多いと思いますが、人は次第に自分自身の時間が減り、縁が濃い人間関係以外に使う時間がほぼ無くなります。何かサポートしても御礼も言わない、約束時間を平気で破る、自分自身のことしか考えず自分勝手に行動する、何かをしてくれとリクエストばかりして自分はなにもしない、人間関係をつなぐ努力をしない、価値観などの変化で縁を感じられなくなった、そのような方とは信頼も尊敬も感謝も生まれませんから、LINEから外すなどして、一斉に距離を置きました。（基本的には1年間交流が何もなければ縁が薄れたと考えています）人の原点は『縁ある人に自分の良さを生かして尽くす』ということです。子育ても介護も仕事も、そして、人生すべてがそうです。本気で何かを始めようとするとき、そのときが縁を見極める時期なのかもしれませんね。

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