こんにちは!生チョコぽん酢です。

いやぁ不景気ですねぇ。

私は搬送業務で毎日道路にいるので、町の変化なんかにも色々気づくことがあります。

例えば最近はパチンコ屋がバタバタ潰れていて驚かされます。

全てを網羅しているわけではありませんが、私の住む地区では、多分半分くらいは無くなったのではないでしょうか。

 

今日は不景気をいくつかの業界視点からご紹介しつつ、最後は世界的な動きについて解説したいと思います。

 

 

■タクシー会社のお話から


先日ひょんなことから、一般のタクシー会社の職員さんとお話する機会があったのですが、そこの会社では半分の車両が稼働できていないらしいです。

ドライバーが全然集まらないらしくて。

今って仕事を探している方も多いのでは?」と聞いてみたところ、稼げくなっているから人気が無いらしいのですよ。

ご存知の方もいるかもしれませんが、タクシーってほぼ歩合制なのですね。

会社にもよりますが、総売上の半分くらいが入るので、実は割と稼げる仕事なのですが、それはあくまで仕事が有ればの話。

でも最近ニーズが戻ってきているのではないですか?」と聞いてみたところ、1台当たりの売り上げは前年度比でV字回復しているらしいのですが、それはあくまで1台当たりです。

稼働数が半分だから相対的にコロナ禍前に比べたら、会社としての売り上げは激減しているとのこと。

でもどうしてそんなに稼働が減ったのですか?」と聞いてみたところ、コロナ禍で自粛祭りだった過去3年、雇用調整助成金の為にタクシー会社も自粛することにしたわけですが、

1社1社がそれぞれ動いたら共倒れになる恐れもあるから、そこの地区のタクシー会社さんが談合のように(談合ではないけど)集まって、どの程度自粛するかを均等に分けたらしいですね。

それで、その期間は当然ドライバーの収入はガクンと減るので(歩合制だから)、大量離職が起こったそうで。

年金受給者世代のドライバーさんは「もういいかなぁ」と潮時に感じたり、ガンガン稼いでいかなきゃいけない若い世代のドライバーも、働かずしてお金を貰えるとは言っても「こんな給料ではやっていけない」ということで辞めたり、

まぁ表沙汰にならないだけで本当に大変だったようです。

残って今も働いているドライバーさんも、いい人なのですが、どうもスレているというか、諦めているというか、覇気がない人が多い印象を受けます。

活気がないというのは、利用する側も悪いエネルギーを受けるので利用するたびに暗い気持ちになりますね。
 


■次に某自動車メーカーのお話

 

先日搬送車両の1台が車検だったので、ディーラーに行きました。

もうここの担当とは20年来の付き合いなので、何でも話せる間柄です。

で、「最近どうっすか」と聞いてみたところ。

まずここのメーカーは新車が売れていません。

というか、作れていません。

この前発表された人気車種は早くもオーダーストップ。

他の人気車種も納期未定、実際には1年~2年待ってから納車されています。

 

(私の知り合いAは人気車種を注文後1年半で納車、知り合いBは人気高級車を注文後1年半で注文取消しを食らった)


今注文をしても次の新型(モデルチェンジ)が発売されたあたりで納車される、いわゆる型落ちの車が納車されるという摩訶不思議な現象です。

こうした背景から、一方の中古車の方はコロナ禍以降バブル状態が続いていました。

特に2022年がピークだったらしく、過去最高益をたたき出したとか。

 

創業以来の過去最高益って凄いですよね。

 


しかし・・・

 


今年2023年に入り嵐がやんだとのこと。

ピタリと売れなくなったそうです。

まぁ新車が作れていない以上は、中古車市場には程度の良い車両から捌けてしまいますから、いずれ循環が止まってしまうのは誰が見ても明白だったのですけどね。

そこに不景気も重なり、「こりゃもう駄目だねww」と言ってました。


ちなみに何故新車が作れないと思いますか?

表では半導体不足が~とか言われていましたが、本当でしょうか?

本当だとしても果たしてそれだけなのでしょうか?

ここからは私の主観も入ってきますが、答えはNOですね。

なぜ日本で新車が納車されないのか、本当の答えは、

 

日本の市場が小さくなってきているから

要するに優先順位が下がっているからだという考えです。

アメリカや中国等の新車販売台数を見れば一目瞭然で、売上の桁が違います。

昨日の記事でも触れましたが、日本は後進国になっていますから、発売してもあまり売れません。

コロナ禍の影響で限られた生産ラインで最大限の費用対効果を考えた時、どこを優先してどこを切り捨てるのか?を考えると

 

日本を捨てるのは民間企業としては当然の判断なわけで。

でも日本のメーカーが日本を除外視するって、なんともシュールな光景ですけど、新車発表も外国先行が増えている気配がありますよね。

あ、ちなみにこれ、全てのメーカーがそうしているわけではないですよ。

例えば私がプライベートで乗っている車のメーカー(上記とは違うメーカー)は、日本を最優先にしているので、コロナ禍であっても納期は3ヶ月、長くて半年くらいでしたから。

このあたりがメーカーとしての命運を分けているのかなぁとも思います。


で、ここからが最重要の話になるのですが。
 

 

■世界の金(ゴールド)のお話


今世界では、金本位制の動きがあるようですね。

アメリカの議会が金本位制を望んでいるかのような法案(HR 2435 法案)を議会に提出したことがネットで話題になっています。

これに関連することは2月に以下の記事でも書いたことがありましたね(記事後半あたり)。

切り抜き


この金本位制というキーワードを語る上で、昭和大恐慌は通らねばならない道です。

昭和大恐慌をご存知ない方はいらっしゃらないと思います。

これは第二次世界大戦の切っ掛けとなる、世界の混乱の始まりだったからです。

ですので戦後の日本では、大規模な昭和大恐慌の研究がなされました。

そして一般向けに発売された本があります。

それがこれ

(商品リンクを載せたかったのですが、絶版になっているので、今から買うことは難しいようです)


内容はすごく難解ですが、若いころ眠気と戦いながら読みました。

 

昭和恐慌の研究だけではなく、当時の歴史的背景なんかも書いてあるのでとても参考になります。

 

例えば序盤になるのですが、


あの当時、貨幣への信用が揺らいだことで、各国がこぞって金本位制に移行したとされています。

まさに今の世界ですよね。

まんまあの頃なのです。

私があのような意味深な事を言ったのにはこうした背景がありました。


とまぁ、かなり長くなってきたので、一旦ここまでにします。

本日は、デジタル通貨に移行する前に、一波乱ありそうな予感をお伝えしたかったのです。


ちなみに、

 

・金本位制の動きは何を意味するのか?
・これから先にどういうことが待ち受けているのか?
・今我々は何をすべきなのか?
金にまつわる私の知る裏情報

 

これら私の考えをまとめたもの(長編)を、NPCの裏記事コーナーで投稿させてもらいますね。

 

当然上記で紹介した本の内容も踏まえた内容です。


知っておいて損はない内容だと思います。

まだまだ新規会員さんは募集中ですので、お気軽にお申込みくださいね。

 

会員さん達の投稿を含め、表には出てこない、色々な情報に触れることができると思います。

 


おわり

 

 

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