タイトル釣りではなくガチですw

 

 

 

こんばんは、生チョコぽん酢です。

 

ふぁー、大変な一日だった。


読者様の中には何となく気づいていた人もいると思いますが、私は一応経営者だったんです。

もちろん現場バリバリの経営者。

介護の世界には意外と私みたいな人種が多いんですよね。

 

好きでやっている人ばかりだからなんでしょうー。



さて、私の会社でやっていた介護保険事業は、コロナ禍に入りだんだんと採算が合わなくなっていました。

それでも何とかやっていたのですが、ここ最近、私の生存本能

撤退!」「撤退!

とビンビン警告してきます。

なので直観に従うことにしました。


あ、ちなみに搬送事業部だけ残してありますので、このブログも今まで通り更新します


搬送事業部の相方ともよく話し合いをしました。

お金の話だし、人生の話だし、本当に真剣に検討したのです。

後で説明しますが、採算が合わなくても実はやっていけるから、続けることも選択肢にありました。


でもやはり最終的にネックとなったのが、コロナワクチン・・・(ここでもか)


搬送事業部の私と相方は未接種です。

だからこそ、未接種者と接種者の価値観の乖離が凄まじく、小さな組織だから猶更その悪い影響が出ているという点、そして例の匂いをはじめ健康面でリスクに感じている点が見えてしまいます。

そりゃ人間だし皆違って当たり前です、価値観が違うことも当たり前。

ですがこの問題というのは、右に進むのか左に進むのかみたいな、全く逆方向のベクトルで互いに歩み寄れない問題だと感じるのです。

海外に移住したい人と、日本で永住したい人とでは、結婚なんて成り立たないですよね?

未接種者の我々が譲歩して「じゃ打ちますよ」なんて口が裂けても言えないし、接種者が「じゃ未接種になります」なんてことにもなりません。

一部から差別という声も聞こえてきそうですが、私のような零細企業の場合、職員を雇うっていうのは結婚相手を探すのに等しいことなのですよ。

皆さんは結婚相手や恋人を選ぶのに、差別(区別)しませんでしたか?

そんなことは無いはずですよね。

人間の世界なんて、建て前を抜きにしたら主観の塊です

だからこそ、社会は私達のような未接種者に対して差別したわけです、そして現在もそうです

更に以前の記事でも書きましたが、うちの会社ではワクチン接種については、周りに流されないように、そして代表の私は打たないことを事前に伝え、更には判断材料となる資料まで配布した上で、思想が分断しました。

 

構図としては、雇用主であり身近な存在である私の言葉よりも、TVの専門家さんの謳う方に行ってしまったわけですから、捨てられたのは私の方なのです。

だからやるべきことはやった上での今回の結果(判断)だから、もう心にしこりはありません。


それに対立構造のような書き方をしてしまいましたが、残った皆の雇用は守られます。

下手にあがいて倒産して職を失わせるよりも、野心のある企業さんの元で雇用を維持できるに越したことはないはずです

つまりお互いにメリットがあるんですよね。

戦略的な撤退というやつです。

で、気になりますよね?



いくらで売れたと思いますか?




下世話な話に聞こえるし、具体的な金額までは契約上言えないのですが、今からする話は自慢話ではなく、日本で生活する皆さんへの警笛の意味になりますので、1つの参考として聞いてください。

私は経営者ですから1~2年に一度は、今売却した場合自分の会社はどのくらいの価値があるのか調査していました。

それは何かあった際に(実際にはコロナ禍でしたが、他にも紛争や災害、社会的混乱等、様々な事情)、事業が重荷になってしまった場合、どのくらいの期間で売却できるのか、どういった流れで売却できるのか、どこに相談すれば良いのか、注意点、そして何より相場観を養う為です。


そしてそこで長年にわたり養った相場観からすると、凡そ〇倍の金額で売れました。

赤字なのに。


もちろん数字を誤魔化して黒字に見せかけたり、買主を騙すようなことは一切していません。

全てのリスク要因を包み隠さずお伝えしています。

そのうえで、〇倍です。


なので、その理由について説明しようと思います。

(私個人の考えで、間違っている可能性もありますからね)
 

  高騰した一番の理由


それは今がバブルだからです。

確かこの記事でも書いたことありますよね。

 

 

我々庶民生活には何にも変化がなく、それどころか家計が圧迫されているから見えづらいと思いますが、今ってとんでもないバブルの最中なのです。

多分人類の歴史上最も大きなバブル最上地点にいると、私は考えています。

経済的な説明は長くなるのと、このブログのコンセプトから外れてしまうので避けますが、滅茶苦茶要約すると、銀行がバンバンお金を貸す状況にある、という点が理由です。

銀行融資にブレーキが利かなくなる状況でバブルが起こるんですね。

例えばチューリップの球根に、銀行がバンバンお金を貸し出し始めたらバブルです(これは世界で最初のバブル事例)


では何故、今銀行がお金を貸しまくっているのかといえば、世の中があり得ないほど不景気だからです。

そして以前の経済水準(国民の暮らし)を守るために、下支えしてくれています。

マジデ感謝しかない、銀行が今一番努力しています、政治家なんかよりもずっと。


でもこの説明を聞くと疑問が沸きませんか?


何故不景気なのにお金借りるの?」って。

 


お金を返せないリスクを考えると、借りない方がいいに決まっています。

でもその自然な流れになってしまうと、経済が一機に衰退してしまうから、国はある対策をしてお金を経営者に借りてもらっているわけなんです。
 

  経営者がお金を借りる理由


無保証無担保というのが、今の銀行貸し付けの原則です。

しかしながら無保証無担保という言葉だけが独り歩きしており、実態を理解できている人はそんなに多くないように感じます。

そもそもコロナ禍に入る前から、銀行の融資は無保証無担保でした。

しかし、コロナ禍以降の無保証無担保の概念は別物です。

まずこの説明から。


・コロナ禍以前の無保証の概念(法人で借入する場合)

法人名義での借り入れになりますが、法人の代表が連帯保証人にならなければいけません。

ただし、連帯保証人は代表以外の第三者がなる必要はありません(昔は必要だった)。

これが無保証と言われる従来の概念です。

補足:この無保証の概念は不動産にも浸透してきています(といっても不動産は古臭い業界なので、いまだに賃貸で第三者の保証人を求められるケースが多いですが、いずれ無くなります)


・コロナ禍以降の無保証の概念(法人で借入する場合)

法人名義での借り入れになります。終わり



これはどういう変化かと言いますと、従来なら万が一会社が倒産した場合、銀行の借入は代表が個人で返済しなければいけませんでした。

(第三者の保証人が必要だった時代では、代表が飛んだらその第三者が返済しなければいけなかった)

しかしコロナ禍以降では、法人名義のみで借入ができます。

そしてコロナ禍を乗り切ろうという趣旨の借入なので、赤字でも大口の借入が通りやすいです

(コロナ禍以前では、業績不振になると銀行はお金を貸してくれませんでした。だから「儲かっている時に借りろ」が経営の格言でした)

つまりこれは、万が一そのまま倒産してしまっても、借金の返済義務は誰にも残らないことを意味します

だから経営者は「倒産するくらいなら借りるか」ってなるんですね。

いわゆるゾンビ企業です。

これが赤字でも借入してもらう為の国策です。

そして、こうした背景から事業再編・事業譲渡が活発になっている模様です。
 

  今後日本で起こると思うこと


こうした対策のお蔭で、多くの赤字介護事業所が延命しています。

病院も、今は大学病院までもが赤字経営に陥っていますが、こういう制度で延命しています。

その他の業界も同様かと思います。

しかし、あえて説明するまでもありませんが、銀行は過去に例の無い量の不良債権を抱えていることになりますから、このまま景気が回復しなければ、いずれ本件以外での不良債権も含めた社会問題になるのは必至です

でもコロナ融資って税金なんでしょ?

と思われるかもしれませんが、不景気に陥っているこのご時世で、そんな潤沢な税金などありません。

建て前は税金なのですが、実際には銀行側が自払を切っています。

(まぁこういうギミックはよくある話です


なので、いずれこの攻防は、下支えの総崩れで結末を迎えると踏んでいます。

それが明日なのか、1年後なのかは分かりません。

でも多分起こります。


そして今はよく「預金封鎖に注意しろ」とか叫ばれていますが、そんな簡単にはできません。

このグローバルな相互依存の世界では、まず起こらないと私は思って行動しています。

絶対にゼロとは言い切れませんが、冷静に考えれば西側諸国から経済的に完全に切り離されるか、西側諸国と完全に足並みを揃えないと、そんな技できないでしょ。

もし強引な方法で何かが起こるとすれば、西側諸国が足並み揃えてデジタル通貨に移行することくらいじゃないでしょうかね。


ただこれ念を押しますが、私の推測でしかありませんからね。

 


買主さんは預金封鎖が起こる可能性を高いと踏んでいる可能性もあります。

だから現金で持っているよりも、生産性のある事業に変えてしまおうとする動きかもしれません。

もしくは単純に健全な事業拡大なのかもしれません。


これはババ抜きなのか?

それともジョーカーが金の卵に化けるのか?


まぁ未来の話なんて誰にもわかりません。

ビジネスってこういう駆け引きみたいなのは楽しいですよね。


ただ、このブログを読んでくれている方には伝わっていると思いますが、私は未来には割と悲観しています。


景気が戻らないどころか、元の世界に戻らないと思っています。

だから逃げの一手しか眼中にありません。


私はひとまず、今回の売却金額で搬送事業に再投資しつつ、様子を見ようと思っています。

後は・・・しがない搬送ドライバーの私には、プットオプションを買うくらいしかできません。

 



とにかく、私にとっては大きな大きな節目となる日になりました。

 

 


ブログは変わらず続けていきますので、今後とも読んでもらえると嬉しいです。


あと、本件は検索しても出てくるような規模のものではありませんが、特定ができたとしても知らないフリをしてくださいねw

 

じゃないとブログが書けなくなりますので。

 


それでは、今後ともよろしくお願いいたします。



おわり

 

 

補足:この記事は不都合が出たら消すかもしれません。

 

 

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