こんにちは!生チョコぽん酢です。

昨年こちらの記事で搬送機材を買い替えたことをお伝えしたことがありますが、今日はその後日談になります。

今まで使用していた搬送機材は10年使ってガタが来ていましたので、安全を考慮して一式買換えをしたのですが、とある機材に不具合が見つかりました。

セミオーダーで作ってもらった機材なのですが、どこでどのような手違いがあったのかは分かりませんが、少なくとも注文書が残っておりますので私側ではありません。

最初に相方がその不具合に気付き私に報告してくれて、私も不具合を確認した後に購入した問屋に問題をメールで報告しました。


ここで一旦、福祉用具について説明させて頂きます。

日本は世界的に見ても福祉先進国と言っても過言ではないほど、介護産業は成長していて、特に福祉用具の品質はずば抜けていると思います。

日本のメーカーが日本の工場で日本人が製作している感じです。

純国産なのですね。

それに加えて、ニーズは限られていますから大量生産できるわけではなく、基本的には受注生産となるので、とっても高額。

多分知らない人が見たら驚くような値段です。

しかも、とても閉鎖的な日本の業界ですから、私のような業者から直接メーカーさんに購入依頼をかけることはできません。

問屋(介護業界で「福祉用具さん」と呼ばれているところ)を通す流れになります。

なので、私は以前介護施設を経営していた時にお世話になっていた、地元の問屋さんに依頼をしました。


それで話を戻しますね。

納品されてから問題が発覚し、年明け早々にメールで報告。

2週間が経ち応答がないので、メールを再送。

更に2週間が経ち応答はなく、様子がおかしいので電話。

メールの確認忘れだったようで、謝罪された後「営業の者に実際に見せて欲しい」と言われ、わざわざ機材を持って問屋さんへ。

なんだそれ

営業はMさんという見るからに若い男の人でした。

Mさんに直接会い、どこでどう不具合があるのか、構造上の問題を事細かく説明し、Mさんも「うんうん」と言いながら真剣な表情で聞いてくれました。

それで最後は問題のある金属の接続部分の写真を何枚も撮って「メーカーに掛け合ってみます!少々お時間をください」と言ってお互い笑顔で別れました。

そこから

1週間が経ち

2週間が経ち

1ヶ月が経ち

全然電話が来ません。

さすがに昨日しびれを切らして私からMさんに電話をしました。

Mさん「はい!どういったご用件でしょうか?

私「・・・? 用件は分かりませんか?

M「はい!

私「あのね

Mさん「あー!先日の件ですよね!まだメーカーから返答がなくて

私「そんなの起こりえないんじゃない?忘れてただけでしょ?

Mさん「いえ本当です!

私「こっちはもう3ヶ月以上待っているんですよ。そろそろいい加減にしてもらえる?

Mさん「はい・・・すみません・・・すぐメーカーに確認します!

といって電話を切り、5分後

Mさん「確認が取れました!メーカーの営業さんが見に来てくれるそうです!

(イラッ)

とまぁこんな流れでした。

 

なぜイラついたのかというと、電話1つで、しかも5分で済む内容なのに、3ヶ月待たされた私って・・・。

不具合については安全上問題はないと思うのですが、相当使いづらくなっています。

早く何とかして欲しいのに、本当に困った話です。

で、結局どうなったのかというと、問屋さんもMさんに思うところがあったのか、この後別の事務の女の子から電話が来て、

事務「我々が入ると分かりづらくなってしまうので、メーカーさんから直接(私)さんに電話してもらうことにしました。

ナイス

でも最初からそうして欲しい。

というか、注文時から問屋通さずにメーカー直なら不具合起きなかったんじゃね?

利権か、何らかの事情があるのか、私には分かりませんが、マジ困りますよ。

これ、数千円とか数万円ではなくて、数十万円の商品なので、もう少しちゃんとして欲しいですよね。

まぁそうは言っても、この事務の女の子の対応はベストだったのだと思いますが。

昨日の救急搬送された学生さんの話もそうですが、若い人の健康問題が本当に心配です。

 

ここの問屋さんは多分組織としては平均年齢30代だと思いますが、それにしてもアレな人が多めなので。

 



これだけ良い商品を作る力があるのに、取り巻きがアレばかりではせっかくの技術力が浮かばれませんね。

日本人はどこか先進国かぶれというか、プライドが高い傾向にありますが、特定の領域ではもうとっくの昔に後進国になっていると思われます。

人件費が安い外国で製品を作らせて、日本やアメリカで消費するなんて構図は、長い年月をかけて書き換わっており、もうほぼ完了した段階でしょう。

最近はどこぞの外資系企業が日本を拠点に移してきていますよね。

これはNPCの会員さんが言ってたことですが、もう日本人の人件費の安さが際立ってきているので、日本が一昔前の中国のようになってきているようです。

また、以前紹介した長年海外に住んでいて日本で英語講師の仕事をしていた女性に生前聞いた話では、「最近は日本に出稼ぎに来る人が減っています」って言っていました。

それはどうしてか聞いたところ、「稼げなくなっているから人手が中国に流れているんです」って。

こうした動きは最近顕著に出ており、決して水面下で動いているわけではないです。

ただ単にTVが報じないだけで、堂々と水面水上で動いている。

多くの日本人が気付かないだけで、世界は変わってしまいました。

しかし現実は、地元で最も高学歴な友人はいまだに東京が世界一物価が高いと信じています。


根本的なところが抜けている日本人ですが、技術力が高いのは確かなので、これから先の未来では、日本人の安い人件費を求めて外資系企業が立ち並び(すでにそうなっているけど)、日本で生産されたものが世界で消費される、みたいなことになるのでしょう。

昭和の頃に逆戻りしそうですね。

でもプラスに考えたら、その方が日本人の気質にあっているのかもしれません。

使う側からすれば、奴隷のように与えられた仕事(ノルマ)をこなし、最低限のお金と最低限の自由を保障してあげれば、何一つ文句言わず働き続ける。

使われる日本人からすれば、自分では何も考えずに済むし、安全と仕事が誰かから保障されている。

WinWin


おわり

 

 

 

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