こんにちは。
マリコ先生です。
日曜日のめぐちんからから。
「最近の若い子はマジメだなぁ」って思います。
ナリ心理学「ナリクロ」さんとお会いしたら「ういろう」をいただきました。私、「ういろう」大好きなんです❤️
それを生徒に
「どれが食べたい？」って聞くと、
「ういろう？食べたことないです。食べたことないから、食べられなかったら悪いのでいらないです」って遠慮した。
「初ういろうに挑戦してみなよ」って言うと、
ピンク色のういろうを一口食べ…
「美味しいですーーー！」
って笑顔になった。
一般的にマジメなのはよいこととされていますが、マジメもいきすぎると悪癖になってしまいます。
そういうネガティブな意味で、最近の若い子はマジメな子が多いんです。
就活も人生を賭けた一世一代の大勝負のように真剣に取り組んでいますし、職場でも献身的すぎるほどに一生懸命に働いています。上司や先輩の意地悪にもよく耐えて頑張っている元生徒がいます。
Z世代は、
「納得のできない仕事はしない」
「理不尽な仕事はしない」
「上司に媚びをうらない」
「自己犠牲しない」
のかと思いきや、
一方で、マジメすぎる故に能力が足りない分は自己犠牲の努力で心身の健康を害してまで頑張ってしまうZ世代もいるのです。
それによってメンタル面を崩して辞職を余儀なくされ、社会復帰もままならないほどのダメージを受けたまま絶望に暮れてしまう若者も私のところに相談にきます。
なぜそこまでして頑張ってしまうのか？
『安定』という幻想にしがみつきたいがために頑張ってしまうわけです。
先日、Z世代と話していると、
「ベンチャー企業も視野に入れれば？」と提案すると、
「ベンチャー企業へは就職しません」って返ってきました。
「ベンチャーは不安定だし」って。
不安定なご時世ですから、
感受性の強い若者は理屈云々ではなく肌で不安定な世の中を感じ取っているわけです。
しかし残念ながら『安定』というものは社会のどこを探してもないことは知っていながらも、「新卒は大手企業」を望む若者達。
大企業に入れば一生安泰だと思い一生懸命、勉強してやっと入社できたとしても仕事が振るわなければ淘汰されてしまうのが社会というものですから、入っただけでは安定は得られないことも知っているはずなのに…
入社したら、不安と戦い、安定にしがみつくライバルたちに遅れをとらないように魑魅魍魎がいる会社で、生き抜いていかなければならないわけですから、ときには人を欺きときには人を蹴落とし、安定とはほど遠い不安と緊張の中で毎日、戦っていかなければならないんです。
そこにお行儀よくマジメにしていたら百戦錬磨の猛者どもにたちまち食い物にされてしまう世界なので、一時たりとも気が抜けない職場もあります。
結局、社会というものはどこにいっても自分の実力次第。だったらそこにしがみついている意味って何なんでしょう？心身を犠牲にしてまで献身的に頑張る価値はそこにはあるのでしょうか？
どうせ自分次第の世の中なら、自分のやりたいことに自分自身を捧げほうが人生がはかどると思いますけどね。
努力とはイヤなことをひたすら我慢することではなく、自分のやりたいことのために死力を尽くすこと。我慢はしなくていいので努力をしてください。
マジメでいい子になんてならなくていいのです。
ワガママに努力する人材に育つように、社会人の特権は自由だということ。
その気になればどこにでもいけるのが社会人というものですよ(^^)
生きるためにするのが仕事で、死にたくなるような仕事はしなくていい！
会社を辞めることは敗者のすることではなく、挑戦者のすることだということを忘れないように。
明日は、あっちゃんだよー！
マリコ先生でした。
╰(*´︶`*)╯♡
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