飯山満川の氾濫を減らすために今できる事 | 中原慎介オフィシャルブログ「船橋家族のために働く」Powered by Ameba

飯山満川の氾濫を減らすために今できる事

私は船橋市の飯山満町というところに住んでいます。「いいやまみつる」とかいて「はさま」と読みます。正確にははざまではなくはさまです。でも住んでいる人もはざまと言ったりするのでどっちでもいいのかな。

この飯山満町とお隣の芝山の間には飯山満川という川が流れています。それほど深くも広くもありませんが、台風や大雨の時には大変なことになります。

芝山を歩いて市民の皆さんと話していると飯山満川が氾濫した時の被害の大きさと再度起こる事への不安を多く聞きます。

地元議員として飯山満川の問題にはずっと取り組んでいますが、飯山満川だけでは抜本的な対策はできません。

飯山満川が流れ込む海老川が整備されないといけないのです。

だからと言ってそれまで待つだけなのか?というとそんなわけにもいかないのも住んでいる方からすると当然。

これは、去年10月の台風で増水した飯山満川。普段は底から20cm程度しか水が流れていませんが、この日はもうあふれる寸前。ここら辺の川は深さ2m~3m程度ありますからその増水がどの程度かわかります。



台風の前と後には川沿いの方からの電話やメールを多く頂き皆さんから不安や不満をお聞きます。

この問題に現場で取り組みつつ議会で取り上げもしてきましたが、2014年12月の本会議で少し良い答弁が有りました。

芝山には3つの調整池があります。調整池と言うものは、(芝山の場合)URから流れてくる雨水を溜め置く池の事です。これを調節池(川があふれそうな時一旦水を逃がし溜め置く池)として使う事を市に求めました。

といっても、調整池はURの所有地であり所管は千葉県なので市には、県及びURと交渉することを求めました。

それに対して市は、「調整池を飯山満川の調節池として利用できるよう県及びURと交渉する。」との答弁が有りました。

これは素晴らしい答弁で、芝山の調整池を調節池として使う事ができれば飯山満川の水位に随分余裕ができます。街中に水があふれるのを随分と遅らせる事ができます。

今は、2015年夏の台風シーズンまでに交渉を終わらせ調節池として利用できるよう市に求めていますが、期限までは明確な答弁はありません。

引き続き市と話し合い、県やURに調整池の調節池としての早い時期の利用を求めていきます。

中原しんすけ