圓礼を刷って外資様に献上せよ28.10.31
自国を植民地として、他国にダンピングするとは、換言すれば「自国から搾取して他国に貢ぐ」という事である。もっと短縮すれば「売国」に他ならない。
何故、斯くも愚かしい政策に走るのか。
一つには白人様から「褒められたい」があろう。
欧米人様からオツムを撫で撫でされて有頂天になりたい、がある。
亜細亜に於ける、此の愚かしい政策は短期に於いても長期於いても欧米社会に利益となる。
① 長期に於いて当該国の産業を衰弱させる。
② 結果的に当該国の富を欧米に移転することになる。
上記をドグマとすると、亜屁政権はドグマに対し徹底して忠実であることで見事なほど一貫している。
唖屁政権は発足と同時に世界中に円通安政策に邁進すると触れ回ったが、これは取りも直さず白人投資家に対し「日本の安売り」を開始するとのメッセージであった。
「通貨バーゲンをおっ始めますから、外国投資家の皆さん大いに儲けて下さい。」
世界中に触れ回った。
自信満々と言うか馬鹿丸出しと言うか、国際通貨マフィアの大事なメンバーとか煽てられて有頂天だった。一端(イッパシ)の金融家気取りであった。成程、東大の経済博士たるを売りにしておられるようだが、金融政策や通貨政策には門外漢に近いのが真相の様である。前任の白川総裁と比べると中央銀行代表としてはアマチュアに近いのではないのか。
近いからこそ白人様からのお墨付きを必要とした。だから白人様の利益になるように白人様から言われるとおりに諾々としてエージェントとして動いた。
実際、円通貨の価値は4割以上毀損された。その分、もろに基軸通貨に反映されドルの価値は高騰した。倍近く価値を上げた。
世界中の投資家が苦魯堕・唖屁の黄金コンビを称賛したのは言うまでもない。名総裁・大宰相此処に在り。
私が外国投資家だったら同じように黄金コンビのヨイショ・プレイに参加したろう。
日本が丸ごとバーゲンされているのだ。それまで手の出なかった日本の株式も企業も技術も、正に叩き売り状態と化したのだ。
外国投資家とすれば、1ドルで70円分しか買えなかった日本の資産が1ドルで140円分買えることとなったのである。何も努力しなくとも洟垂らした阿保でも倍買えるのだ。即ちオール半額バーゲンである。
それまで配当が少なかった日本株式も半額となれば話は別だ。青い目にも俄かに魅力的に映る。マンションでも株式でも金地金でも「半額」になれば、全く違った資産に見える。半額それ自体が、倍以上の価値を持って輝いて見える。ジパングで宝物が見付ったのだ。
安倍政権の政策が世界中の支持を得たのは言うまでもない(流石にドイツは首を傾げたようだが)。アベ・クロダは外国資本にとって殊勲甲の働きを見せた。ユダヤエージェントとして第一級の功績である。
その為の圓礼もご用意すべく中央銀行は刷って刷って刷り捲った。
此処で我々愚民は始めてアベノミクスとやらの真相に至るのである。
「マネーサプライを拡大させるためにマネタリーベースを増やした」
は、実は目晦ましのプロパガンダであった。
「マネタリーベースを増やせば、貨幣乗数が掛合わされることでマネーサプライが倍増し、経済が拡大する」
は単なる煙幕であった。賢いアメリカユダヤ様のことだ。日本の原住民の前で真相は巧妙に秘匿されていた。
土台、貨幣乗数なるものからして、結果のマネーサプライから逆算して出した根拠無きイカサマの数字である。競馬のオッズに較べたら、遥かにいい加減で出鱈目な数値だ。
それが証佐に算出根拠を証明した者は未だ嘗て居ない。結果で出た統計数字で割るだけなら小学生でも馬鹿にするお遊びだろう。国のお金が「全体」で2回転するだの3回転半するだのの珍説に至っては御伽噺にもならない。妄想ゴッコにしても出来が悪過ぎる。
マネタリーベースに関する次なる御伽噺は極付きの域にある。既に誰も信じてはいないのだ。餘りに幼稚過ぎて、底が割れているのである。
「中央銀行が紙幣を輪転機が壊れるまで刷って、市中銀行に無理矢理預ければ、自ずと経済は拡大する。」
世紀の大嘘である。