東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出について
中国の専門家が分析した結果
放射性物質の濃度に異常は認められなかったと伝えた。

中国政府は処理水の海洋放出を理由に
日本産水産物を全面禁輸していたが

段階的に輸入を再開する。

そもそもは、中国のなんの根拠もないただの嫌がらせで
それを政治的な理由から方針転換して
日本にすり寄ってきただけの話だ。

でもね、中国だけじゃないよ。
処理水放出をした1年半前
日本のマスコミもこのことを無駄に大騒ぎして

風評被害を広げていた。

飲料水よりもトリチウムの濃度を薄めて流しているのに
問題なんかある筈がないのにね。

日本人でも、しばらく魚は食べないなんて
言ってるバカが居たが
彼らはまだ魚を食べてないんですかね?

 

先週のダメ会見以来

CM差し止めが止まらないフジテレビだが

フジ・メディア・HDの株価は
それとは反比例するかのように上がり続けている。

普通に考えたら、CMが減ったら収益が下がるのだから
株価は下落すると思ってしまうが
株主が見ているのはそこではない。

ネットでは「放送免許はく奪するべき」

なんて言われているが
現実的には政府、総務省がそんなことをするワケもなく
フジテレビが倒産することもないだろう。

…となると、経営陣が刷新する可能性が高い。

数十年続いてきた無能な経営陣が退場して
ようやくまともな経営が行われることへの期待が
株価を押し上げているのである。

その思惑通りにならなかった時
株価は大暴落することになるが…。

 

Netflixやディズニープラスなど
ドラマについては配信が圧倒的に強い。

単純に製作費が違うのが大きいのだが
そもそも作られている数が多い。

一方、バラエティはどうかというと
ドラマとは全く違う。

数も圧倒的に少ない。

理由は簡単で、日本のバラエティは
世界では廻らないから…。

日本の笑いが海外に劣っているからではない。
日本の笑いは進化し過ぎてしまっているのだ。

進化とは最先端という意味ではない。
最先端だったら、10年後、20年後に
海外も同じ道を辿る可能性はあるが
日本の笑いは、日本独自の進化をしてしまったので
海外の人は理解出来ない領域へと進んでいる。

昔、松本人志がアメリカ人用にコントを作った際

日本人のお笑いの力が100点だとすると
アメリカ人は65点ぐらいなので
全力で65点を演じると言っていた。

まさにその通りで65点くらいにしておかないと

理解して貰えないのだ。

だからといって65点にしてしまうと

日本人には物足りなくなってしまう。



もちろん、配信でも
トークサバイバーやドキュメンタル等
頑張ってるバラエティが無いわけではない。

しかし、圧倒的に熱量が違う。
バラエティに力を入れよう…という
配信側からの熱意はドラマほどは感じない。


日本人ほど笑いに対して貪欲な民族は
他に居ないかもしれない。


漫才、落語、コント、大喜利
多種多様の笑いが常にアップデートされ続けている。

結局、そんなバラエティを楽しむなら
地上波を見るしかないのだ。
 

「ホットスポット」はまだ2話だけど
驚くのはバカリの脚本家としての成長だ。

僕はそもそもバカリズムが大好きな芸人なので
彼の事はずーっと追っている。
なので、その笑いのセンスについては今更
言うまでもないのだが
作品を重ねるごとの脚本家としての進化が

エグいことになっている。

例えば、2話の飴玉だ。

体育館に忍び込んだ高橋(角田)が
4人の愉快犯をバレーボールで

一人ずつを倒していくシーン。
3人倒して、でももうバレーボール無いよ…ってなる。
 

そもそもボールは4つでもいいし

愉快犯は3人でもいい。

しかし、あえて1人多くしているのだ。

 

よく有りがちなやり方としては、

最後の一人は高橋が直接戦って倒してしまう方法だ。
ドラマとしてもカッコよく決まる。

でも、そんな使い古された手は使わない。

ここで、「渋いお菓子」として笑いにしていた
飴玉を使うのだ。

まるでピストル撃つみたいに…。

 

車内での年上イジリ。

竹馬、お手玉、ハンカチ落とし、そして渋い飴…。

ただの笑いのための会話と思わせていたが

全てこのシーンへのフリだったことに気付かされる。

 

なんてことないシーンと思うかしれないが

これが出来ない脚本家が本当に多い。


無駄のない自然な会話で物語を進行する。
この凄さ、ぜひ解って欲しい。

Netflixの「阿修羅のごとく」を見終わりました。

前にも書いた通り、僕は今回が完全に初見なので
こういうドラマだったのかと初めて知ることが出来た。

これは女性脚本家ではないと書けないドラマだ。

単純に4姉妹の話だからということではなくて
ドラマで描かれている女性的な行動や心理描写は
男には全く発想出来なくて
男側からするととても怖かった。

セリフで喋ってる内容だけを追ってしまうと
このドラマの理解は全く変わってしまうだろう。

とても深い。

三谷幸喜が「神様が書いた脚本」と表現したが
やっとその意味が解った。

そして、この素晴らしい脚本を
映像化出来たのは監督の力量はもちろんなんだけど
完璧ともいえるキャストだ。

これだけの才能のある役者を揃えられたことは
奇跡かもしれない。

僕もこの世界の隅っこに入れて良かった(^^)。

2025年の1月現在、ジャッキー・チェンは70歳である。

僕が子供の頃、ジャッキーは
小学生の憧れのヒーローだった。

あれから40年が過ぎて
まだアクションをやってるなんて
当時は考えもしなかったなぁ。



映画「ライド・オン」は
ジャッキー初主演から50周年の記念作品。
日本では昨年公開された。

声優は引退していた石丸博也が
限定復活してファンを喜ばした。

やっぱりジャッキーといえば石丸博也だ。


2012年に本格アクションからは
引退したジャッキーだが
「ライド・オン」でも70歳とは思えないくらい
よく動いている。
おじいちゃんの動きとは思えない。

しかも若い頃のムチャのおかげで
けっこう怪我も多かったので
いろいろ後遺症は出てきている筈だが
そんなことはまったく感じさせない。

どんなトレーニングをしていたら
こんなに動ける70歳になれるのだろう…。

日本生命保険やトヨタ自動車は
フジテレビで放映しているCMを
当面差し止めると明らかにした。

僕は12月の時点で、スポンサーの撤退などに
発展するよと書いていた。

だからフジテレビはしっかり対応しないとダメだと
訴えていたのだが、どうも全く危機感を感じない。
うやむやにして逃げようという魂胆が丸わかりなのだ。

もう胡麻化してなんとなかる時代ではないのだが
古い経営陣は理解出来ていないのか
どうしていいのか判らないのか…。


スポンサー側からすると
CMを差し止めてもお金は戻ってこない。

億単位のお金が無駄になるのだが
日本生命やトヨタは、それ以上にCMを流すことに
リスクがあると判断したのだ。

だからといって今現在、CMを流している企業を
批判するのも間違っている。

それぞれの企業によって事情は異なる。

ただ、現在CMを放送している企業も
4月以降に契約するのかはかなり怪しい。

(CMは最低3ヶ月とかで契約する)
続々とフジから撤退する可能性は高い。

流れを変えるには、港社長、日枝氏を初めとする
現経営陣の退任は当然で
更に外部から新しい顔を連れてくるくらいしかない。

ジャニーズ後のSTARTOに福田淳氏が来たみたいにね。

本当に社員を守るというなら
それくらいやらないとね。

 

「水曜日のダウンタウン」が2週に分けて
「新春クロちゃんリアル人生すごろく」を放送した。

クロちゃんが気づかぬうちに1~6までの数字を選ばされ
すごろく上で止まった出来事が起こる。

何がすごいって、単純に労力がすごい。

3ヶ月以上も隠し撮りで行われたこの企画。
一つ一つは大した撮影でもないかもしれないが
積み重なってくるとかなりの労力だ。

 

すごろくの出来事の為に

ウソの番組を作ってウソの収録をする。

しかも3ヶ月の間には
通常放送用の撮影もやっているのだ。

そして、3ヶ月かけたところで
2回分の製作費しかない。


この「すごろく企画」は、次回の
クロちゃんプロポーズへと続くことになるのだが
プロポーズさせようという所から
今回の「人生すごろく」を思いついたのだと思う。

会議の時は「面白い」って盛り上がったものの
いざやるとなったら
そうとうめんどくさかっただろう。

水曜日のスタッフは、本当に偉いと思う。
 

中居問題、フジテレビ社員の関与についての
フジテレビ港浩一社長の会見は
典型的なダメな会見だった。

会見会場が狭いからと記者の数を制限。
テレビカメラの撮影はNG。
WEB中継もなし。

2月の社長定例会見を前倒しにしたことを理由に
テレビ局の会見とは思えないくらい
極力外部への発信を制限した。

批判された旧ジャニーズの会見だって
ネット配信はしていた。

こういうところに、問題と向き合う気のない
フジテレビの姿勢が見えてしまうのだ。


報道によると、会見の詳細も基本的には全否定で
それ以上のことは第三者委員会が
調査するという内容だった。

(第三者委員会のメンバーも怪しいところだが…)

社員を守るといってこれでは

フジ社員も心底ガッカリしただろう。

社長定例はこれで乗り切ったと
思っているのかもしれないが
これをスポンサーはどう見たのか…。

4月以降、スポンサーが
激減しないといいけどね。

そして、株主総会は大荒れになりそう。

NHKの「東京サラダボウル」。

「東京サラダボウル」は歌舞伎町を舞台に
外国人居住者に向き合う女性刑事と
通訳の男性が繰り広げる物語だ。

僕もエキストラとして参加しており
先月、都内で撮影したのだけど
まだ「あのクズを殴ってやりたいんだ」も
やってた頃だったので
緑頭の奈緒にビックリした。

 

1話目はよく解らなかったが

2話目でなんとなく方向性は見えてきた。

ただ、面白くなっていくかはまだこれから…。