Netflixやディズニープラスなど
ドラマについては配信が圧倒的に強い。
単純に製作費が違うのが大きいのだが
そもそも作られている数が多い。
一方、バラエティはどうかというと
ドラマとは全く違う。
数も圧倒的に少ない。
理由は簡単で、日本のバラエティは
世界では廻らないから…。
日本の笑いが海外に劣っているからではない。
日本の笑いは進化し過ぎてしまっているのだ。
進化とは最先端という意味ではない。
最先端だったら、10年後、20年後に
海外も同じ道を辿る可能性はあるが
日本の笑いは、日本独自の進化をしてしまったので
海外の人は理解出来ない領域へと進んでいる。
昔、松本人志がアメリカ人用にコントを作った際
日本人のお笑いの力が100点だとすると
アメリカ人は65点ぐらいなので
全力で65点を演じると言っていた。
まさにその通りで65点くらいにしておかないと
理解して貰えないのだ。
だからといって65点にしてしまうと
日本人には物足りなくなってしまう。
もちろん、配信でも
トークサバイバーやドキュメンタル等
頑張ってるバラエティが無いわけではない。
しかし、圧倒的に熱量が違う。
バラエティに力を入れよう…という
配信側からの熱意はドラマほどは感じない。
日本人ほど笑いに対して貪欲な民族は
他に居ないかもしれない。
漫才、落語、コント、大喜利
多種多様の笑いが常にアップデートされ続けている。
結局、そんなバラエティを楽しむなら
地上波を見るしかないのだ。