ドラマ「シミュレーション」は豪華キャストによる
骨太で見応えのあるドラマでした。
こういうのはNHKでしか作れない。

史実を元にしたフィクションなのだが
こう言うのを見ると、とてもやるせない気持ちになる


初めから戦争ありきで
なんの為のシミュレーションだったのか…。

結局、軍国主義とメディアに踊らされた民意。
そして、時代に支配された空気を変える
リーダーシップの欠如が原因なんだなと痛感した。


メディアは、英米への敵対心を煽る一方で
資源不足や米国との国力差は一切報道しない。
そんな状況下で、国民が正しい判断を出来るわけもない。

だからといってメディアが悪いわけでもない。
当時は、軍部の統制下にあり、厳しい軍部の検閲から
正しい報道も出来なかったからだ。

軍部の規制報道が正しい情報を国民から遠ざけ
戦争に進む空気を強化してしまったことから
国も戦争に進まざるを得なくなってしまった。

そして、その中でもアメリカとまともに交渉の出来る
リーダーが居なかったことが最大の不幸だった。

 

負けることを知りながら戦争に進んでいく。

なんとも愚かな国家だなぁ。

BSの話の続き。

BSは、地上波のようなヒットは生まれにくい一方で
赤字を抱えにくい構造になっている。
失敗しても損失が出ない分、実験的な番組も出来るし

冒険も出来る。

そもそも、地上波でも
大ヒット番組が生まれにくいのが現状なので
BSの効率の良さはむしろ助かっているのだ。


テレ東グループなどは、BS部門が過去最高益を記録した
という報告もあり
主要テレビ局ではグループ全体の収益にも貢献している。


昨今、BSは放送枠が足りなくなってきている。

そうはいっても、通販番組をたくさんやっているじゃないか
…と思うかもしれない。

しかし、あれはインフォマーシャル枠といい
放送枠ごと広告主に売っているのである。
テレビ局は制作には関わらず
広告主が自らの製作費で番組を作っている。

なので、テレビ局的には手間もリスクもない
収益性の高い枠なのだ。


タレントも、制約が少なく好きなことが出来るBSを
やりたい人が多く
枠の取り合いとなっている。

BSは、タレントにとっても、テレビ局にとっても
ローリスク・ローリターンだ。

年を取るとBSばかり見るようになる。

正直、その意味がよく解らなかったのだが
自分が年を取ってるくるとその理由が解ってきた。

BSは地上派に比べると、予算は数分の一である。
豪華なセットも作れないし、出演者も少人数だ。

しかし、逆に自由度が広い。
地上波では扱いづらい専門的なテーマ
(釣り、登山、鉄道、アイドル、スポーツ、食べ物など)を
深く掘り下げる番組など…
いろいろ探してみると
意外な番組を見つけることも出来る。


出演者が少人数で、制約が少なく、コアな内容
…これって、まさにYouTubeのやってることなのだ。

BSは、YouTubeよりずっと早く
そういうメディアになっていたにも関わらず
あまり注目もされないのは
結局、不便さで負けてしまうから…。

BSは、過去番組を気楽に追えるような仕組みを
考えるべきだと思う。

収益の可能性を秘めている。

僕はずっと目の良い人生を歩んできました。

僕は子供の頃からテレビゲームがあった世代で
特に僕は低学年の頃からやってるので
人よりむしろたくさんゲームに接してきていると思う。

高校に入るとパソコンもイジるようになり
大学の入ると、ほぼゲームとパソコンの毎日。

大学を出てITの会社に就職してからは
毎日10時間以上はパソコンの画面を見ている。
更に、携帯にスマホ…。

そんな毎日が30年くらい続いてきたわけだけど
僕の視力は変わらず、

ずっと1.2~1.5をキープしている。

これはもう両親からの遺伝でしかない。
家族も親戚も目は良いのでね。


ところがである。
そんな目に困らなかった僕にも老眼の壁はやってくるのだ。
むしろ、視力の悪い人達よりも酷い老眼だと思う。

近くが見えない…って全く意味が解らなかったのだが
やっとその意味が理解出来た(^^)。

今や、老眼鏡を付けないとパソコンの画面も見えない…。

マクドナルドのハッピーセットをめぐる問題。

マクドナルドは、8月8日からハッピーセットで

「ポケットモンスター」のおもちゃを景品として配布。
更に9日から11日の3日間では、
ポケモンカードがもらえるキャンペーンを実施したのだが
カードの配布初日から客が殺到した。

ポケモンカードの転売、
そしてポケモンカード目的で購入した客の食品廃棄が
問題となっているのだが
ハッピーセットの騒動は今回が初めてではない。

過去に何度もやらかしており
その度に謝罪に追い込まれている。

ただ、それでもやり続けるのは
メチャクチャ売上が出るからである。

 

もちろん、マクドナルドだって一応は対策をしている。

でも例え対策が上手くいかなくても、儲けは出るのだ。

転売やら、食品廃棄で一時的に企業イメージが悪くなっても
それをも上回る売り上げがある。
こんな美味しい商売、止められないよ。

最近は「推し活」ブームなのだそうだ。

「ファン」と「推し」は似て非なるモノらしい。
違いは、受動的か能動的かによる。


例えば僕は、阪神タイガースを応援している。
でも最近は、球場まで足を運ぶのは
2年に1回くらい。
そして、特にグッズも買わなくなった。

テレビでやってればほぼ間違いなく見ているが

自分から動くというより発信を受けてるだけ
つまり受動的なので「ファン」ということになる。


では「阪神推し」はどうかというと
球場に何度も足を運び、グッズを買いあさり
SNSでも積極的に発信する。

自ら行動している。
つまり能動的なので、これが「推し」だ。


そんなわけで、僕は「推し活」といえるようなことは
していないらしい…。

先週、8/7のアメトークはの企画は
「ダチョウ倶楽部を考えよう2025」だった。

そこにゲストとして出演したのが霜降り明星の粗品なのだが
その粗品の立ち回りが見事なのだ。

前回の「ダチョウ倶楽部を考えよう」にも
粗品は出演していおり
「全て粗品に押し付ける」のが番組の恒例となっている。


今回も押し付けられることに文句をいいながらも

全て受け入れて面白くしていく。
それも、粗品という完成した芸人を崩すこともない。

 


粗品は先輩に悪態をついたり
その言動でネットをざわつかせることも多いが
一方でしっかり芸人としての振舞いも出来る。

寺門ジモンと肥後克広の二人と1対1でロケを行う場面。
扱いのめんどくさい二人を相手にしても
しっかりツッコむし、ボケるし、受け止める。
その上で先輩もちゃんと立てる。

こんなことされたら、先輩芸人は
みんな粗品のことを好きになってしまうよ。

「しあわせな結婚」は、今時点では面白いと言い切れない。
どこかのタイミングで、突然面白くなるかもしれないが
今の時点では、「大丈夫なの?」という不安しかない。

理由は脚本だ。

全ての登場人物の行動が雑で
荒く感じてしまう。
 

とりあえず思いつきで書いて
あとから辻褄合わせよう…みたいに感じるのだ。

キャストが、百戦錬磨の猛者ばかりなので
ドラマとしては見れてしまうのだが
それだけに後半が心配になってしまう。

もちろん、全てが計算で書かれている可能性は十分ある。

(書いてるのは大石静だしね)
でも、今は素人の脚本をプロが演じてるみたいな
違和感をずっと感じている。

僕の違和感が、杞憂に終わってくれると良いのだが…。

最終回を迎えた「照子と瑠衣」

なんか話数を間違えて
無理やり追加したみたいな最終回だった。

やりたいことは理解するが
この最終回は必要だったかね…。

実質的な最終回は7話なので
そこできれいに終わった方が良かった気もする。


話としては悪くはないし
最終回のメインとなった藤崎ゆみあも良かったのだが
「照子と瑠衣」の最終回としては
上手くハマってなかった気がする…。
 

もうちょっと気持ちのいいラストを期待してた。

 

広陵高校が1回戦終わった後で出場を辞退した問題。

関係のない人間ではなく
野球部内で起こった傷害事件なので
出場辞退は当然という意見も解らなくはない一方で
このタイミングでの辞退は、ちょっと残酷だなとも思う。

そもそもは、1月に野球部員の間で暴力事案が起き
高野連は3月に、厳重注意と
当該部員の1ヶ月間の対外試合出場停止を行った。

この時点で公表さはされていなかったことが
問題だったように思う。
未成年とはいえ、傷害は犯罪でもあるのでね。


SNSで騒いだり、抗議の電話をしてくる人達って
いつ起きたとか関係ない。
例え、半年前に起きたことでも
怒りが収まらなければ言わずにはいられない。

3月に高野連が処分をした時点で公表して
そこで批判を受けておけば良かったのだ。

もっといえば、関わった生徒は1ヶ月の停学
野球部は3ヶ月間の対外試合禁止くらいにしておけば
夏の甲子園大会予選にも間に合うし
SNSで叩かれても、予選が始まる頃には収束出来ただろう。


公表しなかったことが隠ぺいしているみたいで
よけいに燃えさせてしまったなぁ…と思う。

根本は、フジテレビの問題と同じ。
「なぁなぁ」で誤魔化して進めると
後からより大きな問題になってしまう。