蒸男は「稲佐山温泉 ふくの湯」を根城として使わせていただいているのですが、こういった規模の大きなスーパー銭湯には、塩サウナが併設されていることがあります。
もともと蒸男は塩サウナが苦手でした。
テレビはない。温度は低いので発汗にはあまり向かない。塩サウナ内にいるのはただならぬオーラを出している歴戦のサウナーっぽいおじさんやおじいさんばかりで居心地が悪い。
そんな中に「デン!」と山盛りにされている塩。
大体なんなんだよこの塩の量。サウナなんかに使っていいのか? 熱中症の予防に不可欠なのが塩だぞ? 塩の無駄遣いなんじゃないの? 武田信玄公もご立腹じゃないの?
と、こういう風に思っては、塩サウナの存在そのものを疑問に思っていたのです。
しかし、いまは違います。
塩サウナって、いいですよ。
これは蒸男調べで、信ぴょう性は皆無なので、世間話程度に聞いてほしいのですが、まあ、なんというか、こう、塩を肌につけるとですね、浸透圧の関係で毛穴の汚れが取れるらしいんですわ。俗に言うデトックスってやつです。
デトックスと言われれば、蒸男を含む昭和生まれおじさま方は「まるで婦女子。なんという軟弱。これは説教するしかない。」と脊髄反射で拒絶してしまうでしょうが、まあだまされたと思って一度やってみてください。
肌がつるっつるになります。
やりかたは簡単です。
① 塩サウナに入る前に身体をよく拭く。
② 塩を適量(手のひらいっぱいほど)を、顔、腋、背中、股間、足首より下全体に刷り込む。
③ 10分~15分、ぼーっとする。
これだけです。
コツとしては、塩は「こすりつける」のではなく、肌に乗る程度に「刷り込む」、あるいは「置く」こと。こすりつけちゃうと逆に肌を痛めるそうです。
塩を刷り込むのは身体のどこでもいいようですが、蒸男は「顔」「腋」「背中」「股間」「足首より下全体」にしています。
「顔」については美容のため。本当に肌がつるつるになんです。
「腋」「背中」「股間」は、毛穴の汚れを落とし、清潔にするため。極端に言えば気休めです。
そして「足首より下全体」。これは実はかなりおすすめでして、特に足の指と指の間に刷り込むと、風呂上がりその気持ちよさが実感できると思います。
あとは、「塩サウナをどの段階に組み込むか」ですが、個人的には1セット目に入る前に身体慣らしを兼ねてはいるか、いまいち温まりきれなかったセットの休憩後に持ってくるといいのかなぁと思っています。
なにより、男湯の塩サウナ室は人がかなり少ないので、静かな空間を楽しむためだけにでもお勧めができます。
塩サウナの存在意義に疑問を持っていらっしゃる方は是非一度、蒸男流塩サウナ浴をお試しください。
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♨長崎蒸男のサウナ道♨
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