永松昌泰学長のブログ【ものの道理で人生を豊かにしよう】 -3ページ目

「お客様は神様です」の意味は?

昨夜、ちょっと不思議な講演会・・・を経験しました。


http://ameblo.jp/myrah-kay/image-11426487791-12328933443.html



数日前、知人から横綱白鵬」の講演会がある、と聞いて、
新宿文化ホールに行きました。



青山で2時間ほど楽しい打ち合わせを済ませ、
神宮前から東新宿に歩きました。


10kgオーバーのカバンを持っていましたが、
案外スイスイ楽しく歩けて、無事に着きました。



さて、この講演会は、なかなか不思議な会でした。


確かに白鵬は登場し、
白鵬の話はそれなりに楽しいお話でした。
奥様とのエピソードも、へー という感じで、楽しかったです。


しかし、白鵬の講演会というよりも、
他のゲストの方の比重の方が高いように感じました。



最初は五十嵐由人さんという方の講演から始まりました。


この講演は、なかなか面白く、不思議な講演でした。


どんな方か全く予備知識が無かったのですが、
話の内容は、まるで宗教団体の方のような話でした。
(悪い意味ではありません)


独特の迫力があり、グググっと盛り上がってきて、
キタッ  キタッ と思うと、
アレアレ? 突然盛り下がる・・・


というように、何か不思議なチグハグさがありました。

でも、内容はなかなか聴かせる内容で良かったです。



2組の歌手がいらっしゃって、
マヒナスターズという懐かしい顔。


40代のような色艶ですが、もう68才とのこと。
驚きました。



そして、先ほど講演された五十嵐由人さんが、
今度は演歌歌手 大和晃三郎さんとして登場。

後半はコンサートみたいでした。



この講演会は、わずか1ヶ月前に立案されたらしく、
そして当日のリハーサルも無きに等しかったようで、
カラオケの曲が出てこなかったり、違う曲が出てきたり、
いろいろとチグハグでお粗末なところはありましたが、
プロではなくボランティアの方々だったそうなので、
それはそれでご愛嬌。


「他山の石」としなければ、と思いましたが、
それはそれとして、ハッとした大きな収穫がありました。




大きな収穫というと、大げさかもしれませんが、
この歌手の五十嵐由人さんは、
三波春夫さんのお弟子さんだったそうで、
三波春夫さんのお話がいろいろと出たのです。



三波春夫さんというと、「お客様は神様です」
というセリフが有名です。


そしてその意味は、「拝金主義」のように受け取られていることが多いようです。


「お客は神様なんかじゃないぞ!」「客ならば何をしてもいいのか?」と。



でも、この言葉は三波春夫自身が言った言葉でもある、と言ったら
驚きますか?


三波春夫さんは、「お客様は神様です」というセリフを、
拝金主義のように思われてしまうことを、随分と迷惑に思っていました。


実際にはこういうことだったそうです。



「ステージから客席を見ていると、

歌を聴いてくださるお客様のお顔は本当に輝かしく

尊いお顔をしていらっしゃる。


まるで神様みたいだなあ。素晴らしいなあ。」




これが縮められて
「お客様は神様です」

となってしまったそうです。



え!!! そういう意味だったんだ!!!


この事情を知った上で、「お客様は神様です」

と聞くと、全く異なった、素晴らしい言葉として素直に伝わってきます。



その違いは甚だしいですね。




そういえば、石田純一が「不倫は文化」と言ったことになっていますが、
その時の実際の映像にはそんな言葉は一言も言っていません。


プロアマのゴルフ大会で、レポーターが追い回して、
彼の不倫スキャンダルについてしつこく質問をした時に、


「人ってさあ、それぞれ一人一人、価値観とか文化というものがあるでしょう?」


と言っただけで、


「不倫は文化」と石田純一が言ったことになりました。




又聞きというのは、怖いものです・・・


つづく

「頑張る」という言葉について

今、卒業生の Yokoko Kiss さんがとても素敵なことを書いてくれました。



「頑張る」という言葉についてです。


http://ameblo.jp/chandeleur/entry-11426928503.html




最近は、「頑張ってね」というと、

「私はもう頑張らないことにしました。」
と「決まり文句」みたいな言葉が返ってきて、

ガクッとなることが多いです。




私が「頑張らない」ということについて最初に聞いたのは、
11年くらい前でしょうか・・・



ホメオパシーの生徒でもあり、
ガンの専門医として有名な帯津良一先生と話していた時、
女優の東ちづるさんがとても好きだ、と言われました。




帯津先生が東ちづるさんを大好きになったきっかけは、
彼女がどこかの大災害・・・阪神大震災だったか・・・
に慰問に行かれた時のことだそうです。




被災された方々が、
「こんなことになってしまって・・・でも頑張ります」

と言った時、東さんはこう言われたそうです。




「皆さんは、今まで十分に頑張ってこられました。


もう皆さんは頑張らないでください。


これからは私たちが頑張ります。」



東さんはそう言われて、
多忙なスケジュールを全部キャンセルし、
スタッフたちと一緒に1週間以上泊まり込みで
地元の方々に混じって地道な作業を黙々とされ、
それ以降、しばしば突然訪れて作業を手伝ったり、話を聞いたり、
大きな力になられたそうです。




素敵だなあ!!!



私もすっかり東ちづるさんのファンになりました。



ベルリンの壁


お早うございます。


ホメオパシーの基本原理は、
「健康な人に投与して、ある症状を起こせるものは、その症状を持つ人を治すことができる」 です。



そして、ホメオパシーの基礎となるプルーヴィングは、
健康な人にある物質を投与して、何が起こるのかを検証します。


プルーヴァー(レメディーを摂る人 以下PV)と、
スーバーヴァイザー(プルーヴァーの様子を観察し記録する人 以下SV)
とに分かれます。




ちなみに、ホメオパシーのプルーヴィングは、
150年前からダブルブラインド (二重盲検法) で行われています。


つまり、PVもSVも、レメディーが何であるか知らないし、
その中にはプラシーボと呼ばれる、ただのラクトースも含まれています。


二重盲検法は、いわゆるプラシーボ効果、
ごくごく簡単に言えば「鰯の頭も信心」の効果を排除する方法として、

現在では科学のスタンダードになっていますが、
現代医学で取り入れられ始めたのは、ようやく1930年頃です。


ホメオパシーでは、1870年から80年にかけては、
常識になっていましたので、
ホメオパシーは現代医学に先立つこと、何と半世紀で以上です!


ただし、私の個人的見解としては、
二重盲検法は、「下らない!」と思っています。


つまり、「最悪を避ける」には良いかもしれませんが、

「最高を目指す」にはまったく適さないからです。


ただ、このことは、今は置いておきましょう。



レメディーを投与したのは10月ですが、プルーヴィングを始めたのは9月です。


9月にSVはPVのケースをとる、つまり正式のセッションと同様にお話を聞きます。


そしてPVの慢性的状態をつかみます。



「完全に健康な人」はいないので、
いろいろな症状が現れた時に、
はたしてそれがプルーヴィングの症状なのか、
それともその人の慢性的症状なのか、
それを判断できる基準を作るためです。




そして、いよいよプルーヴィングの日になりました。


10月14日でした。



レメディー摂取は、基本的に1回ですが、
3時間経って、特に変化が感じられない場合には、もう一度摂ります。


そして、更に3時間経っても変化が感じられない場合には、もう一度だけ摂ります。

それ以降は、追加のレメディー摂取はしません。

つまり、最大限3回までです。


もちろん、プルーヴィング中の1ヶ月、その症状についてはSVに対する以外、
一切他言無用になっています。




PVが午後1時にレメディーを摂った後、PVとSVはできるだけ長く一緒に過ごします。


そして、3時間おきに2回ほど全員が集まり、
レメディーを更に摂る必要があるかどうか、わからない人は、
個別に私と話をして、
更にレメディーを摂るべきかどうかを決定します。



この時に、このプルーヴィングがどの程度成功したのかが、大体分かります。


明確に症状が現れたPVは、迷わず再摂取はしませんし、
症状が全く現れなかったPVもまた、迷わず再摂取します。


新しい症状が現れたような、現れていないような曖昧な人だけ相談に来ます。



そして、レメディーを摂って3時間後、迷っている人は非常に少なかったのです。



この時、私はぞくっとしました。

この「ベルリンの壁」のレメディーは、私の勝手な憶測に反し、

どエライ力を持っている・・・・・と直感したのです。



何かすごいことが始まろうとしている・・・



続く

特殊なレメディーのプルービング


お待たせしました。プルービングの話ですね。

http://www.hahnemann-academy.com/blog/2012/11/post_436.html


http://ameblo.jp/nagahahnemann/entry-11404806452.html



今回のレメディーは、何と・・・・・「ベルリンの壁」です!



え! 何それ? そんなものがレメディー?
という方はとても多いと思います。


もちろん私もそうでした・・・今はもう過去形ですが・・・




ホメオパシーのレメディーは、基本的に動物、植物、鉱物がほとんどです。

例外として不可量物(X線や月の光など)もありますが、例外的です。


ホメオパシーレメディーの多くは、「毒性」が強いものから作られます。


「毒」と「薬」とは、言葉としては意味が反対ですが、本質的には同じものです。
その本質とは、「生きとし生けるものに影響を与えることができる」ということです。


その影響が都合の悪い時には「毒」と呼び、
都合の良い時には「薬」と読んでいるだけで、

「毒」になるか「薬」になるかを決定するのは、ひとえに「量」だけです。


お酒が「百薬の長」と呼ばれるように、お酒も適度であれば「薬」になりますし、
過ぎれば「毒」になります。


ですから、ホメオパシーのレメディーも、蛇の毒やヒ素など、
「毒性」の高いもの、つまり「薬効」が高いものを使っています。


そして、希釈震盪という特殊な方法で、そのエネルギーを顕在化させます。

顕在化というところから、Potentizationと呼ばれます。



今から15年前、ある人が「ベルリンの壁」のレメディーを作り、それをプルービングした、と発表し、
ホメオパシー界に非常に大きなセンセーションを巻き起こしました。


一部の人は拍手喝采を送りましたが、
それは極く一部で、ほとんどは拒否反応に近いものでした。


そして、激しい非難をしました。


私も同じような反応だったと思います。



「ベルリンの壁」には確かに巨大な悲劇があり、悲しみがあり、愛と憎しみがあり、対立があり、
分離があり、人間のバカバカしさがある。


しかし、単にベルリンの壁に使われたレンガからレメディーを作るだけで、
ベルリンの壁の巨大な意味を抽出できるとは到底思えない。

そんな安易な方法でできるはずはない、というのが私の大まかな思いでした。



動植物鉱物には、それ自体にその動植物鉱物の全歴史があります。どの個体にも。

一つ一つの個体に宿る歴史は、実は宇宙開闢以来の全歴史なのです。


しかし、ベルリンの壁に同じことが言えるとは到底思えない・・・それが私の考えでした。




しかし、その考えは完全に打ち砕かれました。



つづく

ソウルで行われたガン学会に参加しました。

お早うございます。

昨日は、ソウルの北にあるサイバー大学というところで行われた、
ガンの学会に参加しました。

22日、普州の慶尚大学での講義の後、
教授が24日にソウルでガンの学会があって発表するのだけれど、
そこで少しホメオパシーの紹介もしたいし、
何人か紹介したい人がいるので来ない?
と言われたので、予定を変更して行ってきました。

サイバー大学?
コンピューターの大学?と思いましたが、
行ってみるとすごい設備の大学でした。

指定の教室に行くと、大きな楕円形のテーブルが二列あり、
そこで全員が向かい合って座り、
4つの大画面でプロジェクターからの映像を映し出していました。
もちろん各々の前にスピーカーがありました。


そこでは、非常に深い治癒について、
本質的な発表と議論が行われていました。

素晴らしい場所にある素敵なホスピス、
海外の終末ケアの実情、
最先端の現代医学的治療と深い治癒の結合、
ガンとストレスの研究、
信仰心とガンケア・・・

日本での議論と似たタイトルですが、
韓国ではキリスト教の浸透率が日本より遥かに高く、
信仰と終末ケアの本質的、実際的結びつきが非常に高いことに感銘を受けました。


その場所で、急遽ホメオパシーの紹介をすることができました。

200年前に創設された厳密な科学と深い哲学に基づいた本質的で全人的医療であること、
速やかで、優しく、持続的治癒を可能にすること、
現代医学の攻撃的治療によって治療と治癒という二元的状態が生まれているが、
ホメオパシーでは二元的状態は生み出されず、治療と治癒が一つになっていること、

などをお話しました。


反応は上々だったと思います。


その後、オフィスに帰り、呉先生と深夜まで語らい合いました。
韓国のホメオパシーの未来が楽しみです!

韓国の国立大学看護学部での講義は、とてもうまくいきました。

お早うございます。

 

今、韓国ソウルに着きました。

今朝までは、南の釜山の近くの普州にいました。


昨日22日、慶尚国立大学看護学部大学院で、ホメオパシーの講義をしました。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E5%B0%9A%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A0%A1

 

 

12時から13時半までと、17時から20時半まで、計5時間の講義でした。

内容は、担当教授の希望により、

 

昼の部が、ホメオパシー概論とガン治療

夜の部が、トラウマに対するホメオパシーアプローチ

でした。

 

 

講義は、おかげで大成功でした・・・自画自賛といえば自画自賛ですね。




学部長、教授、医学部教授、ガン専門医の方々も含めて、60人~の方々が、

非常に熱心に、熱意をもって聞いてくださいました。

また、活発に質問も出て、とても嬉しかったです。

ホメオパシーの科学性についても質問があり、

「待ってました!」と答えると、ガンの専門医の方も深く頷いてくれて、

とても嬉しい思いでした。

 

ホメオパシーの基本的な話、具体的なケースの話、人間の本質について、など、

さまざまなお話を致しました。

教授たちも、とても喜んでくれました。

 


その後、教授から4つほど大きな提案をいただきました。

決まったらまた書きますが、非常に大きな可能性を大いに感じました。


ホメオパシーについて、残念な態度であれこれ言う人もいますが、

結局、ホメオパシーを切実に必要としている人たちが無数にいる、

ホメオパシーで素晴らしい人生を送ることができる人たちが無数にいる、

重要なことはそれだけです。



今回、このような機会を与えられて、本当に嬉しかったです。

閉鎖的で世界から取り残されていっている日本の状況と対照的に、

国立大学の学部長や教授から強い要請を受けて講義をしたこと、

そして、国の将来や人への真剣な思い、

頭が下がる思いでした。

先週末は、素晴らしい二日間でした。

お早うございます。


この週末は、忙しかっただけではなく、
非常に大きな出来事が、ありました。


10日の土曜日は、プルービングのシェアがありました。

プルービングというのは、ホメオパシーの基礎です。
ホメオパシーとは、
「健康な人に投与して、ある症状を起こせるものは、その症状を持っている人を治すことができる」
という原理に基づいた医療です。

その基本原理の基となる、「健康な人に投与して何が起こるかみる」というのが、
プルービングです。

今までいろいろな物質をやってきましたが、
今回は、特殊なものをプルービングしました。

そして、その結果は?


それは、「お知らせの後で・・・」

ではありませんが、次回ゆっくりと書きます。


結果から言うと、非常に非常にセンセーショナルな結果となりました。


続く

「はじめてのホメオパシー」セミナー

昨日は、昼、夜と卒業生の羽田さん主催の「はじめてのホメオパシー」セミナーでした。

http://www.facebook.com/events/511072402257765/



昼、夜合わせて40人近い方が集まっていただきました。
広くない会場ですが、満員御礼で、熱気と情熱に包まれて、とても楽しかったです。
また、たいへん好評をいただき、深く感謝いたします。


昼と夜と、いらっしゃった方々、
どちらもびっくりするくらい意識の高い方々でした。
本当に有難うございます。

また楽しかったのが、ご発言の内容や方向性が微妙に異なることでした。
だいたい同じ話をする予定でしたが、
ご発言が異なるので、途中からかなり異なった内容になりました。
夜は、ガンのお話もかなりさせていただきました。


また近々企画させていただきます。


有難うございました!

緊急事態が収束しました!

皆さん ご心配かけました。


HPが無事に復旧しました!



皆さんが的確なアドバイスを下さったおかげです。

人の情けが身に滲みました。



有難うございます!


これから心して、このようなことが起きないようにします!

緊急事態です!

緊急事態発生!


さきほど、日本ホメオパシー振興会のHPが、突然ダウンしました。




えっ!!!!!


詳しい方に調べていただいたら、
なんとドメインの期限切れ!!!


10年前に今のドメインを取得しているそうなのですが、
その当時の担当者が9年前に留学で退職し、
そのままになっていた・・・


つまり、自業自得です・・・

残念ながら、復旧するまでにかなりの時間がかかるようです。


幸い、ハーネマンアカデミーの方は大丈夫(今のところ・・・)なのですが、
振興会のHPは、しばらくダウンしたままになる可能性があります。


ですので、申し訳ありませんが、
振興会にメールされる予定の方は、
ハーネマンアカデミーにご連絡いただけますでしょうか?


申し訳ありません!!!


緊急のお知らせでした。