新年度に入って2ヶ月がたちました。
大きな変化として、なづはが4月から週に一度、療育教室に通い始めたこと、週に1度「くもん」に通い始めたこと、私のフルタイム復帰に伴い、週に2度ベビーシッターさんに来ていただくようになったこと、などなど。
大きな環境の変化にも、子供たちはたくましく適応してくれています。(4月は悲惨でしたが・・・)
くもんは、療育教室に通っているダウン症のママさんに噂を聞いてうちも通い始めました。
そのママさんの娘さんは3歳のときからくもんに通っていて、今ではほぼひらがなの読みは完璧だそう。すごい!
障害児専門の教室に通っているそうなんですが、ちょっとうちから遠いので、まずは近所のくもんで体験教室に参加してみたところ、なづはは熱心に課題に取り組んでおり、ちゃんと椅子にも座っていたので、イケるかな〜と思いそのまま入会してみました。
くもんの特徴は、何度も同じ課題を繰り返しやるということ。
教室に通うのは週に1度だけですが(ほんとは週に2度なんだけど、負担が大きいかと思い、まずは1度だけ通ってみています)
家でも毎日課題をやらなくちゃいけないということ。
簡単なひらがなの「音読」と、3までの数字の読み上げから始めています。
家では、気分によってやる日もあればやらない日もあり。
まあ、無理強いして勉強嫌いにはさせたくないので、なづはの気分のままにやらせています。
あと、療育教室では先輩ママの話を聞く勉強会などがたくさんあるのですが、教室を卒室した先輩ママたちの「就学」についての話を聞く機会がありました。
支援学級に進まれた方、通級学級に進まれた方、支援学校に進まれた方、それぞれのお話を聞くことができました。
話を聞いてみての感想
・就学相談での結果がともて大事
支援学校判定が出た後に、支援学級への進学を希望する場合、相当時間も労力もかかる。(校長先生との話しあいなど)
ということ。
実際、ある小学校の学校公開で校長先生に話をお伺いしたところ、「就学相談の結果を尊重しています」とのことでした。
しかし
「支援学校判定が出たお子さんで、こちらの学校に在籍している生徒さんはいないのですか?」とお聞きしてみたところ、言いにくそうに「まあ、います。」と。。
支援学級に進むには、
・身辺自立ができていること(着替えや排泄が自分でできる)
・先生の指示が通ること
が大事ということをお伺いしました。
なづはの場合、現時点(年中)での身辺自立は
・着替え 着脱が簡単な服なら一人でできる
・排泄 小のほうがほぼ自分でできる 大は成功率2割くらい
先生の指示に関しては、保育園で問題なく集団行動ができているし、くもんでも母から離れて一人で先生と向き合って課題をやっていることから、まあ問題なさそう。
あとは、こちらの指示は通っても、発語が遅れているため(現在2歳レベル)、そこが心配ではあります。
とまあ、年中になっていよいよ、来年の就学相談に向けた準備を色々やっていかないといけないのかなあと焦り始めている母です。
しかし、先日ちょっと印象に残った出来事がありました。
ダウン症親の会で、みんなで「水の科学館」というところに遊びに行ったときのこと。
10組くらいの親子が参加していて、最初は入り口の水遊びができるおもちゃのあるスペースでみんな遊んでいたのですが、ふと気づくとそこで遊んでいるのは我が家だけに・・・
あら・・・他のお子さんたちはどうしたのか??と思っていると、あるお母さんが声をかけてくれました。
「ずっと集中して遊べててすごいね〜。うちなんてもう速攻で飽きて床に寝っ転がってしまって大変だよ〜。」
声を掛けてくれたのは、例のくもんに通ってひらがな完璧のお子さんのママ。
私としては「ひらがな読めるなんてすごい!!」と思っていたのに、そのママからしたら、ぐずらず、ごねず、ずっと遊びに集中しているなづはの姿がすごい!と思われたそうです。
言われてみれば、うちの子供たちは1つの遊びに集中する力がすごいなと思う。
結局、その後も外の水遊びができる噴水広場で2時間くらいずっと、集中して水遊びをしていました。
これは、私の子育て法うんぬん、というよりも、2人が通っている保育園が「1つの遊びに集中して遊び込むこと」を大切にしてくれているおかげなのかな〜と思いました。
ついつい、就学を意識すると、知的レベルを上げることや、身辺自立を促すことに注意が行きがちだけれど、こういう子供らしく夢中で遊びに集中できたり、大人の言うことを理解できるということも、育ちの上で大切なのかなあと感じた出来事でした。
とりとめもない成長記録ですが、今日はこのへんで。