夏波@特別支援学校 中学部の一年生になりました。
これまで6年間一緒に過ごしてきた支援学級のお友達はバラバラに。
新しい学校、新しい先生、新しい同級生との新生活のスタート。
情緒不安定になったり、登校拒否になることも覚悟していましたが、落ち着いて通っています。
朝は、8時に徒歩10分のところにスクールバスが来てくれます。
そこまで小学生の弟も一緒に3人で歩いて行っています。
スクールバスは1分でも遅れると待ったなしに出発してしまうので朝は間に合うように時間管理が大事。
余裕を持って6時15分には起床し、そこから朝ご飯を7時20分までには済ませ、制服に着替えて身支度をします。
制服は指定のものではなく、自由制服なのでイーストボーイで本人が気に入る可愛いものを購入しました。
入学式などの式典などはブレザー着用が必須ですが、それ以外の日はカーデガン、ベストなどでもOK。
リュックも指定のものがなかったので(30Lサイズ推奨)、ベックスという海外ブランドのものを購入しました。
S字カーブのワイヤーが入っていて、肩ベルトと腰ベルトの2箇所で固定できるので子どもが疲れにくい構造だそうです。
それにしても荷物が多い!
校内着(体操服)、給食着、放課後等デイサービスの用の着替え、
月曜日はそれに加えて上履き、スモック、プールのある日は水着セットも。
リュックの上に装着できるタイプのナップサックも購入しました。
いつもパンパンのリュックを頑張って背負ってバス停まで向かっています。
平日のスケジュールは下記のような感じ
月曜日 下校はスクールバスで 16時頃にバスポイント到着 そこから移動支援さんと一緒に帰宅
火曜日 放課後はデイサービス利用のため、お迎えもデイサービスのスタッフさん
夕食作りもあるので19時までデイサービスで過ごす
水曜日 放課後はデイサービス利用 下校が14時頃と早めなのでそのままデイサービスの先生やお友達とお出かけすることが多いです。17時まで過ごします
木曜日 放課後はデイサービス利用 18時まで過ごす
金曜日 下校はスクールバスで 16時頃にバスポイント到着 そこから移動支援さんと一緒に帰宅
移動支援さんお迎えの日は、ママが家にいなくても自分で鍵をあけて中に入り、中から鍵をかけて、ママが帰宅するまで留守番。(たいていは小学5年生の弟が先に帰宅している)
おやつも、おやつボックスから自分の好きなものを選んで食べています。
週3放課後等デイサービス、週2移動支援さんと帰宅のルーティンで、フルタイム勤務の母的には助かっています。
朝のお支度は時計を見て自分で時間管理も少しずつできるようになってほしいと思い、「おしたくタイマー」というアプリを導入してみました。
子どもがわかりやすいように長針には、「1〜60」までの分表示が振ってあります。
朝は、長い針が7時22分のところに来たら朝ご飯をやめてお着替えしようね。というお約束にしていて、22のところに付箋で目印もつけています。(iPadです)
ちゃんと、時計をちらちら気にしながら朝ご飯を食べ、22のところに来たらお着替えに向かっています。
少し前に、障害者用の就労施設を見学に行った際に、所長さんに働くにあたって必要なスキルを聞いたところ「時計を見て動けること」(何時まで休憩、何時から再開 などの指示を理解するため)とおっしゃっていたので、家でも時計を見て動く練習はコツコツやっていきたいなと思っています。
思えばこれまでは、本人は時計を理解できないまま、時間が来たらご飯を強制終了、
出かける時間になったら今やっていることを強制終了、になってしまっていたので、時計を見ながら残り時間がどれくらいあるのか、という時間間隔が身につくことは、本人の行動の切り替えにとってもメリットが大きいなと感じています。
お風呂に入ってほしいときは「長い針がどこに来たらお風呂に入る?」と聞いて本人に時間を決めさせたり、弟といっしょに遊びたいのに「ちょっとまってて」と言われたときは何時になったら遊べるかを聞いて、「長い針が◯のところに来たら一緒に遊べる」と納得してそれまで待っていたり。
時計って、人間が自立する上で大事なものだったんだな、と改めて感じています。
支援学級から支援学校に進学してみての感想は、とにかく先生たちの数が多いし、手厚い。
生徒一人ひとりの個性や困りごとに寄り添った指導をしてくださっていることに感動しました。
うちの娘は家ではおしゃべりなのに、学校では途端にしゃべらなくなり、声もすごく小さくなってしまうのですが、iPadアプリを導入して声を出さなくても意思表示ができるように工夫してくださっていました。
たとえば、課題が終わったら「できました」のボタンを押すとiPadから「できました」の音声が流れて先生に伝えてくれます。他にも休み時間に「音楽を聞きたいです」とiPadで意思表示していました。
何の音楽が聞きたいの?という先生の質問には、ホワイトボードに書いて伝えていました。
先日学校見学に行った際には、係のお仕事も頑張っていました。
朝に、クラスメイトたちの下校方法と、下校先(デイサービスの名称)を、連絡帳を見ながら先生が読み上げるので、それをホワイトボードに貼っていくというお仕事です。
デイサービスは併用しているお子さんも多いので10種類くらいあるのに、間違えずに言われたデイサービスの札を選んでホワイトボードにスイスイと貼っていてすごいなと思いました。デイサービスの名称も、カタカナ、ひらがな、英語などさまざまなのにちゃんと覚えているようです。
国語と算数は、習熟度別に別れて行うのですが、おそらく娘は上から2番目のクラス?なのかな。
6クラスある中の「5」のクラスで、カタカタの勉強や、反対語の勉強などをしていました。
これまで、支援学級の中で(勉強に限って言えば)ぶっちぎりの「できないタイプ」だった娘が支援学校の中だと結構できる方に分類されるんだなと思いました。(おそらく全然発語がないお子さんなどもたくさんいるので。そういうクラスは絵本の読み聞かせや動画を見たり歌を歌うなどの授業をしているのかな)
クラスメイトは女の子ばかり、担任も女の先生なのでまるで女子校。
さっそくクラスメイトの同じダウン症の女の子が夏波を気にかけていろいろ、世話を焼いてくれていました。
(その子のほうが、小学部から在籍していて学校に慣れているので)
私としては、これまでの「同級生から世話を焼いてもらう妹キャラ」を卒業してもう少し積極性を出してほしいのですが…
クラスメイトには「今トイレトレーニング中なんです」というお子さんもいたので、夏波がお姉さんキャラになってもいいはず!
ただ、中学1年生にして母が気づいてしまったこと。
おそらく、夏波は「場面緘黙症」だということ。
とにかく学校という場所の中だと極端にしゃべらない、動きもすごくゆっくりで、固まりがち。
これらが場面緘黙症に当てはまる特徴でした。
6年間通った小学校でもそうだったので、本人の中で「人」というより「学校」という場所に、何かハードルがあるのかもしれません。
担任の先生とも相談しながら、なんとか場面緘黙症が改善していけたらいいなと思います。
専門の本も買ってみました。
あとは、中学3年生になるまでにはバスポイントまでの一人通学を目指したいなと。
…と、親の要望をあれこれ詰め込みすぎても本人がパンクしてしまうと思うのですが、もう就労まであと6年しかないことを考えるとつい焦りが出てきてしまいます。
時間が読める、ちゃんと言葉でコミュニケーションをとれる、一人で外出ができる、衛生管理や身だしなみの管理が自分でできる。
このあたりがB型作業所で働くにあたっては重要になってきます。
これが難しいと、作業所ではなく生活介護(働くのではなく、昼間みんなで楽しく過ごすことを目的とした施設)という選択肢になるので、できれば工賃という形であっても働く成人になってほしいなと今のところは願っています。
(一番理想は給料をもらって働くことですが)
もちろん生活介護が合うお子さんもいるでしょうし、うちも本人にとっていいと思えば、そう選択する未来があるかもしれません。
どんな未来があるとしても、今は「できること」を増やして自立に向かっていけるように親としてできることを応援していくだけです。
と、ものすごいしっかりした親みたいなことを書きましたが現実は全くそんなことはなく…笑
朝疲れている様子だったら、バスポイントまで自転車で送っていくし荷物が重そうだったら半分持つし、ママに着替えを手伝ってほしい、お風呂を手伝ってほしいと甘えてきたら、甘々で甘やかしているダメ親です。笑