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魅せるカーボン

自動車のフューエルリッド(給油口の蓋)に、インテリアカーボン加工を施しました。
以前も説明したように、カーボン加工の特徴である、軽くて丈夫などでの目的でなく、美しく魅せるためのカーボン加工です。
職人がクリア樹脂を塗って、乾かし、研磨し、磨きをかけることを20回近く繰り返して、樹脂の層を厚くし、3mmまで厚くしています。
この厚みが、深みのある美しく、魅せるカーボン製品に、仕上げているのです。
今回は、ブラックカーボンで加工しています。
この部品の場合、気をつけなくてはいけないのは、ボディーと蓋とのクリアランスです。
現状では、クリアランスがあります。
でも、表面に厚みがでるので、ヒンジがある側は、開けるとボディー側に、先端が入り込む関係で干渉する恐れがあります。
コナー部は、Rを付けて丸みを出して研磨しています。
それでも、実際取り付けると、クリアランスよりも厚みがあったりするので、確認調整が必要になります。
取り付けて、当たる場合は、当たる個所のクリア樹脂を耐水ペーパーで研磨し、薄くして、当たらない状態にします。
当らなくなったら、耐水ペーパーの番数を上げていき、傷を細かくしたのち、コンパウンドで磨けば、元の光沢が出ます。
周囲の端部もボディー側に入り込みますので、事前に、薄く加工をしていますが、それでも厚い場合は、同じように、研磨をして調整します。
クリア樹脂に厚みを出している分だけ、重さが出ますので、ワゴン系などの大きい形状のものは、運転席から、レバーを引いて開ける際に、蓋の開き方の勢いは、少なくなります。
こういった、社外品にないパーツをワンオフできるので、きれいに見せたい人には、いいかもしれません。