カスタムは、見た目を良くしたいのも一番ですが、使い勝手や機能性も良くなるのが、一番だと思います。
車椅子に乗ったり、介助をしたりでも、そうですが、いつも気になる部分があります。
それは、フレームが金属なので、年間を通して、必ず、手で触れると「冷たい」なぁと感じます。
アームレストも、肘掛け部分は、金属でないので、良いのですが、全体を握ると、裏がすぐフレームになっているので、冷たさをすごく感じます。
ブレーキもレバーの部分が「スチール」なので、やはり冷たいです。
ずっと持っていたり、握ってはないけれども、逆にそれの方が、体温で暖まらなくて、冷やっと感じるものと思います。
これって、すごく「不快」だと思うんですよね。
なんとかならないかなって、思っています。
考えはあるので、デザインを考えながら進めます。
そこで、すぐできるところから、行ってみました。
昨日は、ブレーキの握りを交換しました。
レバーの部分もとすぐ考えました。
革を使ってみても、細いから、どうしよう?
と考えて、側板をかがった革ひもがあるので、それを巻いて、巻いたラインもデザインに見せては?ということで、即実行しました。
ブレーキのレバーは、ユニットになっていて、フレームにねじ止めになっています。
ネジを外し、レバーだけにして、革に、ボンドを付けながら、巻きました。
長さが、短いので、すぐに型側を仕上げることができました。
同じように、もう片方も、革ひもを巻いて仕上げて、フレームにねじ止めをして、固定して完成です。
革ひもの色は、こげ茶としています。
側板の固定に使った色が、こげ茶だからです。
一番、外側にある色は、外部のものと合わせることで、マッチングよくしています。
本来は、レバーのすべてを巻いた方がよいのですが、レバーの付け根に、プラスティックのカバーがあって、ブレーキをかけると、クリアランスが無いからです。
革ひもの厚みがあるので、ブレーキがきちんと奥まで、掛けられなくなるので、無理なことはしていません。
そのまま、直線になっている個所の付け根部分までの、仕上げとしました。
乗ってみて、アームレスト部分のフレームとブレーキ部分を触り比べると、まったく違うのがわかります。
ブレーキ部分は、冷たくありません。
効果ありで、良かったです。
取り付けたサイコロも手の平に、入り込みつかみやすいので、良いのではと、自分なりの評価をしています。
カスタムは、デザインの中に、「遊び心」がないと進化しないですよ。
みなさんも、楽しんでみませんか?
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